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Insta360 X5とX4、メーカー希望小売価格の差は5千円でした。X5が8万4,800円、X4が7万9,800円。ところが2026年8月末に両方の実売価格を調べ直すと、その差は約1万2千円に開いています。旧モデルのほうが値下がりしたからではありません。発売から2年以上経ったX4が、思ったほど下がらないまま在庫を減らしているからです。
この1万2千円をどう見るかが、この記事の主題です。X5は2025年4月22日発売、X4は2024年4月16日発売で、ちょうど1年違いの直系の新旧関係にあります。ただし「新しいほうが全部上」ではありません。最大動画ビットレートはX4のほうが高く、重さの差は3gしかなく、8K30fpsという看板スペックは両機まったく同じです。
一方で、差が決定的につく場面もはっきりしています。暗いところで撮るか、水辺で使うか、レンズをぶつける可能性があるか。この3つに1つでも当てはまるなら、答えは1万2千円を払う側に傾きます。本記事では両機の公式仕様表を項目単位で突き合わせ、購入判断に効く違いを5つに整理しました。
あわせて、いま多くの人がつまずいている「X4」と「X4 Air」の取り違えにも1章を割いています。名前は1文字違いですが別系統の製品で、しかもX4 Airのほうが1万円以上安いという価格の逆転が起きています。ここを知らずに買うと、想定と違う機種が届きます。
Bell
Kura、この前スノボの動画撮ろうとして友達にカメラ借りたんだけど、僕が撮ると全部僕が消えるんだよね。それで360度カメラ買おうかと思ってるんだけど、X5とX4ってどっちがいいの?
Kura
スノボなら答えは早いよ。Bellが滑るのって何時ごろ?
Bell
ナイターが好きだから夕方から夜かな。あ、でもネットで4万円台のX4を見つけたんだよ。あれなら全然買えるんだけど。
Kura
夜が多いならX5が本命だね。この2機種の差が最大に開くのが暗いシーンだから。あと4万円台のは、X4 Airか、X4の中古かのどっちかだと思うよ。X4 Airは名前が似てるだけの別物なんだ。まずそこから整理していくね。
✅ この記事でわかること
- Insta360 X5とX4のスペック・価格を項目単位で一覧比較
- 2機種それぞれの強み・弱みと実際の口コミ傾向
- 暗所性能・防水・レンズ交換という「差が決定的につく3点」の中身
- 使い方から選べる、X5向き・X4向き・どちらでもない場合の判断ガイド
- 2026年8月時点の実売価格と、X4を安く買うときの落とし穴
- 「X4」と「X4 Air」の見分け方、購入前の注意点とFAQ
【結論】Insta360 X5とX4、どちらを買うべきか
先に結論を書きます。基本はX5です。購入判断に効く違いが5項目あり、そのうち3項目は光量・水・破損という「あとから機能追加できない領域」だからです。X4を選ぶ判断が成立するのは、撮影シーンが昼の屋外に寄っている場合に限られます。
※価格帯は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)にもとづく目安です。最新価格は各リンク先でご確認ください。
発売時期と型番の読み方——「X4」と「X4 Air」は別物です
比較に入る前に型番を確定させます。ここを飛ばすと、納得したあとに違う機種を買ってしまいます。
| 呼称 | 型番 | 発売日 | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| Insta360 X5 | CINSAAHA | 2025年4月22日 | 本記事の新モデル。2026年8月にX6が登場したため現在は1世代前ですが、実売はX6よりかなり安い位置にあります |
| Insta360 X4 | CINSABMA | 2024年4月16日 | 本記事の旧モデル。X5の直系前世代 |
| Insta360 X4 Air | CINSAAFA | — | 本記事の対象外。165gの軽量モデルで、X4の後継でも派生でもない別ライン |
出典:Insta360公式(X5)/Insta360公式(X4)/発売日は各機の公式発表にもとづきます
なぜ間違えるのか——3つの罠が重なっています
罠①:実売価格が逆転しています。2026年8月時点で、X4 Airの実売は4万円台。一方でX4は6万円台です。新しいはずのAirのほうが1万円以上安いため、価格の安い順に並べると必ずAirが先頭に来ます。「X4」で検索して最初に出てくる安い商品は、たいていX4ではありません。
罠②:重量の数字が混ざって流通しています。「X4は165g」という記述を見かけることがありますが、これはX4 Airの値です。X4の公式仕様は203gで、X5の200gとほぼ変わりません。165gという軽さを期待してX4を買うと、40g近く重い個体が届きます。
罠③:メーカー公式ページの比較表も相手がAirです。Insta360のX5製品ページには他機種との比較表が載っていますが、そこに並ぶ「デュアル1/1.8インチセンサー・165g・15m防水」はX4 Airの仕様です。X4の値を知りたい場合は、X4自身の製品ページの仕様表を見る必要があります。
⚠️ 購入時の型番チェック
- 商品ページの型番が CINSABMA で始まっていればX4です
- CINSAAFA はX4 Air、CINSAAHA はX5です
- 中古・展示品が新品と同じ棚に並びます。商品名に「中古」と書かれていない出品でも、ページ内の商品状態欄に中古と記載されている場合があります
- 「スノーボードキット」「バイク撮影バンドル」などのセット品は本体単体より高くなります。型番の後ろに枝番が付いていたら構成を確認してください
1年きざみの世代交代と、その意味
Insta360の360度シリーズは、X3・X4・X5とおおむね1年間隔で更新されてきました。X4では8K30fpsという解像度と大型タッチ画面が入り、続くX5では解像度をそのままに「暗いところで撮れるか」「壊れたときに直せるか」へ主題が移っています。カタログの一番目立つ数字が据え置かれた世代なので、スペック表の見出しだけを追うと差が見えにくく、実際の使用場面で初めて差が出ます。
なお2026年8月12日には、上位の新型Insta360 X6が発売されています。1/1.1インチセンサー・20m防水・2600mAhバッテリーを積んだ現行フラッグシップで、標準版は11万円台です。X5とは3万円以上の開きがあるため、本記事はX5とX4という「現実的な価格帯で選べる2機種」の比較として読んでください。
Insta360 X5とX4のスペック比較表
両機の公式仕様表から、21項目を並べました。色が付いている行が変わった項目、色の付いていない行は新旧で同じ項目です。8K30fpsや写真の画素数など、カタログの一番目立つ数字が据え置かれていることが確認できます。
| 項目 | 🆕 新モデル Insta360 X5 2025年モデル・CINSAAHA |
📦 旧モデル Insta360 X4 2024年モデル・CINSABMA |
|---|---|---|
| 📊 スペック比較(全項目) | ||
| 発売日 | 2025年4月22日 | 2024年4月16日 |
| センサーサイズ | 1/1.28インチ大型化 | 1/2インチ |
| 演算チップ | プロ・イメージング×2+5nm AI×13チップ化 | 5nm AI×1 |
| 低照度モード(PureVideo) | 搭載新機能 | 非搭載 |
| レンズの修理性 | レンズ本体を自分で交換可新設計 | 交換式レンズガードのみ |
| 防水性能 | 15m+5m | 10m |
| インスタフレーム | 2.0 搭載新機能 | 非搭載 |
| バッテリー容量 | 2400mAh+110mAh | 2290mAh |
| 連続録画(8K30fps) | 93分+18分 | 75分 |
| 充電時間(80%まで) | 20分-18分 | 38分 |
| 音声モード | 自動風切り音低減(2段階)/音声強調/ステレオ/360度オーディオ刷新 | 自動風切り音低減/アクティブ風切り音低減/ステレオ/方向性強調 |
| 360度4Kフレームレート上限 | 120fps+20fps | 100fps |
| カラー展開 | 2色+1色 | 1色 |
| 最大動画ビットレート | 180MbpsX4のほうが高い | 200Mbps |
| レンズ口径 | F2.0X4のほうが明るい | F1.9 |
| 360度動画 最大解像度 | 8K30fps | 8K30fps |
| 連続録画(5.7K30fps) | 135分 | 135分 |
| 写真画素数 | 約72MP | 約72MP |
| 重量 | 200g | 203g |
| 動作温度 | -20℃〜40℃ | -20℃〜40℃ |
| 手ブレ補正 | FlowState+360度水平維持 | FlowState+360度水平維持 |
出典:Insta360公式 X5製品ページ/Insta360公式 X4製品ページの各仕様表/価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
購入判断に効く変更点は5つ
📊 変更点サマリ
① センサーが1/2インチから1/1.28インチへ——暗所の土台が変わりました
もっとも大きい変更です。X4のセンサーは1/2インチ、X5は1/1.28インチ。360度カメラは2つのレンズで全方位を分担するため、1枚あたりの受光面積が平面カメラより小さくなりがちで、この差はそのまま暗いシーンの余力に効きます。あわせて演算側も変わりました。X4が5nm AIチップ1基だけなのに対し、X5はプロ・イメージング・チップ2基+5nm AIチップ1基の3チップ構成です。
実使用で体感するのは、光量が落ちてからです。日中の屋外なら両機とも余裕があります。差が出るのは日没後の街、屋内、トンネル、ナイター照明といった場面で、X4ではノイズが浮いて色が沈み始めるところを、X5はもう一段粘ります。口コミでも、X4から乗り換えた層がまず挙げるのが夜間のノイズの少なさです。
メーカーの狙いははっきりしています。X4の世代で8K30fpsは達成済みだったため、次に取りに行ったのが「解像度は同じでも撮れる時間帯を増やす」方向でした。カタログの一番大きい数字が据え置かれた理由がここにあります。
② PureVideoモードの追加——暗所専用の処理が独立しました
X5にはPureVideoという低照度専用モードがあります。AIノイズ低減とダイナミックレンジ最適化を組み合わせたモードで、360度撮影とシングルレンズ撮影の両方で使えます。X4の公式仕様表の動画モード欄に、この項目はありません。
センサーの大きさが「素材の余力」だとすれば、こちらは「処理の切り札」です。両方が揃うことで差が二重になります。夜のツーリングや暗めの店内では、モードを切り替えるかどうかで仕上がりが変わります。
③ レンズ本体を自分で交換できるようになりました
360度カメラの構造上、レンズは本体から半球状に飛び出しています。ぶつければ傷が入り、傷は映像にそのまま残ります。ここへの対処が両機で違います。
X4に付属するのは交換式のレンズガードです。着脱できるのは保護カバーであって、レンズ本体ではありません。カバーを付ければ傷は防げます。メーカーは画質を劣化させない設計と説明していますが、口コミでは反射やゴーストが増える・画質が落ちるという指摘が繰り返し出ています。かといって外せば、今度はレンズ本体が無防備になります。
X5はレンズ本体を交換できる設計です。レンズ交換セットを使えば、破損したレンズを取り外して新しいものをはめ込めるため、修理に出して戻ってくるのを待つ必要がありません。さらにレンズ面には光学式ウルトラハードフィルムが採用されており、Insta360公式はX4と比較して耐落下性が100%向上したと明記しています。ガードを付けずに運用しやすくなったぶん、画質面の副作用も避けられます。
④ 防水が10mから15mへ
ハウジングなしで入れる水深が、X4の10mからX5では15mになりました。プールや海辺で使う程度なら10mでも足りますが、潜る前提があるなら余裕の幅が変わります。
もうひとつ実務的な効き方があります。360度カメラは出っ張ったレンズに水滴や砂ぼこりが付きやすく、これが画質低下と故障の主要因です。防水の余裕は「濡れる環境でどこまで気を遣わずに使えるか」に直結します。
⑤ バッテリーと充電速度——待ち時間が半分近くになりました
バッテリー容量は2290mAhから2400mAhへ。連続録画時間は8K30fpsで75分から93分に伸びました。ただし5.7K30fpsではどちらも135分で同じです。伸びたのは高負荷側だけで、常用解像度では差がありません。
むしろ実感が変わるのは充電です。80%まで戻すのにX4は38分(9V/2A)かかりますが、X5は20分(9V/3A)。旅行やツーリングで「休憩の間にどこまで戻るか」を考えると、この18分は行動の組み立てを変えます。X5にはフレームレートを落として長回しに振る耐久モードもあり、5.7K24fpsで208分まで伸ばせます。
🤝 逆に、ここは共通です(どちらを選んでも変わらない点)
- 360度動画の最大解像度:どちらも8K 7680×3840/30fps。5.7Kの60fpsも共通です
- 写真の画素数:どちらも約72MP(11904×5952)
- 手ブレ補正:FlowStateと360度水平維持、見えない自撮り棒効果はどちらも搭載
- 連続録画(5.7K30fps):どちらも135分
- 本体サイズと重さ:X5が200g・46×124.5×38.2mm、X4が203g・46×123.6×37.6mm。数値は動いていますが、3g差は手に持って分かる違いではありません
- 動作温度 -20℃〜40℃、ISO感度100-6400、Bluetooth BLE 5.2、USB-C 3.0、6軸ジャイロも共通です
⚠️ X4のほうが上回っている項目もあります
- 最大動画ビットレート:X4の200Mbps > X5の180Mbps。同じ解像度でもデータの詰め込み量はX4が上です
- レンズの明るさ:X4のF1.9のほうが明るい(X5はF2.0。F値は数字が小さいほど明るくなります)。ただし受光面積の差はX5が大きく上回ります
- 本体の厚みと高さ:X4のほうがわずかに小さい(37.6mm対38.2mm、123.6mm対124.5mm)
X5だけが持つ機能は、実際どう効くのか
スペック表の項目名だけでは、その機能に1万2千円を払う価値があるかは判断できません。ここでは4つの要素について、どんな日にありがたみが出るのかを書きます。
🌙 撮れる時間帯が延びる
1/1.28インチセンサーとPureVideoで、日没後も撮影を続けられます。X4だと「もう暗いから今日はここまで」と判断していた場面が、そのまま素材になります。撮影機会そのものが増えるという意味では、画質の話にとどまりません。
🛡 ガードなしで運用できる
レンズガードは画質と保護のトレードオフです。X4ユーザーの口コミには「付けると反射が増える」「外すと不安」という両方の声があります。X5はレンズ面の耐落下性が公式にX4比100%向上とされ、破損してもレンズ本体を交換できるため、この二択から降りられます。
⚡ 休憩20分で撮影に戻れる
80%まで20分。X4の38分と比べると、道の駅やリフト待ちの間に回復が完了するかどうかが変わります。予備バッテリーを持ち歩かない運用が現実的になるぶん、荷物も減ります。
🎬 編集の手間が減る
X5のインスタフレーム2.0は、360度素材と一緒に「すぐ使える平面動画」を残せる仕組みです。360度カメラを使わなくなる理由として撮影後のリフレーム作業はよく挙がるので、ここを省ける選択肢があること自体が続けやすさに効きます。
音声——バイク・自転車で使うなら見ておく項目
走行中の映像で最初に破綻するのは映像ではなく音です。X4も4つの音声モードを持っており無策ではありません。X5ではこれが自動風切り音低減の2段階化・音声強調・ステレオ・360度オーディオという構成に組み替えられ、本体側にもスチールメッシュのマルチレイヤー・ウインドガードが入りました。
ここは「新機能が付いた」というより「同じ課題に対する作り直し」です。風切り音で悩んだ経験があるなら効いてくる、という性質の違いになります。
💰 差額 約1万2千円を払う価値があるか
性能で判断するなら、答えは「撮る時間帯しだい」です。昼の屋外だけならX5の主要な進化は3つとも出番がなく、1万2千円は解像度の同じ画のために払うことになります。夕方以降や水辺が撮影対象に入るなら、センサー・PureVideo・15m防水の3つが同時に効くため、差額はむしろ小さく感じられます。安心感で判断するなら、レンズを自分で交換できることの価値が大きく、これは撮影シーンを問わず効きます。
Bell
レンズが自分で替えられるって、そんなに大事? 落とさなきゃいい話じゃないの?
Kura
落とさなくても傷は入るよ。ポケットに鍵と一緒に入れるとか、バッグの中で当たるとか。レンズが半球状に出っぱってるカメラだから、当たる面積が普通のカメラより広いんだ。
Bell
えっ、僕ポケットにいろいろ突っ込む派なんだけど……。じゃあガード付けとけば安心ってこと?
Kura
そこが悩ましくてね。ガードを付けると今度は映りが甘くなるって声が多いんだ。X5はそこを「壊れたら替えればいい」で片付けにきた、って読み方をしてる。
進化幅と価格差の総合判定
🎯 進化幅と価格差の総合判定
結論:実売差は約1万2千円まで開いていますが、暗所・防水・レンズの修理性という「あとから足せない3点」が伸びているため、基本はX5をおすすめします。昼の屋外しか撮らないならX4でも十分です
🆕 X5(新モデル)を選ぶべき人
- 夕方・室内・夜のシーンを撮る機会が多い方(1/1.28インチセンサー+PureVideo)
- 水辺で使う、レンズをぶつける可能性がある方(15m防水+レンズ本体を自分で交換できる設計)
- 8Kで長く回す方(8K30fpsの連続録画93分・20分で80%まで充電)
📦 X4(旧モデル)を選ぶべき人
- 撮影が昼の屋外中心で、暗所性能を割り切れる方
- 8K30fps・5.7K60fps・約72MP写真という「基本の画」が同じであれば十分という方
- 楽天の正規販売店で在庫を確認できた方(Amazonの標準版は新品の出品が途切れています)
5軸スコアの内訳
スペックと口コミ傾向をもとに、5つの評価軸で各機を10点満点で独自評価しました。今回の2機種の相対的な位置関係を示すもので、他の記事のスコアと直接比較する目的のものではありません。

📊 採点基準
- 画質・暗所性能:センサーサイズ、演算チップ構成、低照度専用モードの有無、360度動画の解像度とフレームレート上限を見て採点しました
- 記録の粘り強さ:バッテリー容量、8K30fpsおよび5.7K30fpsの連続録画時間、耐久モードの有無、80%までの充電時間で採点しました
- タフネス・防水:ハウジングなしの防水深度、レンズ本体を交換できるか、レンズ面の耐久性に関する公式記述で採点しました
- 音声・風対策:内蔵ウインドガードの構造、風切り音低減モードの構成、口コミでの走行時の評価傾向で採点しました
- 価格の入りやすさ:2026年8月時点の実売価格そのものと、発売時価格からの下落幅で採点しました。ここはX4が上回ります
※スペックはInsta360公式(X5)・Insta360公式(X4)を参照。口コミは楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析。価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)。
判断が割れるポイントを正直に書きます
採点で悩んだのは「価格の入りやすさ」の扱いです。X4のほうが約1万2千円安いのは事実なので、この軸ではX4を上に置きました。ただしこれは絶対価格の話であって、値ごろ感でX4が勝っているという意味ではありません。X4は発売から2年以上経っても下落が19%にとどまり、そのぶんX5との差が詰まってしまいました。
もしX4が5万円台まで落ちていれば、この記事の結論は変わっていたはずです。いま「基本はX5」と書いているのは、X5が優れているからというより、X4の価格が下がりきる前に在庫のほうが先に減り始めたからです。製品の優劣ではなく、市場のタイミングの話として読んでください。
Insta360 X5(新モデル)の詳細レビュー
| 評価項目 | 🏆 Insta360 X5 | Insta360 X4 |
|---|---|---|
| 画質・暗所性能 | 9.5 | 6.5 |
| 記録の粘り強さ | 9.0 | 7.0 |
| タフネス・防水 | 9.5 | 6.5 |
| 音声・風対策 | 8.5 | 7.0 |
| 価格の入りやすさ | 6.5 | 8.0 |
| 総合評価 | 8.6 | 7.0 |
Insta360 X5の基本スペック
| 発売日 | 2025年4月22日 |
|---|---|
| 型番 | CINSAAHA-X510 |
| センサーサイズ | 1/1.28インチ(デュアル) |
| 演算チップ | プロ・イメージング・チップ×2 + 5nm AIチップ×1 |
| 360度動画 | 8K 7680×3840/30fps、5.7K 60fps、4K 120fps |
| 写真画素数 | 約72MP(11904×5952) |
| 低照度モード | PureVideo(360度・シングルレンズ両対応) |
| 防水性能 | 15m(ハウジングなし) |
| レンズ | 交換可能(レンズ交換セットで自分で交換) |
| バッテリー | 2400mAh/8K30fps 93分・5.7K30fps 135分・耐久モード 5.7K24fps 208分 |
| 充電時間 | 20分で80%、35分で100%(9V/3A) |
| 重量・サイズ | 200g/46×124.5×38.2mm |
| カラー | ミッドナイト・ブラック/サテン・ホワイト |
| 実売価格 | 7万円台(発売時価格 8万4,800円) |
出典:Insta360公式/価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
X5の特徴——「解像度を上げない世代」の作り方
X5は、8K30fpsという看板スペックを据え置いたまま中身を作り替えた世代です。解像度の数字が同じなのに評価が高いのは、撮れる条件のほうを広げたからです。
理由は3チップ構成と1/1.28インチセンサーにあります。X4の5nm AIチップ1基に、プロ・イメージング・チップ2基が加わり、そこへ受光面積の大きいセンサーが乗りました。処理と素材を同時に更新したことで、光量が落ちる場面の余力が伸びています。
具体的には、日没後の街歩きや屋内といった「これまでは撮っても使えなかった素材」が使える側に入ります。加えて15m防水とレンズ本体の交換対応により、水辺やハードな環境での運用も現実的になりました。X5の進化は画質の数字ではなく、カメラを出せる場面の数で測るタイプのものです。
X5の口コミ傾向
※以下は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です。記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 暗所でのノイズの少なさが、X4からの買い替え組が真っ先に挙げる進化点になっている
- レンズガードを付けずに運用できる安心感と、傷んでもレンズだけ交換できる復旧の速さへの評価
- アプリのAI編集とクラウド連携で、撮影から書き出し・共有までの所要時間が短いという声
- 短時間の充電で大半まで戻るため、予備バッテリーなしの運用でも不安が少ないという評価
- 内蔵の風防と複数段階の風切り低減により、走行中でも音声が破綻しにくいという報告
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 本体を重く感じるという指摘が多く、自撮り棒の先に付けると重量をさらに意識するという声
- 操作中や編集中に本体が熱を持ち、夏場の長時間撮影に不安を感じるという報告がある
- 8K素材はデータ量が大きく、大容量メモリーカードと外部の保存先が前提になる
- 360度素材のリフレーム編集には慣れが必要で、面倒に感じて手が止まる人がいる
- 光学ズームを持たずソフト処理で寄るため、遠くの被写体を大きく写す用途には向かない

✅ メリット
- 1/1.28インチセンサーと3チップ構成で、暗いシーンの余力が世代として上がっている
- PureVideoという低照度専用モードを持ち、夜や室内で処理を切り替えられる
- レンズ本体を自分で交換できるため、破損しても修理待ちで撮影機会を失わない
- 15m防水で、ハウジングなしのまま水辺での使い方の幅が広い
- 20分で80%という充電速度が、移動の合間の回復を現実的にする
- 耐久モードで5.7K24fps 208分まで長回しできる
⚠️ デメリット
- 実売7万円台と高く、発売時価格からの下落も10%程度にとどまっている
- 最大動画ビットレートは180Mbpsで、X4の200Mbpsを下回る
- レンズ口径はF2.0で、数値だけならX4のF1.9より暗い設計
- 200gあり、165gのX4 Airのような軽量級ではない(→ 軽さを最優先するなら機種選び自体を見直したほうが早いです)
X5はこんな方に
撮影のなかに夕方以降・室内・水辺のいずれかが入る方です。この条件に当てはまるなら、センサー・PureVideo・15m防水の3つが同時に効くため、1万2千円の差は実用の差として返ってきます。加えて、カメラを雑に扱う自覚がある方にもX5を勧めます。レンズ本体を交換できる設計は、破損時の出費と待ち時間の両方を抑えます。
Insta360 X4(旧モデル)の詳細レビュー
Insta360 X4の基本スペック
| 発売日 | 2024年4月16日 |
|---|---|
| 型番 | CINSABMA |
| センサーサイズ | 1/2インチ(デュアル) |
| 演算チップ | 5nm AIチップ×1 |
| 360度動画 | 8K 7680×3840/30fps、5.7K 60fps、4K 100fps |
| 写真画素数 | 約72MP(11904×5952) |
| 低照度モード | 非搭載 |
| 防水性能 | 10m(ハウジングなし) |
| レンズ | 交換式レンズガード(レンズ本体は交換不可) |
| バッテリー | 2290mAh/8K30fps 75分・5.7K30fps 135分 |
| 充電時間 | 38分で80%、55分で100%(9V/2A) |
| 最大動画ビットレート | 200Mbps(X5の180Mbpsより高い) |
| 重量・サイズ | 203g/46×123.6×37.6mm |
| カラー | ブラック |
| 実売価格 | 6万円台(発売時価格 7万9,800円) |
出典:Insta360公式/価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
X4の特徴——完成度は高く、弱点も明確です
X4は「明るい場所の360度カメラ」として完成している機種です。8K30fps・5.7K60fps・約72MPという基本スペックはX5と同一で、日中の画質に不満を述べる声はほとんど見当たりません。
理由は、X4が前世代で積み残していた課題をまとめて解決した機種だからです。大型のタッチ液晶で設定が見やすくなり、起動とレスポンスも改善しました。バッテリーは交換式で、交換式レンズガードが同梱されるため、保護のための追加購入なしに使い始められます。
一方で弱点も同じくらい明確です。暗所です。1/2インチセンサーで低照度専用モードを持たないため、夜間や暗い室内ではノイズが目立ち色が沈みます。口コミでは「暗い場所ではスマートフォンで撮ったほうが結果が良い場面がある」という厳しい評価まで出ています。
X4の口コミ傾向
※以下は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です。記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。発売から2年以上が経っているため、長期使用にもとづく指摘が集まっている点がX5との違いになります。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 日中や明るい場所の画質は高く評価されており、この点への不満はほぼ見られない
- 大型タッチ液晶の見やすさと、起動・操作のレスポンスの速さが繰り返し挙げられている
- 手ブレ補正と水平維持が優秀で、自転車やバイクの走行動画でも映像が破綻しにくい
- 交換式バッテリーと同梱のレンズガードで、追加購入なしに使い始められる
- 値下がりが進み、X5との価格差を踏まえればX4を選ぶ判断も十分にありという意見が複数ある
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 夜間や暗い室内ではノイズが目立ち色が沈むという指摘が最も多く、弱点として定着している
- 付属レンズガードを装着すると画質が落ち、反射やゴーストが増えるという声が多数ある
- レンズ面のチリや汚れが映像に写り込みやすく、撮影前後の清掃が欠かせないという指摘
- 8K撮影は発熱が大きく、長時間の連続撮影で停止したという報告がある
- 推奨速度を満たさないメモリーカードでは録画停止やプレビューの不具合が起きるという報告
- 故障時に販売店では対応されずメーカーと直接やり取りになり、時間がかかったという不満

✅ メリット
- 8K30fps・5.7K60fps・約72MP写真という「基本の画」はX5と同じ
- 最大動画ビットレートは200Mbpsで、X5の180Mbpsを上回る
- 手ブレ補正と見えない自撮り棒効果はX5と同等で、走行動画の安定感に差がない
- 実売でX5より約1万2千円安く、同梱アクセサリーも充実している
⚠️ デメリット
- 暗所に弱い。1/2インチセンサーで低照度専用モードも持たないため、夜の映像は明確に見劣りする
- レンズ本体を交換できず、保護はガードに頼るしかない。そのガードが画質を落とすというジレンマがある
- 防水は10mまでで、深く潜る用途には別売ケースが要る
- Amazonでは標準版の新品出品が途切れており、入手経路が楽天の正規販売店に偏っている(2026年8月時点)
- 発売から2年以上経つのに価格が発売時比19%しか下がらず、X5との差が1万2千円に収まってしまった
⚠️ 旧モデル購入時の注意
- メーカーからの販売終了アナウンスはありません。ただし2026年8月時点で、Amazonの標準版(CINSABMA)は新品の出品が途切れ、再入荷の見通しも示されていません
- 楽天市場では楽天ビックをはじめ複数の正規販売店に新品在庫があります。在庫状況は購入前にご確認ください
- 楽天の検索結果には中古品・展示品・アクセサリー・X4 Airが本体より多く並びます。商品名に「中古」と書かれていない出品でも、ページ内の商品状態欄に中古と記載されていることがあるため、購入前に必ず確認してください
- 保証・サポート期間の扱いはメーカー規定によります。購入前に販売店の表示をご確認ください
X4はこんな方に
撮影が昼の屋外中心で、暗所性能を割り切れる方です。8K30fpsという基本の画がX5と同じである以上、明るい場所しか撮らないのであれば1万2千円の差は体感になりません。ただし条件が1つ付きます。Amazonの新品出品が途切れているぶん、購入経路は楽天の正規販売店が中心になります。在庫を確認したうえで判断してください。
逆に、夜や室内を撮る予定が少しでもあるなら、X4は買わないほうがいいです。あとから追加できる性能ではなく、購入後にいちばん後悔しやすいポイントがそこだからです。
価格差をどう見るか——「5千円のはずが1万2千円」の理由
| 時点 | Insta360 X5 | Insta360 X4 | 差 |
|---|---|---|---|
| 発売時のメーカー希望小売価格 | 8万4,800円 | 7万9,800円 | 5千円 |
| 2026年8月時点の実売価格帯 | 7万円台 | 6万円台 | 約1万2千円 |
| 発売時価格からの下落率 | 約10% | 約19% | — |
※実売価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方)にもとづく目安です。最新価格はリンク先でご確認ください。
差が開いたのは「X4が下がったから」です
この差は、X5が高くなったのではなくX4が発売から2年かけて19%下がった結果です。ここまでは型落ちの自然な動きに見えます。ただし、2年以上経った機種の下落率としては19%は浅いほうです。理由は在庫側にあります。X4はすでにAmazonの標準版で新品の出品が途切れています。値下げ競争を起こす販路がひとつ欠けた状態です。
そのため本記事は「待てばX4がさらに安くなる」という前提を置いていません。むしろ、待つあいだに買える店がなくなる可能性のほうを見ています。
差額1万2千円を別の使い道と比べる
360度カメラは本体だけでは運用が完結しません。差額を周辺機材に回すと、おおよそ次の組み合わせになります。
- 大容量・高速のmicroSDカード(8K撮影ではデータ量が大きく、容量と速度の両方が必要になります)
- 予備バッテリー1〜2本(X4は充電に時間がかかるぶん、予備の価値が相対的に高くなります)
- 自撮り棒や三脚などのマウント類
つまり選択肢は、「X5を本体だけで買う」か「X4を買って周辺機材まで揃える」かになります。撮影が昼の屋外に寄っていて長時間撮るなら、後者が満たされる場面はあります。X4の弱点のひとつが充電の遅さである以上、予備バッテリーを持てることは実質的な補強です。
ただし、この計算は暗所と水辺を撮らない場合にのみ成立します。周辺機材をいくら足しても、センサーサイズと防水深度は変わりません。買い足しで埋められる差と、埋められない差を分けて考えてください。
Bell
X4を待てばもっと安くなるんじゃないの? 型落ちってどんどん下がるイメージなんだけど。
Kura
下がるのは売る店が競り合ってるうちなんだ。X4はAmazonの標準版がもう新品切れてて、いま買えるのは楽天の正規店が中心。競争相手が減ると値段って止まるんだよね。
Bell
じゃあ悩んでる時間があんまりない感じ? 焦って決めるの苦手なんだけどな……。
どれを選ぶべき?——状況別おすすめガイド
夕方から夜にかけての撮影が多い方に
Insta360 X5を選んでください。この2機種の差がもっとも大きく開く条件です。1/1.28インチセンサーとPureVideoが同時に効き、X4では素材にならなかった時間帯が使える側に入ります。撮影の主戦場がここにあるなら、1万2千円は迷う金額ではありません。
水辺・マリンスポーツで使いたい方に
Insta360 X5を選んでください。ハウジングなしの防水深度が15mと10mで違います。加えて水辺では出っ張ったレンズに水滴や砂が付着しやすく、これが画質低下と故障の主要因になります。レンズ本体を交換できる設計は、この環境でこそ価値が出ます。
バイク・自転車の走行動画を撮りたい方に
基本はInsta360 X5ですが、条件によってはX4でも成立します。手ブレ補正(FlowStateと360度水平維持)は両機とも同等で、走行映像の安定感そのものに差はありません。分かれるのは音声と、転倒・接触時の耐性です。走るのが昼間だけで、レンズをぶつける心配が薄いなら、X4でも実用範囲に収まります。
旅行・家族の記録用に、なるべく安く始めたい方に
Insta360 X4を検討する価値があります。ただし条件が3つあります。撮影が昼中心であること、楽天の正規販売店で新品在庫を確保できること、そして値下がりを待たずに決めること。この3つが揃うなら、8K30fpsという基本の画はX5と同じですから、1万2千円を周辺機材に回すほうが撮影体験は充実します。
とにかく軽さと価格を優先したい方に
この2機種は、どちらも最適解ではありません。X5が200g、X4が203gで、両機に軽量という選択肢は存在しないからです。軽さを求めるなら165gのInsta360 X4 Airが該当しますが、これはX4の後継でも上位でもない別系統の製品で、センサー構成も防水も設計が異なります。本記事はX4 Airを推奨する内容ではありません。名前が似ているために選択肢に入りやすい機種なので、検討する場合は別途スペックを確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q. Insta360 X4はいつまで買えますか?
A. 明確な販売終了日はメーカーから示されていません。ただし2026年8月時点で、Amazonの標準版(CINSABMA)は新品の出品が途切れ、再入荷の見通しも示されていません。楽天市場では複数の正規販売店に新品在庫が残っていますが、取り扱う店は絞られてきています。X4を選ぶ場合は、在庫を確保できるタイミングで判断してください。
Q. X5とX4で、購入後のランニングコストに差はありますか?
A. 大きな差はありません。どちらもバッテリーは交換式で、記録メディアはUHS-I V30スピードクラス以上のmicroSDカードを使います。ただしX5は8K30fpsの連続録画が93分と長く(X4は75分)、充電も20分で80%まで戻る(X4は38分)ため、予備バッテリーの必要本数はX4のほうが多くなりがちです。なお8K素材はデータ量が大きいため、どちらを選んでも大容量のmicroSDカードは実質的に必須です。
Q. X4の保証・修理サポートはいつまで受けられますか?
A. 保証期間は購入した販売店の表示に従います。修理受付の終了時期は購入前にメーカーサポートでご確認ください。なお口コミには、故障時に販売店では対応されずメーカーと直接やり取りになり、時間がかかったという声があります。
Q. 中古のX4を買っても大丈夫ですか?
A. 新品でのご購入を強くおすすめします。360度カメラはレンズが半球状に飛び出す構造で、その傷が映像にそのまま残ります。中古品では外観からレンズの状態を判断しにくく、しかもX4はレンズ本体を交換できません。傷のある個体を引くと、画質が落ちたまま使い続けることになります。なお楽天の検索結果には商品名に「中古」と書かれていない中古出品が混ざっており、ページ内の商品状態欄を見て初めて分かる場合があります。
Q. X5の値下がりを待つべきですか?
A. 2026年8月12日に上位の新型X6が発売されました。後継が出たあとは旧世代の実売が動きやすいため、X5がいまより下がる可能性はあります。ただしX6は標準版が11万円台でX5とは3万円以上離れており、X5が置き換えられて消える関係ではありません。X5は発売から1年以上経ってなお下落が10%程度なので、大きく崩れるとも考えにくい状況です。撮りたいものが決まっているなら待たずに購入して構いませんし、価格を重視するなら購入前に実売を見直してください。
Q. 「X4」と「X4 Air」は何が違いますか?
A. 別系統の製品です。型番はX4がCINSABMA、X4 AirがCINSAAFAで、AirはX4の後継でも上位版でもありません。もっとも分かりやすい違いは重量で、X4が203g、X4 Airが165gです。防水深度やセンサー構成も異なります。実売価格はX4 Airのほうが安く、2026年8月時点ではX4 Airが4万円台、X4が6万円台です。「X4」で検索したときに最初に出てくる安い商品はX4 Airであることが多いため、購入前に型番を確認してください。
Q. アクセサリーはX4とX5で使い回せますか?
A. 種類によります。自撮り棒や三脚のように汎用の1/4インチネジで固定するものは共用しやすい一方、バッテリー・レンズガード・収納ケース・充電ハブは機種ごとに別の製品として販売されています。本体サイズもわずかに異なるため、ケース類はそのまま流用できないことがあります。手持ちのアクセサリーが対応機種に含まれているかを確認してください。
Q. 夜の撮影でどれくらい差が出ますか?
A. 具体的な差は撮影条件によって変わるため数値では表せませんが、センサーサイズ(1/2インチ対1/1.28インチ)と低照度専用モードの有無という、素材と処理の両方に差があります。口コミでもX4は夜間や暗い室内でノイズが目立つという指摘が最も多く、X4から乗り換えた層がX5で最初に挙げる進化点も暗所のノイズの少なさです。ここは好みが分かれる領域ではなく、明確に差が出る領域です。
まとめ
Insta360 X5とX4の比較を、要点だけ整理します。
- 購入判断に効く違いは5つ——センサーサイズ、低照度モード(PureVideo)、レンズ本体の交換可否、防水深度(15m対10m)、バッテリーと充電速度
- 8K30fps・5.7K60fps・約72MP写真・手ブレ補正は同じ。カタログの一番目立つ数字は据え置かれた世代です
- 新型が全項目で上ではありません。最大動画ビットレートはX4の200Mbpsが上で、重さの差も3gしかありません
- 実売差は約1万2千円。ただし発売時の希望小売価格の差は5千円ほどで、開いたのはX4が2年かけて値下がりしたためです
- X4はAmazonの標準版で新品の出品が途切れています(2026年8月時点)。いま買えるのは楽天の正規販売店が中心です
撮りたいものが昼の屋外に収まるならX4でも十分な絵が撮れます。しかし夕方以降・水辺・レンズをぶつける環境のいずれかが入るなら、そこはあとから機材を買い足しても埋められない差です。半年後の自分がどんな時間帯にカメラを構えているかを想像して、その時間に強いほうを選んでください。
Bell
よし、僕はナイター行くからX5にする! ……って言いたいんだけど、正直7万円はけっこうきついんだよね。
Kura
それは正直な感想だと思うよ。ひとつ言っておくと、Bellが今すぐ買うべきだとは思ってないんだ。
Bell
えっ、買っとけって言われると思ってた。
Kura
Bellが撮りたいのはスノボでしょ。シーズンまでまだあるし、X5は在庫も潤沢。しかも8月にX6が出たばかりだから、これからX5の値段が動くかもしれない。予算を貯めながら実売を見ておくのが一番いい選択だと思う。
免責事項
- 本記事に掲載している価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方)にもとづく目安です。価格・在庫は常に変動しますので、購入前に必ずリンク先の販売ページでご確認ください。
- スペックはInsta360公式サイトの製品ページに掲載された仕様表を参照しています。仕様はメーカーの判断により予告なく変更される場合があります。最新情報はメーカー公式サイトをご確認ください。
- 連続録画時間・充電時間はメーカー公称値で、ラボ環境での測定にもとづくものです。実際の使用環境(気温・解像度・設定)によって変動します。
- 口コミの傾向は、楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を編集部が読み込み、内容を要約したものです。レビュー原文の転載・個別の再構成は行っていません。
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