※当記事には広告が含まれています
Boseの公式サイトで、第1世代のQuietComfort Ultra Headphonesに残っている色は、もう1色だけです。ブラックもホワイトスモークもサンドストーンも、メーカー直販の在庫は尽きました。2023年10月に登場した名機は、いま静かに店じまいの段階に入っています。
入れ替わりに立っているのが、2025年9月25日発売のQuietComfort Ultra Headphones(第2世代)です。見た目はよく似ています。ノイズキャンセリングの看板も、イマーシブオーディオも、CustomTuneも、そのまま引き継がれました。それでも公式が数える変更点は小さくありません。本記事では購入判断に効く違いを6つに絞って整理します。
結論の骨格だけ先に置きます。第2世代で増えたのは「映像」と「有線」と「電池」です。逆に言えば、音楽をワイヤレスで静かに聴くという一点だけを求めるなら、第1世代がいまも現役で通用します。両者の実売差は約1万円。この1万円を何に払うのかが、この記事のテーマです。
Bell
写真を並べても違いが分からないんだけど、これ本当に別モデルなの?
Kura
別モデルだよ。見分けるならアームの根元。第2世代は金属が磨いてあって銀色に光る。第1世代はそこが本体と同じ色のプラスチックなんだ。
Bell
そこか。中身は?ノイキャンがすごく良くなったとかだと嬉しいんだけど。
Kura
そこは期待しすぎない方がいい。制御は作り直されたけど、消音の土台は第1世代とほぼ同じ。伸びたのは映像用のモードと、有線とバッテリーだよ。
Bell
えー、僕は電車で音楽聴くのがほとんどなんだけど……それだと1万円上乗せする意味ある?
Kura
正直に言うと、その使い方だけなら薄い。ただ旧型は色が選べないところまで来てる。そこを許せるかどうかで結論が変わるよ。
✅ この記事でわかること
- 第2世代と第1世代のスペック・価格帯を1枚の表で一覧比較
- 2機種それぞれの強み・弱みと、購入者の口コミ傾向
- 新搭載のシネマモードとUSB-C有線ロスレスが実際に効く場面
- 写真で世代を見分ける方法(金属ヨークと同梱ケーブルの違い)
- 使い方別にどちらを選ぶべきかの診断と、2026年8月時点の実売の状況
- 旧型の在庫・カラー事情と、購入前に知っておくべき注意点・FAQ
【結論】第2世代と第1世代、どちらを買うべきか
先に判断の軸だけ示します。ヘッドホンを映像や有線再生にも使うなら第2世代、音楽をワイヤレスで静かに聴くだけなら第1世代です。ノイズキャンセリングの実力そのものは世代で大きく変わっていません。
※価格帯は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方)に基づく目安です。価格は変動しますので、最新の金額はリンク先でご確認ください。
Bose QuietComfort Ultra Headphones(第1世代)
※在庫限りの流通です。カラーによって価格が大きく異なります
発売時期とシリーズの位置づけ
まず両モデルの立ち位置を整理します。第1世代は2023年10月5日に発表され、同年10月19日に発売されました。第2世代は2025年9月11日発表・9月25日発売です。メーカー希望小売価格はどちらも税込5万円台後半で、世代交代にあたって値上げは行われませんでした。
世代間隔は約1年11か月です。ヘッドホンのフラッグシップとしては標準的な更新間隔で、ボーズは値上げを選ばず同一価格で機能を積み増す形を取りました。定価が同じである以上、いま両者に約1万円の実売差があるのは、単純に第1世代が発売から3年近く経って値下がりしているからです。
QuietComfortという名前の中の階層
混同しやすいのが、同じQuietComfortの名前で複数の製品が並んでいる点です。オーバーイヤー型のヘッドホンだけでも、上位のQuietComfort Ultra Headphonesと、下位のQuietComfort Headphonesの2ラインがあります。下位モデルは公式比較表でイマーシブオーディオ・ActiveSense・CustomTuneがいずれも非搭載で、リスニングモードもクワイエットとアウェアの2種類のみです。本記事で扱うUltraは、これらをすべて備えた上位ラインになります。
さらにQuietComfort Ultra Earbudsという完全ワイヤレスイヤホンも同名で存在します。通販サイトの検索結果ではヘッドホンとイヤホンが混在して並ぶため、型番で確認するのが確実です。ヘッドホンの製品コードは第2世代がQCUH2-HEADPHONEARN、第1世代がQCUH-HEADPHONEARNです。
イヤホン側の選び方については別の記事にまとめています。ボーズのイヤホン3モデルの違いはBose ワイヤレスイヤホン全3モデルの違いで、上位のUltra Earbudsと標準モデルの差についてはBose QC Ultra Earbuds と QC Earbuds の比較で解説しています。ヘッドホンとイヤホンで迷っている段階なら、先にそちらをご覧ください。
なぜこのタイミングで更新されたか
公式プレスリリースが最初に掲げた見出しは「ロスレスデジタルオーディオ、進化したノイズキャンセリング、長時間バッテリー、刷新されたデザイン」でした。並び順が示すとおり、この世代交代の中心はUSB-Cによる有線ロスレス再生への対応です。
背景には、スマートフォンとパソコンの端子がUSB-Cに統一されたことがあります。第1世代の有線接続はアナログのみで、しかも本体の電源が入っていなければ音が出ない仕様でした。有線まわりの設計思想が世代で入れ替わったことになります。もうひとつの柱が映像で、音楽向けだったイマーシブオーディオに対し、第2世代は映像用のシネマモードを追加しました。それぞれの中身は次の章で詳しく見ていきます。
スペック比較表(第2世代 vs 第1世代)
公式仕様表・公式製品比較モジュール・公式プレスリリースの3か所を突き合わせて作成した一覧です。色が付いている行が世代で変わった項目、色が付いていない行は変わっていない項目です。
| 項目 | 🆕 新モデル Bose QuietComfort Ultra Headphones 第2世代 2025年9月発売 |
📦 旧モデル Bose QuietComfort Ultra Headphones 第1世代 2023年10月発売 |
|---|---|---|
| 📊 スペック比較(全項目) | ||
| シネマモード | 搭載新機能 | 非搭載 |
| USB-C有線オーディオ | 対応(ロスレス)16bit・44.1/48kHz | 非対応 |
| 連続再生(クワイエット/アウェア) | 最長30時間+6時間 | 最長24時間 |
| スタンバイと復帰 | 数か月持続・装着で自動再接続射程が拡大 | 24時間で電源オフ・要ボタン操作 |
| ノイズキャンセリングの制御 | アルゴリズム刷新・完全オフ可ActiveSense改良 | 従来アルゴリズム |
| ヨーク(アーム)素材 | メタリックポリッシュ見分けポイント | プラスチック |
| Bluetoothバージョン | 5.4 | 5.3 |
| 質量 | 約260g+10g | 約250g |
| 同梱USBケーブル | C→C・99.1cmUSB音声に必要 | A→C・50.8cm |
| 連続再生(イマーシブオーディオON) | 最長23時間+5時間 | 最長18時間 |
| リスニングモード数 | 4種 | 3種 |
| ボーズイマーシブオーディオ | 搭載 | 搭載 |
| CustomTune | 搭載 | 搭載 |
| ActiveSense | 搭載 | 搭載 |
| マルチポイント(2台同時接続) | 対応 | 対応 |
| 対応コーデック | SBC/AAC/aptX Adaptive | SBC/AAC/aptX Adaptive |
| 急速充電 | 15分で3時間+30分 | 15分で2.5時間 |
| 充電時間 | 3時間 | 3時間 |
| 折りたたみ構造 | 対応 | 対応 |
| 同梱オーディオケーブル | 3.5mm-2.5mm | 3.5mm-2.5mm |
| 実勢価格帯 | 4万円台 | 3万円台 |
出典:Bose公式(第2世代)/Bose公式(第1世代)/Bose公式プレスリリース。質量は価格.comのスペック情報を併用。価格帯は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
🤝 逆に、ここは共通です(どちらを選んでも変わらない点)
- ボーズイマーシブオーディオ・CustomTune・ActiveSenseはどちらも搭載。空間オーディオと耳の形に合わせた自動調整は第1世代から使えます
- マルチポイントによる2台同時接続はどちらも対応(第1世代は2024年7月のソフトウェア更新で追加されました)
- 対応コーデックはSBC・AAC・aptX Adaptiveで共通。どちらもLDACには対応していません
- フル充電に必要な時間は3時間で同一。Bluetoothの通信範囲も約9mで同じです
- フラットに折りたためる構造と、3.5mm-2.5mmのアナログオーディオケーブルの同梱も共通です
つまり「静かにする」「立体的に鳴らす」「耳に合わせる」という中核機能は、第1世代の時点ですでに完成していたということです。世代差は、その完成した土台に何を足したかという話になります。
購入判断に効く変更点6つ
📊 変更点サマリ
① シネマモードの搭載——映像のセリフが前に出る
第2世代で最も分かりやすい追加がシネマモードです。第1世代のリスニングモードはクワイエット・アウェア・イマージョンの3種類でしたが、第2世代はここにシネマが加わって4種類になりました。
効果の中身はサラウンド音と音声のバランス調整です。公式の説明では、サウンドステージを広げたうえで音場を聴き手の前方に配置し、セリフを鮮明に立たせるとされています。音楽向けのイマーシブオーディオが「音に囲まれる」方向なのに対し、シネマモードは「画面の向こうから聞こえる」方向の設計です。
実際に使った人の評価では、この機能への反応がとくに大きく出ています。ノイズキャンセリング目当てで購入したのに映像視聴が主用途になったという声や、セリフは前方から・効果音と音楽は周囲を包むように鳴り分けられる点を評価する声が見られます。動画配信サービスを日常的に観る人にとっては、価格差を正当化しうる唯一の機能と言っていい要素です。
一方で弱点も報告されています。シネマモード使用時に音像が固定されず、頭を動かすと定位がずれてしまうという指摘です。イマーシブオーディオには頭の動きに音を追従させない「静止」設定がありますが、シネマモードではこの挙動が期待どおりにならない場面があるようです。じっと画面を見る使い方なら問題になりにくく、ながら見が中心だと気になる可能性があります。
② USB-C有線オーディオへの対応——ロスレスとゲーム
スペック上、世代間で最も性格が変わったのがここです。第1世代はUSBオーディオに非対応で、公式FAQでも明確に「いいえ」と回答されています。第1世代で有線を使う場合は付属の3.5mm-2.5mmアナログケーブルを使うしかなく、しかもボーズ独自のアクティブEQを通す設計のため本体の電源が入っていないと音が出ません。電池が切れたときの保険として有線を考えていた人には、この仕様は期待外れだったはずです。
第2世代はUSB-C接続でデジタル信号をそのままDACへ渡す方式に対応しました。受け取れるのは16bit・44.1kHzまたは48kHzで、対応ファイルであればロスレスのまま再生できます。同梱ケーブルも第1世代のUSB-C(A→C・50.8cm)からUSB-C(C→C・99.1cm)へ変わり、そのままパソコンやスマートフォンにつなげる長さになりました。ケーブルの端子形状が変わったこと自体が、この機能追加の裏づけです。
ボーズが同時に打ち出しているのがゲーム用途です。公式は有線接続を低遅延の解として位置づけ、Snapdragon Sound対応機器と組み合わせたゲーミングモードにも触れています。ただし専用機と比べればあくまで汎用ヘッドホンの延長線で、ゲームを主目的に選ぶ機種ではありません。
③ 連続再生24時間→30時間——充電の頻度が変わる
公称の連続再生時間は24時間から30時間へ6時間伸びました。イマーシブオーディオをオンにした状態でも18時間から23時間へ5時間の増加です。さらに第2世代はノイズキャンセリングをオフにした場合の数値として最長45時間を公表しています。
6時間の差は、1日3時間使う人なら週の充電が2回から1回に減る計算です。加えて第2世代は使用中もUSB-Cポートから充電できるようになりました。装着したまま電源につないで聴き続けられるため、在宅で長時間使う場面では電池切れの心配がほぼ消えます。
急速充電も伸びています。第1世代は15分の充電で最長2.5時間だったのに対し、第2世代は15分で3時間です。差は30分ですが、家を出る直前に挿すという使い方では効いてきます。なおフル充電に必要な時間は両世代とも3時間で変わりません。
④ スタンバイと復帰の刷新——久しぶりに手に取っても待たされない
ここは誤解されやすい部分なので、先に前提を整理します。頭に載せるだけで復帰する動作自体は、第1世代にも備わっています。公式の取扱説明書にも、スリープ中の第1世代は電源ボタンを押すか頭に載せれば起きると明記されています。公式プレスリリースの表現も「新搭載」ではなく「装着検出の強化」です。
変わったのはスリープが持続する長さと、復帰したあとの挙動です。第1世代は未使用5分でスリープに入りますが、無操作のまま24時間が過ぎると完全に電源が落ちます。ここまで来ると頭に載せても起きず、電源ボタンの操作が必要です。第2世代は平らに置くか折りたたむと低消費電力のスタンバイに入り、公式によればこの状態が数か月持続します。加えて装着するとペアリング済みの機器へ自動で再接続します。
体感差が出るのは「毎日使う場面」ではなく「久しぶりに使う場面」です。週末だけ使う、出張のときだけ持ち出すという人ほど、鞄から出して耳に当てるだけで前の続きが始まる価値が大きくなります。実際に第2世代の購入者からも、最初のペアリング以外でスイッチを触らなくなったという声が挙がっています。毎日通勤で使う人にとっては、差はごくわずかです。
⑤ ノイズキャンセリング制御の刷新——完全オフができるようになった
ここは期待の置き方に注意が必要です。消音性能そのものが劇的に上がったわけではありません。公式は「独自のデジタル信号処理技術やその他の改良により前モデルを凌駕する」と書いていますが、具体的な数値目標は示していません。第1世代も第2世代も、アクティブノイズキャンセリング・ActiveSense・調整可能なノイズキャンセリングという構成自体は同じです。
実際に変わったのは制御の作法です。ひとつはアウェアモードでのActiveSenseの遷移が滑らかになったこと。通過する電車やサイレンのような突発音を抑えるとき、消音の効き方が急に切り替わらなくなりました。もうひとつがノイズキャンセリングを完全にオフにできるようになったことです。従来型のヘッドホンとして使いたい人の逃げ道が用意されました。なおノイズキャンセリングの強さをアプリで調整すること自体は、第1世代でもできます。第2世代で増えたのは「ゼロにする」という選択肢です。
副作用として、静かな環境では処理由来のわずかなノイズが乗ります。第1世代では個体によってこれが気になるという報告もありました。第2世代はこの背景ノイズの低減にも手が入っています。「もっと静かになった」ではなく「静けさの質が整理された」という理解が実態に近いです。
⑥ メタルヨークへの変更——見分けるならここ
外観の変更点は公式比較表にはっきり出ています。第1世代の素材表記は「合成皮革ヘッドバンド、プラスチックヨーク」、第2世代は「合成皮革ヘッドバンド、メタリックポリッシュヨーク、ロゴ仕上げ」です。ヨークとはヘッドバンドとイヤーカップをつなぐアーム部分を指します。
写真で並べたとき、第2世代はこのアーム部が磨かれた金属として銀色に光ります。第1世代は本体と同じ色のマットな樹脂です。色違いのモデル同士を見比べても、ここだけは世代で確実に違うため、中古やフリマで世代を判別したいときの目印になります。ボーズのロゴも彫り込みの仕上げに変わりました。
この変更の代償が質量です。第1世代の約250gに対し、第2世代は約260gと10g増えています。オーバーイヤー型で10gの差を装着中に感じ分けられる人は多くありません。ただしヘッドホンは軽いほど有利な製品なので、進化の裏で払っているコストとして記録しておく価値はあります。
第2世代を選ぶ意味を、機能以外からも考える
ここまで見てきたとおり、第2世代の進化は「映像」「有線」「電池」「操作」に集中しています。裏を返すと、それらを使わない人にとっての性能差はごく小さいということです。では機能表に載らない部分に、差額を払う理由はあるのでしょうか。
🎨 カラーが選べる
第2世代は公式に4色が並びます。第1世代はメーカー直販の在庫がディーププラムの1色まで減り、通販サイトでも色ごとに取扱店が1〜2軒という状態です。好きな色を選べること自体が、いまや世代差になっています。
🛡 保証の起算日が新しい
保証期間の長さ自体はどちらも同じです。差が出るのは修理部品とソフトウェア更新の供給期間で、発売から3年近い第1世代より第2世代のほうが長く残っています。
🔧 初期不具合を越えた個体が買える
第1世代では、有線からBluetoothに戻すとイマーシブオーディオの静止設定が効かなくなる不具合が報告されていました。第2世代も発売直後に似た症状が出ましたが、その後の更新で解消したという声があります。
🔌 端子まわりの将来性
パソコンもスマートフォンもUSB-Cに統一されました。第2世代はその端子1本で充電と音声を賄えます。いま有線を使う予定がなくても、機器を買い替えたときに選択肢が残っているのは強みです。
💰 約1万円の差額を払う価値があるか
音質と静けさで判断する方には、この差額をおすすめしません。消音の土台もイマーシブオーディオもCustomTuneも第1世代と共通だからです。判断が変わるのは、映像を観る・USB-Cで有線接続する・1日中つけっぱなしにする、のいずれかに当てはまる方です。
Bell
色が選べないってそんなに大事?安いなら何色でもいいと思っちゃうんだけど。
Kura
大事かどうかは人によるね。ただ在庫が減ると、色ごとに店が1軒しか残らなくて値段もばらつく。同じ第1世代でも黒と青で1万円近く違う日があるんだ。
Bell
じゃあ「旧型が安い」って言い切れないってこと?僕、そこ前提で考えてた。
Kura
そこが落とし穴。実際Amazonだと旧型のほうが高い日がある。生産が終わると安い出品から売れて、高い在庫だけ残るからね。買う直前に必ず両方の店を見て。
Bell
なるほど。型落ちだから安い、が自動的に成立するわけじゃないんだね。
進化幅と価格差の判定——どちらを買うべきか
変更点の影響度を重み付けして進化幅を数値化し、実売価格差と突き合わせた判定が以下です。
🎯 進化幅と価格差の総合判定
結論:重視する条件次第で判断が分かれます(後述の診断を参照)
🆕 QuietComfort Ultra Headphones 第2世代(新モデル)を選ぶべき人
- 映画やドラマを観る時間が長く、シネマモードを使いたい方
- パソコンやスマホにUSB-Cでつなぎ、ロスレス再生やゲームに使いたい方
- 1日つけっぱなしで、充電の回数と待ち時間を減らしたい方(30時間再生・15分で3時間)
- 数日ぶりに手に取っても、装着するだけで前の機器につながってほしい方
📦 QuietComfort Ultra Headphones 第1世代(旧モデル)を選ぶべき人
- 目的が「静かさ」で、ノイズキャンセリングの実力だけを買いたい方
- 音楽をワイヤレスで聴くのが中心で、映像や有線再生の予定がない方
- カラーにこだわらず、在庫が残っているうちに安く手に入れたい方
- 浮いた差額をイヤーパッドの交換や他の機材に回したい方
判定は「大幅進化だが、買うべきかは用途次第」という形に落ち着きました。変更点の数と質は十分ですが、その中身が特定の使い方に偏っているためです。追加された4つの高影響機能のうち、シネマモードは映像を観る人に、USB-C有線は有線接続する人にしか届きません。全員に確実に効くのはバッテリーまわりだけで、スタンバイの延長も久しぶりに使う人ほど価値が大きくなる性質のものです。
5軸スコアの内訳
スペックと購入者の評価をもとに、5つの評価軸で各機種を10点満点で独自採点しました。これは今回の2機種の相対的な位置関係を示すもので、他の記事のスコアと絶対比較する目的のものではありません。

📊 採点基準
- ノイズキャンセリング:公式のノイズ制御構成(ANC・ActiveSense・調整可否)と、購入者が挙げる遮音の実感を合わせて判定。第2世代はアルゴリズム刷新と完全オフ対応の分だけ上に置きましたが、消音の土台は共通のため差はわずかです
- 音質・機能:ドライバーとCustomTuneは共通のため、シネマモードとUSB-Cロスレスという再生手段の広さで差を付けています
- 装着感:公称質量と、側圧・イヤークッションに関する評価から判定。どちらも「締め付けが強すぎず長時間でも疲れにくい」という評価で一致したため同点にしました
- 使い勝手:連続再生時間と急速充電、スタンバイが持続する長さと復帰時の自動再接続、使用中の充電可否、報告されている不具合の有無から判定しています。頭に載せて復帰させる操作自体は両世代とも同じなので、差は小さめに置きました
- コスパ:2026年8月時点の実売価格に対して得られる機能量で判定。第1世代は中核機能を保ったまま価格が下がっているため、この軸だけは旧モデルが上回ります
※スペックはBose公式(第2世代)・Bose公式(第1世代)を参照。口コミは楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析。価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)。
この採点で注目していただきたいのは装着感が同点で、コスパは旧モデルが上回っている点です。ヘッドホンで最も買い替え動機になりやすい「かけ心地」に世代差がないため、第1世代を使っている方が第2世代に乗り換える強い理由は生まれにくくなっています。この記事が想定しているのは、あくまでこれから1台目を買う方です。
Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)の詳細レビュー
アーム部が銀色に光っているのが第2世代の目印です。写真はミッドナイトバイオレット。上の画像と、次章の第1世代の画像を見比べると、ヨークの仕上げの違いがはっきり分かります。
| 発売日 | 2025年9月25日 |
|---|---|
| 製品コード | QCUH2-HEADPHONEARN |
| リスニングモード | クワイエット/アウェア/イマージョン/シネマ(4種) |
| 連続再生時間 | 最長30時間(イマーシブオーディオON時23時間/ノイズキャンセリングOFF時45時間) |
| 急速充電/充電時間 | 15分で3時間/フル充電3時間 |
| 有線接続 | USB-Cオーディオ対応(16bit・44.1/48kHz)+3.5mm-2.5mmアナログ |
| Bluetooth/コーデック | Ver.5.4(通信範囲約9m)/SBC・AAC・aptX Adaptive |
| マルチポイント | 対応(2台同時接続) |
| 質量/ヨーク素材 | 約260g/メタリックポリッシュ仕上げ |
| カラー | ブラック/デザートゴールド/ミッドナイトバイオレット/ドリフトウッドサンド |
| メーカー希望小売価格 | 5万円台後半(税込) |
出典:Bose公式/価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
総合スコア
| 評価項目 | スコア(10点満点) |
|---|---|
| ノイズキャンセリング | 9.5 |
| 音質・機能 | 9.5 |
| 装着感 | 9.0 |
| 使い勝手 | 9.0 |
| コスパ | 6.5 |
| 総合評価 | 8.7 |
購入者の口コミから見える傾向
※以下は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です。記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 電車やカフェのざわつきが遠のく遮音の効きに対する評価が中心にあり、低く唸る生活音への強さを挙げる声が目立ちます
- 低音に厚みがありながらボーカルが埋もれず、長時間聴いても疲れにくいという音の傾向が支持されています
- 装着するだけで電源が入り、置けば切れる自動制御が快適で、ボタンをほとんど触らなくなったという実感が多く語られています
- シネマモードの没入感が想定以上で、購入目的が映像視聴に変わったという声が複数見られます
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 付属ポーチに収める際、ヘッドバンドを元の位置まで戻さないと入らず、手間を感じるという指摘があります
- ハウジングの回転角度が限られており、首にかけたときドライバー側が外を向く点を気にする声があります
- マルチポイントで2台につないでいるとBluetoothが切れる場合がある、という報告が出ています
- イコライザーが3バンドしかなく、細かい追い込みができないという不満が挙がっています

✅ メリット
- シネマモードにより、映像コンテンツでセリフが前方から明瞭に聞こえる
- USB-C接続でロスレス再生に対応し、パソコンやスマホと1本のケーブルで完結する
- 連続再生30時間・急速充電15分で3時間。使用中もUSB-Cから充電でき、電池切れで止まる場面が減る
- スタンバイが数か月持続し、装着するとペアリング済みの機器へ自動で再接続する
- ノイズキャンセリングを完全にオフにでき、普通のヘッドホンとしても使える
- メタルヨークとロゴの彫り込み仕上げで、所有感のある外観に変わった
⚠️ デメリット
- 実売で第1世代より約1万円高く、価格の壁がそのまま残っている
- シネマモードで頭を動かすと定位がずれる。じっと画面を見る使い方が前提になる
- イコライザーは3バンドのみ。細かく音を追い込みたい人には物足りない
- LDACには対応しない。コーデックの幅を求める人の選択肢からは外れる
- 防水・防塵の公称がなく、汗をかく運動用途には向かない
- 約260gと第1世代より10g重い。首にかけたときの見た目を不格好とする声もある
こんな方におすすめです。動画配信サービスを日常的に観る方、パソコンやスマートフォンにUSB-Cでつないでロスレス再生やゲームをしたい方、そして1日を通してつけっぱなしにする方です。逆に、通勤時に音楽を聴くだけという使い方であれば、この機能群は使われないまま眠ります。
Bose QuietComfort Ultra Headphones(第1世代)の詳細レビュー
写真はルナブルー。アーム部が本体と同じ色のマットな樹脂で、金属の光沢がありません。第2世代の画像と見比べると、ここだけは色に関係なく世代を判別できます。
| 発売日 | 2023年10月19日 |
|---|---|
| 製品コード | QCUH-HEADPHONEARN |
| リスニングモード | クワイエット/アウェア/イマージョン(3種) |
| 連続再生時間 | 最長24時間(イマーシブオーディオON時18時間) |
| 急速充電/充電時間 | 15分で2.5時間/フル充電3時間 |
| 有線接続 | 3.5mm-2.5mmアナログのみ(USBオーディオ非対応・使用時も電源オンが必要) |
| Bluetooth/コーデック | Ver.5.3(通信範囲約9m)/SBC・AAC・aptX Adaptive |
| マルチポイント | 対応(2024年7月のソフトウェア更新で追加) |
| 質量/ヨーク素材 | 約250g/プラスチック |
| カラー | ブラック/ホワイトスモーク/サンドストーン/ルナブルー/ディーププラム |
| メーカー希望小売価格 | 5万円台後半(税込・発売時) |
出典:Bose公式/価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
総合スコア
| 評価項目 | スコア(10点満点) |
|---|---|
| ノイズキャンセリング | 9.0 |
| 音質・機能 | 7.5 |
| 装着感 | 9.0 |
| 使い勝手 | 7.5 |
| コスパ | 8.5 |
| 総合評価 | 8.3 |
購入者の口コミから見える傾向
※以下は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です。記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 外の音が本当に聞こえなくなるという遮音の強さへの驚きが、評価の中心を占めています
- 頭の大きい人でも締め付けを感じず、イヤーパッドの柔らかさで長時間でも疲れにくいという声が多いです
- 低音が豊かで聴いていて楽しい鳴り方をするという、ボーズらしい音の傾向が支持されています
- イマーシブオーディオで音が立体的に動く体験が新鮮で、聴き慣れた曲が違って聞こえたという感想が見られます
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 有線接続からBluetoothに戻すとイマーシブオーディオの静止設定が効かなくなる、という不具合報告があります
- 初期不良を報告するレビューが一定数あり、到着後は返品期限内に動作確認をしておくべきという声があります
- 遮音が強いため、屋内では家族の呼びかけや宅配の呼び鈴を聞き逃してしまうという指摘があります
- アームの回転する金属部分に指の皮膚を挟んだ、という注意喚起が出ています

✅ メリット
- ノイズキャンセリングの土台は第2世代と共通で、いまも最上位クラスの静けさが得られる
- イマーシブオーディオ・CustomTune・ActiveSenseをすべて搭載している
- 約250gで第2世代より10g軽い。側圧が弱めで長時間の作業用途に向く
- マルチポイントに対応済みで、2台の機器を行き来できる
- 頭に載せればスリープから復帰する。日常的に毎日使うぶんには第2世代と操作感が変わらない
- 実売で第2世代より約1万円安く、中核機能あたりの価格が最も低い
⚠️ デメリット
- シネマモードがなく、映像コンテンツ向けの音場調整は行えない
- USBオーディオに非対応。有線はアナログのみで、しかも電源オンが必須のため電池切れ時の保険にならない
- 連続再生は24時間、急速充電は15分で2.5時間と、いずれも第2世代に一歩譲る
- イマーシブオーディオの静止設定が効かなくなる不具合が報告されている
- メーカー直販の在庫が1色まで減り、欲しい色を選べる状況ではなくなっている
⚠️ 旧モデル購入時の注意
- 第1世代は在庫限りの流通です。ご購入は早めをおすすめします
- 2026年8月時点で、メーカー直販に在庫が残っているのはディーププラムの1色のみです。ブラック・ホワイトスモーク・サンドストーン・ルナブルーはいずれも在庫切れになっています
- 通販サイトでは色ごとに取扱店が1〜2軒しか残っておらず、同じ第1世代でも色によって1万円近い価格差が生じています。色を指定して買う場合は割高になる可能性があります
- Amazonでは新品の出品が第2世代より高くなっている場合があります。生産終了品は安い在庫から売れていくため、購入前に必ず複数のストアで価格を確認してください
- 保証期間・サポート期間の考え方は第2世代と同じです(詳細はメーカーにご確認ください)
- 「新古品」「未使用」と表示された出品はリユース扱いのため、新品保証を求める場合は避けてください
こんな方におすすめです。目的が静かさで、音楽をワイヤレスで聴くのが中心という方です。映像や有線再生の予定がなく、カラーにこだわらないのであれば、第1世代は今も理にかなった選択です。逆に、映像視聴やUSB-C接続を少しでも考えている方には第2世代を選ぶ方が満足度が高くなります。後から機能を足すことはできません。
Bose QuietComfort Ultra Headphones(第1世代)
※在庫限りの流通です。カラーによって価格が大きく異なります
約1万円の差額をどう考えるか
2026年8月時点の実売は、第2世代が4万円台後半、第1世代が3万円台後半です。差額はおよそ1万円、旧モデル比で約28%の上乗せになります。メーカー希望小売価格は両世代とも同額ですから、この差は第1世代が3年近くかけて値下がりした結果です。
差額を1日あたりに割ると
ヘッドホンの買い替え周期を3年とすると、約1万円の差は1日あたり10円弱です。缶コーヒー1本を4日に1回我慢する程度の負担で、シネマモード・USB-C有線・6時間ぶんの電池・数か月持続するスタンバイが手に入ります。この置き換えだけを見れば安く感じられます。
ただしこの計算には落とし穴があります。使わない機能は1日10円を払っても0円分の価値しか生まないということです。通勤中に音楽を聴くだけの使い方なら、増えた4つの高影響機能のうち確実に働くのはバッテリーまわりだけです。毎日使う人ほどスタンバイの延長は効きにくいので、実質の単価は表示より高くつきます。
逆に、旧モデルの1万円をどう使うか
第1世代を選んだ場合、浮いた約1万円には具体的な使い道があります。ひとつはイヤークッションの交換用パーツです。最初に劣化するのはイヤーパッドで、ここを替えられれば本体の寿命は延びます。実際に第1世代の購入者からも、パッドを交換して使い続けたいという声が出ています。
もうひとつは、有線再生の環境を別に用意することです。第1世代がUSBオーディオに対応しないぶん、その予算を小型のUSB-C DACに回せます。本体の機能で解決するか外付けで解決するかの違いです。
価格の前提が崩れる場面に注意
⚠️ 「型落ちだから安い」は自動的には成立しません
生産が終わった製品は、安い在庫から順に売れていき、最後に高い出品だけが残ります。第1世代でも実際にこの現象が起きており、Amazonでは新品の出品価格が第2世代を上回る場面が出ています。楽天市場で3万円台の在庫が残っているうちは旧モデルが安いですが、この関係は在庫の減り方でいつ反転してもおかしくありません。
加えて第1世代は色ごとに価格が分かれています。まだ流通量のある色と、1店舗しか扱っていない色とでは1万円近い開きが出ます。「第1世代なら安い」ではなく「その色のその在庫が安い」という理解が正確です。購入前に必ず両ストアの現在価格を確認してください。
この記事の判断は、旧モデルが3万円台で買えることを前提にしています。もし第1世代の価格が4万円台に乗っているなら、その時点で旧モデルを選ぶ理由はほぼ消えます。差額が数千円まで縮んだ状態で機能の少ない方を選ぶ意味はありません。値段は必ずご自身の目で確かめてから決めてください。
どちらを選ぶべき?——使い方別の診断
飛行機や新幹線での移動が多い方に
どちらでも満足できます。ノイズキャンセリングの土台が共通で、低く唸る走行音への強さは第1世代の時点で最上位クラスだからです。分かれ目はバッテリーで、往復とも使って機内で映画も観るなら第2世代が有利です。片道数時間の移動が中心なら24時間で足ります。
在宅ワークで1日中つけている方に
第2世代がやや有利です。ただし理由は装着検出ではありません。会議のたびに外して着け直す動作は、第1世代でも頭に載せるだけで復帰するため差が出ないからです。効くのは使用中もUSB-Cで充電できる点で、電池を気にせず机の上に置きっぱなしにできます。連続再生30時間と合わせて、平日は充電のことを考えなくて済みます。
映画やドラマを観る時間が長い方に
第2世代の一択です。シネマモードは第1世代に後から追加できません。動画配信サービスを日常的に観るなら、この記事で挙げた差額の使い道として最も分かりやすい投資先になります。ただし頭を動かすと定位がずれるという指摘があるため、腰を据えて画面に向かう視聴スタイルの方が向いています。
パソコンにつないでゲームや音楽制作をしたい方に
第2世代を選んでください。USB-C一本でロスレス再生と充電が完結する点は、第1世代では代替できません。ただし音楽制作を本格的に行う場合は注意が必要です。ボーズの音の傾向は低音を厚めに乗せた味付け型で、フラットな基準が必要なモニター用途には向きません。あくまで楽しく聴くための機材です。
オンライン会議での通話品質を重視する方に
どちらでも通話はできますが、この用途だけが目的なら、ヘッドホン以外も検討する価値があります。両世代ともマイク性能は競合の最上位機に一歩譲るという評価が出ており、会議中心の使い方で最適解になりにくいためです。通話に特化した選び方は通話に強いワイヤレスイヤホンおすすめ8選にまとめています。ノイズキャンセリングと通話の両立を狙うなら、ソニー・ボーズ・テクニクスの最新イヤホン3機種の比較も判断材料になります。
予算を抑えつつ、静かさだけは妥協したくない方に
第1世代が正解です。3万円台で最上位クラスの遮音とイマーシブオーディオとCustomTuneが手に入る状態は希少です。増えた機能を使う予定がないなら、差額を払う理由はありません。ただし在庫が減り続けているため、選べるうちに決める必要があります。色を指定すると割高な在庫しか残っていない場合があるので、色にこだわらないことが条件です。
Bell
在宅の日が増えたから、僕は第2世代かなあ。着けたまま充電できるのが地味に良さそう。
Kura
そこは合ってる。ただ勘違いしやすいんだけど、着けるだけで復帰するのは第1世代も同じ。あと家族と暮らしてるなら、遮音が強すぎるのは第2世代でも変わらないよ。
Bell
あ、宅配の呼び鈴とか聞こえないってやつ?それ困るかも。
Kura
実際そういう声が出てる。性能が高いことの副作用だから、家ではアウェアモードを常用するとか、運用でしのぐしかないね。
Bell
なるほどね。買う前に分かってれば対処できるし。……でも正直、まだ3万円台の旧型も捨てがたい。
Kura
迷って当然だと思う。ここは好みが分かれるところだから、無理に今日決めなくていいよ。
よくある質問
Q. 第1世代と第2世代の見分け方を教えてください
A. アームの根元、ヘッドバンドとイヤーカップをつなぐ「ヨーク」と呼ばれる部分を見てください。第2世代は磨いた金属で銀色に光り、第1世代は本体と同じ色のマットな樹脂です。公式の素材表記も第2世代が「メタリックポリッシュヨーク」、第1世代が「プラスチックヨーク」と分かれています。ボーズのロゴも第2世代は彫り込みの仕上げに変わりました。カラーが違っても、この部分だけは世代で確実に判別できます。同梱ケーブルで見分ける方法もあり、第2世代はUSB-CのC→Cケーブル、第1世代はA→Cケーブルが入っています。
Q. 第1世代はいつまで買えますか
A. 在庫限りです。2026年8月時点で、メーカー直販に残っているのはディーププラムの1色のみで、ブラック・ホワイトスモーク・サンドストーン・ルナブルーはいずれも在庫切れになっています。通販サイトには複数の色が残っていますが、色ごとに取扱店が1〜2軒という状態です。特定の色をご希望であれば、選択肢があるうちに判断されることをおすすめします。
Q. 第1世代にシネマモードは後から追加されますか
A. 現時点でそのようなアナウンスはありません。第1世代のリスニングモードは公式比較表でもクワイエット・アウェア・イマージョンの3種類のままです。なお第1世代は2024年7月のソフトウェア更新でマルチポイントが追加された実績があるため、機能追加そのものが起こらないわけではありません。ただし予定されていない機能を期待して購入するのは避けてください。いま必要な機能は、いま搭載しているモデルで手に入れるのが確実です。
Q. 第1世代でも有線接続はできますか
A. できますが、方式が異なります。第1世代は付属の3.5mm-2.5mmアナログケーブルによる接続のみで、USBオーディオには対応していません。この点は公式FAQでも明確に「いいえ」と回答されています。さらにボーズ独自のアクティブEQを通す設計のため、有線でも本体の電源が入っていないと音が出ません。電池が切れたときの保険として有線を考えている場合、第1世代ではその目的を果たせない点にご注意ください。
Q. 第2世代と第1世代で電気代に差はありますか
A. 実用上の差はありません。ヘッドホンの充電に使う電力はごくわずかで、フル充電に要する時間もどちらも3時間で同一です。むしろ第2世代のほうが1回の充電で長く使えるぶん、充電の回数は減ります。ランニングコストで機種を選ぶ必要はない製品です。
Q. 第1世代の保証や修理サポートはいつまで受けられますか
A. メーカー保証は購入日を起点に始まるため、いま新品を買えば第2世代と同じ期間の保証を受けられます。修理部品やソフトウェア更新の供給終了時期をボーズは公表していません。旧モデルや販売終了製品も無料のテクニカルサポート対象ですが、長期の安心を優先するなら第2世代のほうが有利です。
Q. 中古の第1世代を買っても大丈夫ですか
A. 新品での購入を強くおすすめします。ヘッドホンはイヤークッションとバッテリーという消耗品を内蔵しており、これらの劣化状態は外観からは判断できません。第1世代は流通が細ってきた影響で「中古」「未使用」「新古品」と表示された出品が増えていますが、これらはいずれもリユース扱いでメーカー新品保証の対象外です。第1世代は楽天市場に3万円台の新品在庫がまだ残っているため、あえて中古を選ぶ必要はありません。
Q. 第2世代の値下がりを待つべきですか
A. 用途によります。第1世代は発売から約3年で、税込5万円台後半だった希望小売価格に対し実売が3万円台まで下がりました。同じ推移をたどるなら第2世代もいずれ値下がりします。ただしそれは第3世代が登場する時期と重なるため、待つということは「1世代前の製品を安く買う」という選択に戻ることを意味します。いま静かな環境が必要なら待つ意味は薄く、価格を最優先するなら現時点で第1世代を選ぶほうが合理的です。
まとめ
Bose QuietComfort Ultra Headphonesの第2世代と第1世代について、購入判断に効く違いを6つに整理しました。要点は次のとおりです。
- 増えたのは「映像」「有線」「電池」「操作」です。シネマモード、USB-C有線ロスレス、バッテリーまわり(30時間再生・15分で3時間の急速充電・使用中の充電)、数か月持続するスタンバイと装着時の自動再接続の4つが高影響の変更点です
- ノイズキャンセリングの土台は共通です。制御アルゴリズムは刷新され完全オフも可能になりましたが、消音の実力そのものが劇的に変わったわけではありません
- イマーシブオーディオ・CustomTune・ActiveSense・マルチポイント・折りたたみ構造・対応コーデックはどちらも同じです。中核はすでに第1世代で完成しています
- 実売差は約1万円。この差額は映像・有線・長時間使用のいずれかに当てはまる方には回収できますが、通勤時に音楽を聴くだけなら回収しきれません
- 第1世代は在庫限り。メーカー直販は1色まで減り、色によって価格が大きく分かれています。「型落ちだから安い」が成立しない場面も出始めています
最後まで迷ったのが、装着感を同点にするかどうかでした。第2世代は10g重く金属ヨークのぶん剛性も上がっていますが、購入者の評価は両世代とも「締め付けが強すぎず長時間でも疲れにくい」で一致しており、差を付ける根拠が見つかりませんでした。最も個人差が出る部分でもあるため、可能なら店頭でかけてみてください。
半年後、通勤電車の中でどちらを着けているか。そこで映画を観ているか、音楽だけを聴いているか。それを想像できた方を選んでください。
免責事項
・本記事に記載の価格・在庫状況は2026年8月時点で確認したものです。価格は変動しますので、最新の情報は各販売サイトでご確認ください。
・スペックは各メーカーの公式サイトおよび公式プレスリリースを参照しています。仕様は予告なく変更される場合があります。
・スコアおよび評価は編集部が独自の基準で行ったもので、メーカーの評価ではありません。使用感には個人差があります。
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