2020年に登場したSamsung Portable SSD T7は、外付けSSDの定番モデルとして長く売れ続けてきた1台です。そのT7から3年3ヶ月遅れて2023年10月に登場したPortable SSD T9は、USB 3.2 Gen 2×2の20Gbpsに対応し、公称速度で読み書きともに2倍まで引き上げられました。
ところが2026年7月時点の実勢価格を並べると、T9(1TB)46,444円・T7(1TB)44,425円で、その差はわずか約2,000円。新モデルなのに価格がここまで接近している状況では、「速度2倍を取るか、薄さと軽さを取るか」の判断は多くの人にとって初めての経験になります。
結論から先に置きます。USB 3.2 Gen 2×2に対応した最新PCや4K・8K動画編集を続ける予定がある人はT9、iPhone直挿しや持ち歩きの薄さを最優先する人はT7が向いています。この記事では両モデルの5つの主要な違いを整理し、あなたがどちらを選ぶべきかを具体的な使い方から逆算して判断できるようにまとめました。
Bell
Kura、Samsungの外付けSSDってT7が長く定番で売れてたよね?なんで新しいT9の方が安くなってるの?なんか裏があるんじゃないかって心配になっちゃう。
Kura
裏はないよ。T9は本体が大きくなってゴム外装に変わったから、金属の薄型が好きだった元T7ユーザーが乗り換えを渋ったの。そのぶん販売代理店側が値下げしてる、というのが正体だね。
Bell
えー、じゃあ速度2倍っていうのは本当なの?僕のMacBookで測ったら、そのままの数字が出るのかな。
Kura
そこが今回の記事のキモ。BellくんのMacBookがM1〜M3世代ならUSB 3.2 Gen 2×2に対応してないから、実は10Gbps止まりでT7とほぼ同じ速度しか出ないよ。「速度2倍が生きる環境かどうか」で買うべき機種が変わるの。
✅ この記事でわかること
- T9とT7の主要スペック・実勢価格の一覧比較
- 両モデルの強み・弱みと実際の口コミ傾向
- USB 3.2 Gen 2×2規格の速度差が体感できる環境の見極め方
- Mac・iPhone・iPad・PS5など機器別の互換性と実速度
- 2026年7月時点の実勢価格と、あえて旧モデルを選ぶ判断基準
- 購入前に知っておきたい注意点とFAQ
【結論】T9とT7、どちらを買うべきかの早見表
2026年7月時点の実勢価格でT9とT7の差はおよそ2,000円まで縮まりました。「新モデルなら無条件でT9」でも「安いから旧モデルでいい」でもなく、使う環境と持ち歩き頻度で判断が分かれます。まずは3行の結論から先にお伝えします。
発売時期の違いとSamsung Portable SSDシリーズの流れ
Samsung Portable SSD T7は2020年7月、コロナ禍の在宅ワーク需要が急拡大していたタイミングで発売されました。前身のT5から重量を軽量化しつつ最大転送速度を1,050MB/sまで引き上げ、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)の実力を薄型メタルボディに閉じ込めた完成度で、外付けSSDのど定番として長く売れ続けています。
一方のSamsung Portable SSD T9は2023年10月、T7の後継機として登場しました。従来のUSB 3.2 Gen 2から一段階上のUSB 3.2 Gen 2×2(20Gbps)に対応し、公称の読み書き速度が2,000MB/sへと倍増しています。8K・12K撮影対応のカメラを扱うクリエイター、大容量4KアーカイブをやりとりするYouTuber、大容量ゲームをインストールしたいゲーマーなどをターゲットに据えた設計です。
📅 発売時期の比較
- T7:2020年7月発売(発売から約6年、定番として現行併売)
- T9:2023年10月発売(発売から約2年9ヶ月、Samsungの現行フラッグシップ)
- Samsungは両モデルを併売しており、T7の生産終了アナウンスは2026年7月時点で出ていない
型番の読み方(T7・T9共通ルール)
Samsungのポータブル外付けSSDは「T + 世代番号」という命名規則で統一されています。T3・T5・T7と続き、T7の派生としてT7 Touch(指紋認証)、T7 Shield(IP65・強耐衝撃)が加わりました。T9はT8を飛ばしたフラッグシップ位置づけで、USBインターフェースの世代がひとつ上がったタイミングでナンバリングも変わっています。
末尾の記号にも意味があります。国内正規流通品には「/EC」「/IT」が付き、輸入品や海外仕様には「/AM」「/WW」が付きます。5年保証を確実に受けるなら「/EC」「/IT」の国内正規保証品を選ぶのが安心です。
T9とT7の全スペック差分表
両モデルの主要スペックをすべて並べた一覧です。異なる項目は色付きで、同じ項目はグレーで表示しています。ゴム外装・厚み・重量の変化と、USB規格と速度の飛躍が同時に起きたのがこの世代交代の特徴です。
| 項目 | 🆕 新モデル Samsung Portable SSD T9 MU-PG1T0B(1TB) |
📦 旧モデル Samsung Portable SSD T7 MU-PC1T0T(1TB) |
|---|---|---|
| 📊 スペック比較(全項目) | ||
| 発売日 | 2023年10月 | 2020年7月 |
| インターフェース | USB 3.2 Gen 2×2 / 20Gbps | USB 3.2 Gen 2 / 10Gbps |
| 読込速度 | 最大 2,000 MB/s | 最大 1,050 MB/s |
| 書込速度 | 最大 2,000 MB/s | 最大 1,000 MB/s |
| 寸法(W×D×H) | 88 × 60 × 14 mm | 85 × 57 × 8 mm |
| 重量 | 122 g | 58 g |
| 外装素材 | ゴム(ノンスリップ) | アルミ(メタル) |
| 耐衝撃 | 3m 落下対応 | 2m 落下対応 |
| 発熱管理 | Dynamic Thermal Guard(表面60℃以下) | 標準サーマル制御 |
| 容量ラインナップ | 1TB / 2TB / 4TB | 500GB / 1TB / 2TB |
| AES 256bit 暗号化 | 標準 | 標準 |
| 保証期間 | 5年 | 5年 |
| 対応OS | Windows/macOS/Android/ゲーム機 | Windows/macOS/Android/ゲーム機 |
| 付属ケーブル | USB-C to C + USB-C to A | USB-C to C + USB-C to A |
| 実勢価格(1TB) | 46,444円 | 44,425円 |
T9で本当に進化した3つのポイント
差分表を眺めても、実際に「体感で変わる」ポイントは限られます。ここでは購入判断に直結する高インパクトの3項目をピックアップし、どんな環境で違いが生きるかを整理します。
📊 変更点サマリ
変更点①:USBインターフェースが Gen 2×2(20Gbps)に対応
T9最大の進化点はここです。T7のUSB 3.2 Gen 2(10Gbps)から一段階上のUSB 3.2 Gen 2×2(20Gbps)に切り替わり、SSDそのものの帯域が理論値で2倍になりました。読み書き速度が公称1,000MB/sから2,000MB/sに引き上げられたのは、この規格変更のおかげです。
ただし現実的な話をすると、この規格の恩恵を全部受け取れるのはWindows PCの一部・USB4対応の最新ノートPC・Intel第10世代以降のデスクトップなどに限られます。Macは2026年7月時点でGen 2×2をネイティブサポートしていないため、M1〜M4のどのモデルに繋いでも10Gbpsで頭打ちになります。「規格変更が生きる環境か」を購入前に見極めるのが、後悔しない一番のポイントです。
変更点②:読み書き速度が2,000MB/sに倍増
公称の読込・書込ともに2,000MB/sは、T7の1,050MB/sから約2倍の飛躍です。10GBの4K動画ファイルを転送する場面で、T7が10秒ほどかけて書き込んでいたところを、T9対応環境なら5秒台で終わります。RAW画像を数百枚単位でコピーする写真家、8KアーカイブをやりとりするYouTuber、大容量ゲームを頻繁に入れ替えるゲーマーにとって、この差は毎日の作業時間に効いてきます。
逆に、扱うファイルが数MB〜数百MB単位の書類や写真の一般ユーザーにとっては、T7の1,050MB/sでもすでに十分に速く、体感差はほとんど生まれません。「自分は転送時間の短縮に価値を感じるか」という自問がここでは重要です。
変更点③:Dynamic Thermal Guardで長時間書込みでも表面60℃以下を維持
T9にはDynamic Thermal Guardという発熱制御機能が搭載され、controlled conditionsのもとで表面温度を60℃以下に保ちます。ゴム外装と組み合わせることで、長時間の連続書き込み中でも「持てないほど熱くなる」という現象が起こりにくくなりました。カメラ本体に直付けで長時間録画したり、大容量アーカイブを一気に流し込む用途でこの差が効いてきます。
T7はメタルボディで熱伝導が良い分、体感で表面が熱く感じやすい設計でした。素材が金属である以上避けられない性質でしたが、T9はここを根本的に作り替えたと言えます。
それ以外の変更点は「サイズと外装の質感」に集約
寸法・重量・素材の変更は、機能面の進化というより使用感の再設計です。T9はT7比で厚み+6mm・重量+64gと、確実に大柄になっています。この変化を「手に馴染む」と感じるか「持ち歩きに不利」と感じるかは、使い方次第です。
差額2,019円でT9を選ぶ意味はどこにあるか
2026年7月時点で、T9とT7の実勢価格差は約2,019円まで縮まりました。3年前のT9発売直後は同容量で1万円以上の差があったことを考えると、今の価格差は「新モデルにアクセスするための入場料」として非常に低い水準です。ではその2,019円を支払う価値は、具体的にどんな形で返ってくるのでしょうか。
🚀 次のPCで速度2倍を解放
USB4搭載の次期MacBookや、Ryzen 7000番台以降のWindows機に買い替えた瞬間、T9は本来の20Gbps速度を発揮します。T7は今後どんな環境に繋いでも10Gbpsで頭打ちのまま。将来を含めた「速度の余白」が手に入ります。
🌡 発熱に強い長時間書込み耐性
Dynamic Thermal Guardで表面60℃以下を維持する設計は、カメラ直付け録画やタイムラプス長時間書込みで威力を発揮します。T7でも問題は起きにくいですが、「熱を意識しなくていい」という安心はクリエイター用途で効いてきます。
🛡 落下耐性3mへの引き上げ
T7の2mから+1m引き上げられた落下耐性は、机上での取り回しよりも屋外・移動中の落下リスクで効きます。撮影現場・アウトドア・出張が多い方には保険的な安心材料になります。
💾 最大容量4TBが選べる
T7の上限は2TBまでですが、T9は4TBラインナップまで用意されています。今回は1TBで比較していますが、将来的に大容量アーカイブに引っ越すときの選択肢が広い点も見逃せません。
💰 差額 2,019円を払う価値があるか
性能で判断する方には「価格差2,019円で速度2倍・発熱耐性・落下耐性の全部が付いてくる」と言い切れる状況で、T9を選ばない理由が薄いです。安心感で判断する方には「同じSamsungブランド・同じ5年保証・同じ暗号化仕様なので、旧モデルT7のままでも品質面のリスクはない」ため、薄さと軽さを選ぶのは合理的です。
結局どちらを買うべき?進化幅と差額から下した判定
ここまでの情報を集約して、進化幅・価格差・推奨対象を判定ブロックにまとめました。細かい数字の議論は前章までで済ませたので、ここは最終結論のみお伝えします。
🎯 進化幅と価格差の総合判定
結論:価格差が小さく進化もあるため、新モデルを選ぶ方がお得です
🆕 Portable SSD T9(新モデル)を選ぶべき人
- 最新機能を活かしたいユーザー
- 複数年にわたり長く使う予定のユーザー
- 最新モデルであることに価値を感じるユーザー
📦 Portable SSD T7(旧モデル)を選ぶべき人
- 初期費用を2,019円抑えたいユーザー
- 在庫がある間に確実に購入したいユーザー(旧モデルは今後入手性が低下)
- コスパを最優先に考えるユーザー

総合スコアの内訳
スペック・口コミベースで5つの評価軸を使い、10点満点で両モデルを独自評価しました。ここでの点数は今回の対象2モデルの相対的な位置関係を示すもので、他の記事の絶対値とは比較できません。
📊 採点基準
- 転送速度:メーカー公称の読み書き速度と、実利用環境でのボトルネックの起きにくさを評価
- 耐久性・信頼性:落下耐性・発熱管理・AES暗号化・5年保証の有無を総合評価
- 携帯性:寸法・重量・外装素材のバッグ収納性・ポケット収納性を評価
- コスパ:現在の実勢価格と得られる速度・機能のバランスを評価
- 将来性:接続規格の余白・大容量ラインナップ・現行フラッグシップとしての位置づけを評価
※スペックはメーカー公式サイト(Samsung公式T9ページ・Samsung公式T7ページ)を参照。口コミはAmazon.co.jp・価格.comのレビューを分析。価格は2026年7月時点の楽天市場・Amazon.co.jpの安い方を採用。
| 評価項目 | 🏆 Portable SSD T9 | 🥈 Portable SSD T7 |
|---|---|---|
| 転送速度 | 9.5 | 7.0 |
| 耐久性・信頼性 | 9.0 | 8.0 |
| 携帯性 | 7.0 | 9.5 |
| コスパ | 7.0 | 8.5 |
| 将来性 | 9.5 | 6.5 |
| 総合スコア | 8.4 | 7.9 |
総合ではT9が0.5ポイント上回ります。ただし携帯性とコスパでT7が優位に立つ点は見逃せません。バランス型で軽さを取るならT7、性能特化で余白を取るならT9、という選び方が総合スコアからも読み取れます。
Samsung Portable SSD T9(新モデル)詳細レビュー
Bell
サイズ大きくなったって聞いたけど、実物ってどのくらいなの?名刺入れくらい?
Kura
88×60×14mmで122g。ちょっと分厚いガムケース、みたいなイメージが近いかな。T7の8mm厚と並べると、確かに一目で分かるくらい厚い。
基本スペック
| 発売日 | 2023年10月 |
| 型番(1TB) | MU-PG1T0B-IT/EC |
| 容量ラインナップ | 1TB / 2TB / 4TB |
| インターフェース | USB 3.2 Gen 2×2(20Gbps) |
| 読込・書込速度 | 最大 2,000 MB/s(読込・書込とも) |
| 寸法・重量 | 88 × 60 × 14 mm / 122 g |
| 外装 | ゴム(ノンスリップドット仕上げ) |
| 耐衝撃・発熱管理 | 3m落下対応・Dynamic Thermal Guard |
| 暗号化・保証 | AES 256bitハードウェア暗号化・5年保証 |
| 実勢価格(1TB) | 46,444円前後 |
出典:Samsung公式T9ページ/価格は2026年7月時点のAmazon.co.jp最安値
✅ メリット
- USB 3.2 Gen 2×2対応で公称2,000MB/sの読み書き速度
- Dynamic Thermal Guardで長時間書込みでも表面60℃以下を維持
- 3m落下対応でカメラバッグに入れて現場に持ち出せる耐衝撃性
- 4TBまで容量ラインナップがあり、将来的なアーカイブ需要に対応
- AES 256bitハードウェア暗号化・5年保証と信頼性の高い作り込み
⚠️ デメリット
- T7比で厚み+6mm・重量+64gと大柄になり、ポケット常駐用途では違和感がある
- Mac(M1〜M4)はGen 2×2非対応で速度が半分に頭打ちになる
- ゴム外装のドット仕上げはホコリを吸着しやすく、拭き取りが必要(薄手の携帯用ポーチで解決)
口コミ傾向
※以下はAmazon.co.jpレビュー・価格.comクチコミ・楽天市場レビュー等を分析した結果です。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 4K・8K動画の書き出し時間が体感で半減したという声が多く、クリエイター用途で高評価
- Dynamic Thermal Guardが効いており、長時間バックアップでも本体が熱くなりにくい傾向
- USB-C・USB-A両ケーブルが付属していて、追加購入なしで運用開始できる点への支持
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- Mac側がGen 2×2非対応で速度2倍が体感できず、期待外れという評価も一定数ある
- T7からの乗り換え組からは、厚みと重量の増加への戸惑いの声が挙がる
- ゴム外装のホコリ吸着を指摘する声が散見される(メタルボディ好きには不評)

こんな方に向いています
- USB4対応の最新Windows PCやワークステーションを使うクリエイター
- 4K・8K RAW・ProRes動画を継続的に扱うYouTuber・映像プロ
- 大容量ゲームを頻繁に入れ替えるゲーマー(PS5・Xbox Series X対応)
- 近い将来PCを買い替える予定で、SSDだけ先に長期スパンで買っておきたい方
Samsung Portable SSD T7(旧モデル)詳細レビュー
Bell
T7って6年前のモデルだよね?今から買ってもいいの?普通は新型を選んじゃいそう。
Kura
むしろT7の方が向く用途もあるよ。iPhone 15/16に直挿しでProRes撮る、ジャケットの内ポケットに常時忍ばせておく、みたいな用途では58gの薄さが正義。速度は普段使いなら差を感じない領域だしね。
基本スペック
| 発売日 | 2020年7月 |
| 型番(1TB) | MU-PC1T0T/IT |
| 容量ラインナップ | 500GB / 1TB / 2TB |
| インターフェース | USB 3.2 Gen 2(10Gbps) |
| 読込・書込速度 | 読込 1,050 MB/s / 書込 1,000 MB/s |
| 寸法・重量 | 85 × 57 × 8 mm / 58 g |
| 外装 | アルミ(メタルボディ) |
| 耐衝撃・動作温度 | 2m落下対応・動作温度 0〜60℃ |
| 暗号化・保証 | AES 256bitハードウェア暗号化・5年保証 |
| カラー | グレー・ブルー・レッド |
| 実勢価格(1TB) | 44,425円前後 |
出典:Samsung公式T7ページ/価格は2026年7月時点の楽天市場最安値
✅ メリット
- 厚み8mm・重量58gという圧倒的な薄さと軽さ(クレジットカードサイズ)
- アルミメタルボディの高級感と、値段以上のビルドクオリティ
- iPhone 15/16・PS4・PS5すべてで動作確認済みの高い互換性
- 6年の販売実績で情報が豊富、失敗しにくい定番モデルの安心感
- 新モデルT9との価格差がほぼゼロまで縮まった今、コスパが際立つ
⚠️ デメリット
- 最大速度1,050MB/sで頭打ちのため、8K・大容量RAW用途では時間的な差が生じる
- メタルボディで熱伝導が良いぶん、長時間書込みでは表面が熱く感じる場面がある
- USB 3.2 Gen 2×2環境の恩恵は受けられない(将来のPCでも10Gbps止まり)
- 2TBが上限で、4TBの大容量アーカイブ用途では選択肢に入らない
口コミ傾向
※以下はAmazon.co.jpレビュー・価格.comクチコミ・楽天市場レビュー等を分析した結果です。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- クレジットカードサイズ・厚み8mmの薄さは他社では代替が難しく、圧倒的な支持を集める
- PS5のロード時間短縮・iPhone 15/16でのProRes撮影記録先として実用性の高い評価が並ぶ
- 6年の販売実績によるトラブル情報の蓄積があり、「初めての外付けSSD」として選ばれる傾向
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 長時間の連続書込みで表面温度が上がりやすいという指摘が繰り返し見られる
- 大容量書込み後半でキャッシュ切れが起きて速度が低下する場面が報告されている
- 本体が軽すぎてケーブルの反発で位置がずれるという声もあり、扱いに少しコツが要る

こんな方に向いています
- iPhone 15/16に直挿ししてProRes 4K撮影の記録先にしたい方
- ジャケットの内ポケット・薄い財布サイズのポーチに常時忍ばせておきたい方
- PS5・PS4のゲーム外部ストレージとして使いたい方
- 写真データや書類のバックアップ用途で、日常使いの速度で十分な方
⚠️ 旧モデル購入時の注意
- T7は2026年7月時点で生産終了アナウンスは出ていませんが、旧モデルのため今後数年で在庫が絞られる可能性があります
- 楽天市場では複数ショップで新品在庫が確認できています(記事執筆時点で最安44,425円)が、カラーによって在庫のばらつきが大きくなっています
- 保証期間は新モデルT9と同じ5年間で、サポート窓口も共通です(Samsung公式カスタマーサポート)
- 中古・整備済み品のフリマ出品には手を出さず、必ずAmazon・楽天の新品を選んでください
差額2,019円は「安いのか高いのか」の日常換算
T9とT7の実勢価格差は約2,019円。この金額を性能で回収できるかを、いくつかの生活シーンに置き換えて考えてみます。
差額2,019円で買える身近なもの
2,019円は、ちょうどランチ2回分・スターバックスのタンブラー1個・A4サイズのクリアファイル100枚パック・USB-C to Cケーブル1本の予備くらいの金額です。ポータブルSSDの本体価格が4万円台後半という前提の中では、支出全体に対して5%以下の差額ということになります。
速度で回収する場合の目安
USB 3.2 Gen 2×2に対応した環境で、10GB相当の4K動画を1日1本転送する使い方をした場合、T9とT7の書き込み時間の差はおよそ4.5秒。年間365日で約27分の作業時間が浮きます。年30分をどう評価するかは人によりますが、動画編集を続ける方にとってはこの積み重ねが大きな価値になります。
保証と将来性で回収する場合の目安
T9はSamsungの現行フラッグシップで、今後数年はソフトウェアアップデートやサポート体制の中心になります。次にPCを買い替えたときにT9本来の性能が引き出せるという将来価値を含めると、差額2,019円は「新しいPCに買い替えても同じSSDを使い続けられる保険料」と捉えることもできます。
逆に差額を回収しない使い方
「iPhoneで撮った写真をたまにバックアップする」「Windowsのシステムイメージを月1回保存する」「PS5のゲームを2〜3本入れておく」といった日常的な低頻度用途では、T9とT7で体感差はほとんど生まれません。この場合、差額2,019円は「新しさへの価値」を買う金額として理解し、必要性を感じないならT7を選ぶのが合理的です。
ここは好みが分かれる領域で、正解は一つではありません。使い方次第で判断は変わります。
状況別診断——あなたはT9・T7どちらを選ぶべきか
ここまでの情報を総合し、使い方別に3つのパターンに分けて診断します。当てはまるものが複数ある場合は、より優先度の高い方を軸に判断してください。
T9新モデル向き:速度と将来性で回収したい方
次のようなシーンが日常にある方は、迷わずT9を選んでください。
- USB4搭載の最新Windowsノート(Intel第13世代以降・Ryzen 7000番台以降)を使っている
- 4K・8K RAWや大容量ProRes動画を毎週書き出す映像クリエイター
- PS5・Xbox Series Xで大容量ゲームを頻繁に入れ替える
- 今後1〜2年以内にPCを買い替える予定で、SSDだけ先に長期スパンで選びたい
- 撮影現場で三脚から落とすリスクがあり、3m落下対応の耐衝撃を保険として欲しい
T7旧モデル向き:薄さと持ち歩きで満足度が上がる方
逆にこちらに当てはまる方は、旧モデルT7を選ぶ方が満足度が高くなります。
- iPhone 15/16に直挿ししてProRes 4K撮影の記録先に使いたい
- Mac(M1〜M4)ユーザーで、T9のGen 2×2性能を活かせない環境
- ジャケットの内ポケット・薄い財布サイズのポーチに常時忍ばせておきたい
- 写真バックアップやドキュメント保管が中心で、速度に強いこだわりがない
- アルミメタルボディの高級感と手触りを重視する
どちらでも大差ない方:現時点で安く在庫がある方を選ぶ
「特に4K・8K動画は扱わない」「iPhone直挿しも予定していない」「PS5にちょっとインストールする程度」といった普段使い中心の方は、正直どちらでも大差ありません。この場合は、購入時点で在庫が確実にあって価格が安い方を選ぶのが実利的です。2026年7月時点ではT7の方が2,000円ほど安い状況ですが、価格は月単位で変動するので、購入前に両方のリンクで最新価格を必ず確認してください。
迷ったまま決められないときは、「半年後にどちらを使っている姿を想像できるか」で決めるのがおすすめです。厚みのあるT9をカバンから取り出す姿か、薄いT7をポケットからスッと出す姿か——生活に馴染む方が正解です。
よくある質問(FAQ)
Q. 旧モデルのT7はいつまで買えますか?
2026年7月時点で、Samsungから生産終了のアナウンスは出ていません。楽天市場・Amazon.co.jpともに複数ショップで新品在庫が確認できています。ただし旧モデルの位置づけのため、今後数年で在庫が絞られていく可能性はあります。カラー展開(グレー・ブルー・レッド)のうち欲しい色がある場合は、早めに動くのが安全です。
Q. T9とT7、電気代に差はありますか?
Samsungの公称値ベースで、T9のアイドル消費電力は0.67W、ピーク時で最大7.3W。T7も同水準の設計です。1日1時間程度の書き込み利用でも月あたりの電気代は数円レベルで、両モデルに実用的な差はありません。電気代を判断材料に含める必要はないと考えて問題ないです。
Q. T7の保証・修理サポートはいつまで受けられますか?
T7の5年限定保証は購入日から起算されます。2026年7月時点で新品購入すれば、2031年7月まで保証が有効です。修理サポートはSamsung公式カスタマーサポートが引き続き対応しており、生産終了後もサポート期間中は問い合わせが可能です。
Q. 中古のT7を買っても大丈夫ですか?
中古品の購入は強くおすすめしません。SSDは書き込み回数に上限がある消耗品で、前オーナーの使用履歴が分からない中古品は寿命が予測できません。また、Samsungの5年保証は購入証明が必要なため、フリマ・中古ショップ経由では保証が受けられないケースが大半です。Amazon・楽天の新品を選んでください。
Q. T9の値下がりを待つべきですか?
T9は2023年10月発売から既に2年半以上が経過しており、実勢価格は初期の半額近くまで下がっています。ここからさらに大きく値下がりする可能性は低く、むしろ在庫調整で値上がりに転じるリスクの方が現実的です。「今の価格が納得できるなら買い時」と判断して問題ないタイミングです。
Q. Macで使う場合、T9とT7で速度差は出ますか?
2026年7月時点のMac(M1〜M4)はUSB 3.2 Gen 2×2に非対応で、10Gbpsで頭打ちになります。この場合、T9本来の2,000MB/sは発揮できず、T7と同等の1,050MB/s前後で動作します。Macメインで使う予定なら、コストとサイズの観点からT7を選ぶ方が合理的です。
Q. iPhone 15/16でも動きますか?
両モデルともiPhone 15/16に直挿しで動作します。iPhone 15 Pro・16 Pro系はUSB 3対応で、ProRes 4K・60fps撮影の外部記録先として問題なく使えます。iPhone側のUSB規格が10Gbps上限のため、実速度はT9・T7とも同等になります。
Q. PS5・PS4のゲームインストール先として使えますか?
両モデルともPS5・PS4で動作確認済みです。PS5ではUSB SSDをゲームインストール先として指定でき、ゲームのロード時間が明らかに短縮されます。PS4ゲームであれば直接プレイも可能です。PS5ネイティブゲームは本体内蔵SSDでの実行が推奨されているため、その点は仕様として理解しておいてください。
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まとめ
Samsung Portable SSD T9とT7の違いを整理してきました。要点を3つに絞ると次の通りです。
- 接続規格の差が最大の分岐点——T9は USB 3.2 Gen 2×2(20Gbps)対応で2,000MB/s、T7は Gen 2(10Gbps)で1,050MB/s。この差を活かせる環境かどうかで選ぶ機種が決まります。
- 薄さと重さのトレードオフ——T9は122gでゴム外装、T7は58gでメタルボディ。持ち歩き頻度と外装素材の好みで判断が分かれます。
- 実勢価格差はわずか約2,019円——「安いから旧モデル」でも「新モデル一択」でもなく、使い方から逆算する時代になりました。
判断に迷ったら、次にPCを買い替えるとき、どちらのSSDと一緒に使っている姿を思い描けるかという一点で選んでください。今のPCで速度差が出ないとしても、将来を含めた設計で選ぶならT9。今の環境で薄さと軽さの満足度を最大化したいならT7が答えです。
Bell
なるほどね。僕のMacBookはM1だから、T9買っても速度2倍は出ないってことか。それなら薄いT7で十分そう。
Kura
ちょっと待って、Bellくん。2〜3年後にBellくんがMacをM5とかM6に買い替える予定があるなら、T9の方が本領発揮するタイミングが来るよ。「今」だけで決めていいのか、そこは冷静に考えて。
Bell
うーん、うちのMacあと3年は使い倒すつもりだし、iPhoneに直挿しもしたいから、僕はT7でよさそう。差額でTypeCハブでも買っておくかな。
📌 免責事項
本記事の価格・スペック情報は2026年7月時点の公表値および実勢価格に基づきます。実際の販売価格・在庫・キャンペーンは購入時に必ず各ショップの最新情報をご確認ください。楽天市場・Amazon.co.jpのリンクはアフィリエイトリンクを含みます。商品の使用感・体感には個人差があります。


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