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エプソンの家庭用A3対応複合機カラリオが、2025年11月20日発売のEP-988A3で6年3ヶ月ぶりにフルモデルチェンジしました。しかし本体サイズもインク色数もL判印刷速度も、旧モデルのEP-982A3と数字上は完全一致。「見た目そっくりなのに何が違うの?」という疑問がSNSでも多く見られます。2026年10月現在、新旧の実売差は約3,900円です。旧モデルは在庫限りで値上がりした一方、新モデルも夏から値を戻しており、「型落ちなら大幅に安い」という状況ではありません。
結論から書くと、追加された新機能は「かんたん画質調整・らくらくモード・二つ折りコピーのB4対応」の3つ、削除された機能は「赤外線プリント・Windows XP/Vista対応」の2つ、そして最も影響が大きい変更はインク型番の刷新(IC80とうもろこし→KZRクジラ)です。差額が4千円弱にとどまる今、基本は新モデルEP-988A3です。旧モデルEP-982A3を選ぶ理由は、赤外線プリント・古いOS対応・手持ちのIC80互換インク資産という固有事情に絞られます。
旧モデルはエプソン公式カラリオページで「在庫限り」表記のままです。楽天市場の新品出品はAmazonより高い価格帯にしか残っておらず、旧モデルの購入先は実質Amazonに絞られています。この記事では両モデルの違い6項目を仕様レベルで洗い出し、差額約3,900円でどちらを選ぶべきかを判定します。
Bell
ねえKura、エプソンのA3プリンターが新型出たみたいなんだけど、旧モデルとほぼ同じ見た目だよね。しかも値段も4千円くらいしか違わないんだけど、何が変わったの?
Kura
EP-988A3とEP-982A3だね。本体サイズも印刷速度も同じだけど、中身は6年ぶりのフルモデルチェンジなんだ。追加・拡張が3つ、消えた機能が2つ、そしてインクが刷新されてる。
Bell
インクが変わるってやばくない?今持ってる旧型のインクが使えなくなる感じ?
Kura
互換性ゼロ。旧のIC80(とうもろこし)は新機のKZR(クジラ)には差せない。だから買い替えると、家にストックしてある旧インクは全部使い切ってからじゃないとムダになる。旧型は在庫限りで値上がりしてて、差は4千円弱。「安いから旧型」って理由はだいぶ弱くなってるんだ。
✅ この記事でわかること
- EP-988A3とEP-982A3のスペック・価格を一覧比較
- 両モデルの強み・弱みと実際の口コミ傾向
- 追加・拡張された3つのポイントと削除された2つの機能の実用影響
- 使い方別におすすめの機種がわかる診断
- 2026年10月時点の実売価格と、旧モデルの入手期限の目安
- 購入前に知っておくべき注意点とFAQ
【結論】どちらを買うべきか早見表
使い方別におすすめする機種を先に一覧化しました。詳しい根拠は第7章の進化幅判定と第11章の状況別診断で解説します。
※価格は2026年10月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方)。両モデルの実売差は約3,900円です。価格は変動しますのでリンク先でご確認ください。
EP-988A3とEP-982A3の発売時期・型番シリーズの位置づけ
両モデルの発売時期を並べると、進化幅の大きさが把握しやすくなります。
| 項目 | 🆕 EP-988A3(新) | 📦 EP-982A3(旧) |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年11月20日 | 2019年8月1日 |
| 発売間隔 | 6年3ヶ月 | |
| 直系系譜 | EP-978A3(2015) → EP-979A3(2016) → EP-982A3(2019) → EP-988A3(2025) | |
| 後継発売のシグナル | EP-982A3は公式ページで「在庫限り」表記に切替済み | |
型番シリーズ「EP-98xA3」の意味
カラリオのEP-98xA3系列は、エプソンの家庭用A3対応複合機のフラッグシップを担うシリーズです。型番の各パートを分解するとこう読み解けます。
- EP = カラリオ(家庭用インクジェット複合機)の統一プレフィックス
- 98x = A3対応・6色染料インクを搭載する上位ライン
- xA3 = 対応する最大用紙サイズ(A3)を明示
末尾の数字は世代を示し、モデルチェンジのたびに78→79→82→88と非連続にジャンプしています。過去の代替わりは平均2〜3年で回転していましたが、今回は6年3ヶ月ぶりのフルモデルチェンジで、直近では最も間隔が長い世代交代となりました。この長期スパンが「見た目は同じだが中身は6年ぶりに刷新された」という設計思想の背景です。
なお、写真愛好家向けのA3ノビ対応フラッグシップ(EP-8xxA系「Photo+」など)は別系統で、EP-98xA3系列は「A4は日常、A3を年数回」の家庭用途を軸に設計されています。
スペック差分表(変更点と共通スペック)
両モデルの主要23項目を並べた差分表です。色が付いている行が変わった項目、グレーが共通スペックです。共通スペックの多さから「基本設計は継承・要所を刷新」という新型のコンセプトが読み取れます。
| 項目 | 🆕 新モデル エプソン EP-988A3 2025年11月モデル |
📦 旧モデル エプソン EP-982A3 2019年8月モデル |
|---|---|---|
| 📊 スペック比較(全項目) | ||
| 発売日 | 2025年11月20日6年3ヶ月新しい | 2019年8月1日 |
| 実売価格(楽天・Amazonの安い方) | 約39,400円+約3,900円 | 約35,500円 |
| インク型番 | KZR(クジラ)互換性なし | IC80/IC80L(とうもろこし) |
| かんたん画質調整機能 | 搭載新機能 | 非搭載 |
| らくらくモード(メニュー登録) | 最大3件登録新機能 | 非搭載 |
| 二つ折りコピー | A3/B4原稿対応B4対応を追加 | A3原稿のみ |
| 赤外線プリント(IrDA) | 非対応削除 | IrDA Ver.1.2対応 |
| 対応OS | Windows 7以降 / macOS 10.9.5以降XP・Vista対応削除 | Windows XP以降 / macOS 10.6.8以降 |
| Epson Smart Panel | 対応(チャット形式の初期設定ガイドを公式で案内)設定ガイド | 対応 |
| 背景除去・退色復元機能 | 搭載 | 搭載 |
| 本体サイズ(収納時) | 479×356×148mm | 479×356×148mm |
| 質量 | 約8.5kg | 約8.5kg |
| 最高解像度 | 5,760×1,440dpi | 5,760×1,440dpi |
| L判印刷速度 | 約13秒 | 約13秒 |
| A4光沢紙印刷速度 | 約61秒 | 約61秒 |
| インク色数 | 6色独立染料 | 6色独立染料 |
| 給紙 | 前面100枚+リア手差し1枚 | 前面100枚+リア手差し1枚 |
| 自動両面 | A4/B5/レター/ハガキ | A4/B5/レター/ハガキ |
| 液晶 | 4.3型ワイドタッチパネル | 4.3型ワイドタッチパネル |
| Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n/a/ac(Wi-Fi 5)+Direct | IEEE802.11b/g/n/a/ac(Wi-Fi 5)+Direct |
| 有線LAN | 10BASE-T/100BASE-TX | 10BASE-T/100BASE-TX |
| CD/DVDレーベル印刷 | 対応 | 対応 |
| 消費電力(コピー時) | 約17W | 約17W |
EP-988A3で追加・拡張された機能のハイライト
📊 変更点サマリ
1. かんたん画質調整機能(自動化されたヘッド調整)
EP-982A3までのカラリオは、印刷にかすれや色ズレが出たときに「ノズルチェック→パターン印刷→ヘッドクリーニング→再チェック」の手動フローを繰り返す必要がありました。EP-988A3では専用パターンを1枚印刷してスキャンするだけで、必要な調整を機器が自動判定・実行します。
年賀状シーズンなど「久しぶりに使うと色が出ない」問題は家庭用プリンターの永年課題です。この機能は、年に数回しか使わない家庭ほど恩恵が大きく、5〜7年使う想定なら実質的にヘッド調整の手間から解放される計算です。
2. らくらくモード(メニュー最大3件をホーム画面登録)
4.3型タッチパネルのホーム画面に、「よく使う機能」を最大3つまでショートカット登録できる機能です。EP-982A3ではメニュー階層を毎回たどる必要があり、家族の中で機械に不慣れなメンバーが操作に迷うケースが少なくありませんでした。
共働き家庭で「年賀状印刷・写真プリント・書類スキャン」の3用途をワンタップで呼び出せると、家族の誰でも同じ手順で使える環境になります。1人使いや単一用途中心のユーザーには不要な機能ですが、複数人・複数用途で使う家庭では操作性の向上効果が大きい追加です。
3. 二つ折りコピーがB4原稿に対応
両モデルともスキャナー部はA4までしか対応していません。そこで原稿を二つ折りにして表裏2回スキャンし、等倍でコピーする「二つ折りコピー」が用意されていますが、この機能自体はEP-982A3にもA3原稿向けに搭載されています。EP-988A3で変わったのは、対象がB4原稿にも広がった点です(両モデルとも、原稿によっては中央部にズレや隙間が出る場合があります)。
B4は学校のテスト用紙や配布物、楽譜で使われることが多いサイズです。B4原稿を等倍でコピーしたい場面がある家庭には意味のある拡張ですが、A3原稿のコピーだけなら旧モデルでも同じことができます。
4. Epson Smart Panel(チャット形式の初期設定ガイド)
EP-988A3の公式ページでは、スマホ・タブレット用アプリ「Epson Smart Panel」で初期セットアップをチャット形式で順を追って案内する機能を紹介しています。マニュアルを見なくてもスマホの画面に沿って設定を進められる仕組みです。なお、QRコードを読み込んでスマホと接続する機能は旧EP-982A3も対応しています。
EP-982A3もEpson Smart Panelに対応していますが、公式ページにチャット形式の初期設定ガイドの記載はありません。機械が苦手な家族が自力で初期設定できるかどうかは、購入後の家族全員の使い勝手を左右する重要な差です。
5. 背景除去・退色復元は新旧とも搭載
コピー時に再生紙の紙地の色を取り除く背景除去(色の薄い網掛けは残す)と、色あせた写真をよみがえらせる退色復元は、EP-988A3にも引き続き搭載されています。公式ページの説明文は新旧で同じで、性能向上をうたう記載はありません。
古いアルバム写真の再プリントや再生紙書類のコピーが目的なら、この点で新旧を選び分ける必要はありません。
削除された2つの機能とインク型番刷新の意味
EP-988A3で「消えたもの」が2つあります。加えて、購入判断に最も影響するのがインク型番の全面刷新です。この章では削除機能と型番刷新の実用インパクトを整理します。
Bell
赤外線プリントってそもそも今使ってる人いるの?ガラケー時代の機能じゃない?
Kura
実はまだ現役の使い方があるんだ。祖父母がガラケーで撮った孫の写真を印刷するとか、赤外線対応の古いスマホから直接印刷する家庭。全部の人には響かないけど、必要な人にとっては旧モデルを選ぶ決定打になる。
削除① 赤外線プリント(IrDA Ver.1.2)
EP-982A3が搭載していた赤外線通信(IrDA)機能がEP-988A3で削除されました。この機能はガラケー・旧世代Androidスマホから赤外線経由で写真を送って印刷できる仕組みで、Wi-Fi接続の設定が不要な代わりに約20cm以内という距離制約がありました。
2020年代半ばの現在、赤外線ポート付きスマホは新機種にはほぼ存在せず、実用ニーズは大幅に縮小しています。しかしガラケー・らくらくホンを現役で使う世代(60代以上のライトユーザー)にとっては今も貴重な印刷手段です。この用途に該当する家庭では、旧モデルEP-982A3が事実上の唯一の選択肢になります。
削除② Windows XP・Vista対応
EP-982A3はWindows XP(SP3以降)とVista(32/64bit両対応)でも動作しましたが、EP-988A3はWindows 7以降のみ対応となり、古いOSは公式サポート対象外です。
Microsoft自体がXP・Vistaのサポートを2014年・2017年に終了しているため、業務上どうしても古いOSを維持するケース以外では影響は限定的です。ただし「押し入れに眠っているWindows Vistaのノートを再利用したい」というライトな買い替え需要では旧モデルが唯一の選択肢になります。
変更① インク型番の全面刷新(IC80 → KZR)
EP-988A3への買い替え判断で最も影響が大きいのが、インクカートリッジ型番の全面刷新です。EP-982A3のIC80/IC80L(とうもろこし)とEP-988A3のKZR(クジラ)は物理的な互換性がゼロで、家にストックしてあるIC80インクは新機に差せません。
🐋 KZR(クジラ)=新モデルEP-988A3用
標準容量KZR-BK/C/M/Y/LC/LM、増量Lタイプ、6色パックKZR-6CL、増量6色パックKZR-6CL-L。互換インクも出回り始めましたが、使用実績はIC80に及びません。
🌽 IC80/IC80L(とうもろこし)=旧モデルEP-982A3用
6年の流通実績があり、互換インクの選択肢が非常に豊富。ランニングコストを純正の半額以下に抑えられる互換品も入手可能。ただし純正インクの供給終了時期は非公表。
💡 買い替え時の注意
EP-982A3ユーザーがEP-988A3へ買い替える場合、家にあるIC80インクは使い切ってから移行するのが合理的。まとめ買いしたばかりのIC80が残っていると、実質的にその金額は捨てることになる。
📅 長期使用の視点
EP-988A3を選ぶ最大の理由は、KZRインクが2025年に登場したばかりで供給期間の残りが長いこと。旧IC80は2019年から使われており、純正インクの供給終了時期は公表されていない。
💰 差額約3,900円で新モデルを選ぶ意味
性能で判断する読者にとっては、新機能2つ(かんたん画質調整・らくらくモード)と二つ折りコピーのB4対応を年数回でも使えば差額はすぐに回収できます。安心感で判断する読者にとっては、今後5年以上のインク供給の安定が、6年前モデルのEP-982A3を今から買うより確実です。旧モデルの値上がりで差額が4千円弱まで縮んだ結果、この判断は新モデル寄りに傾いています。
進化幅と価格差の妥当性判定
ここまでの差分を機械的にスコアリングし、差額約3,900円でどちらを選ぶべきかを判定します。
🎯 進化幅と価格差の総合判定
結論:価格差が小さく進化もあるため、新モデルを選ぶ方がお得です
🆕 EP-988A3(新モデル)を選ぶべき人
- 最新機能を活かしたいユーザー
- 複数年にわたり長く使う予定のユーザー
- 最新モデルであることに価値を感じるユーザー
📦 EP-982A3(旧モデル)を選ぶべき人
- IC80/IC80L互換インクを買い置きしているユーザー
- 在庫がある間に確実に購入したいユーザー(旧モデルは今後入手性が低下)
- 赤外線プリント(IrDA)や古いOSのPCを使う必要があるユーザー
5軸スコアの内訳(10点満点)
両モデルを5つの軸で10点満点評価しました。基本印刷性能は同点、静音性・設置性も同点で、勝負を分けるのは「新機能・使いやすさ」「コスパ」「将来性・インク供給」の3軸です。

📊 採点基準
- 基本印刷性能:最高解像度・L判印刷速度・インク色数・給紙方式を評価。両モデル完全同一のため同点8.5
- 新機能・使いやすさ:かんたん画質調整・らくらくモード・二つ折りコピーの対応原稿・Smart Panelチャットガイドの搭載状況で採点
- コスパ:実売価格・純正インクランニングコスト・互換インク流通状況で採点。旧モデルは互換インクが豊富で本体も約3,900円安いため新モデルを上回る一方、在庫限りで購入先がほぼAmazonに限られる点を差し引きました
- 将来性・インク供給:発売年・純正インクの想定供給期間・OS対応期間・後継発売シグナルで採点。インクが新しい新モデルが有利
- 静音性・設置性:本体サイズ・重量・稼働音レベルで採点。両モデル完全同一のため同点8.0
※スペックはエプソン公式サイト(EP-988A3公式仕様・EP-982A3公式仕様)を参照。口コミは価格.comクチコミ・楽天市場レビューを分析(EP-988A3は発売から日が浅く、口コミはまだ十件前後と少数)。価格は2026年10月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)。
🆕 新モデル エプソン EP-988A3 詳細レビュー
Bell
かんたん画質調整って本当にラクなの?年賀状の時期に色が出なくてパニックになるやつ、あれから解放されるってこと?
Kura
1枚パターンをスキャンするだけで自動判定。年に数回しか使わない家庭ほど効くよ。ノズルチェック・ヘッドクリーニングを何度も繰り返す時代は終わりって感じ。
基本スペック
| 発売日 | 2025年11月20日 |
| 実売価格(Amazon) | 約39,400円 |
| 本体サイズ(収納時) | 479×356×148mm |
| 質量 | 約8.5kg |
| インク型番 | KZR(クジラ)シリーズ 6色独立染料 |
| 最高解像度 | 5,760×1,440dpi |
| L判印刷速度 | 約13秒 |
| 給紙 | フロント100枚+リア手差し1枚(A3) |
| 液晶 | 4.3型ワイドタッチパネル |
| Wi-Fi | Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)+ Wi-Fi Direct |
| 対応OS | Windows 7以降 / macOS 10.9.5以降 / Chrome OS 89以降 |
| 新機能 | かんたん画質調整・らくらくモード・二つ折りコピーのB4対応 |
出典:エプソン公式(EP-988A3仕様)/価格は2026年10月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
特徴:6年ぶりのフルモデルチェンジで「操作性」を刷新
EP-988A3は基本印刷スペックを旧EP-982A3から完全継承しつつ、操作性と自動化に投資したフルモデルチェンジです。かんたん画質調整・らくらくモード・二つ折りコピーのB4対応という3つの追加は、いずれも「使う人の手間を減らす」方向の追加であり、印刷精度を上げる方向ではありません。写真の仕上がりや印刷速度は旧型と体感的に同等です。
口コミはまだ十件前後と少ないものの、6色インクの色再現、二つ折りコピーの実用性、初期設定の簡単さを評価する声が中心です。基本設計は長く安定した評価を得てきたEP-982A3から引き継いでおり、印刷品質の面で新たな不安材料は見当たりません。
※以下は価格.comクチコミ・楽天市場レビューを分析した結果です。EP-988A3は発売から日が浅く口コミがまだ十件前後と少ないため、傾向の目安としてお読みください(件数が少ないためワードクラウドは掲載していません)。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 6色染料インクの発色がA4標準機とは別次元で写真プリントの階調が滑らか
- Epson Smart Panelのチャット形式セットアップで機械が苦手な家族も自力で初期設定できた
- 二つ折りコピーでA3だけでなくB4の配布物も等倍でコピーできて便利
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 純正KZRインクの維持費がA4標準機比で2倍近く、写真プリント頻度が高い家庭は月コストが目立つ
- L判13秒はA4競合機の約10秒に比べやや遅く、大量印刷では体感差が出る
- 互換KZRインクは出回り始めたばかりで、IC80ほどの使用実績がない
✅ メリット
- かんたん画質調整で年賀状シーズンの「色が出ない」問題から解放される
- らくらくモードで家族全員が同じ手順で使える環境を作れる
- A3に加えてB4原稿も二つ折りコピーで等倍コピーできる
- KZRインクは2025年登場で、IC80より供給期間の残りが長い
- Epson Smart Panelチャットガイドで初期設定の詰まりが解消
- 本体サイズ・重量は旧型と完全同一のため設置スペースを気にせず入替え可能
⚠️ デメリット
- 純正KZRインク6本の維持費が高く、写真プリント頻度が高い家庭は月コスト増(→KZR-6CL-L増量パックで単価を下げる)
- L判印刷速度13秒はA4競合機比でやや遅め
- KZR互換インクはIC80ほど使用実績が積み上がっていない
- 赤外線プリント(IrDA)が非対応。ガラケーからの直接印刷はできない
- Windows XP/Vista対応が削除された
- A3印刷はリア手差し1枚のみ(連続印刷不可)
こんな人におすすめ
- これから5〜7年使う予定で、インク供給の安定を重視したい方
- 家族全員で複合機を使い、機械が苦手なメンバーがいる家庭
- 学校配布物・楽譜・設計図など大判原稿を家でコピーしたい方
- ヘッド調整の手間を機械任せにしたい方
📦 旧モデル エプソン EP-982A3 詳細レビュー
Bell
旧型ってやっぱり性能落ちるんじゃないの?6年前だよ?
Kura
基本印刷性能は解像度も速度もインクも全部新型と同じ。違うのは「操作の便利さ」と「インクの将来性」だけ。ただ、価格の優位は小さくなった。在庫が減って値上がりしたから、新型との差はもう4千円弱なんだ。
基本スペック
| 発売日 | 2019年8月1日 |
| 実売価格(Amazon) | 約35,500円 |
| 本体サイズ(収納時) | 479×356×148mm(新型と完全同一) |
| 質量 | 約8.5kg(同一) |
| インク型番 | IC80/IC80L(とうもろこし)6色独立染料 |
| 最高解像度 | 5,760×1,440dpi(同一) |
| L判印刷速度 | 約13秒(同一) |
| 給紙 | フロント100枚+リア手差し1枚(A3) |
| 液晶 | 4.3型ワイドタッチパネル(同一) |
| Wi-Fi | Wi-Fi 5 + Wi-Fi Direct(同一) |
| 対応OS | Windows XP以降 / macOS 10.6.8以降(XP・Vista対応) |
| 旧型固有機能 | 赤外線プリント(IrDA Ver.1.2)対応 |
出典:エプソン公式(EP-982A3仕様)/価格は2026年10月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
特徴:基本性能は現行と同等。価格の優位は約3,900円まで縮小
EP-982A3は2019年発売のロングセラーで、価格.comに長期使用の実運用レビューが蓄積されています。「A3対応でありながらA4機と大差ない大きさ」「6色染料の写真画質」「Wi-Fiセットアップの簡単さ」「10年以上使った前機種から買い替えできる耐久性」が繰り返し評価されています。
特筆すべきは基本印刷性能(解像度・速度・インク色数)が新型EP-988A3と完全同一である点です。写真プリントの仕上がりや両面印刷の使い勝手は新型と体感差がありません。差が出るのは「かんたん画質調整」「らくらくモード」「二つ折りコピーのB4対応」「インク供給の長さ」の4点のみです。
※以下は価格.comクチコミを分析した結果です。記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- A3対応機なのにA4機と大差ない設置サイズで、リビングボードにそのまま置けるコンパクトさが決め手
- 6色染料の色再現が現行機と遜色なく、フォト光沢紙の仕上がりが2026年基準でも十分
- 互換IC80インクの選択肢が豊富で、純正の半額以下でランニングコストを抑えられる
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- A3印刷はリア手差し1枚のみで、数枚以上を続けて刷るときは紙をその都度セットする手間がある
- スキャナー部がA4までで、二つ折りコピーもA3原稿のみ(B4原稿は非対応)
- 2年以上使うとローラー部品が劣化し給紙ミスが増えたという報告がある

✅ メリット
- 基本印刷性能(解像度・速度・インク色数)が新型と完全同一で、写真の仕上がりに差がない
- IC80/IC80L互換インクが豊富でランニングコストを大幅に抑えられる
- 赤外線プリント(IrDA)対応でガラケーからの直接印刷が可能な希少機
- Windows XP/Vista対応で、押し入れの古いPCを活かせる
- 価格.comに長期使用のレビューが蓄積されており、実運用の情報を確認しやすい
- 本体サイズ・重量・液晶・Wi-Fi・給紙方式は新型と完全同一
⚠️ デメリット
- 在庫限りで値上がりし、新モデルとの実売差は約3,900円まで縮んだ
- 「公式在庫限り」ステータスで2026年内〜2027年中に新品流通枯渇の可能性がある
- 純正IC80インクの供給終了時期は未公表で、新モデルのKZRより先に終わる
- かんたん画質調整・らくらくモードは非搭載、二つ折りコピーはA3原稿のみ
- 設計は2019年のまま。長期使用でローラーが劣化したという報告がある
- 無線は新型と同じWi-Fi 5(IEEE802.11b/g/n/a/ac)ですが、環境によっては接続が不安定という声がある
- Epson Smart Panelのセットアップガイドは新型のチャット形式より階層的で迷いやすい
こんな人におすすめ
- IC80/IC80L互換インクを買い置きしていて、その在庫を使い切りたい方
- ガラケー・らくらくホンからの赤外線プリント(IrDA)を今も使う家庭
- 互換インクでランニングコストを純正の半額以下に抑えたい方
- Windows XP/Vista搭載の古いPCで使いたい方
⚠️ 旧モデル購入時の注意
- EP-982A3は公式カラリオページで「在庫限り」表記に切り替わっており、ご購入は早めをおすすめします
- 2026年10月時点の新品はAmazonが中心で、楽天市場はAmazonより高い出品しか残っていません
- 純正IC80/IC80Lインクの供給終了時期は未公表。長期利用予定なら互換インクの併用も視野に
- 中古販売もありますが、記事では新品購入を強く推奨(保証・インク供給・故障リスクの観点)
差額約3,900円で、旧モデルを選ぶ意味はあるか
この記事を最初に公開した2026年7月時点では、新旧の実売差は5千円台ありました。8月には旧モデルの値上がりで千円台まで縮み、2026年10月現在は新モデルも値を戻したことで約3,900円です。旧モデルは在庫限りのまま値下がりする気配がなく、「型落ちだから大幅に安い」という前提は成り立っていません。
| 時点 | 新旧の実売差 | 旧モデルの状況 |
|---|---|---|
| 2026年7月(公開時) | 約5,500円 | Amazonの新品が3万円台前半で潤沢 |
| 2026年8月 | 千円台 | 楽天は新モデルとほぼ同額、Amazonの新品も残りわずか |
| 2026年10月(現在) | 約3,900円 | Amazonは新品在庫あり、楽天はAmazonより高い出品のみ |
約3,900円という差額を日常換算すると、次のようになります。
| 差額(約3,900円)で買えるもの | 目安 |
|---|---|
| エプソン純正KZR-6CL(標準容量6色パック・実売4千円台) | 約0.9セット分 |
| 5年使う場合の1か月あたり | 約65円 |
5年使用で年換算するとどうなるか
差額を5年で割ると年780円前後、月換算で65円前後です。ヘッドクリーニングの自動化・らくらくモード・二つ折りコピーのB4対応・KZRインクの長期供給という4点を、この金額で先に手に入れられる計算になります。年賀状印刷や学校配布物のコピーが年数回でも発生する家庭なら、迷う水準ではありません。
編集部としては、この差額なら新モデルEP-988A3を推します。判断が割れるのは互換インクを箱買いしている家庭で、手元のIC80/IC80L在庫の金額は本体の差額より大きくなることが多く、その場合は旧モデルを選んでインク資産を使い切る方が経済合理的です。ここは家庭の在庫状況で答えが変わります。
逆に言えば、旧モデルを積極的に選ぶ理由は価格ではなく機能側にしか残っていません。赤外線プリント(IrDA)・Windows XP/Vista対応・手持ちのIC80インク資産——この3つのどれにも当てはまらないなら、旧モデルで浮くのは約3,900円だけで、その代わりに新機能2つ・B4原稿の二つ折りコピーとインクの供給期間を手放すことになります。
📌 買い替えユーザーへの追加考慮
EP-982A3ユーザーがEP-988A3へ買い替える場合、家にストックしてある純正IC80インクは新機に差せません。まとめ買いした未開封パックが残っていると、その分の金額は実質的に使い切れません。買い替えのタイミングは手持ちのIC80インクを使い切ってからが経済合理的です。
どれを選ぶべき?——状況別おすすめ診断
🆕 新モデル EP-988A3が向いている方
これから5〜7年の長期使用を想定していて、インク供給の安定・自動化された操作性を重視する方には新モデルが最適です。共働き家庭で複数人がプリンターを使い、機械が苦手な家族もいる場合は、らくらくモードとチャット形式セットアップの価値が特に大きく効きます。学校配布物・楽譜などB4原稿を等倍でコピーする機会があるなら、B4に対応した二つ折りコピーが役立ちます。
📦 旧モデル EP-982A3が向いている方
旧モデルを選ぶ理由は、いまや価格ではなく機能に絞られます。ガラケー・らくらくホンからの赤外線プリント(IrDA)が必要な家庭にとって、この機能を搭載する家庭用A3機は EP-982A3 が事実上最後の選択肢です。Windows XP/Vista搭載の古いPCを活かしたい方も旧モデル一択になります。IC80/IC80L互換インクを箱で買い置きしている家庭も、その在庫を使い切れる旧モデルの方が総額で有利です。ただし本体の差額は約3,900円にとどまり、公式在庫限りで流通も細っています。上の3条件のどれにも当てはまらない方は、無理に旧モデルを探すより新モデルEP-988A3を選ぶ方が満足度は高くなります。
🤔 どちらでも良い方(判断に迷ったら)
使用頻度が「年に数回、年賀状と写真プリント程度」で、A3印刷も新機能もほぼ使わない方は、どちらを選んでも実用上の差はほぼありません。ただし差額が4千円弱の現在、あえて6年前の設計を選ぶ理由は乏しく、インクの供給期間が長い新モデルEP-988A3を選ぶ方が無難です。プリンターは5年以上使う家庭が多く、インクが買えなくなる時期の差はそのまま寿命の差になります。
Bell
なるほど、僕の家は年賀状と学校のプリント印刷くらいだから旧モデルで十分かと思ってた。でも4千円くらいの差なら、わざわざ古い方を選ぶ意味はないってことか。
Kura
そういうこと。ただ、家に旧型用のインクが山ほどあるなら話は別だよ。そこは在庫の金額を数えてから決めた方がいい。
よくある質問(FAQ)
Q. 旧モデル EP-982A3はいつまで買えますか?
エプソン公式カラリオページでは既に「在庫限り」表記に切り替わっています。2026年10月時点ではAmazonに新品在庫があり、楽天市場はAmazonより高い出品が中心です。新モデルの発売から約10か月が経っており、2026年内〜2027年中に入手困難になる可能性が高いです。新モデルとの差額は約3,900円と小さいため、旧モデル固有の機能が目的でなければ新モデルを検討する方が確実です。
Q. 新旧で電気代に差はありますか?
両モデルとも消費電力は約17W(コピー時)で同一です。エプソン公式仕様表を確認すると印刷方式もMACH方式で共通のため、日常使用の電気代に差は生じません。ここは新旧を選ぶ判断材料になりません。
Q. 旧モデルの保証・修理サポートはいつまでですか?
エプソンの家庭用インクジェットプリンターの補修用性能部品の保有期間は、製造終了後5年程度が目安です。EP-982A3は2019年8月発売で、公式で在庫限り表記になっているため、製造終了時期を起点に5年程度の修理サポートは続く見込みです。ただし正確な期限は購入時にエプソン販売株式会社へ確認してください。
Q. 中古のEP-982A3を買っても大丈夫ですか?
新品購入を強く推奨します。楽天・Amazonのマーケットプレイスに中古EP-982A3は多く出品されていますが、6年前モデルのプリンターはローラー劣化・ヘッド詰まり・給紙不良のリスクが個体差で発生します。特にプリンターは長期未使用によるインク詰まりが深刻で、購入後のクリーニングでインクを大量消費するケースが少なくありません。新品在庫があるうちは新品を選ぶのが確実です。
Q. 新モデルの値下がりを待つべきですか?
エプソンのカラリオはオープンプライスのため定価という基準はありませんが、EP-988A3の実売は一方向には動いていません。2026年7月時点では楽天市場で4万円台前半、8月には3万円台中盤まで下がり、10月時点では3万円台後半へ戻っています。数千円単位で上下するため、値下がりを待つより必要な時期に買う方が確実です。また旧モデルの価格は在庫減少で下がるどころか上がっており、「待って旧モデルを安く買う」戦略は現時点では成立しません。
Q. インク型番が変わったので、旧モデルEP-982A3のインクを新モデルEP-988A3に使えますか?
使えません。IC80/IC80L(とうもろこし)とKZR(クジラ)は物理的な互換性がゼロで、カートリッジの形状・ICチップが完全に異なります。EP-982A3ユーザーがEP-988A3へ買い替える場合、家にストックしてある未開封の純正IC80インクは新機に差せないため、実質的にその金額は失うことになります。買い替えは手持ちのIC80インクを使い切ってからが経済合理的です。
Q. 赤外線プリント(IrDA)は今も使うシーンがありますか?
2020年代半ばの現在、赤外線ポート付きスマホは新機種にはほぼ存在しません。ただしガラケー・らくらくホンを現役で使う世代(60代以上のライトユーザー)や、赤外線対応の古いAndroid端末を使い続けている家庭では、Wi-Fi接続を経由しない印刷手段として今も価値があります。この用途に該当する家庭では、旧モデル EP-982A3 が事実上の唯一の選択肢です。
Q. A3の連続印刷はどちらも本当に手差し1枚だけですか?
はい、両モデルともA3印刷はリアの手差しトレイに1枚ずつセットする方式です。フロントのA4カセット(100枚)からA3を給紙する機能はありません。A3を10枚以上連続で刷りたい業務用途なら、両モデルとも力不足で、A3対応のオフィス複合機やA3ノビ対応のフラッグシップ機(EP-8xxA系Photo+など)を検討する方が現実的です。
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まとめ
エプソンA3対応複合機カラリオの新旧2モデルを、価格差・機能差・将来性の3視点で比較しました。ポイントは3つです。
- 基本印刷性能は完全同一:最高解像度・L判印刷速度・インク色数・本体サイズ・液晶は全て同じ。写真の仕上がりに体感差なし
- 差が出るのは操作性と将来性:かんたん画質調整・らくらくモード・二つ折りコピーのB4対応・KZRインクの長期供給が新モデルの強み
- 価格差は約3,900円:旧モデルは在庫限りで値上がりし、差は4千円弱。旧モデルを選ぶ理由は赤外線プリント・古いOS・IC80インク資産の3つに絞られる
迷ったら、半年後に毎日使っている姿を想像できる方を選んでください。年賀状と学校配布物のコピー、写真プリントが日常にあるなら、どちらを選んでもA4機とは違う世界が待っています。
Bell
僕は実家の親が使うなら旧モデルかな。赤外線対応してるのはここだけだし。でも自分用なら、4千円くらいの差なら新型を選ぶと思う。
Kura
その使い分けなら筋が通ってる。旧型狙いなら在庫がある今のうちだね。ただ僕は、赤外線もインク在庫も関係ない家なら新型を勧める。4千円足して5年後もインクが買える方を選ばない理由がないからさ。
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