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新しいモデルのほうが小さくて軽い。Insta360のGOシリーズに限っては、この予想は外れます。2025年8月に発売されたInsta360 GO Ultraは、前モデルのInsta360 GO 3Sよりカメラ本体が13.8g重く、サイズもひと回り大きくなりました。親指サイズの錠剤型から、スクエアな板状へと形そのものが変わっています。
それでもGO Ultraが「進化」と呼ばれるのは、画質の土台になるセンサーが1/2.3インチから1/1.28インチへ大型化し、動画が4K30fpsから4K60fpsへ、ストレージが内蔵固定からmicroSDカード式へ切り替わったからです。カメラ単体の駆動時間は38分から70分へ、ほぼ倍になりました。
一方でGO 3Sは、2026年8月現在もInsta360公式ストアと大手量販店で新品が普通に買えます。生産終了のアナウンスは出ていません。実売価格には1万円強の開きがあり、軽さと価格を優先するなら旧モデルを選ぶ理由は今も残っています。
この記事では、公式仕様書と口コミ分析をもとに両モデルの違いを6つに整理し、どちらを選ぶべきかを条件別に切り分けます。「新しいから買う」でも「安いから買う」でもない判断材料をお届けします。
Bell
Kura、僕、自転車通勤のときにヘルメットに付けて撮りたいんだけど、新しいほうが重いってどういうこと? 軽いのが売りのシリーズじゃないの?
Kura
センサーを大きくしたぶん、体積が要るようになったんだ。13.8g増えて52.9g。ただヘルメット装着なら、実は重いほうが有利なこともあるよ。
Bell
えっ、重いほうがいいの? 落ちにくくなるとかそういう話?
Kura
磁石の接地面が広くなったから、揺れても剥がれにくいんだよ。軽さ=正義じゃないところが、この2台の面白いところだね。
✅ この記事でわかること
- Insta360 GO UltraとGO 3Sのスペック・価格帯を全項目で一覧比較
- 2機種それぞれの強み・弱みと、実際の口コミに出てくる評価の傾向
- 暗所性能・4K60fps・microSD対応という「新型だけの3点」が実使用でどう効くか
- 撮り方・持ち歩き方のスタイル別に、どちらを選ぶべきかがわかる診断
- 2026年8月時点の実売価格帯と、GO 3Sをいちばん安く買う構成の選び方
- 買う前に知っておくべき注意点と、新旧比較でよくある質問への回答
【結論】GO UltraとGO 3S、どちらを買うべきか
細かいスペックに入る前に、結論から示します。判断を分けるのは「暗い場所で撮るか」と「軽さにいくら払えるか」の2点です。
GO Ultraが優位なのは暗所・フレームレート・ストレージ・電池もちの4分野。GO 3Sが優位なのは軽さと価格の2分野ですが、この2つはウェアラブルカメラでは軽視できません。差は約1万2千円。この金額を「画質と運用の安心に払う」と考えられるかが分かれ目です。
発売時期と型番の違い——GO 3SからGO Ultraへ何が起きたか
Insta360のGOシリーズは、胸元や帽子に磁石で留めて撮る「ハンズフリーPOV」に特化した小型カメラの系譜です。GO 3S(2024年6月13日発売)の直系後継として登場したのが、GO Ultra(2025年8月21日発売)です。発売間隔はおよそ1年2か月でした。
型番の付け方が「数字」から「グレード名」に変わった
ここが読者を混乱させるポイントです。従来のGOシリーズは初代GO(2019年)から「GO 2 → GO 3 → GO 3S」と数字とアルファベットで世代を刻んでいました。ところが新モデルは「GO 4」ではなく「GO Ultra」という名前になっています。Insta360は上位機に「Ultra」「Pro」というグレード名を付ける流儀を他シリーズでも採っており、GO Ultraもその流れです。
そのため「GO 3Sの後継機はどれか」を型番だけから読み取れません。検索でも「insta360 go 3s 後継機」というキーワードが実際に出てきますが、答えはGO Ultraです。
「後継が出た=旧モデルは終売」ではない
GO Ultraが登場して1年以上が経ちますが、GO 3Sは今も現役です。編集部が2026年8月30日に確認したところ、Insta360公式の楽天市場店に通常版128GBの在庫があり、ビックカメラ・コジマ・ヤマダ電機・エディオンといった大手量販でも通常版64GBが横並びで販売されていました。メーカーからの生産終了アナウンスも出ていません。
GO Ultraは形も重さも変わったため、GO 3Sの「親指サイズ・39g」という体験を求める層が別に残っています。メーカー側もGO 3Sのアクションポッドをレトロ調にした「レトロキット」という特別版を後から追加しており、旧モデルの販売を続ける姿勢を見せています。
📌 発売時期の整理
- Insta360 GO 3S:2024年6月13日発売/標準価格は通常版64GB・128GBとも6万円台(税込)
- Insta360 GO Ultra:2025年8月21日発売/標準価格は標準キットで6万円台(税込)
- 出典はInsta360公式のプレスリリース
この標準価格を並べると意外な事実が浮かびます。GO Ultraの標準価格は、GO 3S 128GB版をわずかに下回ります。新モデルのほうが高いという印象は、旧モデルが1年以上かけて値下がりした結果であって、メーカーの値付けそのものは据え置きに近い水準でした。
スペック全項目比較——GO Ultra と GO 3S
公式仕様書の全項目を並べた表です。色の付いたセルが、その項目で優位なほうを示します。グレーの行は両モデルで数値が同じ=どちらを選んでも変わらない項目です。
| 項目 | 🆕 新モデル Insta360 GO Ultra 2025年8月発売 |
📦 旧モデル Insta360 GO 3S 2024年6月発売 |
|---|---|---|
| 📊 スペック比較(全項目) | ||
| 発売日 | 2025年8月21日 | 2024年6月13日 |
| 実売価格帯 | 5万円台後半 | 4万円台半ば |
| センサー | 1/1.28インチ有効受光面積221%(公式・GO 3S比) | 1/2.3インチ |
| 画像処理チップ | 5nm AIチップAI演算性能50倍(公式) | 14nmチップ |
| 最高動画品質 | 4K60fpsフレームレート2倍 | 4K30fps |
| 写真解像度 | 最大50MP | 最大約12MP |
| 低照度モード(PureVideo) | 搭載夜景のディテール200%(公式) | 非搭載 |
| アクティブHDR | 搭載(最大4K30fps) | 非搭載 |
| 環境光センサー | 搭載 | 非搭載 |
| 4Kクラリティ・ズーム | 搭載(2倍) | 非搭載 |
| ストレージ | microSDカード(別売り・最大2TB)方式が変更 | 内蔵64GB / 128GB(増設不可) |
| 駆動時間(カメラ単体) | 70分+32分 | 38分 |
| 駆動時間(ポッド併用) | 200分+60分 | 140分 |
| 急速充電(カメラ0→80%) | 12分約半分 | 23分 |
| 急速充電(ポッド0→80%) | 18分約1/3 | 47分 |
| 最大FOV | 156° | 150° |
| タッチスクリーン | 2.5インチ フリップ式 | 2.2インチ フリップ式 |
| 動画コーデック | H.264 / H.265 | H.264 |
| 最大ビットレート | 180Mbps | 120Mbps |
| ISO感度 | 100-6400 | 100-3200 |
| Bluetooth | BLE 5.4 | BLE 5.0 |
| Wi-Fi | 5GHz 802.11 a/n/ac/ax | 5GHz 802.11 a/n/ac |
| 音声モード | 自動風切り音低減(2段階)/ 音声強調 / オリジナル | 風切り音低減 / ステレオ / 方向性強調 |
| 重量(カメラ本体) | 52.9g旧モデルが13.8g軽い | 39.1g |
| 重量(アクションポッド) | 108.5g旧モデルが12.2g軽い | 96.3g |
| サイズ(カメラ本体) | 46×45.7×18.3mm | 25.6×54.4×24.8mm |
| 防水(カメラ単体) | IPX8(水深10m) | IPX8(水深10m) |
| 防水(アクションポッド) | IPX4 | IPX4 |
| 手ブレ補正 | FlowState+360度水平維持 | FlowState+360度水平維持 |
| 動作温度 | -20℃〜40℃ | -20℃〜40℃ |
| カラー | ホワイト / ブラックの2色 | ホワイト / ブラックの2色 |
出典:Insta360公式 GO Ultra 製品ページ/Insta360公式 GO 3S 製品ページ/価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
差がついている項目は画質系・電源系・拡張性系に集中しています。逆に防水等級(カメラ本体はどちらもIPX8の水深10m、ポッドはどちらもIPX4)、手ブレ補正の方式、動作温度、カラー展開は完全に同じです。「新しいほうが濡らせる」という思い込みは、この表で消えるはずです。
違いは6つ——GO Ultraで何が変わったのか
📊 変更点サマリ
新機能=PureVideoモード/アクティブHDR/環境光センサー/4Kクラリティ・ズーム。仕様変更=センサー/画像処理チップ/最高フレームレート/ストレージ方式/バッテリーと充電/本体サイズと重量。Insta360はGO Ultraの製品ページ内でGO 3Sとの対比表を公開しています。
1. センサーが1/2.3インチから1/1.28インチへ——画質の土台が入れ替わった
この1点がGO Ultra最大の変更点です。センサーは光を受け取る面積そのものであり、面積が広いほど暗い場所でも情報を拾えます。Insta360は公式に「センサー有効受光面積221%(GO 3S比)」と表記しています。
加えて画像処理チップが14nmから5nmへ刷新され、公式表記でAI演算性能は50倍に。小型アクションカメラは構造上センサーが小さく「暗所に弱い」のがカテゴリ共通の弱点でしたが、GO Ultraはそこに真正面から手を入れた形です。
実使用でどう効くかというと、夕方から夜にかけての撮影で差が出ます。日中の屋外なら、正直GO 3Sの映像でも不満は出ません。差が開くのは、街灯だけの帰り道、照明を落としたカフェ、屋内のイベント会場といった場面です。ここを撮るかどうかが、そのまま6万円弱を払う理由になるかどうかに直結します。
2. 4K60fps対応——なめらかさが「2倍」になった
GO 3Sの4K撮影は最大30fpsでした。GO Ultraは4K60fpsに対応し、1秒あたりのコマ数が倍になっています。最高フレームレートも1080p@200fpsから1080p@240fpsへ伸びました。
フレームレートは動きの速い被写体で体感差が出る数値です。自転車で走る、犬を追う、階段を駆け下りる——こうした場面で30fpsだとカクつきが目に付きますが、60fpsなら滑らかにつながります。
ただし60fpsは容量も倍近く食います。内蔵ストレージ固定のままだったらこの機能は実用しづらかったはずで、次の変更点とセットで見るべきポイントです。
3. ストレージがmicroSDカード式に——ただし別売り
GO 3Sは内蔵メモリー式で、購入時に64GBか128GBを選び、あとから増やすことはできませんでした。撮影中に容量が尽きたら、その場で不要なデータを消すか、撮影をあきらめるかの二択です。
GO UltraはmicroSDカードスロットを搭載し、最大2TBまで対応します。カードが満杯になったら差し替えれば数秒で撮影を再開できますし、素材の吸い出しもカードごとパソコンに挿すだけで済みます。長い転送待ちから解放されるのは、撮影後の作業時間に効いてきます。
いっぽうで注意点があります。GO Ultraには内蔵メモリーがなく、microSDカードは別売りです。本体だけ買っても、カードがなければ1秒も撮れません。GO 3Sなら開封してすぐ撮り始められたことを思えば実質的な追加コストです。4K60fpsを常用するなら128GB以上を用意しておくと安心できます。撮りためた素材の退避先を探している方は、SanDisk ポータブルSSD 全3モデルの違いも参考になります。
4. 電池もちがほぼ倍、充電は約半分の時間に
数値の変化がいちばん大きいのがここです。カメラ単体の駆動時間は38分から70分へ、アクションポッドを併用した場合は140分から200分へ伸びました(いずれも公称条件での値)。バッテリー容量もカメラ側が310mAhから500mAhへ、ポッド側が1270mAhから1450mAhへ増えています。
充電速度の改善はさらに劇的です。0%から80%までの時間が、カメラ単体で23分から12分へ、アクションポッドは47分から18分へ短縮されました。ポッドの充電が3分の1近くまで縮んだ意味は大きく、出かける直前に思い出して挿しても間に合う水準です。
GO 3Sの口コミでは「カメラ単体だと30分台で電池が尽きる」という指摘が繰り返し出てきます。GO Ultraは単体で70分持つため、ポッドを置いてカメラだけを胸に留める運用が現実的になりました。
5. 暗所専用のPureVideoモードとアクティブHDRが追加された
センサーが大きくなっただけでなく、暗所を狙った撮影モードが2つ増えています。PureVideoモードはAIによるノイズ低減とダイナミックレンジ最適化を組み合わせた低照度専用モードで、Insta360は「夜景のディテール200%(GO 3S比)」と表記しています。アクティブHDRは明暗差の激しい場面でダイナミックレンジを自動的に広げる機能で、最大4K30fpsで使えます。
さらにGO Ultraには環境光センサーが載りました。Insta360のカメラでは初の搭載で、周囲の光を検出してリアルタイムに色を補正します。蛍光灯やLEDの下で起きるちらつきを抑える役割も担います。
いずれもGO 3Sには存在しない機能です。「あれば便利」ではなく「無い機種では撮れない絵がある」という質の差なので、暗所を撮る人には決定打になります。
6. 本体が13.8g重くなり、形が変わった——ここだけは旧モデルが有利
GO Ultraのカメラ本体は52.9g。GO 3Sの39.1gから13.8g増えました。アクションポッドも96.3gから108.5gへ12.2g増えています。合わせると約26gの差です。
形状も、GO 3Sの縦長な錠剤型(25.6×54.4×24.8mm)から正方形に近い板状(46×45.7×18.3mm)へ変わりました。薄さでは新モデルが勝りますが、投影面積は広くなっています。
この変更は評価が割れます。実機レビューでは「マグネットの接地面が広がって重心が安定し、Tシャツに留めたときの安定感が上がった」という声がある一方で、GO 3Sの「親指サイズで、着けていることを忘れる」という感覚を惜しむ声もあります。ここは好みが分かれる部分です。装着位置が胸元中心なら重量増は気になりにくく、帽子のツバや眼鏡のツルなど支点が細い場所に付けるなら、39gの軽さは今も価値があります。
GO Ultraだけが持つもの——差額で何を買うことになるのか
ここまでの6つの違いを、購入者の視点で「何を手に入れることになるのか」に翻訳します。差額はおよそ1万2千円です。
🌙 暗い場所で撮れる時間帯が増える
大型センサーとPureVideoモード、環境光センサーの組み合わせで、日没後や屋内でも映像が破綻しにくくなります。旅先の夜や照明を落とした店内も記録の対象になります。
🔁 容量切れで撮影が止まらない
microSDカード式なので、満杯になったら差し替えるだけで撮影を続けられます。旅行2日目で容量が尽きて消す作業に追われる事態が構造的に起きません。
🔋 予備電源を持ち歩く前提が崩れる
カメラ単体で70分、アクションポッド併用で200分。休憩の18分でポッドが8割まで戻るので、午前に撮って昼食中に充電し、午後も撮るという1日の組み立てが成立します。
🎬 動きの速い被写体が破綻しない
4K60fpsと最大180Mbpsのビットレート、H.265コーデックへの対応で、自転車・ランニング・ペットのような速い動きでもコマ落ち感が出にくくなります。スローに落とす前提の撮り方もしやすくなりました。
逆に、差額を払っても手に入らないもの
GO Ultraに買い替えても改善しない点も書いておきます。
- アクションポッドの防水は据え置き:どちらもIPX4の防滴どまりです。カメラ単体は水深10mまで潜れますが、画面側を水に沈められない構造は変わりません
- 長回しの発熱:レビュー分析では、4Kで長時間回すと発熱で停止する可能性があるという指摘が両モデルに共通して出ています。短いクリップを積み重ねる使い方に最適化された機種であることは変わりません
- バッテリー交換:どちらも内蔵式で交換できません。予備バッテリーを持ち歩くという発想は使えません
- アクセサリーの使い回し:Insta360は磁気ペンダントを「GO 3/GO 3S用」と「GO Ultra用」の別製品として販売しています。カメラの形が変わったため、手持ちのマウント類がそのまま使えるとは限りません。対応機種の表記を確認してください
💰 約1万2千円の差を払う価値があるか
性能で判断するなら、暗所を撮る人にとってこの差額は妥当です。センサー面積が2倍以上になる買い替えは、通常もっと大きな価格差を伴います。いっぽう昼間の屋外しか撮らない人にとっては、支払った差額の大半が使わない機能に消えます。加えてGO Ultraはカードが別売りなので、実質の追加出費はもう少し膨らむ点も勘定に入れてください。
進化幅と価格差の総合判定
🎯 進化幅と価格差の総合判定
結論:重視するポイント次第で判断が分かれます(後述の診断を参照)
🆕 GO Ultra(新モデル)を選ぶべき人
- 夜の街歩き・室内・夕暮れなど、明るくない場所でも撮る人
- 4K60fpsのなめらかさが欲しい人(自転車・ランニング・ペット)
- 容量とバッテリー切れで撮影を止めたくない人
📦 GO 3S(旧モデル)を選ぶべき人
- 撮るのは日中の屋外が中心で、暗い場所はスマホに任せる人
- 装着したことを忘れる軽さを最優先したい人(カメラ39.1g)
- 予算を4万円台に抑えたい人・microSDを別に買う手間を避けたい人
5軸スコアの内訳
スペックと口コミ分析をもとに、5つの評価軸で各機種を10点満点で独自採点しました。これは今回の2機種の相対的な位置関係を示すもので、他の記事と絶対比較する目的のものではありません。

| 評価項目 | 🆕 GO Ultra | 📦 GO 3S |
|---|---|---|
| 画質・暗所性能 | 9.5 | 6.5 |
| バッテリー・充電 | 9.5 | 5.5 |
| 携帯性・装着性 | 8.0 | 9.5 |
| 拡張性・運用のしやすさ | 9.0 | 6.0 |
| コストパフォーマンス | 6.5 | 8.5 |
| 総合評価 | 8.5 | 7.2 |
📊 採点基準
- 画質・暗所性能:センサーサイズ、画像処理チップ、最高解像度とフレームレート、写真解像度、低照度モードとHDRの有無を公式仕様から評価
- バッテリー・充電:カメラ単体とアクションポッド併用の公称駆動時間、0→80%の充電時間、バッテリー容量を評価
- 携帯性・装着性:カメラ本体とアクションポッドの質量、外形寸法、装着時の安定性に関する口コミ傾向を評価
- 拡張性・運用のしやすさ:ストレージ方式と上限容量、コーデック、通信規格、画面サイズ、外部マイク接続の可否を評価
- コストパフォーマンス:実売価格帯に対して得られる性能の量。GO Ultraはカードが別売りである点を減点要素として織り込んでいます
※スペックはInsta360公式 GO Ultra・Insta360公式 GO 3Sの各製品ページを参照。口コミは楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析。価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)。
採点で迷った点をひとつ
コストパフォーマンスの配点は最後まで迷いました。標準価格どうしで比べるとGO UltraのほうがGO 3S 128GB版より安く、額面上は新モデルのほうが割安です。それでもGO 3Sに8.5、GO Ultraに6.5を付けたのは、読者が実際に支払うのは実売価格だからです。1年以上の値下がりを経たGO 3Sは4万円台で買えており、そこにアクションポッドと64GBのストレージが最初から付いてきます。今この瞬間に払う金額で見れば、GO 3Sのほうが得られるものは多いという判断です。
逆に、GO Ultraの携帯性を8.0と比較的高く置いたのは、重量では負けていても薄さと重心の安定という別軸の携帯性があると判断したためです。ここは点数化しにくい部分で、装着位置によって評価が逆転しうることは正直に書いておきます。
Bell
スコアだと新しいほうが上なんだよね? じゃあ悩む必要ないんじゃないの?
Kura
総合点は上だよ。でも軽さとコスパの2軸は旧型が勝ってる。この2軸が自分にとって何番目に大事かで答えが変わるんだ。
Bell
うーん、僕は夜も撮りたい気がするけど、そんなに夜に出歩かない気もする……
Kura
なら判定材料をひとつ。スマホのカメラロールを開いて、直近1か月の動画が何時に撮られてるか見てみて。18時以降が多いなら新型、そうでもないなら旧型でいいと思う。
Insta360 GO Ultra(新モデル)の詳細レビュー
GO Ultraは、GOシリーズの「小さくて着けっぱなしにできる」という設計思想を保ったまま、画質と電源まわりの弱点をまとめて潰しにきたモデルです。1/1.28インチという、GO 3Sの1/2.3インチから一気に大型化したセンサーを積んだことが性格を決めています。
| 発売日 | 2025年8月21日 |
|---|---|
| センサー/チップ | 1/1.28インチ/5nm AIチップ |
| 最高動画品質 | 4K60fps(最高フレームレート 1080p@240fps) |
| 写真解像度 | 最大50MP(8192×6144) |
| 最大FOV/絞り | 156°/F2.85(35mm判換算14.27mm) |
| ストレージ | microSDカード(別売り・最大2TB)/内蔵メモリーなし |
| 駆動時間 | カメラ単体70分/アクションポッド併用200分 |
| 充電時間(0→80%) | カメラ12分/アクションポッド18分 |
| 画面 | 2.5インチ フリップ式タッチスクリーン(アクションポッド) |
| 防水 | カメラ単体 IPX8(水深10m)/アクションポッド IPX4 |
| 重量/サイズ | カメラ52.9g・ポッド108.5g/カメラ46×45.7×18.3mm |
| 実売価格帯 | 5万円台後半 |
出典:Insta360公式/価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
撮れる絵の性格——「明るさに強い」から「暗さに強い」へ
GO Ultraを一言で表すなら、撮影できる時間帯が広がったカメラです。従来の小型ウェアラブルカメラは、日が落ちた時点で実質的に役目を終えていました。ノイズが乗って見られる映像にならないからです。GO Ultraはセンサーの大型化とPureVideoモード、環境光センサーの3点でここに手を入れています。
もうひとつの特徴が、アクションポッドから外して単体で使えるモジュール構造です。カメラ単体で70分持つため、ポッドを鞄に入れたままカメラだけを胸に留める使い方が現実的になりました。ポッドはリモコン兼モニターとして機能します。
※以下は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です。記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。
楽天市場のレビューは主要出品を合わせて145件・平均4.46(2026年8月時点)で、発売から1年でこの数はGOシリーズとしては多い部類です。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 胸元に留めて歩くだけで映像が残るため、撮影のために立ち止まる必要がなくなったという声が多い
- microSDへの変更でデータ管理と容量の不安が消えたことを、買い替えの決め手に挙げる人が目立つ
- 短時間で8割まで戻る充電速度が、出発前の駆け込みや休憩時の運用に効いているという評価
- マグネットの接地面が広がったことで、走っても外れにくくなったという装着感の変化
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 4Kの長回しで本体が温かくなり、条件次第では撮影が止まる可能性を指摘する声がある
- microSDカードスロットのふたが硬く、カメラをポッドから外す動作にも最初は戸惑うという指摘
- カードが同梱されないため、買ってすぐ撮り始めるには別途用意が必要だったという声
- 前モデル用に買い足したマウント類がそのまま使えず、買い直しが発生したという報告

✅ メリット
- 1/1.28インチセンサーと5nm AIチップで、このサイズの機種としては暗所に強い
- 4K60fps対応で、動きの速い被写体でもコマの粗さが出にくい
- microSDカードで容量を後から足せる。上限は最大2TB
- カメラ単体70分・ポッド併用200分の駆動時間と、12分で80%の急速充電
- Bluetoothマイクを接続でき、話し声を入れるVlogでも音が破綻しない
- 2.5インチのフリップ式画面で自撮りの構図確認がしやすい
⚠️ デメリット
- microSDカードが別売りで、本体だけでは1秒も撮影できない
- カメラ本体が52.9gと、前モデルより13.8g重い
- アクションポッドはIPX4の防滴どまりで、システム全体を水に沈められない
- 4Kの長回しでは発熱による停止の可能性がある。長時間の連続録画を主目的にする機種ではない
- バッテリーは内蔵式で交換できない
こんな方に向いています。夜や室内の撮影が撮影全体の3割を超える方、自転車やランニングなど速い動きを撮る方、旅行で1日中カメラを回し続ける方。逆に、日中の屋外だけで完結する方には、この性能の多くが眠ったままになります。
Insta360 GO 3S(旧モデル)の詳細レビュー
GO 3Sは、カメラ本体39.1gという軽さを武器にしたモデルです。親指サイズの錠剤型で、シャツの襟や帽子に磁石で留めても存在を忘れます。この「着けていることを意識しない」感覚は、板状に変わったGO Ultraでは完全には再現できません。
| 発売日 | 2024年6月13日 |
|---|---|
| センサー/チップ | 1/2.3インチ/14nmチップ |
| 最高動画品質 | 4K30fps(最高フレームレート 1080p@200fps) |
| 写真解像度 | 最大4000×3000(約12MP) |
| 最大FOV/絞り | 150°(メガ広角FOV)/F2.8(35mm判換算16mm) |
| ストレージ | 内蔵64GB または 128GB(増設不可) |
| 駆動時間 | カメラ単体38分/アクションポッド併用140分 |
| 充電時間(0→80%) | カメラ23分/アクションポッド47分 |
| 画面 | 2.2インチ フリップ式タッチスクリーン(アクションポッド) |
| 防水 | カメラ単体 IPX8(水深10m)/アクションポッド IPX4 |
| 重量/サイズ | カメラ39.1g・ポッド96.3g/カメラ25.6×54.4×24.8mm |
| 実売価格帯 | 4万円台半ば(通常版64GB) |
出典:Insta360公式/価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
今も残る強み——軽さと「開けてすぐ撮れる」こと
GO 3Sを選ぶ理由は2つに集約されます。ひとつは39.1gという軽さ。もうひとつは内蔵メモリー式であることです。後者は一般には弱点として語られますが、購入直後にmicroSDカードを買い足す必要がないという意味では利点でもあります。開封してその日から撮り始められる手軽さは、初めてこの種のカメラを買う人にとって小さくありません。
機能面でも、FlowState手ブレ補正と360度水平維持はGO Ultraと同じものが載り、防水等級も新旧で差がありません。日中の屋外で歩き撮りをする限り、映像の差は多くの人が思うほど大きくないはずです。日本語の音声操作にも対応しています。
※以下は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です。記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。
楽天市場のレビューは主要出品を合わせて63件・平均4.13(2026年8月時点)です。新モデルより件数は少ないものの、発売から2年を経ても評価が下がりきっていない点は読み取れます。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 親指サイズと軽さを挙げる声が圧倒的に多く、装着したまま忘れられる点が支持されている
- スマホのバッテリーを消費せず一日撮り続けられるため、テーマパークや旅行での常用に向くという評価
- 日中の屋外なら4Kの画で十分に満足できるという声が繰り返し出てくる
- 値下がりが進んだ現在の価格なら性能に納得できる、という買い時に関する言及
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- カメラ単体では30分台で電池が尽きるため、アクションポッドが実質必須という指摘が目立つ
- 内蔵メモリーが固定式で、4K撮影では容量の減りが速く後から増やせないという不満
- 夜景や薄暗い室内ではノイズが目立ち、明るい場所向けと割り切る必要があるという声
- 64GBでは物足りず、買うなら最初から128GBにすべきだったという後悔の言及

✅ メリット
- カメラ本体39.1g・アクションポッド96.3gと、新モデルより約26g軽い
- 内蔵メモリー式なので、購入初日からカードを買い足さずに撮り始められる
- 手ブレ補正・360度水平維持・防水等級は新モデルと同じ内容
- 日本語の音声操作に対応し、手がふさがった状態でも録画を開始できる
- 実売価格が4万円台まで下がっており、アクションポッド込みで手が届く
⚠️ デメリット
- 暗所に弱い。1/2.3インチセンサーで、PureVideoモードもアクティブHDRも搭載していない
- ストレージが内蔵固定で増設できず、容量が尽きたらその場で消すしかない
- カメラ単体の駆動時間が38分と短く、充電も0→80%に23分かかる
- 動画は4K30fpsまで。速い動きではコマの粗さが出る場面がある
入手性について——2026年8月時点の実査結果
⚠️ 旧モデル購入時の注意
- メーカーからの生産終了アナウンスは出ていません。Insta360公式の楽天市場店に通常版128GBとレトロキットの在庫があり、大手量販でも通常版64GBが横並びで販売されています(2026年8月30日 編集部確認)
- ただしAmazonでは通常版・カメラ単体とも新品の出品が確認できず、新品で買えるのはレトロキットのみでした。販路によって在庫の残り方に差が出はじめています
- 検索結果には中古・展示品・「新品アウトレット」が価格の安い順に並びます。新品を買うつもりなら商品名の表記を必ず確認してください
- 保証・サポートの扱いは新モデルと同じです(詳細はメーカーにご確認ください)
価格差の中身——約1万2千円をどう見るか
2026年8月時点の実売は、GO Ultraが5万円台後半、GO 3S(通常版64GB)が4万円台半ば。差はおよそ1万2千円です。ただしこの数字には注意点が3つあります。
1. 標準価格では新モデルのほうが安い
メーカーの標準価格を並べるとGO UltraはGO 3S 128GB版を下回り、64GB版との差もごくわずかです。値付けとしては「据え置きに近い水準で中身を入れ替えた」モデルにあたります。
いま感じる1万2千円の差は、GO 3Sが発売から2年かけて値下がりした結果です。この構造がわかっていると、「新型は高い」という印象に引きずられずに済みます。同時に、GO Ultraも今後同じように値下がりしていく可能性がある、という読み方もできます。
2. GO Ultraはカード代が上乗せになる
GO Ultraには内蔵メモリーがなく、microSDカードが別売りです。4K60fpsを常用するなら128GB以上が現実的で、その分の出費が加わります。GO 3Sは64GBまたは128GBの内蔵メモリーが最初から入っているので、この費用がかかりません。
つまり実際の支払い総額の差は、表示価格の差より少し開きます。逆に言えば、GO Ultraはカードを買い足せば容量を増やし続けられるので、長く使うほどこの差は回収されていきます。「初期費用が高いが上限がない」対「初期費用が安いが上限で頭打ち」という関係です。
3. GO 3Sには、もっと安い構成がある
GO 3Sを最安で買いたいなら、「レトロキット」という選択肢を知っておく価値があります。アクションポッドをレトロ調のデザインにした特別版で、中身の仕様は通常版と同じです。実売は4万円台前半で、通常版より安く手に入ります。編集部が確認した時点では、楽天市場・Amazonの両方に新品の在庫がありました。
もうひとつ、アクションポッドを含まない「カメラ単体」もあります。画面もリモート操作も付いてこないためGO Ultraとは比較条件が揃わず、すでにGO 3のポッドを持っている人向けの構成です。
💡 差額でできること
約1万2千円は、512GBクラスのmicroSDカードと純正の自撮り棒を両方そろえてもおつりが出る金額です。GO 3Sを選んで浮いた分をアクセサリーに回すという考え方もできます。逆にGO Ultraを選ぶなら、この1万2千円は「日が落ちても撮り続けられる時間」を買っていることになります。どちらが自分の撮り方に効くかで決めてください。
Bell
レトロキットって安いだけの型落ちじゃなくて、ちゃんと同じ中身なんだ。ちょっと得した気分。
Kura
見た目が好みなら普通に良い買い方だね。ただ在庫の残り方は販路でバラつき始めてるから、決めたら早めに動いたほうがいい。
どちらを選ぶべき?——撮り方別の診断
ここまでの内容を実際の使い方に落とし込みます。自分に近いものを探してください。
日没後や室内でも撮りたい方に
迷わずGO Ultraです。1/1.28インチセンサー、PureVideoモード、環境光センサーの3点が効くのはこの場面だけで、ここを撮らないなら3点とも眠ります。夜の街歩き、照明を落とした飲食店、夕暮れのランニング、屋内のイベント。こうした場面が撮影の3割を超えるなら、差額はすぐに納得できます。
旅行やイベントで、1日中撮りっぱなしにしたい方に
GO Ultraを選んでください。ここで効くのは画質ではなく運用です。カメラ単体70分・ポッド併用200分の駆動時間、休憩中の18分でポッドが8割戻る充電速度、カードを差し替えれば容量が復活する仕組み。この3点が揃って初めて「1日回し続ける」が成立します。
とにかく軽くしたい・帽子や眼鏡に付けたい方に
GO 3Sが向いています。カメラ本体39.1gとアクションポッド96.3gの軽さは、装着位置が細い場所ほど価値が出ます。帽子のツバ、眼鏡のツル、細いストラップ。こうした支点に52.9gを載せると、たわみや揺れが気になり始めます。GOシリーズを選ぶ理由が「存在を忘れる軽さ」だったなら、GO 3Sの39gは今でも唯一の答えです。
初めてこの種のカメラを買う方に
予算に余裕があるならGO Ultra、4万円台に抑えたいならGO 3Sです。ただしGO Ultraはカードを別に買う必要があり、GO 3Sは開封してすぐ撮り始められます。この一手間を面倒に感じるなら、GO 3Sから入って使い方が固まってから上位機に移る順番も理にかなっています。
自転車・ランニング・ペットなど動きの速い被写体を撮る方に
GO Ultraです。4K60fpsと最大180Mbpsのビットレートは速い動きで効く数値です。マグネットの接地面が広がり、振動の多い環境でも外れにくくなりました。走りながらの撮影が主目的なら、重量増はむしろプラスに働きます。
よくある質問(FAQ)
Q. Insta360 GO 3Sの後継機はどれですか?
A. Insta360 GO Ultra(2025年8月21日発売)です。型番が「GO 4」ではなくグレード名の「Ultra」のため後継とわかりにくいのですが、GOシリーズの直系最新モデルです。センサーが1/2.3インチから1/1.28インチへ大型化し、動画が4K30fpsから4K60fpsへ、ストレージが内蔵固定からmicroSDカード式へ変わりました。
Q. 旧モデルのGO 3Sはいつまで買えますか?
A. 2026年8月時点で、メーカーからの生産終了アナウンスは出ていません。Insta360公式の楽天市場店に通常版128GBとレトロキットの在庫があり、ビックカメラ・コジマ・ヤマダ電機・エディオンなどの大手量販でも通常版64GBが販売されています。ただしAmazonでは通常版の新品出品が確認できず、レトロキットのみが新品で買える状態でした。販路によって在庫の残り方に差が出はじめているため、購入を決めているなら早めに動くことをおすすめします。
Q. 新モデルと旧モデルで、ランニングコストに差はありますか?
A. 本体以外にかかる費用に差があります。GO Ultraは内蔵メモリーを持たずmicroSDカードが別売りのため、購入時にカード代が上乗せされます。4K60fpsを常用するなら128GB以上が現実的です。GO 3Sは内蔵64GBまたは128GBが最初から入っているのでカード代はかかりませんが、容量を後から増やすこともできません。充電は両モデルともUSB-Cで、電気代の差は実用上問題にならない水準です。
Q. 旧モデルの保証・修理サポートはいつまで受けられますか?
A. 購入時のメーカー保証は新モデルと同じ扱いです。修理対応やパーツの供給期間はメーカーの規定によるため、購入前にInsta360の公式サポートで最新の案内をご確認ください。
Q. 中古のGO 3Sを買っても大丈夫ですか?
A. 新品での購入を強くおすすめします。GO 3Sはバッテリーが内蔵式で交換できないため、中古品では前の所有者の使用状況がそのまま電池の劣化として残ります。もともとカメラ単体で38分という駆動時間なので、劣化した個体では実用に届かない可能性があります。通販の検索結果には中古・展示品・「新品アウトレット」が価格の安い順に並ぶため、意図せず中古を選ぶ事故が起きやすい点にも注意してください。
Q. GO Ultraの値下がりを待つべきですか?
A. 撮りたい場面がすでにあるなら、待つ理由は薄いと考えます。GO 3Sは発売から2年を経て4万円台まで下がっています。GO Ultraも同じペースなら、待つ間に撮影機会を失う代償のほうが大きくなります。逆に「いつか使うかもしれない」段階なら急ぐ必要はありません。なお標準価格そのものはGO Ultraのほうが安く、割高感はありません。
Q. GO 3S用に買ったアクセサリーは、GO Ultraでも使えますか?
A. そのまま使えるとは限りません。Insta360は磁気ペンダントを「GO 3/GO 3S用」と「GO Ultra用」の別製品として販売しています。カメラ本体の形状が錠剤型から板状に変わったため、本体を直接保持するタイプのマウントは互換性を確認する必要があります。一方で自撮り棒や吸盤マウントのように、対応機種の欄にGO UltraとGO 3Sが並記されている製品もあります。購入前に商品ページの対応機種表記をご確認ください。
Q. どちらもアクションポッドは水に沈められますか?
A. できません。カメラ本体は新旧ともIPX8で水深10mまで対応しますが、画面の付いたアクションポッドは新旧ともIPX4の防滴どまりです。雨や水しぶきは防げますが、水没させたりサーフィンのように水が強く当たる用途では使えません。ここは新旧で差がなく、GO Ultraに買い替えても改善しない点です。
まとめ
Insta360 GO UltraとGO 3Sの違いを、あらためて6点に整理します。
- センサーが1/2.3インチ→1/1.28インチ。公式表記で有効受光面積221%、AI演算性能50倍
- 動画が4K30fps→4K60fps。最高フレームレートも1080p@200fps→240fpsへ
- PureVideoモード・アクティブHDR・環境光センサーが新搭載。暗所を撮るための3点セット
- ストレージが内蔵固定→microSDカード式(最大2TB)。ただしカードは別売り
- 駆動時間がほぼ倍、充電は約半分の時間に。カメラ単体38分→70分、0→80%が23分→12分
- カメラ本体が39.1g→52.9gへ13.8g増。この1点だけは旧モデルが有利
スコアの合計ではGO Ultraが上回りますが、軽さとコストパフォーマンスの2軸ではGO 3Sが勝っています。この2軸が自分にとって何番目に大事かで、答えは変わります。
判断に迷ったら、スマートフォンのカメラロールを開いて、直近1か月に撮った動画が何時に記録されているかを見てみてください。18時以降が多いならGO Ultra、日中に集中しているならGO 3Sで足ります。半年後に毎日ポケットから取り出している姿を想像できるほうを選んでください。
Bell
カメラロール見てきた。夜の動画、思ったより少なかった……。じゃあ僕は旧型でいいのかな。
Kura
そう結論を急がなくてもいいと思うな。今まで撮ってないのは、単に撮れるカメラを持ってなかったからかもしれないよ。
Bell
ええっ、それ言われると振り出しに戻るんだけど……
Kura
ごめんごめん。ひとつだけ言えるのは、自転車通勤で毎日使うならヘルメット装着の安定感で新型が効くってこと。そこから逆算してみて。
免責事項
本記事に掲載している価格・在庫状況は2026年8月時点で編集部が確認したものです。価格は変動するため、購入時は必ずリンク先の販売ページで最新の情報をご確認ください。
スペックはInsta360公式サイトの製品ページおよびプレスリリースを出典としています。駆動時間・充電時間はメーカー公称条件(室温25度のラボ環境等)での値であり、実際の使用条件によって変わります。評価スコアは編集部が定めた基準による独自評価で、メーカーや第三者機関による認定ではありません。
口コミの傾向は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を編集部が読み込み、独自にまとめたものです。レビュー原文の転載・個別の再構成は行っていません。
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