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上開きの冷凍庫は霜取りが付きもの、と思われがちですが、2026年10月時点では霜取り不要の上開きモデルを新品で選べます。国内の家庭用で手に入る代表格が、ハイアールJF-CF13A(132L)とAQUAAQF-F17CR(165L)の2機種です。
どちらも冷気をファンで循環させるファン式で、霜を自動で処理します。冷凍は-16〜-24℃、冷蔵への切り替えもでき、急冷凍は約56時間で自動終了するという操作仕様までほぼ同じです。それもそのはずで、AQUAはハイアールグループの日本法人です。
それでも、置ける部屋と使い心地ははっきり分かれます。分かれ目は容量・すき間込みの設置幅・収納の工夫・電気代の4点です。この記事では両社の公式仕様と取扱説明書を読み込み、どちらがどんな家庭に合うのかを整理しました。
結論を先に書くと、幅80cm未満のスペースに置くならJF-CF13A、幅1mの壁面を確保できて大物をよく買うならAQF-F17CRです。理由を順番に説明します。
Bell
うちの実家、霜取りが面倒で上開きの冷凍庫を手放したんだよね。上開きでも霜取りしなくていいのが出てるの?
Kura
そうなんだ。上開きは直冷式が主流だったけど、ファン式の機種が少しずつ出てきたんだよ。今回の2台がまさにそれ。
Bell
でもAQUAの方が2万円近く高いよね。中身はほとんど同じって聞いたけど、それなら安いハイアールでよくない?
Kura
そこが落とし穴なんだ。AQUAは左右に10cmずつすき間が必要で、置くのに約1mの幅がいる。ハイアールは約73cmで済むんだよ。値段より先に、置き場所を測ってみて。
✅ この記事でわかること
- JF-CF13A・AQF-F17CRのスペック・価格帯を一覧比較
- 2機種それぞれの強み・弱みと、口コミが集まっていない現状の読み方
- すき間込みの設置幅とバスケットの使い勝手の差
- 置き場所・買い方別のおすすめ機種がわかる診断
- 2026年10月時点の実売価格帯と購入時の注意点
- 直冷式との違い・電気代などのFAQ
【結論】JF-CF13AとAQF-F17CRはどっちを買うべき?早見表
2機種の選び分けは、置き場所の幅でほぼ決まります。容量や機能の差はその次です。
※価格帯は2026年10月時点の楽天市場の実売価格です。両機ともAmazonでの取り扱いは確認できませんでした。価格は変動するため、リンク先でご確認ください。
総合点はJF-CF13Aが7.8点、AQF-F17CRが7.5点の僅差です。最後の行の通り、霜取りを年に数回こなせる方はファン式を選ぶ必要自体がありません。同じハイアールの直冷式JF-CW14A(142L)は3万円台で、容量も電気代も有利です。
ファン式の上開き冷凍庫を選ぶ4つのポイント
ファン式の上開きはまだ機種が少なく、比べ方の定番がありません。ここでは、購入後に「思っていたのと違う」となりやすい順に4つの判断軸を並べました。
1. まず「霜取りをしたくない理由」をはっきりさせる
上開き冷凍庫の主流である直冷式は、庫内の壁に冷却パイプが通っていて、そこに霜が育ちます。霜が厚くなったら電源を切り、中身を移して溶かす作業が必要です。頻度は使い方次第ですが、年に数回が目安とされています。
ファン式は冷却器を壁の裏に隠し、ファンで冷気を送ります。霜は自動で処理されるため、この作業がなくなります。代わりに電気代と本体価格が上がり、同じ容量帯の直冷式と比べると、2026年10月時点の実売で2万円前後かそれ以上の開きがあります。
中身の移し替えができる大きなクーラーボックスがない、腰をかがめて霜を削るのがつらい、といった事情があるならファン式の価値は大きくなります。逆に、年数回の作業を気にしない方は直冷式で十分です。
2. 容量は「本体幅」とセットで考える
上開きは奥行きと高さが似通っているため、容量の差はほぼそのまま本体幅の差になります。今回の2機種も奥行きはどちらも568mmで、幅が692mmと820mmに分かれます。
132Lと165Lの差は33Lです。数字だけ見ると小さく感じますが、2Lペットボトルなら十数本ぶんの空間です。ふるさと納税の返礼品を年に何回も受け取る家庭では、この差が効いてきます。
3. 設置幅は「すき間込み」で測る
見落としやすいのが、放熱のために必要なすき間です。メーカーごとに指定が違い、JF-CF13Aは左右2cm以上、AQF-F17CRは左右それぞれ10cm以上を求めています。背面はどちらも10cm以上です。
すき間を足すと、必要な幅はJF-CF13Aが約73cm、AQF-F17CRが約102cmになります。本体幅の差は約13cmなのに、置き場所の差は約29cmに広がります。洗面所や廊下の一角に置く予定なら、ここで候補が1つに絞られることがあります。
上方向も確認が必要です。JF-CF13Aは本体の上に57cm以上、AQF-F17CRは床から140cm以上の空間を指定しています。棚の下に置くと扉が開ききらないので注意してください。
4. 電気代は「年間消費電力量」で比べる
カタログには省エネ基準達成率も載っていますが、これは容量に応じた基準値に対する割合です。実際の電気代を決めるのは年間消費電力量(kWh)のほうです。
達成率はAQF-F17CRの192%がJF-CF13Aの172%を上回ります。それでも年間消費電力量は275kWhと255kWhで、JF-CF13Aのほうが電気を使いません。1kWhあたり31円で計算すると、年間の差は6百円ほどです。容量が大きいぶん電気を使うのは当然なので、どちらが優秀というより容量1Lあたりの効率はAQUA、総額はハイアールが有利と読むのが正確です。
総合スコア&ランキング
公式仕様と取扱説明書の記載をもとに、5つの評価軸で各機種を10点満点で独自評価し、総合スコアを算出しました。今回の2機種の相対的な位置関係を示すもので、他の記事のスコアと絶対比較する目的のものではありません。

📊 採点基準
- 収納力:定格内容積と、食品収納スペースの目安・バスケットの構成
- 設置のしやすさ:放熱用のすき間を含めた必要設置幅・本体質量
- 使い勝手:バスケットの可動性・ドア開放アラーム・キャスター・扉の保持機構
- 省エネ・電気代:年間消費電力量と31円/kWhで試算した年間電気代(達成率は参考値)
- コスパ:2026年10月時点の実売価格と、容量・機能のバランス
※スペックは各メーカー公式サイト(ハイアール・AQUA)と取扱説明書を参照。両機とも楽天市場・価格.comの口コミがほぼ集まっていないため、口コミは採点に使っていません。価格は2026年10月時点の楽天市場の実売価格(Amazonは取り扱いなし)。
| 評価項目 | 🏆 ハイアール JF-CF13A | 🥈 AQUA AQF-F17CR |
|---|---|---|
| 収納力 | 6.5 | 8.5 |
| 設置のしやすさ | 9.0 | 6.0 |
| 使い勝手 | 7.0 | 8.5 |
| 省エネ・電気代 | 8.0 | 7.5 |
| コスパ | 8.5 | 7.0 |
| 総合評価 | 7.8 | 7.5 |
得意分野はきれいに分かれました。JF-CF13Aは設置とコスト、AQF-F17CRは容量と使い勝手で上回ります。
順位を決めるときに迷ったのは、使い勝手の差をどこまで重く見るかです。AQF-F17CRの可動式バスケットやドア開放アラームは、毎日触れる部分の差なので軽視できません。それでも1位をJF-CF13Aにしたのは、置けない冷凍庫はどれだけ便利でも選択肢に入らないからです。必要幅約102cmを確保できる家は限られます。幅1mの壁面を用意できる方にとっては、評価が逆転すると考えてください。
ハイアール JF-CF13A|幅70cm以下に収まる霜取り不要の132L
Bell
僕の部屋、冷蔵庫の横に75cmくらいのすき間があるんだ。そこに入るのってこっちだけ?
Kura
そうだね。左右2cmずつで済むから、必要な幅は約73cm。今回の2台で75cmの枠に収まるのはJF-CF13Aだけだよ。
Bell
白に茶色のふちって、ちょっと家具っぽいね。冷凍庫ってもっと業務用っぽい見た目だと思ってた。
Kura
上開きはそういうイメージが強いよね。ただ見た目より気にしてほしいのは、開けっぱなしを知らせるアラームが取説に見当たらない点なんだ。
JF-CF13Aは2026年4月発売の、ファン式を採用した上開き冷凍庫です。ハイアールの上開きはJF-CW10A・JF-CW14A・JF-CW20Aなど直冷式が中心で、発表時のプレスリリースでは、大きな物を入れやすい上開きでも霜取りの手間を減らしたいという需要に応える製品と説明しています。
| 発売 | 2026年4月 |
|---|---|
| 定格内容積 | 132L |
| 冷却方式 | ファン式(霜取り自動) |
| 外形寸法 | 幅692×奥行568×高さ865mm |
| 設置すき間 | 背面10cm・左右2cm・上面57cm以上 |
| 質量 | 31.5kg |
| 温度設定 | 冷凍-16〜-24℃/チルド0〜2℃/冷蔵3〜5℃ |
| 年間消費電力量 | 255kWh/年(電気代 年8千円弱・31円/kWh) |
| 運転音 | 約25dB(公称) |
| 付属バスケット | 2個 |
| 保証 | 本体1年・冷媒回路と冷却ファン5年 |
| 実売価格帯 | 4万円台 |
出典:ハイアール公式・同取扱説明書/価格は2026年10月時点の楽天市場の実売価格(Amazonは取り扱いなし)
強み:すき間2cmで置ける、幅70cm以下のファン式
JF-CF13Aの価値は設置幅の小ささに集約されます。本体幅692mmに左右2cmずつを足しても約73cmです。AQF-F17CRより約29cmも狭い場所に置けます。
AQUAはファン式の上開きを165L・198L・241Lの3サイズで展開していますが、いちばん小さいAQF-F17CRでも本体幅は820mmです。ハイアールとAQUAの現行ファン式上開きで、幅80cm未満の場所に置けるのはJF-CF13Aだけです。洗面所の脇やキッチンカウンターの横など、家具1つぶんの空間に霜取り不要の冷凍庫を足したい方にとって、まず候補になるのはこの機種です。
強み:冷蔵だけでなくチルドの温度帯を選べる
温度は冷凍が-16〜-24℃、冷蔵側はチルド0〜2℃と冷蔵3〜5℃に分けて設定できます。AQF-F17CRも冷蔵は0〜5℃なので幅は同じですが、取扱説明書でチルドの使い方まで案内しているのはJF-CF13Aです。年末の食材の作り置きや、まとめ買いした肉を凍らせずに数日置きたい時期だけ冷蔵庫として使う、といった使い方がしやすくなります。
ただし冷凍と冷蔵は庫内全体での切り替えで、同時には使えません。この点は両機共通です。
口コミの傾向
JF-CF13Aは発売から半年ほどで、楽天市場・価格.comともに口コミがほとんど投稿されていません(2026年10月時点)。傾向として読める量ではないため、この記事の評価は公式仕様と取扱説明書の記載にもとづいています。
✅ メリット
- 左右2cmのすき間で置け、必要幅は約73cm
- 年間消費電力量255kWhで、2機種のうち電気代が安い
- 運転音は約25dBと公表されている
- 冷蔵側をチルド0〜2℃と冷蔵3〜5℃で使い分けられる
- 実売4万円台で、ファン式の上開きとしては手が届きやすい
⚠️ デメリット
- ドア開放アラームが取扱説明書・機能表に記載されていない
- 132Lは上開きとしては小さめで、大きな箱物は数が入らない
- 急冷凍中の消費電力の増え方や、冷蔵で使ったときの年間消費電力量が公表されていない
- 同じハイアールの直冷式JF-CW14A(142L)より容量が少なく、価格は高い
開けっぱなしの心配は、扉を閉めたら軽く押して確認する習慣でかなり防げます。一方で容量の小ささは使い方では補えません。返礼品の大型の箱を年に何度も受け取る家庭なら、AQF-F17CRか、霜取りを受け入れて200L級の直冷式を検討するほうが満足度は高くなります。
こんな人におすすめ:幅80cm未満の場所に置きたい方、セカンド冷凍庫として作り置きや冷凍食品のストックを入れたい方。
逆に、こういう人は別モデル:霜取りが年数回なら苦にならない方は、容量が10L多く1万円以上安い直冷式JF-CW14Aで足ります。
AQUA AQF-F17CR|可動式バスケットとアラームで整理しやすい165L
Bell
父さんが釣りから帰ってくると、クーラーボックスごと魚を持ってくるんだよね。あれを丸ごと入れるなら大きい方がいい?
Kura
それならAQF-F17CRが向いてるよ。165Lあって、バスケットを左右にずらしたり底に沈めたりできるから、大物の上に小物を重ねやすいんだ。
Bell
上開きって下の物が取り出しにくいって聞くけど、バスケットでなんとかなるの?
Kura
完全には解決しないね。バスケットは2個だけだから、底の方はどうしても積み重ねになる。何を下に入れるかを決めておくのがコツだよ。
AQF-F17CRは2025年9月18日発売のファン式チェストフリーザーです。241LのAQF-F24CR、198LのAQF-F20CRと同時に出た3サイズ展開の最小モデルで、AQUAは発売時点で「国内家庭用ノンフロン冷凍庫でファン式のチェストタイプはAQUAだけ」と打ち出していました。
| 発売 | 2025年9月 |
|---|---|
| 定格内容積 | 165L(食品収納スペースの目安158L) |
| 冷却方式 | ファン式(霜取り自動) |
| 外形寸法 | 幅820×奥行568×高さ895mm |
| 設置すき間 | 背面10cm・左右各10cm以上・床から140cm |
| 質量 | 35kg |
| 温度設定 | 冷凍-24〜-16℃/冷蔵0〜5℃(1℃単位) |
| 年間消費電力量 | 275kWh/年・冷凍時(電気代 年8千5百円ほど・31円/kWh) |
| 運転音 | 公表なし |
| 付属バスケット | 可動式2個 |
| 保証 | 本体1年・冷媒回路と冷却ファン5年 |
| 実売価格帯 | 6万円台 |
出典:AQUA公式・同取扱説明書・発売時プレスリリース/価格は2026年10月時点の楽天市場の実売価格(Amazonは取り扱いなし)
強み:霜が付かないから動かせる、可動式バスケット
AQF-F17CRでいちばん実用的なのは可動式バスケットです。直冷式では霜でバスケットが壁に張りつくことがありますが、ファン式なのでその心配がありません。左右にスライドでき、両側の取手を折りたためばバスケットごと底に沈めることもできます。
上開き冷凍庫の弱点は、底の食品を掘り出す手間です。バスケットを動かせると「よく使う物は上、長期保存は下」という配置を後から組み替えられます。食品収納スペースの目安が158Lと公表されているのも、容量を見積もるうえで助かります。
強み:開けっぱなしをアラームで知らせる
取扱説明書には、扉が開いているとアラームが鳴る旨の記載があります。上開きは食品が引っかかって扉がわずかに浮いたままでも気づきにくいため、家族で共用する冷凍庫ではアラームの有無が安心感を左右します。扉は一定の角度で止まる設計で、両手で食品を出し入れしやすい点も公式に案内されています。
キャスターは360°回転の4輪で、前側にストッパーが付いています。本体は35kgあるため、掃除のたびに動かせる点は床置きの冷凍庫として実用的な装備です。
口コミの傾向
AQF-F17CRは発売から1年ほどですが、楽天市場・価格.comともに口コミがまだ投稿されていません(2026年10月時点)。評価は公式仕様と取扱説明書の記載にもとづいています。
✅ メリット
- 165Lの容量で、食品収納スペースの目安158Lが公表されている
- バスケットを左右にスライドでき、底にも沈められる
- 扉の開けっぱなしをアラームで知らせる
- 扉が一定の角度で止まり、両手で出し入れしやすい
- 360°回転キャスターと前輪ストッパーで移動しやすい
⚠️ デメリット
- 左右各10cmのすき間が必要で、置くには約102cmの幅がいる
- 運転音が公表されておらず、寝室近くに置く場合の目安がない
- 実売6万円台で、JF-CF13Aより2万円近く高い
- 付属バスケットは2個で、底の食品は積み重ねになる
運転音については、ファン式は直冷式よりファンの音が加わる方式です。数値が公表されていない以上、寝室の隣など音に敏感な場所に置く場合は、JF-CF13A(約25dB公称)のほうが判断材料がそろっています。
こんな人におすすめ:幅1mの壁面を確保できる方、返礼品や釣果など大物をまとめて保存したい方、家族で冷凍庫を共用する方。
逆に、こういう人は別モデル:置き場所が幅80cm未満の方はそもそも置けません。容量より設置性を優先してJF-CF13Aを選んでください。
JF-CF13AとAQF-F17CRのスペック比較表
| 項目 | 🏆1位 ハイアール JF-CF13A 132L・幅69.2cm |
🥈2位 AQUA AQF-F17CR 165L・幅82cm |
|---|---|---|
| ⚡ 基本性能 | ||
| 定格内容積 | 132L | 165L食品収納目安158L |
| 冷却方式 | ファン式(霜取り自動) | ファン式(霜取り自動) |
| 冷凍温度 | -16〜-24℃ | -16〜-24℃ |
| 冷蔵・チルド | チルド0〜2℃/冷蔵3〜5℃ | 冷蔵0〜5℃ |
| 急冷凍 | あり(約56時間で自動終了) | あり(56時間で自動終了) |
| 💧 省エネ・静音 | ||
| 年間消費電力量 | 255kWh/年 | 275kWh/年(冷凍時) |
| 年間電気代目安 | 年8千円弱31円/kWhで試算 | 年8千5百円ほど31円/kWhで試算 |
| 省エネ基準達成率 | 172% | 192% |
| 運転音 | 約25dB(公称) | 公表なし |
| 🤖 使い勝手 | ||
| バスケット | 2個 | 可動式2個(取手を畳んで左右スライド・底置き可) |
| キャスター | あり | 360°回転4輪(前輪ストッパー付き) |
| ドア開放アラーム | 取説に記載なし | あり |
| 操作パネル | 前面タッチ式パネル | 前面右下のタッチパネル |
| 📐 本体設計 | ||
| 外形寸法 | 幅692×奥行568×高さ865mm | 幅820×奥行568×高さ895mm |
| 必要設置幅の目安 | 約73cm左右2cm以上 | 約102cm左右各10cm以上 |
| 据付必要奥行 | 668mm | 668mm |
| 質量 | 31.5kg | 35kg |
| カラー | ホワイト | ダークシルバー |
| 発売 | 2026年4月 | 2025年9月 |
| ⭐ 総合スコア(10点満点) | ||
| 収納力 | 6.5 | 8.5 |
| 設置のしやすさ | 9.0 | 6.0 |
| 使い勝手 | 7.0 | 8.5 |
| 省エネ・電気代 | 8.0 | 7.5 |
| コスパ | 8.5 | 7.0 |
| 総合評価 | 7.8 | 7.5 |
| 👤 おすすめ対象 | ||
| こんな方に | 幅80cm未満に置きたい・予算5万円以内 | 大物をまとめて入れたい・整理しやすさ重視 |
| 💳 価格情報 | ||
| 実勢価格 | 4万円台▶ 最新価格はリンクで確認 | 6万円台▶ 最新価格はリンクで確認 |
| 🛒 購入リンク | ||
| 販売ストア | 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! | 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! |
Bell
表で見ると、奥行きも高さもほぼ同じなんだね。じゃあ違うのは幅くらいってこと?
Kura
大枠はそう。違いは4つに絞れるから、そこだけ押さえておけば迷わないよ。
Bell
省エネ基準達成率はAQUAの方が高いから、電気代もAQUAの方が安いんだよね?
Kura
そこが読み間違えやすいところなんだ。達成率はAQUAが上でも、年間の電気代はハイアールの方が安いんだよ。
JF-CF13AとAQF-F17CRの違いは4つ
違い1:容量は33Lの差。返礼品の箱が入る数が変わる
定格内容積はJF-CF13Aが132L、AQF-F17CRが165Lです。AQUAは食品収納スペースの目安を158Lと公表していますが、ハイアールは目安を出していません。仕様上の差は33Lで、容量の約2割にあたります。
どちらも上開きで庫内に仕切りがないため、塊肉や丸ごとの魚、ふるさと納税の大型の箱をそのまま入れられる点は同じです。差が出るのは同時に入れておける数です。冷凍食品のストックや作り置きが中心ならJF-CF13Aで足り、返礼品を複数の自治体から受け取る家庭や、釣った魚をまとめて保存する家庭ではAQF-F17CRの余裕が効きます。
違い2:すき間込みの設置幅は約73cmと約102cm
本体幅は692mmと820mmで、差は約13cmです。ところが取扱説明書の放熱スペースは、JF-CF13Aが左右2cm以上、AQF-F17CRが左右各10cm以上と大きく違います。すき間を足した必要幅は約73cmと約102cmになり、差は約29cmまで広がります。
奥行きは両機とも本体568mm・据付必要奥行668mmで同じです。上方向は、JF-CF13Aが本体の上に57cm以上、AQF-F17CRが床から140cm以上を指定しています。床からの高さに直すとJF-CF13Aは約144cm、AQF-F17CRは140cmで、実質的な差はありません。2機種の設置条件の差は、ほぼ幅だけです。
違い3:使い勝手はAQUAが一歩上。アラームとバスケットの差
付属バスケットはどちらも2個です。AQF-F17CRは取手を折りたたんで底に沈めたり、左右にスライドしたりできる可動式で、配置を組み替えやすくなっています。JF-CF13Aのバスケットは小物整理用という位置づけで、可動性についての案内は公式資料にありません。
もう1つの差がドア開放アラームです。AQF-F17CRの取扱説明書には扉が開いているとアラームが鳴る旨の記載がありますが、JF-CF13Aの取扱説明書と機能表には該当する記載が見当たりません。扉の角度保持(一定の角度で止まる)とストッパー付き360°キャスターも、公式に案内しているのはAQUA側です。
違い4:電気代はハイアールが年6百円ほど安い
年間消費電力量はJF-CF13Aが255kWh、AQF-F17CRが275kWhです。1kWhあたり31円で計算すると、年間電気代は8千円弱と8千5百円ほどで、差は年6百円ほどです。
省エネ基準達成率は逆にAQF-F17CRの192%がJF-CF13Aの172%を上回ります。これは容量が大きいほど基準となる消費電力量も大きく設定されるためで、1Lあたりの効率はAQUA、支払う電気代の総額はハイアールが有利です。なお、急冷凍(AQUAの呼び名はクイック冷凍)は両機とも約56時間連続で運転してから自動で終わり、AQF-F17CRは運転中の消費電力量が約193%増えると公表しています。JF-CF13Aは急冷凍中の増加量を公表していません。
🤝 逆に、ここは共通です(どちらを選んでも変わらない点)
- 冷却方式はどちらもファン式で、霜取り作業は不要
- 冷凍は-16〜-24℃、冷蔵側は0〜5℃の範囲で設定でき、切り替えは庫内全体で行う
- 急冷凍は設定温度が冷凍側のときだけ使え、約56時間で自動終了する
- 奥行きは本体568mm・据付必要奥行668mmで同じ
- 保証は本体1年、冷媒回路と冷却ファンは5年。補修用性能部品の保有期間は製造打切後9年
- 電源コードの長さは1.9m、付属バスケットは2個
残りの項目は同じなので、上の4つの違いだけで選べます。
どっちを選ぶべき?——状況別おすすめガイド
ここまでの4つの違いを、よくある置き場所と使い方に当てはめました。
洗面所・廊下・キッチンの隙間に置きたい方に
幅80cm未満の場所なら、選べるのはJF-CF13Aです。左右2cmのすき間で設置でき、必要幅は約73cmに収まります。奥行きは据付必要奥行668mmなので、通路に置く場合は人が通れる幅が残るかもあわせて確認してください。
ふるさと納税や箱買いで、大物が一度に届く方に
同時に何箱も保存したいならAQF-F17CRです。食品収納スペースの目安158Lに加え、可動式バスケットを底に沈めて大物の上に小物を載せる使い方ができます。設置には約102cmの幅が必要なので、ガレージや勝手口の土間など広めの場所が前提になります。ただし湿気の多い場所に置く場合、取扱説明書はアースに加えて漏電遮断器の設置を求めています。
家族みんなで使う・子どもが開け閉めする方に
閉め忘れが心配ならAQF-F17CRを選んでください。扉の開けっぱなしをアラームで知らせる記載があるのはAQF-F17CRだけです。開けっぱなしは庫内温度の上昇と電気代の増加に直結するため、開け閉めする人が多い家庭ほどこの差が効きます。
初期費用と電気代を合わせて抑えたい方に
本体価格と電気代の両方で有利なのはJF-CF13Aです。2026年10月時点の実売価格は約1万9千円差、電気代は年6百円ほどの差があり、10年使えば合計で2万5千円前後の開きになります。容量の33Lに対してこの差額を払う価値があるかが判断の分かれ目です。
霜取りは年に数回ならやれる方に
正直に言うと、この2機種はどちらも買わなくていい人がいます。霜取りの手間を受け入れられるなら、直冷式のほうが安く、電気代も少なく済みます。たとえば同じハイアールの直冷式JF-CW14A(142L)は、JF-CF13Aより容量が10L多く、年間消費電力量は215kWh、実売は3万円台です。ファン式の価値は「霜取りをしない」ことにあり、それ以外の性能で直冷式を上回るわけではありません。
よくある質問(FAQ)
Q. 上開き冷凍庫はファン式と直冷式のどちらを選ぶべきですか?
霜取りの作業を避けたいならファン式、価格と電気代を優先するなら直冷式です。ファン式は霜を自動で処理する代わりに、同じ容量帯の直冷式より本体価格と年間消費電力量が上がります。年に数回の霜取りを負担に感じない方は、直冷式で十分です。
Q. JF-CF13AとAQF-F17CRは冷蔵庫としても使えますか?
使えます。JF-CF13Aはチルド0〜2℃と冷蔵3〜5℃、AQF-F17CRは冷蔵0〜5℃に設定できます。ただし両機とも切り替えは庫内全体で行うため、冷凍と冷蔵を同時には使えません。AQUAの取扱説明書では、冷凍から冷蔵へ変えた場合に温度が安定するまで半日〜1日かかることがあると案内しています。
Q. 電気代は月にいくらくらいですか?
年間消費電力量を1kWhあたり31円で計算すると、JF-CF13Aは年8千円弱(月7百円弱)、AQF-F17CRは年8千5百円ほど(月7百円強)です。AQF-F17CRを冷蔵で使う場合は年間130kWhと公表されており、年4千円ほどまで下がります。
Q. 運転音はうるさくないですか?
JF-CF13Aは約25dB(JIS規定の試験・安定運転時)と公表しています。AQF-F17CRは運転音の数値を公表していません。AQF-F17CRの取扱説明書には急冷凍中は運転音が少し大きくなると記載があり、JF-CF13Aの取扱説明書は使い始めや運転開始時に圧縮機の音が若干大きくなると説明しています。
Q. ファン式なら庫内に霜や氷はまったく付きませんか?
壁面に霜が育つことはありませんが、使い方によっては氷が付きます。ハイアールの取扱説明書は、水分の多い食品をラップせずに入れるとバスケットに氷が付くことがあるとして、ラップと吹出口から離した配置を求めています。開け閉めの多さや食品の詰め方でも状態は変わります。
Q. 設置するときに気をつけることはありますか?
放熱用のすき間を必ず確保してください。背面はどちらも10cm以上、左右はJF-CF13Aが2cm以上、AQF-F17CRが各10cm以上です。また、両機とも本体の側面や前面に放熱パイプを内蔵しているため、表面が熱くなります。ハイアールは側面が約50〜60℃になることがあると説明しており、壁や家具に密着させないことが大切です。
Q. 保証期間に違いはありますか?
違いはありません。どちらも本体は1年、冷媒が流れる回路と冷却用ファン・ファンモーターは5年の保証です。補修用性能部品の保有期間も、ともに製造打切後9年です。
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まとめ:JF-CF13AとAQF-F17CRは「置ける幅」で決める
- どちらも霜取り不要のファン式で、温度帯・急冷凍・保証はほぼ同じ
- JF-CF13A:132L・必要幅約73cm・年間255kWh・実売4万円台。設置性とコストで有利
- AQF-F17CR:165L・必要幅約102cm・年間275kWh・実売6万円台。可動式バスケットとドア開放アラームで使い勝手が上
- 霜取りを年数回こなせるなら、直冷式のほうが安く電気代も少ない
最初にやることはメジャーで置き場所を測ることです。幅が約102cmに届かなければJF-CF13A、届くなら容量とアラームを取ってAQF-F17CRという順番で決めると迷いません。
Bell
うちのすき間、測ったら90cmだった。JF-CF13Aなら入るけど、AQUAのバスケットも捨てがたいんだよね。
Kura
90cmならAQUAは置けないね。ただ、もう少し広い場所に移せるなら話は変わる。冷凍庫は10年近く使う家電だから、置き場所ごと考え直すのもありだよ。
Bell
置き場所を変えるって、意外と大ごとだね……。ちょっと家族と相談してから決める。
Kura
それがいいと思う。どっちに決めても霜取りからは解放されるから、そこは安心して。
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本記事の価格帯は2026年10月時点の楽天市場の実売価格です(両機ともAmazonでの取り扱いは確認できませんでした)。価格・在庫は変動するため、最新情報は各販売ページでご確認ください。
スペックはハイアール・AQUA各社の公式サイト、取扱説明書、発売時のプレスリリースにもとづきます。電気代は1kWhあたり31円での試算で、使用環境により変わります。
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