※当記事には広告が含まれています
ダイニチのHD-N526とHD-N326は、実勢価格で約2千円しか違いません。それなのに、最大加湿量は500mL/hと300mL/hで1.67倍の開きがあります。
どちらも2026年8月27日に発売されたN TYPEの2026年モデルで、見た目はほぼ同じマットグレーの四角い箱です。操作パネルの機能もそろっているため、売り場で並べても違いがわかりにくい組み合わせです。実際の差は「加湿量」「タンク容量」「エコモータ」「エアフィルター」の4点に集約されます。
この記事では、ダイニチ公式サイトの仕様表を1行ずつ突き合わせたうえで、部屋の広さ・置く部屋・電気代の3つの軸から選び方を整理しました。前年のHD-N525・HD-N325との関係や、型落ちを選ぶ判断もあわせて扱います。
Bell
ダイニチの加湿器、N526とN326で2千円しか違わないんだね。僕の部屋は6畳の寝室だから、小さいN326でいいよね?
Kura
6畳でも「木造かどうか」で答えが変わるんだ。N326は木造だと5畳まで。鉄筋のマンションなら余裕だけど、木造の6畳だと足りなくなるよ
Bell
えっ、同じ6畳でも建物で変わるの!? ずっと広さだけ見てたよ
Kura
加湿器の畳数表示はそこが落とし穴なんだよね。この記事で順番に整理していこう
✅ この記事でわかること
- HD-N526とHD-N326のスペック・価格帯を一覧比較
- 2機種それぞれの強み・弱みと、口コミ情報の現状
- 静音運転・eco運転での加湿量の差と電気代の違い
- 部屋の広さ・置き場所別のおすすめ診断
- 2026年9月時点の実勢価格帯と、型落ち(2025年モデル)を選ぶ判断
- 購入前に知っておきたい注意点とFAQ
【結論】HD-N526とHD-N326、どちらを選ぶべきか
迷ったらHD-N526を選んでください。約2千円の差で加湿量が1.67倍になり、静音運転の加湿量(375mL/h)ですらHD-N326の標準運転(300mL/h)を上回ります。HD-N326を選ぶ理由は「置き場所が小さい」「鉄筋8畳以下の寝室専用」のどちらかに当てはまる場合に絞られます。
※価格帯は2026年9月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)。Amazonは2026年9月時点で両機種とも取り扱いが確認できなかったため、楽天市場の価格です。価格は変動します。
HD-N526とHD-N326で失敗しない選び方4つ
2機種はシリーズも操作パネルも同じなので、選ぶ基準は多くありません。以下の4点を順に確認すれば、どちらが合うかはほぼ決まります。
1. 畳数は「プレハブ洋室」と「木造和室」の両方を見る
加湿器の適用床面積は、プレハブ洋室(鉄筋・マンション相当)と木造和室の2つが併記されています。木造住宅は壁や床から湿気が逃げやすいため、同じ加湿量でも対応できる広さが狭くなります。
- HD-N326:プレハブ洋室8畳(14m²)/木造和室5畳(8m²)まで
- HD-N526:プレハブ洋室14畳(23m²)/木造和室8.5畳(14m²)まで
戸建ての6畳寝室にHD-N326を置くと、木造基準では適用範囲を超えます。木造住宅なら6畳からHD-N526が候補と覚えておくと判断が早くなります。
2. 寝室で使うなら「静音運転の加湿量」で比べる
寝室で使う場合、実際に使うのは標準運転ではなく静音運転や「おやすみ加湿」です。運転音の最大値だけを比べるとHD-N326が静かですが、静音運転時の加湿量はHD-N526が375mL/h、HD-N326が240mL/hです。静かさを取るか、静かに運転しながらしっかり加湿する力を取るかで評価が分かれます。
3. タンク容量は「給水の回数」より「運ぶ重さ」で考える
タンクはHD-N526が4.0L、HD-N326が2.4Lです。ただし標準運転の連続加湿時間はどちらも8.0時間で同じです。大きなタンクで長持ちするわけではなく、加湿量に見合った容量が積まれています。差が出るのは給水時の重さで、満水時は水だけで約4kgと約2.4kgになります。
4. フィルターと交換部品の価格を確認する
ハイブリッド式は、気化フィルターを定期的に洗う手間がかかります。ダイニチ公式は、2週間に1回程度の水洗いと月1回のクエン酸洗浄を推奨しています。交換用の抗菌気化フィルターは、ダイニチWebShopでHD-N326用(H060517)・HD-N526用(H060518)ともに2千円台で、差は数百円です。ランニングコストで選ぶ必要はありません。
見落としやすいのが吸気側のエアフィルターの違いです。HD-N526は抗菌・防カビ・抗アレル物質加工の「抗菌エアフィルター」を搭載しています。HD-N326は除菌加工の「除菌フィルター」で、抗アレル物質加工はありません。
総合スコア&ランキング
公式スペックをもとに、6つの評価軸で2機種を10点満点で独自評価しました。今回の2機種の相対的な位置関係を示すもので、他の記事のスコアと絶対比較する目的のものではありません。

📊 採点基準
- 加湿性能:最大加湿量と、静音・eco運転時の加湿量(公称値)
- 静音性:各モードの運転音の最大値(dB)。13dBの最小値は両機共通
- 省エネ性:エコモータの有無と、eco運転時の加湿量あたりの消費電力
- 衛生・お手入れ:抗菌加工の範囲(エアフィルターの加工内容)と日常のお手入れ性
- コンパクト性:外形寸法と質量
- コスパ:実勢価格に対する加湿量と機能の充実度
※スペックはダイニチ公式サイト(N TYPE 2026年モデル)を参照。価格は2026年9月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)。
| 評価項目 | 🏆 HD-N526 | 🥈 HD-N326 |
|---|---|---|
| 加湿性能 | 8.5 | 6.0 |
| 静音性 | 7.0 | 8.5 |
| 省エネ性 | 8.5 | 7.0 |
| 衛生・お手入れ | 8.0 | 7.5 |
| コンパクト性 | 6.0 | 9.0 |
| コスパ | 8.5 | 6.5 |
| 総合評価 | 7.8 | 7.4 |
総合点の差は0.4点と僅差です。静音性とコンパクト性ではHD-N326が明確に勝っており、正直なところ寝室専用として比べる限りは好みが分かれます。それでもHD-N526を1位にしたのは、差額が約2千円にとどまる一方で、加湿量・省エネ性・抗菌加工の3点で上回るからです。特に「静音運転のHD-N526が、標準運転のHD-N326より多く加湿できる」点は、置く部屋を選ばない使い勝手に直結します。
HD-N526の特徴・メリットとデメリット
Bell
N526って、N326を大きくしただけじゃないの?
Kura
中身も少し違うんだ。エコモータと抗菌エアフィルターは、N TYPEだとN526から上にしか付いてないんだよ
| 発売 | 2026年8月 |
|---|---|
| 適用床面積 | プレハブ洋室14畳/木造和室8.5畳 |
| 加湿量(標準/静音/eco) | 500/375/365mL/h |
| 運転音(標準/静音) | 30〜13dB/20〜13dB |
| 消費電力(標準/eco) | 163W/11W(50Hz) |
| タンク容量 | 4.0L |
| 連続加湿(標準/eco) | 8.0時間/11.0時間 |
| 外形寸法・質量 | 高さ375×幅375×奥行190mm・約4.8kg |
| エコモータ/エアフィルター | 搭載/抗菌エアフィルター |
| 実勢価格帯 | 2万円台 |
出典:ダイニチ公式/価格は2026年9月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
静音運転でも375mL/hを出せる余裕
HD-N526の一番の価値は、加湿量の余裕が静かさに回せる点です。静音運転(おやすみ加湿も同じ値)は運転音が最大20dBに抑えられ、そのうえで375mL/hを加湿します。これはHD-N326が標準運転で出す300mL/hより多い量です。寝室で静音運転のまま使っても、真冬の乾燥ピークに追いつきやすい設計といえます。
リビングで使う場合は、湿度が低いときだけヒーターを併用して温風気化式で素早く加湿し、湿度が上がったら送風だけの気化式に切り替わります。暖房で湿度が急に下がる時間帯でも立ち上がりが速いのは、ハイブリッド式の強みです。
エコモータとeco運転で電気代を抑えやすい
HD-N526は、送風量を細かく制御するエコモータを搭載しています。eco運転は気化式のみで動くモードで、消費電力は11W(50Hz)です。公式が示すeco運転時の電気代は1カ月約81円(1日8時間×30日・31円/kWh)で、HD-N326と同額です。同じ電気代でeco運転の加湿量は365mL/hと、HD-N326の210mL/hより多いため、加湿量あたりの効率ではHD-N526が有利です。
抗菌エアフィルターで吸い込む空気側もケア
本体の吸気口には、抗菌・防カビに加えてスギ花粉・ダニの死骸に対する抗アレル物質加工を施した「抗菌エアフィルター」が付きます。タンクのAg+抗菌アタッチメント、抗菌トレイ、抗菌気化フィルターとあわせて、公式の「4つの抗菌加工」がそろうのは、N TYPEではHD-N526以上の機種です(HD-N326は4つ目が除菌フィルターに置き換わります)。
💬 口コミ情報について
HD-N526は家電量販店向けのモデルで、2026年9月時点で楽天市場・価格.comともに利用者レビューはほぼ投稿されていません。仕様が同じ前年モデルHD-N525も同じ状況でした。そのため本記事では口コミの傾向を載せず、公式仕様から読み取れる事実だけで評価しています。
✅ メリット
- 最大加湿量500mL/hで、プレハブ洋室14畳・木造和室8.5畳まで対応
- 静音運転でも375mL/hを加湿でき、寝室でも乾燥に負けにくい
- エコモータ搭載。eco運転の電気代はHD-N326と同じ約81円/月で、加湿量は多い
- 抗菌エアフィルター(抗アレル物質加工つき)を標準装備
- 電源コードが2.0mとHD-N326より20cm長く、置き場所の自由度が高い
⚠️ デメリット
- 標準運転の最大運転音は30dBで、HD-N326の23dBより大きい
- 幅375mm・奥行190mm・約4.8kgと、小さな棚やサイドテーブルには置きにくい
- 満水時のタンクは水だけで約4kgあり、キッチンまで運ぶのが重く感じる人もいる(静音やeco運転中心なら給水回数は減らせる)
- 標準運転の最大消費電力は163Wで、湿度が低い時間が長い部屋では電気代が上がる
こんな人におすすめ:リビングや10畳以上の部屋、木造の6畳以上の部屋で使う人。寝室でも「静かさは確保しつつ、加湿力も妥協したくない」人に向いています。
逆にこんな人はHD-N326へ:鉄筋8畳以下の寝室専用で、置き場所の幅が35cmに満たない場合は、約2千円安いHD-N326の方がすっきり収まります。
HD-N326の特徴・メリットとデメリット
Bell
僕の机の横、幅が30cmちょっとしか空いてないんだ。N326ならギリギリ入る?
Kura
N326は幅322mmだから、数字の上ではほぼぴったりだね。ただ吸気口と吹出口の周りは少し空けておきたいから、実際に置く前にメジャーで測っておこう
| 発売 | 2026年8月 |
|---|---|
| 適用床面積 | プレハブ洋室8畳/木造和室5畳 |
| 加湿量(標準/静音/eco) | 300/240/210mL/h |
| 運転音(標準/静音) | 23〜13dB/17〜13dB |
| 消費電力(標準/eco) | 98W/11W(50Hz) |
| タンク容量 | 2.4L |
| 連続加湿(標準/eco) | 8.0時間/11.4時間 |
| 外形寸法・質量 | 高さ325×幅322×奥行165mm・約3.4kg |
| エコモータ/エアフィルター | 非搭載/除菌フィルター |
| 実勢価格帯 | 2万円台 |
出典:ダイニチ公式/価格は2026年9月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
標準運転でも最大23dBの静かさ
HD-N326は、標準運転の最大運転音が23dB、静音運転なら17dBです。静音運転同士で比べると、HD-N526の最大20dBよりさらに3dB低い値です。標準運転でも最大値はHD-N526より7dB低くなります。音に敏感な人の寝室や、赤ちゃんのいる部屋では、この数dBの差が選ぶ理由になります。
幅322mm・約3.4kgのコンパクトさ
本体は高さ325×幅322×奥行165mmで、HD-N526より幅が53mm、奥行が25mm小さくなります。質量も約3.4kgと1.4kg軽く、本体の持ち運びハンドルで昼はリビング、夜は寝室と移動させる使い方もしやすいサイズです。
eco運転の連続加湿は11.4時間
eco運転時の連続加湿時間は11.4時間で、HD-N526の11.0時間をわずかに上回ります。ただしeco運転の加湿量は210mL/hにとどまるため、8畳の部屋を真冬にeco運転だけでうるおすのは難しい場面もあります。
💬 口コミ情報について
HD-N326もHD-N526と同じく家電量販店向けのモデルで、2026年9月時点で楽天市場・価格.comに利用者レビューはほぼありません。本記事では口コミの傾向を載せず、公式仕様をもとに評価しています。
✅ メリット
- 標準運転でも最大23dB、静音運転は最大17dBと静か
- 幅322mm・約3.4kgで、狭い場所にも置きやすく持ち運びも楽
- 満水でも水の重さは約2.4kgで、給水の負担が小さい
- 操作パネルの機能(おやすみ加湿・4モード・湿度設定・タイマー)はHD-N526と同じ
⚠️ デメリット
- 木造和室では5畳までしか対応せず、木造の6畳寝室では力不足
- エコモータ非搭載。eco運転の電気代はHD-N526と同額なのに加湿量は約6割
- エアフィルターは除菌フィルターで、抗アレル物質加工はない
- HD-N526との価格差は約2千円しかなく、割安感は小さい
正直に書くと、HD-N326は「HD-N526の安い版」として選ぶと損をしやすい機種です。価格差が小さいため、置き場所の制約か、鉄筋8畳以下という用途がはっきりしている人以外は、HD-N526を選ぶ方が満足度が高くなります。逆に条件がはまる人にとっては、静かさと小ささの両方で上位機に勝る数少ない選択肢です。
HD-N526とHD-N326のスペック比較表
| 項目 | 🏆1位 ダイニチ HD-N526 14畳・500mL/h |
🥈2位 ダイニチ HD-N326 8畳・300mL/h |
|---|---|---|
| ⚡ 基本性能 | ||
| 適用床面積 | プレハブ洋室14畳木造和室8.5畳 | プレハブ洋室8畳木造和室5畳 |
| 最大加湿量 | 500mL/h標準・のど肌 | 300mL/h |
| 静音時の加湿量 | 375mL/h静音・おやすみ加湿 | 240mL/h静音・おやすみ加湿 |
| eco時の加湿量 | 365mL/h | 210mL/h |
| 🔇 静音性・省エネ | ||
| 運転音(標準) | 30〜13dB | 23〜13dB |
| 運転音(静音) | 20〜13dB | 17〜13dB |
| 消費電力(標準・最大) | 163W | 98W |
| 消費電力(eco) | 11W50Hz時 | 11W50Hz時 |
| eco運転の電気代 | 約81円/月公式目安 | 約81円/月公式目安 |
| エコモータ | 搭載 | 非搭載 |
| 💧 給水・お手入れ | ||
| タンク容量 | 4.0L | 2.4L |
| 連続加湿(標準) | 8.0時間 | 8.0時間 |
| 連続加湿(eco) | 11.0時間 | 11.4時間 |
| エアフィルター | 抗菌エアフィルター抗菌・防カビ・抗アレル | 除菌フィルター除菌加工 |
| 交換用気化フィルター | H060518公式2,530円 | H060517公式2,310円 |
| 📐 本体設計 | ||
| 外形寸法(高さ×幅×奥行) | 375×375×190mm | 325×322×165mm |
| 質量 | 約4.8kg | 約3.4kg |
| 電源コード | 2.0m | 1.8m |
| 発売 | 2026年8月 | 2026年8月 |
| ⭐ 総合スコア(10点満点) | ||
| 加湿性能 | 8.5 | 6.0 |
| 静音性 | 7.0 | 8.5 |
| 省エネ性 | 8.5 | 7.0 |
| 衛生・お手入れ | 8.0 | 7.5 |
| コンパクト性 | 6.0 | 9.0 |
| コスパ | 8.5 | 6.5 |
| 総合評価 | 7.8 | 7.4 |
| 👤 おすすめ対象 | ||
| こんな方に | リビング・10畳以上 / 木造6畳以上 / 給水回数を減らしたい | 寝室・子ども部屋 / 8畳以下の洋室 / 部屋間で持ち運ぶ |
| 💳 価格情報 | ||
| 実勢価格帯 | 2万円台▶ 最新価格はリンクで確認 | 2万円台▶ 最新価格はリンクで確認 |
| 🛒 購入リンク | ||
| 販売ストア | 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! | 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! |
注目比較ポイント:数字で見る4つの違い
Bell
タンクが4Lと2.4Lなら、N526の方がずっと給水しなくて済むんだよね?
Kura
そこがよくある勘違いなんだ。標準運転の連続加湿はどっちも8時間で同じ。N526はたくさん加湿するぶん、水もたくさん使うんだよ
Bell
じゃあ大きいタンクは、ただ重いだけ?
Kura
静音やecoで回す時間が長ければN526の方が長持ちするよ。どのモードを多く使うかで話が変わるんだ
違い1:加湿量は全モードでHD-N526が約1.6〜1.7倍
最大加湿量は500mL/hと300mL/hで1.67倍です。静音運転は375mL/hと240mL/hで約1.6倍、eco運転は365mL/hと210mL/hで約1.7倍になります。注目したいのは、HD-N526のeco運転(365mL/h)がHD-N326の標準運転(300mL/h)を上回る点です。公称値の上では、HD-N526はヒーターを使わないeco運転のまま、HD-N326のフルパワーより多く加湿できます。
違い2:電気代はeco運転なら同じ、標準運転の上限は月5百円弱の差
公式が示すeco運転時の電気代は、2機種とも1カ月約81円です。一方、標準運転の最大消費電力で1日8時間×30日を計算すると、HD-N526(163W)は約1,213円、HD-N326(98W)は約729円になります(31円/kWhで試算)。差は月5百円弱ですが、これはヒーターが入りっぱなしになった場合の上限です。ハイブリッド式は湿度が上がると送風だけの気化式に切り替わるため、実際の電気代はこれより低くなります。
🔌 1カ月の電気代の目安(1日8時間×30日・31円/kWh)
- eco運転:HD-N526 約81円/HD-N326 約81円(公式値)
- 標準運転(最大消費電力で試算):HD-N526 約1,213円/HD-N326 約729円
※標準運転は湿度に応じて気化式へ切り替わるため、実際はこの上限を下回ります。
違い3:エコモータの有無
エコモータは、設定湿度と現在の湿度に合わせて送風量をきめ細かく変えるモーターです。ダイニチはこれを静かさと省エネの両立策と位置づけており、N TYPEではHD-N326だけが非搭載です。eco運転の消費電力は2機種とも11W(50Hz)なので、効きの差は「同じ電力でどれだけ加湿できるか」に表れます。違い1のとおり、その差は約1.7倍です。
違い4:エアフィルターの加工内容
吸気口のフィルターは、HD-N526が「抗菌エアフィルター」(抗菌・防カビ・抗アレル物質加工)、HD-N326が「除菌フィルター」(除菌加工)です。花粉の季節にも加湿器を使い続ける家庭では、抗アレル物質加工のあるHD-N526が安心材料になります。交換用の抗菌エアフィルター(H060537)は、ダイニチWebShopで千円ほどです。
🤝 逆に、ここは共通です(どちらを選んでも変わらない点)
- 方式はどちらもハイブリッド式(気化式+温風気化式)で、吹出口の風が熱くならない
- 運転モードは標準・静音・eco・のど肌の4つ。湿度設定は50・60・70%の3段階
- おやすみ加湿は、最初の1時間を最小運転音13dBで運転し、その後は静音運転(湿度50%)に切り替わる。約10時間で自動停止
- 標準運転の連続加湿時間はどちらも8.0時間
- デジタル湿度表示(1%刻み)・切タイマー(2・4・6・8時間)・チャイルドロック・給水サイン・お手入れサインを搭載
- カラーはマットグレーの1色のみ。ダイニチの加湿器は本体3年保証(ダイニチWebShop表記)
ここに挙げた項目は2機種で同じなので、比べるのは上の4つの違いだけで足ります。
どちらを選ぶべき?状況別おすすめガイド
リビングや10畳以上の部屋で使う方に → HD-N526
HD-N326の上限はプレハブ洋室8畳なので、10畳以上の部屋では候補から外れます。エアコン暖房で湿度が下がりやすいリビングは、500mL/hの余裕があるHD-N526を選んでください。14畳を超えるLDKなら、N TYPEの上位機(HD-N726・HD-N926)も視野に入ります。
木造住宅の6畳寝室で使う方に → HD-N526
木造和室の基準では、HD-N326は5畳まで、HD-N526は8.5畳までです。戸建ての6畳寝室は数字の上でHD-N326の範囲を超えるため、HD-N526を静音運転やおやすみ加湿で使う方が確実です。静音運転でも375mL/hを出せるので、夜間の静かさとのバランスも取れます。
マンションの8畳以下の寝室・子ども部屋に → HD-N326
鉄筋の8畳以下なら、HD-N326の加湿量で足ります。静音運転の最大17dBは2機種の中で最も静かな値で、就寝中に音を気にしやすい人に向いています。約2千円の差額は、交換用のカンタン取替えフィルター(HD-N326用2個入り・公式3千円台)の費用の半分以上に回せます。
置き場所が狭い・部屋を移動させて使う方に → HD-N326
幅322mm・約3.4kgのHD-N326は、デスク脇やチェストの上に収まりやすいサイズです。昼はワークスペース、夜は寝室へと1台を移動させる使い方なら、軽さがそのまま使いやすさになります。
少しでも安く買いたい方に → 前年モデル(HD-N525・HD-N325)も検討
2025年モデルのHD-N525・HD-N325は、ダイニチ公式の仕様表を2026年モデルと突き合わせると全項目が同じです。2026年9月時点では、楽天市場でそれぞれ2026年モデルより約3千円安い新品が見つかります。ただし公式ではすでに生産終了の扱いで、特にHD-N325は新品を扱う店がごくわずかです。在庫が残っているうちに限った選択肢と考えてください。前年モデル同士の比較はHD-N525とHD-N325の違いでまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q. 2025年モデルのHD-N525・HD-N325でも十分ですか?
性能面では十分です。ダイニチ公式の仕様表では、加湿量・消費電力・運転音・連続加湿時間・寸法・質量まで2026年モデルと同じ値です。違いは新品の流通量で、公式ではすでに生産終了の扱いのため、取り扱う店は減っています。価格差が3千円前後あり、在庫が見つかるなら型落ちを選ぶのも合理的です。
Q. 8畳の部屋にHD-N526を置くと加湿しすぎになりませんか?
なりにくいです。2機種とも湿度センサーで設定湿度(50・60・70%)を自動で保つため、湿度が上がると加湿量を落とし、十分に加湿できているときは運転を止めることもあります。8畳で使う場合は、静音運転やeco運転を中心にすると運転音も抑えられます。
Q. 電気代はどのくらいかかりますか?
公式が示すeco運転時の電気代は、2機種とも1カ月約81円(1日8時間×30日・31円/kWh)です。標準運転を最大消費電力で試算すると、HD-N526は約1,213円、HD-N326は約729円が上限の目安です。実際は湿度に応じて気化式に切り替わるため、これより低くなります。
Q. フィルターのお手入れはどのくらいの頻度で必要ですか?
ダイニチ公式は、抗菌気化フィルターを2週間に1回程度水洗いし、月に1回クエン酸で洗浄することを推奨しています。お手入れの手間を減らしたい場合は、洗わずに交換する使い捨ての「カンタン取替えフィルター」(別売・HD-N326用H060523/HD-N526用H060524)も選べます。
Q. 除菌のために次亜塩素酸水を入れてもいいですか?
使えません。ダイニチは、次亜塩素酸・次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム水溶液・二酸化塩素の使用を禁止しています。タンク内の雑菌対策は、キャップに付いたAg+抗菌アタッチメントが担います。
Q. 「家電量販店モデル」とは何ですか?
ダイニチが家電量販店・ホームセンター向けに販売している機種の区分です。N TYPEはこの区分で、ダイニチWebShop限定のデザインモデルとは別のラインになります。HD-N526・HD-N326は楽天市場の家電量販店系ショップやYahoo!ショッピングで扱われており、2026年9月時点ではAmazonでの取り扱いは確認できませんでした。
Q. おやすみ加湿中に湿度設定は変えられますか?
変えられません。おやすみ加湿とのど・肌モードの間は湿度設定ができない仕様です。おやすみ加湿は最初の1時間を最小運転音13dBで運転し、その後は湿度50%の静音運転に切り替わって、約10時間で自動停止します。
Bell
結局、僕の木造6畳の寝室ならN526ってことだよね。でも机の横には置けなさそう…
Kura
置き場所を優先するなら、ベッドから少し離した床置きでN526にするのが無難かな。どうしても机の横ならN326だけど、真冬は湿度が上がりきらない日も出ると思っておいて
Bell
サイズを測ってから決めるよ。2千円の差より、置けるかどうかの方が大事かもね
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まとめ:迷ったらHD-N526、条件がはまる人だけHD-N326
- 違いは加湿量(500/300mL/h)・タンク(4.0/2.4L)・エコモータ・エアフィルターの4点。操作や機能は共通
- HD-N526は静音運転でも375mL/hで、HD-N326の標準運転(300mL/h)を上回る
- eco運転の電気代は2機種とも約81円/月で同じ。同じ電力で加湿量はHD-N526が約1.7倍
- HD-N326が勝つのは静かさ(静音時最大17dB)と、幅322mm・約3.4kgの小ささ
- 木造住宅なら6畳からHD-N526。鉄筋8畳以下の寝室専用ならHD-N326で足りる
価格差が約2千円しかない以上、判断の決め手は予算よりも部屋の広さと置き場所です。置きたい場所の幅が35cm以上あるなら、HD-N526を選んでおけば加湿力で困る場面はほとんどありません。
免責事項
※本記事の価格帯は2026年9月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)をもとにしています。価格・在庫は変動するため、最新情報は各リンク先でご確認ください。
※スペックはダイニチ工業公式サイトの掲載情報に基づきます。電気代の試算は31円/kWhで計算した目安で、使用環境によって異なります。
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