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同じ9千円前後で並んでいる3台のマグネット式モバイルバッテリーで、ワイヤレス充電の最大出力が15Wと25Wに割れています。しかも高い方が15W、安い方が25Wという逆転が起きています。
原因は規格の世代交代です。マグネットでくっつくワイヤレス充電の規格「Qi2(チー・ツー)」は上限15Wでしたが、2025年に上限25Wの「Qi2 25W」(別名Qi2.2)が登場しました。商品名はどちらも「Qi2対応」「MagSafe対応」と書かれるため、店頭でも通販でも見分けがつきません。
この記事では、Qi2.2の25W機であるCIO SMARTCOBY SLIM Ⅱ Wireless2.2 Pro 10KとUGREEN MagFlow PB773、そして従来Qi2の15W機であるAnker MagGo Power Bank(10000mAh)A1654の3台を比較します。25Wが実際に出る条件は想像よりずっと狭く、手持ちのiPhoneによっては25W機を買っても15Wしか出ません。その線引きも含めて整理しました。
Bell
ねえ、僕この前ワイヤレス充電のバッテリー買ったんだけど、全然速くならなかったんだよね。同じ「Qi2」って書いてあったのに。
Kura
それ、たぶん15Wの方だね。Qi2には15Wまでのやつと25Wまでのやつがあって、どっちも「Qi2」って名乗ってるんだ。
Bell
えっ、同じ名前で中身が違うの!? そんなの箱見ても分からないじゃん…。
Kura
仕様表の「25W」の文字を探すのが確実。ただ、25W機を買えば速くなるとも限らない。Bellのスマホ、何だっけ。
Bell
iPhone 15…。あ、その顔やめて。もしかして僕、何を買っても関係なかったってこと?
✅ この記事でわかること
- CIO・UGREEN・Ankerの3機種のスペック・価格帯を一覧比較
- 3機種それぞれの強み・弱みと実際の口コミ傾向
- Qi2(15W)とQi2.2(25W)の性能差と、25Wが出る機種の条件
- 持ち歩き方・使う端末別におすすめが変わる診断
- 2026年7月時点の価格帯と賢い購入方法
- 2026年4月に変わった飛行機の新ルールを含む注意点とFAQ
【結論】3機種のおすすめ早見表
先に結論をまとめます。総合点で選ぶならCIO、装備の多さで選ぶならUGREEN、卓上での使い勝手で選ぶならAnkerです。判断の分かれ目は「毎日カバンに入れて持ち歩くか」と「手持ちのiPhoneが25Wに対応しているか」の2点に集約されます。
※価格帯は2026年7月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方)をもとにした目安です。価格は変動します。
迷ったらCIO、ただし条件があります
3機種のうち、ワイヤレス25W・有線35W・重量188g・厚み14.6mmをすべて満たすのはCIOだけで、しかも価格帯は最も安い8千円台です。数値で選ぶなら結論は早く出ます。
ただしCIOには2つ条件があります。ひとつは25Wを活かせるiPhoneを使っていること。もうひとつは5つの充電モードを手動で切り替える操作を許容できることです。モードを間違えると本来の速度が出ないため、「買ってきて何も考えず最速で使いたい」人には引っかかりがあります。
📊 3機種の位置づけを1行で
- CIO:速さ・薄さ・安さを同時に取った代わりに、付加機能をすべて削った構成
- UGREEN:ケーブル内蔵と3系統給電で装備は最強、代償は254gという重さ
- Anker:スタンドと長期保証は3機種で最良、ただしワイヤレスは1世代前の15W
3機種の購入リンク
Qi2と「Qi2 25W(Qi2.2)」は何が違うのか
この記事の核心です。3機種の性能差の大半はここから生まれています。
上限が15Wから25Wへ、約1.67倍に上がった
Qi2はワイヤレス充電の国際規格Qiの新世代版で、マグネットで位置合わせをする方式を標準化したものです。AppleのMagSafeと同じ吸着方式が、iPhone以外でも使えるようになりました。このQi2の最大出力は15Wでした。
2025年に登場した新しいバージョンでは、最大出力が25Wまで引き上げられています。製品ページでは「Qi2 25W」と書かれることも「Qi2.2」と書かれることもありますが、指しているものは同じです。出力は約1.67倍になり、ベルキンは自社テストとしてiPhone 16を0%から50%まで29分で充電できたと公表しています。
従来のQi2機とは下位互換があります。ベルキンは、Qi2 25Wの充電器がQi2機器を最大15Wで充電すると説明しています。逆に15Wのバッテリーに最新のiPhoneを載せても15Wのままで、速い方に引き上げられることはありません。低い方に合わせて動きます。
25Wが出るiPhoneは、想像よりずっと限られている
ここが最大の落とし穴です。25W対応のモバイルバッテリーを買っても、端末側が対応していなければ15Wしか出ません。Apple公式の技術仕様に記載された2026年7月時点の対応状況は次のとおりです。
| お使いのiPhone | 25W充電 | 条件 |
|---|---|---|
| iPhone 17 / 17 Pro / 17 Pro Max | ◯ | 標準で対応。OS更新は不要 |
| iPhone 16 / 16 Plus | ◯ | Apple仕様に「Qi2 最大25W」と記載 |
| iPhone 16 Pro / 16 Pro Max | △ | Apple仕様は「Qi2 最大15W」表記のまま(2026年7月時点) |
| iPhone 16e | × | 本体側がQi2に非対応。OS更新でも解決しない |
| iPhone 12〜15シリーズ | × | 15Wが上限(Qi2の記載がない機種もあります) |
出典:Apple公式 技術仕様(iPhone 17・iPhone 16・iPhone 16 Pro・iPhone 16e)/Belkin公式 Qi2 25W解説/Anker Japan公式 Qi2解説
⚠️ iPhone 15以前を使っている方へ
CIOやUGREENを買っても、出力は15Wに制限されます。この場合、25W対応かどうかで選ぶ意味はありません。薄さ・軽さ・付加機能・価格で選んでください。なおCIOは25W機のなかで最も薄く軽いため、15W運用でも携帯性の面では選ぶ価値が残ります。
実際にどれくらい速くなるのか
実機レビューで報告されている充電時間を整理すると、差は明確です。iPhone 17 Proをワイヤレスで0%から満充電にする所要時間は、Qi2.2の25W機で約127〜130分。従来のQi2(15W)機では約170分という測定値が報告されています。約40分の差です。
30%から80%までの区間で見ると、さらに分かりやすくなります。旧来のQi(7.5W)で約2時間、Qi2(15W)で約60〜70分、Qi2.2(25W)で約41分、有線30Wで30分未満という目安が実機レビューで示されています。25Wは有線との差を10分前後まで詰めた水準です。
出典:スーログ(CIO実機レビュー・規格別の充電時間比較)/マクリン(各社Qi2 25W機の満充電時間比較)
Bell
40分違うのか。じゃあ僕もiPhone買い替えたら25Wのやつにする!
Kura
ちなみに40分ってのは0から100まで充電した場合ね。実際は寝る前に貼って朝外すって使い方が多いから、その差が体感に出るかは人によるよ。
Bell
あれ、じゃあ25Wって別にいらない…? 今そっちに寄せてなかった?
Kura
効くのは外出中。カフェで30分だけ充電、みたいな短時間の使い方だと25Wの差がそのまま残量差になる。据え置きで一晩なら、正直どっちでも同じだね。
マグネット式モバイルバッテリーの選び方
規格以外にも見るべき項目があります。10,000mAhクラスは製品数が多く、スペック表の数字だけでは差が見えにくいカテゴリです。実際の使用場面から逆算して確認すべき5点を挙げます。
1. 重量は「貼ったまま使うか」で基準が変わる
マグネット式はスマホの背面に貼って使うため、本体重量がそのまま手首にかかります。iPhone 17が約177gですから、250gのバッテリーを貼れば合計430g前後になります。これは片手で持って操作し続けられる重さではありません。
目安として、貼ったまま歩いたり操作したりするなら200g前後まで、カバンに入れて必要なときだけ貼るなら250g台でも問題ないと考えてください。今回の3機種では、CIOの188gだけがこの「貼ったまま使える」ラインの内側にあります。
2. 厚みはポケットに入るかを決める
10,000mAhクラスの厚みは14mm台から21mm台まで幅があります。差は7mm程度ですが、ズボンの前ポケットに入れたときの収まりは大きく変わります。スタンド機構やケーブル内蔵といった装備を載せれば、その分だけ厚くなるのは避けられません。厚みは機能の量を表す指標として読めます。
3. 有線出力と入力のW数は別々に確認する
見落とされやすいのが入力(本体を充電する速さ)です。出力ばかりが宣伝されますが、毎日使う道具では「自分が満タンになるまでの時間」も同じくらい効いてきます。入力20Wと30Wでは、本体の再充電時間に1時間近い差が出ることがあります。
出力側は、スマホだけなら20W台で十分です。タブレットや軽量ノートPCも充電したいなら30W以上を選んでください。
4. 残量表示は「数値かどうか」で実用性が変わる
LEDが4段階で光るタイプだと、残量は25%刻みでしか分かりません。外出前に「これで足りるか」を判断するには粗すぎます。1%刻みのデジタル表示があれば読み違いがなくなります。
5. ケースとの相性は事前に確認する
マグネットで吸着する以上、ケースが対応していなければくっつきません。Anker公式はMagSafe対応ケースで厚み2.5mm以下を条件として挙げており、金属や磁気を含むケース、ポップソケットの類は非対応としています。
厚手のケースや非対応ケースでは、歩行中にずれる、充電が始まらないといった問題が起きます。買う前に手持ちのケースがMagSafe対応かを確認してください。見落とすとケースの買い替え費用が上乗せになります。
✅ 購入前チェックリスト
- 手持ちのiPhoneは25W対応か(17シリーズ、または16/16 Plus)
- 貼ったまま操作したいか、カバンに入れて運ぶだけか
- スマホ以外にタブレットやノートPCも充電するか
- 使っているケースはMagSafe対応で、厚み2.5mm以下か
- 30W以上のUSB-C充電器を持っているか(本体の充電に必要)
総合スコア&ランキング
公式スペックと口コミ・実機レビューをもとに、5つの評価軸で各機種を10点満点で独自評価しました。今回の対象3機種の相対的な位置関係を示すもので、他の記事のスコアと絶対比較する目的のものではありません。

📊 採点基準
- ワイヤレス充電の速さ:公称の最大出力(15W/25W)と、実機レビューで報告されている満充電までの所要時間を照合して採点しました
- 有線出力と入力の速さ:USB-C有線の最大出力W数と、本体充電時の最大入力W数の両方を見ています。入力が遅い機種は減点しました
- 携帯性(重量・厚み):公称の重量(g)と厚み(mm)を並べ、スマホに貼った状態で常用できるかを基準に採点しました
- 日常の使い勝手:残量表示の細かさ、スタンドやケーブル内蔵の有無、モード切替の分かりやすさ、パススルー充電の挙動を総合しました
- 価格に対する装備の充実度:2026年7月時点の実売価格帯に対して、規格・出力・重量・装備がどれだけ揃っているかで採点しました
※スペックは各メーカー公式サイト(CIO・UGREEN・Anker)を参照。口コミは楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析。価格は2026年7月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)。
| 評価項目 | 🏆 CIO Pro 10K | 🥈 UGREEN PB773 | 🥉 Anker A1654 |
|---|---|---|---|
| ワイヤレス充電の速さ | 9.0 | 8.5 | 5.5 |
| 有線出力と入力の速さ | 9.0 | 8.5 | 5.5 |
| 携帯性(重量・厚み) | 9.5 | 4.5 | 5.0 |
| 日常の使い勝手 | 7.0 | 8.0 | 8.5 |
| 価格に対する装備の充実度 | 9.5 | 7.5 | 5.5 |
| 総合評価 | 8.8 | 7.4 | 6.0 |
2位と3位をどちらにするかは迷いました
1位のCIOは数値で明確に抜けているため議論の余地がありませんが、UGREENとAnkerの順位付けは判断が分かれるところです。
UGREENを2位にしたのは、この記事が「Qi2の世代交代」を軸にしているからです。25W対応という一点で、Ankerとは規格の世代が違います。一方でAnkerには折りたたみスタンド、5色のカラー展開、3機種で最長の保証があり、製品としての完成度ではUGREENを上回る部分が確かにあります。
実際、UGREENの254gは3機種で最も重く、携帯性のスコアはAnkerより低い4.5点です。「重い25W機」と「軽くはないが完成度の高い15W機」のどちらを上に置くかは使う端末次第で逆転します。iPhone 15以前をお使いなら、2位と3位は入れ替えて読んでください。
CIO SMARTCOBY SLIM Ⅱ Wireless2.2 Pro 10K 詳細レビュー
Bell
これが一番安いのに一番速いんだよね? もう答え出てない?
Kura
数字だけならね。ただこれ、充電モードが5つあって手動で切り替えるんだ。ボタンの長押しと短押しの組み合わせで。
Bell
5つ!? 僕、電子レンジのあたため以外のボタン一生使わない人間なんだけど…。
基本スペック
| 発売時期 | 2026年2月 |
|---|---|
| 容量 | 10,000mAh(5,000mAh×2セル) |
| ワイヤレス出力 | Qi2.2 最大25W |
| 有線出力(USB-C) | 最大35W(PPS対応) |
| 入力(本体充電) | 最大30W/満充電まで約160分 |
| 同時充電 | ワイヤレス5W+有線15W=合計20W(2台まで) |
| サイズ・重量 | 約101×70×14.6mm/約188g |
| 残量表示 | 0〜100%を1%刻みで表示するデジタルインジケーター |
| パススルー充電 | 完全対応(満充電後は直接給電へ自動切替) |
| 素材・カラー | アルミ合金+液体シリコン/ブラック・シルバー |
| 価格帯 | 8千円台 |
出典:CIO公式/価格は2026年7月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
10,000mAhでこの薄さは、他社が達成していない
この機種の価値は14.6mm・188gという数字に集約されます。Qi2.2の25Wに対応し、有線35Wを出し、1%刻みの残量表示まで載せたうえで、この薄さと軽さを実現している10,000mAh機は他にありません。
理由は装備を削ったことです。スタンドもケーブル内蔵もなく、USB-Cポートは1つだけ。付加機能をすべて外し、その分の厚みと重量を丸ごと落としています。実機レビューでは187.9gと公称値どおりの重さが確認されており、カタログ値と実物のズレもありません。
結果として、iPhoneに貼り付けたまま歩いたり操作したりできる数少ない10,000mAh機になっています。iPhoneの輪郭からほとんどはみ出さず、握ったときのバランスが良いという評価が複数のレビューで共通しています。
充電速度は「最速」ではなく「有線に近い」が正確
実機レビューではiPhone 17 Proを32%から80%まで約41分、0%から満充電まで約127分で充電したという報告があります。有線30Wとの差は10分前後まで縮まっており、ワイヤレスは遅いという前提が崩れる水準です。
ただし正直に書くと、同じQi2.2の25W機と比べれば平均的な速度です。他社機では115分台・116分台の測定値も報告されており、127分は突出していません。この機種の優位は速度そのものではなく、その速度を14.6mmの筐体で出している点にあります。
有線出力はMacBook Airへの給電で31.1Wが報告されており、軽量ノートPCの延命にも使えます。
※以下は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です。楽天市場のレビューは5件(平均3.6)と少なく、うち2件は製品そのものではなく販売店の在庫・納期対応に関する内容でした。2026年2月発売のため評価が集まりきっていない段階であり、以下の傾向は実機レビュー記事の内容を含めて整理しています。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- ワイヤレスは遅いという前提が崩れたという速度への驚き。貼って20分ほどで残量が3割以上戻る体験が評価の中心です
- 10,000mAhでこの厚みと重さなら毎日持てるという携帯性への支持。アルミ合金の質感やエッジ処理の丁寧さも挙がります
- 1%刻みの残量表示で充電タイミングを判断しやすい点と、完全パススルーで就寝中に本体と端末をまとめて充電できる利便性
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- モード切替がボタンの長押しと短押しの組み合わせで、手順が多く覚えにくいという指摘が繰り返し出ています
- 有線充電切替モードのままではパススルーが働かず、就寝前の運用ではモードの確認が要ります
- 薄型をうたう割に手に取ると厚く感じたという声があり、下位の8Kモデルより2.6mm厚く18g重い点が比較時の引っかかりになっています

✅ メリット
- 10,000mAh・Qi2.2クラスで最薄級の14.6mm/約188g。貼ったまま常用できる重量帯
- 有線35W・入力30Wで、3機種のなかで数値がもっとも強い
- 満充電後に直接給電へ切り替わる完全パススルー。就寝中のまとめ充電に向く
- 3機種で最も安い価格帯でQi2.2の25Wを実現している
- スマホと接する面が液体シリコンコーティングで、背面の傷や滑りを防ぐ
⚠️ デメリット
- 5つの充電モードを手動で切り替える方式で、操作手順を覚えるまで本来の速度が出ないことがある
- 有線充電切替モード中はパススルーが無効になる
- スタンドもケーブル内蔵もなく、USB-Cポートは1つだけ
- 同時充電は合計20Wまでで、2台使いは実質的に緊急用
- 公式製品ページに保証期間の記載がなく、会員向けの延長保証登録での確認が必要(→購入前にメーカーへ確認しておくと安心です)
こんな方におすすめ
iPhone 16/17シリーズを使っていて、毎日カバンやポケットに入れて持ち歩く方に最適です。薄さと軽さを最優先しつつ、25Wの速度も諦めたくないという要求を、3機種で唯一満たします。ボタン操作を覚えるひと手間さえ許容できれば、価格を含めて死角がありません。
UGREEN MagFlow PB773 詳細レビュー
Bell
ケーブルがくっついてるの最高じゃない? 僕、月に2本くらいケーブルどこかに置いてくるんだよ。
Kura
月2本はすごいな…。それならこれが向いてる。ケーブルが持ち手にもなってるから、カバンから引っ張り出しやすいしね。
Bell
でも254gなんでしょ。牛乳パックの4分の1くらい? ポケットに入れたらズボンずり落ちない?
Kura
正直ポケット向きじゃない。カバンに入れる前提の機種だと思ってる。そこを納得できるかが分かれ目だね。
基本スペック
| 発売時期 | 2025年10月23日(日本での取り扱い開始) |
|---|---|
| 容量 | 10,000mAh(5,000mAhセル×2) |
| ワイヤレス出力 | Qi2.2 最大25W |
| 有線出力 | 内蔵USB-Cケーブル 最大30W/USB-Cポート 最大30W |
| 入力(本体充電) | 最大30W |
| 同時充電 | 最大3台(3台使用時の合計出力は12.5W) |
| サイズ・重量 | 約110.8×70×21mm/約254g |
| 残量表示 | 1%刻みのデジタル表示(急速充電インジケーター付き) |
| マグネット | N52Hマグネット/磁力 最大10N |
| 保証・カラー | 24か月/ブルー・グレーの2色(流通の主流はブルー) |
| 価格帯 | 9千円台 |
出典:UGREEN公式/価格は2026年7月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
ケーブル内蔵が効くのは「忘れる人」だけではない
本体の側面から約20cmの編み込みUSB-Cケーブルが出ており、使わないときは本体に沿って収まります。このケーブルは持ち手を兼ねる設計で、カバンの中から引き出すときのつまみになります。
ケーブル内蔵の価値は「忘れ物を防ぐ」だけではありません。ワイヤレスと有線を状況で使い分けられる点が実用的です。急いでいるときは内蔵ケーブルを挿して30Wで充電し、移動中は貼り付けてワイヤレスで充電する、といった切り替えが荷物を増やさずにできます。
ただし「3台同時充電」は速度を期待できない
公式は3台同時充電をうたっていますが、複数の検証で3台つないだときの合計出力は12.5W、このときワイヤレス側は5Wまで落ちることが確認されています。これは3台を急速充電できる数字ではありません。
正直に言えば、3台同時は「就寝中にまとめて少しずつ充電する」用途に限られます。日中に急いで充電したい場面では実質2台までです。この点は10,000mAhクラス共通の制約で、UGREENだけの弱点ではありません。
発熱の評価は割れている
温度制御には金属製ヒートシンクと毎秒200回の温度検知が使われています。実機レビューでは、真夏の屋外でも表面40℃台半ばに収まった、iPhone 17を30分充電しても本体表面37℃だったという報告があります。
一方で、残量が少ない状態からは20〜30分ほど触りたくない熱さになるという指摘や、熱による出力制御で80%到達に110分かかったという検証もあります。実効容量も条件により公称比69〜81%とばらつき、条件によって挙動が変わる機種という理解が正確です。
※以下は楽天市場レビュー(172件・平均4.68)および国内外の実機レビュー記事を分析した結果です。価格.comには本製品の単独クチコミページが存在しないため、レビュー記事の内容を中心に整理しています。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 15W機からの乗り換え層ほど速度差を実感しており、30分で40〜50%回復という具体的な数字を挙げる声が目立ちます
- 編み込みケーブルが持ち手を兼ね、1%刻み表示で残量を読み違えないため、荷物が減って管理が楽になったという評価
- 夏場でも40℃台半ばに収まる温度制御と、メタリック調の仕上げが価格に見合う信頼感につながっているという声
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 254g・21mmは同容量帯で最重量級で、貼ったまま歩く・片手で操作する用途には向かないという指摘がほぼ全レビューに登場します
- 3台つなぐと合計12.5Wまで落ち、意図した機器が充電されない場合もあるため、実質2台までという評価に落ち着いています
- 25Wを引き出せる端末が限られるため、旧機種では価格差に見合う恩恵がないという冷静な指摘が続いています

✅ メリット
- USB-Cケーブル内蔵で、ケーブルを別に持ち歩かなくてよい(ストラップも兼ねる)
- ワイヤレス25Wと有線30Wを2系統、合計3台まで給電できる拡張性
- 金属ヒートシンクと温度検知による発熱制御。真夏の屋外でも40℃台半ばという報告がある
- N52Hマグネットを採用し、公称の磁力は最大10N。カバンやポケットの中でもずれにくい
- 24か月の製品保証が公式に明示されている
⚠️ デメリット
- 254g・21mmで3機種中もっとも重く分厚い。iPhoneに貼ると合計500g近くになる
- 3台同時使用時は合計12.5Wまで低下し、うたい文句どおりの速度は出ない
- ワイヤレスの実効容量が公称比69〜81%とばらつき、残量が少ない状態からは熱で後半が伸びる
- AC充電器が同梱されておらず、30W以上のUSB-C充電器を別途用意する必要がある
- カラーはブルーとグレーの2色だが、量販店で広く流通しているのはブルーに偏る
こんな方におすすめ
ケーブルを忘れがちな方、スマホ以外にイヤホンやタブレットも一緒に充電したい方に向いています。重さより装備の充実を優先でき、カバンに入れて運ぶ前提であれば、3機種でもっとも「1台で完結する」構成です。旅行や出張で複数機器を持ち歩く場面では、この拡張性が効いてきます。
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Anker MagGo Power Bank(10000mAh)A1654 詳細レビュー
Bell
Ankerって一番有名だよね。なのに15Wなの? 出し惜しみしてるとか?
Kura
Ankerは据え置きの充電器では25W対応をもう出してるんだ。ただモバイルバッテリーの方は2024年4月発売のこれが現役でね。
Bell
じゃあ待てば25WのAnkerが出るってこと? 僕、待つのは得意だよ。
Kura
それは分からない。発表されてないものを待つのは、いつ来るか分からないバスを待つのと同じだからね。この機種はスタンドが本体だと思った方がいいよ。
基本スペック
| 発売時期 | 2024年4月 |
|---|---|
| 容量 | 10,000mAh |
| ワイヤレス出力 | Qi2 最大15W |
| 有線出力(USB-C) | 最大27W |
| 入力(本体充電) | 最大20W |
| 同時使用時の合計出力 | 18W |
| サイズ・重量 | 約107×70×20mm/約250g |
| 残量表示 | 残量%と満充電までの目安時間を表示 |
| スタンド | 折りたたみ式を内蔵 |
| 保証・カラー | 24か月(会員登録で+6か月)/5色 |
| 価格帯 | 9千円台 |
出典:Anker Japan公式/価格は2026年7月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
この機種の本体は「スタンド」です
スペック表だけ見ると、15W・27W・250gという数字は3機種で最も見劣りします。ただしこの機種を充電速度で評価するのは、用途を読み違えています。
背面には折りたたみスタンドが内蔵されており、iPhoneを立てたまま充電できます。卓上ではワイヤレス充電スタンドとして機能します。デスクに置きっぱなしにして、必要なときだけ持ち出すという使い方に最適化された製品です。
この用途なら充電速度の差はほとんど問題になりません。据え置きで一晩かけるなら、15Wでも25Wでも朝には満タンです。
250g・20mmは持ち歩きには重い
一方で、持ち歩き前提だと厳しい数字です。250gはiPhone 17(約177g)を大きく超える重さで、貼り付けると合計430g前後。口コミでも、評価を1つ落とす理由のほとんどがこの重さと厚みに集中しています。加えて入力が20Wのため、CIOとUGREENの30W機より本体の再充電に時間がかかります。夜に充電し忘れて朝に慌てる場面では不利です。
保証と国内サポートは3機種で最も手厚い
Ankerの製品保証は24か月で、会員登録により30か月まで延長されます。CIOは公式の製品ページに保証期間の記載がなく、UGREENは24か月ですから、この点はAnkerが明確に上です。5色のカラー展開も3機種で最多です。発熱による充電中断の報告が一定数ある製品だけに、長期保証は現実的な備えになります。
※以下は楽天市場レビュー(152件・平均4.43)・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 背面に貼るだけで充電が始まるケーブルレス運用の快適さ。端子の抜き差しや接触不良から解放されたという評価が最多です
- 側面ディスプレイで残量%と満充電までの時間が読めるため、外出前に「あとどれだけ使えるか」を判断しやすいという声
- 立てて充電しながら動画視聴や通話ができ、自宅では充電スタンド、外出時はバッテリーとして使い分けられる二役の便利さ
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 思っていたより重く分厚いという声がネガティブ意見の中心で、持ち歩き前提の方ほどより薄型のモデルを勧める傾向があります
- ワイヤレス充電中に本体とスマホが熱くなり、高温で充電が中断された、充電が始まらなかったという報告が一定数あります
- MagSafe非対応ケースや厚手ケースでは吸着が弱く、カバンの中でずれて充電されていなかったという指摘が見られます

✅ メリット
- 折りたたみスタンド内蔵。卓上でワイヤレス充電スタンドとして使える
- 保証が24か月+6か月で3機種のなかで最長。国内サポート体制も厚い
- 5色展開とマット仕上げで、質感や所有感の評価が高い
- モード切替がなく操作が単純で、買ってすぐ迷わず使える
- 残量%に加えて満充電までの目安時間も表示される
⚠️ デメリット
- ワイヤレスが15W止まりで、iPhone 16/17世代の25Wを活かせない
- 250g・20mmと重く分厚く、貼ったままの手持ち操作には向かない
- 入力20Wのため、本体の再充電に時間がかかる
- USB-Aポートが廃止され、旧世代のケーブルをそのまま使えない
- ワイヤレス充電時の発熱で充電が中断されたという報告がある(→長期保証で交換対応を受けられます)
こんな方におすすめ
iPhone 15以前をお使いで、25Wの恩恵が最初からない方。自宅や職場のデスクにスタンドとして常設し、外出時だけ持ち出す方。カラーを選びたい方、保証の長さを重視する方に向いています。
逆に、iPhone 16/17を使っていて毎日カバンに入れて持ち歩くなら、この機種を選ぶ理由はありません。同じ価格帯でより速く軽い選択肢がある以上、スタンドを日常的に使わない人にとっては重さだけが残ります。
3機種スペック比較表
| 項目 | 🏆1位 CIO SMARTCOBY SLIM Ⅱ Wireless2.2 Pro 10K Qi2.2・最薄級14.6mm |
🥈2位 UGREEN MagFlow PB773 Qi2.2・ケーブル内蔵 |
🥉3位 Anker MagGo Power Bank A1654 Qi2 15W・スタンド内蔵 |
|---|---|---|---|
| ⚡ 充電性能 | |||
| ワイヤレス規格 | Qi2.225W対応 | Qi2.225W対応 | Qi215Wまで |
| ワイヤレス最大出力 | 25W | 25W | 15W |
| 有線出力(USB-C) | 35WPPS対応 | 30W内蔵ケーブルも30W | 27W |
| 入力(本体充電) | 30W満充電 約160分 | 30W | 20W |
| 同時使用時の合計出力 | 20W無線5W+有線15W | 12.5W3台同時・無線5W | 18W |
| 📐 本体設計 | |||
| 重量 | 約188g | 約254g | 約250g |
| 厚み | 14.6mm | 21mm | 20mm |
| 外形寸法 | 101×70mm | 110.8×70mm | 107×70mm |
| 容量 | 10,000mAh | 10,000mAh37Wh | 10,000mAh |
| カラー展開 | 2色黒・銀 | ブルー系 | 5色 |
| 🔋 装備・使い勝手 | |||
| 残量表示 | 1%刻みデジタル | 1%刻みデジタル | %表示残り時間も表示 |
| 折りたたみスタンド | なし | なし | あり |
| ケーブル内蔵 | なし | ありUSB-C・ストラップ兼用 | なし |
| パススルー充電 | 完全対応満充電後は自動切替 | 対応 | 対応 |
| 保証 | 登録制公式に期間記載なし | 24か月 | 24か月+6か月会員登録で延長 |
| 発売時期 | 2026年2月 | 2025年10月 | 2024年4月 |
| ⭐ 総合スコア(10点満点) | |||
| ワイヤレス充電の速さ | 9.0 | 8.5 | 5.5 |
| 有線出力と入力の速さ | 9.0 | 8.5 | 5.5 |
| 携帯性(重量・厚み) | 9.5 | 4.5 | 5.0 |
| 日常の使い勝手 | 7.0 | 8.0 | 8.5 |
| 価格に対する装備の充実度 | 9.5 | 7.5 | 5.5 |
| 総合評価 | 8.8 | 7.4 | 6.0 |
| 👤 おすすめ対象 | |||
| こんな方に | 毎日持ち歩く/iPhone 16・17/薄さ最優先 | ケーブルを忘れがち/複数機器を充電/カバン運用 | iPhone 15以前/デスクで立てて使う/保証重視 |
| 💳 価格情報 | |||
| 実勢価格帯 | 8千円台▶ 最新価格はリンクで確認 | 9千円台▶ 最新価格はリンクで確認 | 9千円台▶ 最新価格はリンクで確認 |
| 🛒 購入リンク | |||
| 販売ストア | 🛒 楽天📦 Amazon | 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! | 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! |
注目比較ポイント
1. ワイヤレス15Wと25W — 満充電で約40分の差
3機種で最も大きな差がここです。iPhone 17 Proをワイヤレスで0%から満充電にする所要時間は、CIOが約127分、UGREENが約130分。従来Qi2の15W機では約170分という測定値が報告されています。
ただしこの差が効くのは短時間の充電です。30分カフェに寄ったときに回復する残量は、25W機なら4割前後、15W機なら2割台にとどまります。一晩の据え置きなら差は消えます。
2. 重量188g / 250g / 254g — 貼ったまま使えるかの分岐点
CIOの188gとUGREENの254gの差は66g。iPhone 17(約177g)のおよそ4割に相当します。マグネット式は本体の重さがそのまま手首にかかるため、この差は数字以上に体感に出ます。
貼ったまま歩く・片手で操作するなら200g前後までが目安で、3機種でこのラインの内側にあるのはCIOだけです。UGREENとAnkerはカバンに入れて運び、必要なときだけ貼る使い方が現実的です。
3. 有線出力35W / 30W / 27W と入力30W / 30W / 20W
有線出力はCIOの35Wが最も高く、MacBook Airへ31.1Wの給電が確認されています。UGREENは30Wですが、内蔵ケーブルと独立ポートの2系統を持つため使い勝手では有利です。見落とされがちなのが入力で、Ankerだけが20W。毎日使う道具では、給電の速さと同じくらい「自分が満タンになる速さ」が効いてきます。
4. スタンド・ケーブル内蔵・ポート数 — 装備の方向性が3社で違う
3機種は同じ10,000mAhでも装備の載せ方が違います。Ankerは折りたたみスタンドで卓上利用に、UGREENはケーブル内蔵と3系統給電で外出時の万能性に、CIOは装備を削って薄さと軽さに振っています。14.6mm・20mm・21mmという厚みの差は、そのまま載せた機能の量を表しています。
5. 発売時期と口コミ母数の差 — 新製品は不利に見える
楽天市場のレビュー件数は、UGREENが172件(平均4.68)、Ankerが152件(平均4.43)に対し、2026年2月発売のCIOは5件(平均3.6)です。CIOは評価が悪いのではなく、まだ評価が集まっていない段階にあります。口コミ件数や平均点をそのまま比較すると新製品が不当に不利になるため、この記事のスコアはスペックと実機レビューの内容を中心に組み立てています。
🤝 逆に、ここは共通です(どれを選んでも変わらない点)
- 容量はいずれも10,000mAh(定格電圧により約36〜38.5Wh)。スマホなら約1.5〜2回分の充電ができます
- 3機種ともMagSafe準拠のマグネット位置で、対応ケース越しの吸着に対応します
- 3機種ともパススルー充電に対応し、本体を充電しながら機器へ給電できます
- 残量はいずれも数値で確認できます(4段階LEDのような粗い表示ではありません)
- 入出力はUSB-Cに統一され、3機種ともUSB-Aポートは非搭載です
- いずれもPSE適合品として国内で正規販売されています
つまり、容量・吸着方式・パススルー・残量表示の細かさで悩む必要はありません。判断すべきは「ワイヤレスの速さ」「重さ」「装備の方向性」の3点だけです。
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どれを選ぶべき?——状況別おすすめガイド
iPhone 16/17を使っていて、毎日カバンに入れて持ち歩く方に
CIO SMARTCOBY SLIM Ⅱ Wireless2.2 Pro 10Kが最適です。25Wの速度をフルに活かせる端末で、かつ毎日の携帯を前提とするなら、188g・14.6mmという数字が効いてきます。有線35Wでタブレットや軽量ノートPCまでカバーでき、価格帯も3機種で最も安い8千円台です。
購入後にやることが1つあります。ハイパフォーマンスモードになっているか確認してください。セーフティモードのままだとワイヤレスは7.5Wで動き、25W機を買った意味がなくなります。
ケーブルを忘れがちで、複数の機器をまとめて充電したい方に
UGREEN MagFlow PB773が向いています。USB-Cケーブルが本体に内蔵されているため、バッテリー1台をカバンに入れておけば、ワイヤレスでも有線でも充電できます。イヤホンやタブレットを同時につなげる独立ポートもあります。
254gという重さは、カバン運用なら許容範囲です。ただし複数台の同時急速充電は期待しないでください。3台つなぐと合計12.5Wまで落ちるため、急ぐ場面では1台ずつ使うほうが速く終わります。
iPhone 15以前を使っていて、デスクでも立てて使いたい方に
Anker MagGo Power Bank A1654を選ぶ理由が明確に立ちます。iPhone 15以前は25Wに対応しないため、CIOやUGREENを買っても15Wでしか動きません。だとすれば、折りたたみスタンドとカラー展開、30か月まで延ばせる保証のほうが実利があります。卓上に常設し外出時だけ持ち出す使い方なら、250gという重さも問題になりません。
ポケットに入れて手ぶらで出かけたい方に
3機種のなかではCIOが唯一の候補です。14.6mmならズボンの前ポケットにも収まりますが、UGREENの21mmとAnkerの20mmは存在感が強すぎます。ただし本当に軽さを求めるなら、5,000mAhクラスの薄型モデルのほうが満足度は高くなります。
旅行・出張で複数機器を運用したい方に
UGREEN MagFlow PB773が使いやすい構成です。ケーブルを別に持たなくてよく、スマホ・イヤホン・タブレットを1台でまかなえます。ホテルで就寝中に3台まとめて充電しておくという使い方なら、合計12.5Wという制限も問題になりません。ただし機内での使用は2026年4月24日から禁止されています(詳細はFAQをご覧ください)。
よくある質問(FAQ)
Q. Qi2とQi2 25W(Qi2.2)は何が違いますか?
A. ワイヤレス充電の最大出力が違います。Qi2は15Wが上限、Qi2 25W(Qi2.2)は25Wが上限で、約1.67倍の差があります。マグネットで位置合わせをする仕組みは同じです。下位互換があるため、25W対応バッテリーに15Wまでの端末を載せれば15Wで動作します。商品名では両方とも「Qi2対応」と書かれることが多いため、仕様表で「25W」の記載を確認してください。
Q. 自分のiPhoneで25W充電はできますか?
A. iPhone 17/17 Pro/17 Pro Maxは標準で対応します。iPhone 16と16 PlusもApple公式の技術仕様に「Qi2 最大25W」と記載されています。ただしiPhone 16 Proと16 Pro Maxは、2026年7月時点でもApple公式の仕様が「Qi2 最大15W」のままのため、25Wを前提にしないでください。iPhone 16eはAppleの仕様にQi2の記載がなくMagSafe用のマグネットも搭載しないため、マグネット式のワイヤレス充電自体が使えません。iPhone 12〜15シリーズは15Wが上限です。なお25Wを出すには、バッテリー本体を30W以上のUSB-C充電器で運用することが前提になります。
Q. ワイヤレスと有線、どちらで充電すべきですか?
A. 急いでいるときは有線です。ワイヤレスは電力を電波に変換する過程で必ずロスが出るため、同じW数でも有線のほうが速く終わります。今回の3機種でも有線出力は27〜35Wあり、ワイヤレスの15〜25Wを上回ります。一方、寝る前に貼っておく・移動中に持ち歩くといった場面ではワイヤレスの手軽さが勝ちます。時間に余裕があるときはワイヤレス、急ぐときは有線という使い分けが実用的です。
Q. 飛行機に持ち込めますか?
A. 3機種とも容量は約36〜38.5Whで、持ち込み上限の160Whに対して余裕があるため持ち込めます。ただし機内での扱いには段階的にルールが加わりました。
2025年7月8日から、頭上の収納棚に入れず、足元のバッグなど手の届く場所で保管するよう要請されています。2026年4月24日からは、持ち込みが1人2個まで(160Wh以下)に制限され、機内でモバイルバッテリー自体を充電すること、およびモバイルバッテリーから機器へ給電することができなくなりました。猶予期間はなく、同日以降の日本の航空会社(定期航空協会の会員各社)の便が対象です。外国の航空会社を利用する場合は各社の案内を確認してください。
出典:国土交通省(2026年4月24日からの取り扱い)/国土交通省(2025年7月8日からの手元保管の要請)/JAL公式
Q. ケースを付けたままでも充電できますか?
A. MagSafe対応(マグネット内蔵)のケースであれば充電できます。Anker公式は厚み2.5mm以下を条件として挙げており、金属や磁気を含むケース、ポップソケットの類は非対応としています。マグネットが入っていない普通のケースや厚手のケースでは、吸着が弱くなるか、そもそもくっつきません。バッテリーを買う前に、手持ちのケースがMagSafe対応かを確認してください。
Q. 充電中に熱くなりますが、故障の原因になりませんか?
A. ワイヤレス充電で発熱するのは仕組み上避けられません。3機種とも温度検知による出力制御を備えており、一定温度を超えると自動的に充電を抑えるか停止します。実機レビューでは30分充電後に40℃前後という報告が多く、この範囲なら正常です。ただし布団の中やバッグの中など熱がこもる場所での使用は避けてください。高温環境での充電はバッテリーの劣化を早めます。
Q. 10,000mAhでスマホは何回充電できますか?
A. 有線でおよそ1.5〜2回分です。ワイヤレスの場合は変換ロスがあるため、これより少なくなります。UGREENの検証では実効容量が公称比69〜81%という測定結果が報告されており、ワイヤレス中心で使うと2回に届かないことがあります。カタログの「約2回」は有線での目安と理解しておくと、実際とのズレが小さくなります。
Q. Androidでも使えますか?
A. USB-C有線であれば問題なく使えます。ワイヤレスについては、Android端末側がQi2のマグネット規格に対応しているか、あるいはマグネット内蔵ケースを使う必要があります。マグネットのない端末では位置合わせがシビアになり、充電速度が落ちるという報告があります。カメラ部の突起が大きい機種では、吸着が不安定になることもあります。
Q. Ankerから25W対応のモバイルバッテリーは出ていますか?
A. 2026年7月時点で、AnkerのQi2 25W対応製品は据え置き型の充電ステーションが国内発売されていますが、モバイルバッテリー形態での国内投入は確認できていません。A1654は現在も販売が続いており、販売ページの対応機種表記もiPhone 17世代まで更新されています。25Wのワイヤレス充電をモバイルバッテリーで使いたい場合は、現時点ではCIOやUGREENが選択肢になります。
まとめ
同じ9千円前後、同じ10,000mAh、同じ「Qi2対応」と書かれた3機種でしたが、中身は規格の世代から設計思想まで大きく違いました。要点を整理します。
📌 この記事の要点
- 「Qi2」には15W版と25W版があり、商品名では区別できない。仕様表の「25W」を確認する
- 25Wが出るのはiPhone 17シリーズと16/16 Plus。16 Pro/16 Pro Maxは公式仕様が15W表記のままで、16eと15以前も15W止まり
- 満充電までの差は約40分。効くのは短時間充電で、一晩の据え置きなら差は消える
- 総合ではCIOが最有力。25W・有線35W・188g・14.6mmを8千円台で満たす唯一の構成
- UGREENはケーブル内蔵と3系統給電が強み。ただし254gはカバン運用が前提
- Ankerはスタンドと最長30か月の保証が価値。ワイヤレスは1世代前の15W
Bell
結局、僕のiPhone 15だと25Wは意味ないんだよね…。でもCIOの薄いのはちょっと欲しい。
Kura
薄さ目当てならアリだよ。15Wでも188gは変わらないからね。ただ僕は、Bellならスタンドの方を使う気がしてる。
Bell
えっ、なんで?
Kura
ケーブル月2本なくす人が、モード5つを毎回切り替えられると思えなくて。まあ、そこは自分で決めて。
Bell
…否定できないのがつらい。もうちょっと考える。
3機種のうちどれを選んでも、10,000mAhの容量・マグネット吸着・パススルー充電・数値の残量表示は共通で手に入ります。差が出るのは充電の速さ・重さ・装備の方向性の3点だけです。
まずは手元のiPhoneが25Wに対応しているかを確認してください。対応していれば選択肢はCIOかUGREENに絞られ、そこから先は「軽さを取るか、装備を取るか」の二択です。対応していなければ、速度で悩む必要はなくなり、使い方に合った形のものを選べば十分です。半年後に毎日使っている姿を想像できるほうを選んでください。
3機種の購入リンク(再掲)
免責事項
本記事のスペックは各メーカー公式サイトの公表値を参照しています。充電時間・発熱・実効容量の数値は、第三者の実機レビューで報告された測定値であり、当編集部が測定したものではありません。使用環境・接続機器・ケースの有無により結果は変わります。価格は2026年7月時点の楽天市場・Amazonの実売価格をもとにした目安であり、変動します。最新の価格・在庫は各販売ページでご確認ください。本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。レビュー原文の転載・個別の再構成は行っていません。
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