※当記事には広告が含まれています
A4カラー文書1枚あたりのインク代は、キヤノン PIXUS XK140が約4.2円、ギガタンク搭載のG3390が約1.0円です。どちらもキヤノンの公式値で、差は4倍以上あります。
ところが本体価格は逆で、XK140の方が1万円ほど高い機種です。インク代が高いのに本体も高い機種を選ぶ理由はどこにあるのか。答えは、写真の仕上がり・前面カセット・はがきの自動両面といった「インク代以外の差」にあります。
この記事では、両機の公式仕様と、楽天市場レビュー・価格.comクチコミの傾向をもとに、違いを5つに絞って整理しました。本体の差額を何枚刷れば取り戻せるかも、公式の印刷コストから計算しています。
Bell
子どもの学校のプリントが毎週すごい量なんだ。インク代が安いG3390にしようと思ってたけど、年賀状も自分で刷りたいんだよね。
Kura
そこが分かれ道だね。G3390ははがきの自動両面ができないし、給紙も後ろだけ。プリントの量と年賀状、どっちを優先するかで答えが変わるんだ。
Bell
えっ、はがきの両面って普通どれでもできるんじゃないの?
Kura
よくある思い込みだね。G3390の自動両面はA4とレターの普通紙だけなんだ。宛名面と裏面は、手で裏返して刷り直すことになるよ。
✅ この記事でわかること
- XK140とG3390のスペック・価格帯を一覧で比較
- 2機種それぞれの強み・弱みと口コミの傾向
- カートリッジ式とギガタンクの印刷コスト差と、本体差額を取り戻せる枚数
- 写真・はがき・書類など使い方別のおすすめ
- 2026年10月時点の実売価格と購入先
- 購入前に知っておきたい注意点とFAQ
【結論】XK140とG3390、どっちを買うべき?
先に結論です。写真やはがきも刷る家庭はXK140、書類を毎月数百枚刷るならG3390が向いています。分かれ目は「月に何枚刷るか」と「はがき・写真を刷るか」の2点です。
※価格帯は2026年10月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)。価格は変動します。リンク先でご確認ください。
総合評価ではXK140を1位にしました。ただしこれは「1台で何でもこなせるか」を重く見た結果です。印刷コストだけで見ればG3390の圧勝で、書類専用機として選ぶなら順位は逆になります。この線引きは後半の「差額を取り戻せる枚数」で数字にしています。
カートリッジ式とギガタンク、選び方の3つのポイント
XK140とG3390は、同じキヤノンのA4複合機でも設計の出発点が違います。XK140は写真もこなす家庭向けの5色機、G3390は大量印刷向けの大容量タンク機です。選ぶときは次の3点を確認してください。
1. 月の印刷枚数で「インク方式」を決める
インク方式の向き不向きは、ほぼ印刷枚数で決まります。カートリッジ式は本体が比較的安く、インク代が高めです。大容量タンク式は本体が高い代わりに、ボトルから補充するインクが格安です。
この2機種は例外的に、タンク式のG3390の方が本体も安い組み合わせです。そのため判断材料は「写真画質や給紙などの機能差に1万円を払うか」に絞られます。カラー文書を月100枚刷る場合、インク代の差は年4千円弱に収まるため、機能で選んでも損は小さくなります。
2. 写真を刷るならインクの色数とL判の速度を見る
写真の仕上がりを左右するのはインクの色数です。XK140は染料4色に顔料ブラックを加えた5色、G3390は染料3色と顔料ブラックの4色です。XK140は染料のブラックを持つため、写真の暗部の階調が出しやすい構成です。
L判フチなし写真1枚の印刷時間も、XK140が約16秒、G3390が約37秒と2倍以上の差があります。年賀状やアルバム用の写真をまとめて刷るなら、この差は待ち時間としてはっきり体感できます。
3. 給紙口の位置と設置スペースを確認する
見落としやすいのが給紙方式です。XK140は背面トレイと前面カセットの2か所に用紙を入れられます。G3390は背面トレイのみで、カセットがありません。
背面給紙は用紙を差したまま使うため、本体の後ろ側に用紙が立ち上がるスペースが必要です。棚の奥に押し込んで置く予定なら、G3390は設置場所を選びます。横幅もG3390が約416mm、XK140が約372mmで、G3390の方が4cm以上大きい点も確認しておきましょう。
💡 よくある失敗パターン
- インク代の安さだけでタンク機を選び、写真の色味に物足りなさを感じる
- 背面給紙のみの機種を壁際に置いて、用紙の補充がしにくくなる
- たまにしか使わないのに大量印刷向けの機種を選び、強みを活かせない
総合スコア&ランキング
公式スペックと口コミの傾向をもとに、6つの評価軸で2機種を10点満点で独自に採点しました。今回の2機種の相対的な位置関係を示すもので、他の記事のスコアと絶対比較するためのものではありません。

📊 採点基準
- 印刷コスト:公式のA4カラー・モノクロ文書1枚あたりのインクコストで比較
- 写真画質:インクの色数・総ノズル数と、写真の仕上がりに関する口コミ傾向
- 印刷スピード:公式のL判写真・A4カラー/モノクロ(ipm)・コピー速度
- 給紙・操作性:給紙口の数、液晶パネルのサイズ、用紙補充のしやすさ
- 多機能さ:自動両面の対応用紙、SDカード、レーベル印刷、メンテナンス性
- 本体価格の手頃さ:2026年10月時点の実売価格
※スペックはキヤノン公式サイト(XK140・G3390)を参照。口コミは楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析。価格は2026年10月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)。
| 評価項目 | 🏆 XK140 | 🥈 G3390 |
|---|---|---|
| 印刷コスト | 6.0 | 10.0 |
| 写真画質 | 9.0 | 6.5 |
| 印刷スピード | 8.5 | 6.0 |
| 給紙・操作性 | 9.0 | 6.0 |
| 多機能さ | 9.0 | 6.0 |
| 本体価格の手頃さ | 6.0 | 9.0 |
| 総合評価 | 7.9 | 7.3 |
6軸のうち4軸でXK140が上回り、G3390はコストと本体価格の2軸で大きく勝つ形になりました。順位を決めたのは「印刷コストの10点をどこまで重く見るか」です。今回は家庭で1台を何年も使う前提で、写真とはがきも刷れる対応範囲の広さを優先しました。書類だけを大量に刷る使い方なら、G3390を1位と読み替えてください。
【1位】キヤノン PIXUS XK140|写真もはがきも1台でこなす5色機
Bell
画面が大きくてかっこいいね!僕の実家のプリンター、ボタンだらけで毎回迷うんだよ。
Kura
XK140は前面のハードキーが電源だけで、操作は4.3型のタッチパネルに集約されてるんだ。よく使う機能を並べ替えられるから、実家向けにも合うと思うよ。
XK140は、キヤノンが2025年10月に発売したPIXUS「XK」シリーズの最新世代モデルです。カートリッジ式としてはインク代を抑えた5色機で、写真・はがき・書類を1台でこなす万能型に位置づけられています。
| 発売日 | 2025年10月23日 |
|---|---|
| インク | 5色ハイブリッド(独立インクタンク)XKI-N21/N20 |
| 印刷コスト(公式値) | A4カラー約4.2円/モノクロ約1.7円/L判写真約10.7円(用紙込み) |
| 印刷速度 | L判約16秒/A4カラー約10.0ipm/モノクロ約15.0ipm |
| 給紙 | 後トレイ100枚+前面カセット100枚 |
| 自動両面 | 普通紙(A4・A5・B5・レター)、郵便はがき、インクジェット郵便はがき |
| 液晶・その他 | 4.3型タッチパネル、SDカードスロット、BD/DVD/CDレーベル印刷 |
| サイズ・質量 | 約372×345×142mm/約6.6kg |
| 実売価格 | 3万円台後半 |
出典:キヤノン公式/価格は2026年10月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
写真の速さと仕上がりは2機種で明確に上
XK140の強みは写真です。総ノズル数は4,096で、G3390の1,792の2倍以上あります。L判フチなし写真は約16秒で、G3390の半分以下の時間で刷り上がります。染料ブラックを含む5色構成のため、人物の髪や夜景のような暗い部分の階調も出しやすい構成です。年賀状の写真面やアルバム用のL判を何十枚も刷る家庭では、この速度差が積み重なります。
前面カセットとはがきの自動両面が「家庭の用途」に効く
普通紙は前面カセットに、はがきは背面トレイにと分けて入れておけるのがXK140の便利な点です。用紙を入れ替える手間がほとんどありません。郵便はがきとインクジェット郵便はがきの自動両面にも対応しているため、宛名面と裏面を続けて刷れます。SDカードからの直接印刷や、ディスクのレーベル印刷もできます。
弱点はインク代。文書なら1枚約4.2円
カートリッジ式の中では安い部類ですが、タンク式と比べるとインク代は高くなります。A4カラー文書で約4.2円、モノクロで約1.7円が公式値です。G3390との差はカラー文書1枚あたり約3.2円で、枚数が増えるほど差が開きます。
※以下は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です。記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 写真の発色と中間色のなめらかさが、買い替え前の機種より良くなったと感じる人が多い
- 4.3型の大きな画面と、接続設定のわかりやすさを評価する声が目立つ
- 純正インクの単価が下がり、交換の負担が軽くなったという評価がある
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- ベタ塗りの広い面に横すじが出たという報告があり、品質に厳しい人は気にしている
- 背面トレイが華奢で、用紙が斜めに入ることがあるという指摘がある
- レーベル印刷用トレイの収納場所が不便で、出し入れに手間がかかる

✅ メリット
- L判写真約16秒。5色インクで写真の階調表現に強い
- 前面カセット+背面トレイの2WAY給紙で、用紙の入れ替えが少ない
- はがきの自動両面、SDカード印刷、ディスクレーベル印刷に対応
- 横幅約372mmで、G3390より4cm以上コンパクト
- 稼働音約44.5dBで、G3390(約49.0dB)より静か
⚠️ デメリット
- A4カラー文書約4.2円で、大量印刷ではインク代がかさむ
- 本体は3万円台で、G3390より1万円ほど高い
- インクタンク1本で刷れる枚数は公表されておらず、交換のペースが読みにくい(残量はパソコン画面で確認できます)
こんな人におすすめ:年賀状・写真・子どもの作品など、書類以外も刷る家庭。前から用紙を補充したい人にも向きます。
逆にこんな人は別モデル:書類を月200枚以上刷るなら、インク代の差でG3390の方が数年で安くなります。
【2位】キヤノン G3390|書類を安く大量に刷るためのギガタンク機
Bell
タンク式って、たまにしか使わないとインクが固まるって聞いたことあるけど、本当なの?
Kura
使用頻度が低いと目詰まりのクリーニングでインクを使う、という声はあるね。G3390はプリントヘッド自体を自分で交換できるから、そこは昔のタンク機より安心なんだ。
G3390は2024年9月に発売された、キヤノンの大容量インクタンク「ギガタンク」搭載の複合機です。A4カラー文書1枚約1.0円、モノクロ約0.5円という印刷コストが最大の武器で、書類中心の家庭や小規模オフィス向けの設計です。
| 発売日 | 2024年9月 |
|---|---|
| インク | 4色ハイブリッド(大容量インクタンク)GI-31 |
| 印刷コスト(公式値) | A4カラー約1.0円/モノクロ約0.5円 |
| ボトル1本の印刷枚数 | ブラック約6,000枚/カラー約7,700枚 |
| 印刷速度 | L判約37秒/A4カラー約6.0ipm/モノクロ約11.0ipm |
| 給紙 | 後トレイ100枚のみ |
| 自動両面 | A4・レターの普通紙のみ |
| 液晶・その他 | 2.7型タッチパネル(チルト式)、1プッシュコピー、メンテナンスカートリッジ・ヘッドの自己交換 |
| サイズ・質量 | 約416×363×177mm/約6.5kg |
| 実売価格 | 2万円台後半 |
出典:キヤノン公式/価格は2026年10月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
インク代はXK140の約4分の1
G3390の存在理由は印刷コストです。ボトル1本でブラック約6,000枚、カラー約7,700枚を刷れる計算で、A4カラー文書の1枚あたりはXK140の4分の1以下です。学校や塾のプリント、在宅ワークの資料を毎週まとめて刷るなら、インク残量を気にせず使えます。補充はボトルを差し込むだけで、注ぎ過ぎを自動で止める仕組みと色ごとに形の違う差込口で、手を汚しにくい構造です。
メンテナンス部品を自分で交換できる
廃インクを受けるメンテナンスカートリッジ(MC-G07)と、プリントヘッド(BH-30/CH-30)をユーザー自身で交換できます。大容量タンク機は長く使う前提の機種なので、修理に出さずに部品交換で延命できるのは大きな利点です。ただしフチなし印刷用の吸収体は固定式で、交換には修理が必要です。
速度・給紙・写真は割り切りが必要
A4カラーは約6.0ipm、L判写真は約37秒で、XK140と比べるとはっきり遅い数字です。給紙は背面トレイのみで、前面カセットはありません。自動両面もA4・レターの普通紙に限られ、はがきは対象外です。SDカードスロットとレーベル印刷も非搭載です。
※以下は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です。記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- インク代の安さを挙げる声が圧倒的に多く、枚数を気にせず刷れる点が支持されている
- メンテナンスカートリッジを自分で安く交換できる点を、長く使ううえでの安心材料とする人が多い
- 白黒文書の文字がくっきりしていて、仕事の書類にも十分という評価が目立つ
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 背面トレイのみの給紙に不満を持つ人が最も多く、用紙補充の頻度やほこりを気にしている
- 動作音が大きい、連続印刷で1枚ごとに待たされるといった体感速度への不満がある
- 横幅416mmの本体を「A4機にしては大きい」と感じる人がいる

✅ メリット
- A4カラー約1.0円・モノクロ約0.5円。大量印刷でもインク代が安い
- 本体価格は2万円台で、XK140より1万円ほど安い
- メンテナンスカートリッジとプリントヘッドを自分で交換できる
- パネルの角度を変えられるチルト式で、低い棚に置いても操作しやすい
⚠️ デメリット
- 給紙は背面トレイ100枚のみ。前面カセットがない
- はがきの自動両面に非対応。年賀状は手で裏返す必要がある
- L判写真約37秒で、写真の量が多いと待ち時間が長い
- SDカードスロット・ディスクレーベル印刷は非搭載
G3390は「書類を安く大量に刷る」一点に振り切った機種です。写真や年賀状を年に何度も刷る人は、G3390を買わない方が満足度は高くなります。逆に、プリントの大半が文書で、写真はたまにスマホから刷る程度なら、XK140の機能差に1万円を払う理由はほとんどありません。
XK140とG3390のスペック比較表
| 項目 | 🏆1位 キヤノン PIXUS XK140 5色カートリッジ |
🥈2位 キヤノン G3390 4色ギガタンク |
|---|---|---|
| ⚡ 印刷性能 | ||
| インク方式 | カートリッジ(5色)染料4色+顔料黒 | 大容量タンク(4色)染料3色+顔料黒 |
| L判写真の印刷時間 | 約16秒 | 約37秒 |
| A4カラー印刷速度 | 約10.0ipm | 約6.0ipm |
| A4モノクロ印刷速度 | 約15.0ipm | 約11.0ipm |
| 総ノズル数 | 4,096 | 1,792 |
| 💧 印刷コスト(公式値) | ||
| A4カラー文書 | 約4.2円 | 約1.0円 |
| A4モノクロ文書 | 約1.7円 | 約0.5円 |
| L判写真 | 約10.7円インク+用紙 | 非公表 |
| インク1本で刷れる枚数 | 非公表 | 黒約6,000枚カラー約7,700枚 |
| 🤖 使い勝手・機能 | ||
| 給紙方式 | 後トレイ+前面カセット各100枚 | 後トレイのみ100枚 |
| 自動両面印刷 | 普通紙+はがき | A4/レター普通紙のみ |
| 液晶パネル | 4.3型タッチ | 2.7型タッチチルト式 |
| SDカード・レーベル印刷 | どちらも対応 | どちらも非対応 |
| メンテ部品の自己交換 | なし | あり廃インク・ヘッド |
| 有線LAN | 非搭載Wi-Fi・USB | 非搭載Wi-Fi・USB |
| 📐 本体設計 | ||
| 外形寸法 | 372×345×142mm幅×奥行×高さ | 416×363×177mm幅×奥行×高さ |
| 質量 | 約6.6kg | 約6.5kg |
| 稼働音 | 約44.5dB | 約49.0dB |
| 発売 | 2025年10月 | 2024年9月 |
| ⭐ 総合スコア(10点満点) | ||
| 印刷コスト | 6.0 | 10.0 |
| 写真画質 | 9.0 | 6.5 |
| 印刷スピード | 8.5 | 6.0 |
| 給紙・操作性 | 9.0 | 6.0 |
| 多機能さ | 9.0 | 6.0 |
| 本体価格の手頃さ | 6.0 | 9.0 |
| 総合評価 | 7.9 | 7.3 |
| 👤 おすすめ対象 | ||
| こんな方に | 写真・はがき・年賀状も刷る家庭前面カセットで用紙を分けたい | 月200枚以上の書類印刷インク代を最優先したい |
| 💳 価格情報 | ||
| 実勢価格 | 3万円台▶ 最新価格はリンクで確認 | 2万円台▶ 最新価格はリンクで確認 |
| 🛒 購入リンク | ||
| 販売ストア | 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! | 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! |
Bell
結局、1万円高いXK140を買っても、インク代で損しちゃうんじゃないの?
Kura
それは枚数次第だね。G3390は本体もインクも安いから、刷れば刷るほど差は開く一方なんだ。逆に月数十枚なら、差が気になるのは何年も先になるよ。
XK140とG3390の注目比較ポイント5つ
1. 印刷コスト:差額1.1万円は何枚で取り戻せるか
公式の印刷コストは、A4カラー文書がXK140約4.2円・G3390約1.0円、モノクロ文書がXK140約1.7円・G3390約0.5円です。1枚あたりの差はカラーで約3.2円、モノクロで約1.2円になります。
そのうえ本体もG3390の方が約1.1万円安いため、G3390はどの枚数でも総額で安くなります。問題は「XK140の機能差にいくら払っているか」です。下の表は、XK140を選んだ場合に本体差額とインク代の差を合わせていくら多く払うかの目安です。
| カラー文書の枚数 | 1年間の差額 | 3年間の差額 |
|---|---|---|
| 月30枚 | 約1.2万円 | 約1.4万円 |
| 月100枚 | 約1.5万円 | 約2.3万円 |
| 月300枚 | 約2.3万円 | 約4.6万円 |
※本体差額約1.1万円(2026年10月時点の実売価格差)+カラー文書1枚あたりのインクコスト差3.2円(キヤノン公式値)で試算。用紙代・初回付属インク・メンテナンス部品代は含みません。
月30枚程度なら、3年使っても差額は本体価格差にほぼ収まります。写真やはがきの機能に1.4万円を払う価値があるか、で判断してかまいません。一方で月300枚刷ると3年で約4.6万円の差になり、XK140の本体がもう1台買える金額です。
2. 写真画質と速度:L判は16秒と37秒
XK140は5色・4,096ノズル、G3390は4色・1,792ノズルです。L判フチなし写真の印刷時間はXK140が約16秒、G3390が約37秒です。A4普通紙の速度もXK140がカラー約10.0ipm・モノクロ約15.0ipmで、G3390のカラー約6.0ipm・モノクロ約11.0ipmを上回ります。写真と速度は、XK140が全項目で上です。
ただし、文書の文字の鮮明さは両機とも顔料ブラックを使うため、口コミでも大きな差は語られていません。写真の色の深みに価値を感じるかは、好みが分かれる部分です。
3. 給紙:前面カセットの有無
XK140は背面トレイ100枚と前面カセット100枚の2WAY給紙です。G3390は背面トレイ100枚のみです。G3390の口コミで最も多い不満がこの点で、用紙を背面に差したままにするため、ほこりが気になるという声もあります。一方で、用紙の種類やサイズを頻繁に変える人には、背面だけの方が設定が単純で便利という評価もあります。
4. はがき・SDカード・レーベル印刷
自動両面はXK140が普通紙(A4・A5・B5・レター)とはがきに対応し、G3390はA4・レターの普通紙のみです。年賀状の宛名面と裏面を続けて刷れるのはXK140だけです。SDカードからの直接印刷、ディスクのレーベル印刷もXK140のみの機能です。
5. サイズと動作音
外形寸法はXK140が約372×345×142mm、G3390が約416×363×177mmです。G3390は横幅が約4.4cm、高さが約3.5cm大きく、さらに背面給紙の用紙ぶんの奥行きが必要です。稼働音はXK140が約44.5dB、G3390が約49.0dBで、静かさもXK140が有利です。
🤝 逆に、ここは共通です(どちらを選んでも変わらない点)
- 接続はWi-Fi(2.4GHz/5GHz)とUSB。どちらも有線LANは非搭載
- 最高解像度は4800×1200dpi、コピー・スキャンの最大原稿サイズはA4/レター
- スキャナーは原稿台のみのフラットベッド型(ADFなし)
- 背面トレイの積載量は普通紙100枚・はがき40枚で同じ
- 本体質量は約6.6kgと約6.5kgでほぼ同じ
- どちらもAmazon Alexaからの音声プリントに対応
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どっちを選ぶべき?——状況別おすすめガイド
年賀状や家族写真を毎年自分で刷りたい方に → XK140
はがきの自動両面に対応し、L判写真は約16秒で刷れます。背面トレイにはがき、前面カセットに普通紙を入れておけば、年末に用紙を入れ替える手間もありません。宛名面と写真面を続けて刷る作業は、G3390だと1枚ずつ裏返すことになります。
子どもの学校プリントや在宅ワークの資料が多い方に → G3390
カラー文書約1.0円・モノクロ約0.5円なら、月300枚刷ってもインク代は月数百円に収まります。ボトル1本でブラック約6,000枚を刷れるため、月300枚ペースでもブラックの補充は2年弱に1回で済む計算です(ブラックのみの文書で換算)。書類が中心で写真をほとんど刷らないなら、迷わずG3390を選んでください。
置き場所が狭く、棚に収めて使いたい方に → XK140
XK140は横幅約372mm・高さ約142mmで、G3390より一回り小さい本体です。前面カセットから給紙できるため、背面に用紙のスペースを空けておく必要もありません。リビングの棚や机の下段に置くなら、XK140の方が収まりやすくなります。
たまにしか使わず、とにかく安く済ませたい方に → G3390
本体は2万円台で、インク代も安いため、総額ではG3390が最も安上がりです。ただし大容量タンク機は使用頻度が低いと目詰まりのクリーニングでインクを使うという声もあります。月に数枚しか刷らないなら、この2機種より下位のカートリッジ機も検討の価値があります。
写真も書類もそこそこ刷る方に → 枚数で決める
写真を年に数十枚、書類を月100枚前後という使い方は、どちらを選んでも大きな後悔はありません。前半の試算どおり、月100枚なら3年間の差額は約2.3万円です。この金額を「写真の仕上がりと前面カセットの代金」と思えるならXK140、思えないならG3390です。ここは数字より、毎日の使い勝手をどこまで重く見るかで決まります。
よくある質問(FAQ)
Q. XK140とG3390は有線LANでつなげますか?
A. どちらも有線LANは非搭載です。接続はWi-Fi(2.4GHz/5GHz)とUSBの2種類です。パソコンと有線でつなぎたい場合はUSBを使います。G3390はUSBケーブルが付属しないため、別途用意が必要です。
Q. G3390ではがきは印刷できますか?
A. 印刷はできます。背面トレイに郵便はがきを最大40枚セットでき、フチなし印刷にも対応しています。ただし自動両面はA4・レターの普通紙のみのため、はがきの両面は片面ずつ手で裏返して刷ります。
Q. XK140のインクは何色ですか?互換インクは使えますか?
A. 染料のシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックと、顔料ブラックの5色です(XKI-N21/XKI-N20)。キヤノンは純正以外のインクで起きた不具合を保証期間内でも有償対応としています。本体を長く使うなら純正インクをおすすめします。
Q. G3390のメンテナンスカートリッジとは何ですか?
A. ヘッドのクリーニングなどで出る廃インクを受け止める部品です。G3390はこのメンテナンスカートリッジ(MC-G07)を自分で交換できます。プリントヘッド(BH-30/CH-30)も交換可能です。フチなし印刷用の吸収体だけは固定式で、交換には修理が必要です。
Q. 写真の画質はどれくらい違いますか?
A. 色数とノズル数の差から、写真はXK140が有利です。XK140は5色・4,096ノズル、G3390は4色・1,792ノズルです。L判の印刷時間もXK140の約16秒に対し、G3390は約37秒かかります。書類の文字は両機とも顔料ブラックを使うため、大きな差はありません。
Q. 旧モデルのXK130の方が安く買えますか?
A. 2026年10月時点の楽天市場では、XK130の新品は3万円台後半から4万円台で、XK140より高い価格帯です。新しいXK140の方が安く買える状態のため、あえて旧モデルを選ぶ理由はありません。
Q. 保証期間はどれくらいですか?
A. G3390はお買い上げ後1年間の持込修理保証です。XK140は、キヤノンのプリンター連携サービス「MyPrint With」でCanon IDと本体を連携すると、メーカー無料保証が1年延長されます(購入後3か月以内の登録と、保証期間中の純正インク継続使用が条件)。
Bell
うちはプリントが月100枚くらいで、年賀状は年1回か。3年で2万円ちょっとの差なら、僕はXK140かな。
Kura
筋は通ってるね。ただ、子どもの成長でプリントの量は変わるよ。数年先の枚数も、一度だけ想像してから決めてみて。
まとめ:XK140とG3390は「月の枚数」と「はがき」で選ぶ
- XK140:5色・L判約16秒・前面カセット・はがき自動両面。写真や年賀状も刷る家庭向けの万能機
- G3390:A4カラー約1.0円・モノクロ約0.5円。書類を大量に刷るなら総額で最も安い
- 本体差額は約1.1万円。カラー文書月30枚なら3年で約1.4万円、月300枚なら約4.6万円の差になる
- 有線LANは両機とも非搭載。接続はWi-FiかUSB
写真とはがきを刷るか、書類を大量に刷るか。この1点が決まれば、2機種で迷う理由はほとんど残りません。
免責事項
本記事の価格情報は2026年10月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方)をもとにしており、価格は日々変動します。最新の価格・在庫は各リンク先でご確認ください。スペック・印刷コストはキヤノン公式サイトの公表値(2026年10月時点)を参照しています。印刷コストはインクの価格改定により変わることがあります。口コミは楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事の傾向を編集部が独自にまとめたもので、レビュー原文の転載・個別の再構成は行っていません。本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。
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