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AQF-SFA14AはAQF-SFA11Aより35Lも大きいのに、奥行は38mm浅くなっています。同じ2026年6月に発売されたAQUAの「スリムフリーザー」兄弟機ですが、14Aは「横に4cm広く、上に9.2cm高く、そのぶん奥行を削った」設計です。容量の数字だけを見て選ぶと、この形の違いを見落とします。
もうひとつの大きな違いは温度切替です。14Aは冷凍・チルド・冷蔵の3つに切り替えられ、季節によって「セカンド冷蔵庫」としても使えます。11Aは冷凍専用です。一方で、インバーター、引き出し4杯の庫内構成、ダークシルバーの本体色、発売日は2機種で共通しています。
この記事では、AQUA公式の製品ページ・プレスリリース・取扱説明書の数値をもとに、放熱スペースまで含めた「置くのに必要な寸法」、10年使ったときの電気代、そして価格を比べます。2機種とも発売から日が浅く、購入者レビューはまだほとんど集まっていません。そのため評価は公式仕様と取扱説明書の記載を根拠にしています。
Bell
冷蔵庫の横に隙間があって、そこにスリム冷凍庫を置きたいんだ。105Lと140L、大きい方が得なんじゃないの?
Kura
値段だけ見るとそう思うよね。でもまず隙間を測った?14Aは放熱の分まで入れると幅44cm要るんだ。
Bell
えっ、44cm?僕の家の隙間、たぶん42cmくらいしかないよ……。
Kura
それなら答えはほぼ決まりだね。ただ、隙間に余裕がある人にとっては14Aがかなり有利な状況なんだ。順番に見ていこう。
✅ この記事でわかること
- AQF-SFA11AとAQF-SFA14Aのスペック・価格帯の一覧比較
- 2機種の4つの違いと、逆に同じところ
- 放熱スペース込みで「置くのに必要な幅・高さ・奥行」
- 置き場所・使い方別に、どちらを選ぶべきか
- 2026年10月時点の価格と、10年分の電気代を含めた総額
- 購入前の注意点(冷蔵モードの仕組み・保証)とFAQ
【結論】AQF-SFA11AとAQF-SFA14Aはどっちを買うべき?
判断の入口は置き場所の幅です。放熱用に左右2cmずつ空けると、11Aは幅40cm、14Aは幅44cmの空間が必要です。40cm以上44cm未満の隙間なら、選べるのは11Aだけです。
44cm以上の空間を確保でき、高さも約165cmまで使えるならAQF-SFA14Aをおすすめします。2026年10月時点の実売価格差は約7千円で、食品を入れられる量(101L対75L)と冷蔵切替を考えると、14Aの方が支払いに対して得られるものが多い状況です。冷凍専用で十分、かつ電気代を少しでも抑えたいなら11Aも十分に合理的な選択です。
※価格帯は2026年10月時点の楽天市場の実売価格です(2機種ともAmazon.co.jpでの取り扱いは確認できませんでした)。価格は変動します。リンク先でご確認ください。
AQF-SFA11AとAQF-SFA14Aの違いは4つ
Bell
140Lの方が35L大きいんだよね。それって引き出しが1段増えるってこと?
Kura
実はそこが違うんだ。段数はどっちも同じ4杯。14Aは引き出し1杯ずつが大きくなってるんだよ。
Bell
なるほど、段が増えるんじゃなくて、一段ずつが深くなるイメージなんだね。
2機種はAQUAの2026年モデルとして同時に発表され、基本設計を共有しています。違いは次の4点に集約できます。
違い①:容量(食品を入れられる量は75Lと101L)
カタログの定格内容積は105Lと140Lですが、実際に食品を入れられる量の目安は11Aが75L、14Aが101Lです。この「食品収納スペースの目安」はJIS規格に基づく数値で、棚やバスケットを付けた状態で算出されています。比較するならこちらの数字を使うのが正確です。
差は26Lで、比率にすると約35%増えます。庫内はどちらもガラス棚1枚+大きなバスケット3杯+小さなバスケット1杯の同じ構成なので、14Aは段数ではなく1段あたりの大きさで容量を稼いでいます。冷凍うどんの箱やアイスの大箱など、横幅のあるものを寝かせて入れやすいのは14Aです。
ガラス棚を外すと背の高い食材も入る点は2機種共通です。ふるさと納税の返礼品のように一度に大量に届く食材を受け止めたいなら、26Lの差は体感で効いてきます。
違い②:本体サイズ(14Aは幅と高さが増え、奥行は浅い)
外形寸法は11Aが幅360×奥行635×高さ1,455mm、14Aが幅400×奥行597×高さ1,547mmです。14Aは幅が40mm、高さが92mm増える一方で、奥行は38mm浅くなります。
取扱説明書は、放熱のため本体の上に10cm以上、左右に2cm以上の空間を空けるよう求めています。これを足した「置くのに必要な寸法」は次のとおりです。
- 幅:11Aは400mm、14Aは440mm
- 高さ:11Aは1,555mm、14Aは1,647mm
- 奥行:11Aは635mm、14Aは597mm(背面は壁にぴったり付けられる「背面壁ピタ」設置に2機種とも対応。公式は設置条件による差を見込んで20mm程度の余裕を勧めています)
冷蔵庫の横や廊下のように奥行が限られる場所では、意外にも14Aの方が収まりやすい場面があります。逆に、吊り戸棚の下や窓の下など高さに制約がある場所では、11Aの方が有利です。質量は34kgと36kgで、2kgの差は設置作業ではほぼ気になりません。
違い③:温度切替(冷蔵・チルドに使えるのは14Aだけ)
14Aは温度調節つまみを回すだけで、冷凍・チルド・冷蔵を切り替えられます。取扱説明書によると、冷蔵モードの「通常」は約4℃、「チルド」は0〜1℃です。11Aは冷凍専用で、つまみは冷凍の強弱を調整するだけです。
注意したいのは、切り替えが庫内全体で一括になる点です。上の段は冷凍・下の段は冷蔵といった使い分けはできません。冷凍庫として使っている間は冷凍庫、冷蔵庫として使うなら中身はすべて冷蔵品になります。年末年始の食材や夏の飲み物など、季節で役割を変えたい人に向いた機能です。
冷凍の温度調節も段数が違います。11Aは「弱・中・強」の3段階で、強は中(約−19℃)より2〜3℃低めです。14Aは「弱・中・強1・強2」の4段階で、強2は中より4〜6℃低くなります。長期保存用に強く冷やしたい人には14Aの方が調整の幅があります。
違い④:電気代(年間で千円あまり14Aが高い)
年間消費電力量は11Aが236kWh、14Aが275kWh(冷凍使用時)です。電気料金の目安単価31円/kWhで計算すると、年間の電気代は11Aが7千円台、14Aが8千円台半ばで、差は年に1千2百円ほどです。
ただし、容量が大きいぶん電気を多く使うのは当然です。食品を入れられる量1Lあたりの年間消費電力量で比べると、11Aは約3.1kWh、14Aは約2.7kWhで、効率は14Aの方が高い結果になります。2021年度の省エネ基準達成率も11Aの155%に対して14Aは167%です。
なお、14Aを冷蔵モードで使った場合の年間消費電力量について、公式の製品ページとプレスリリースで異なる数値が記載されていたため、この記事では冷凍使用時の数値だけで比較しています。
🤝 逆に、ここは共通です(どちらを選んでも変わらない点)
- インバーターコンプレッサーを搭載し、公式の比較表では省エネ・静音がどちらも「◎」(運転音のdB値は2機種とも非公表)
- ファン式の自動霜取りで、霜取り作業は不要
- 庫内はガラス棚1枚+引き出し4杯(大3・小1)の同じ構成
- 冷凍室の性能はどちらもフォースター(−18℃以下)
- 本体色はダークシルバー1色、発売日は2026年6月19日、電源コードは1.9m
- 保証は本体1年・冷媒回路などの特定部品5年、補修用性能部品の保有期間は製造打ち切り後9年
残りの仕様は同じなので、上の4つの違いだけで判断できます。
スリム冷凍庫を選ぶときに確認したい3つのこと
2機種のどちらにするかを決める前に、セカンド冷凍庫選びで失敗が多いポイントを確認しておきます。
放熱スペースを足した寸法で測る
もっとも多い失敗は、本体の幅だけ測って買い、設置したら放熱スペースが足りなかったというケースです。冷凍庫は本体の側面や上面から熱を逃がしており、隙間が足りないと冷えが弱まり、電気代も上がります。AQUAの取扱説明書が求めるのは上面10cm以上・左右2cm以上です。メジャーで測るときは、隙間の幅から4cm、高さから10cmを引いた数字が本体寸法を上回っているかを確認してください。
搬入経路も見落としがちです。14Aは高さ1,547mmあり、廊下の曲がり角や階段で立てたまま運べるかを事前に確かめておくと安心です。
「定格内容積」ではなく「食品収納スペース」で比べる
カタログで目立つ105L・140Lという数字は、庫内の空間をすべて含めた定格内容積です。棚やバスケットを付けた状態で実際に食品を入れられる量は、11Aが75L、14Aが101Lです。他社の冷凍庫と比べるときも、この「食品収納スペースの目安」をそろえて比べると、容量の見誤りを防げます。
冷凍専用か、冷蔵にも使うか
セカンド冷凍庫は、使い始めると「夏は飲み物を冷やしたい」「年末だけ冷蔵品があふれる」といった別の需要に気づくことがあります。温度切替付きの14Aなら1台で両方に対応できます。ただし切替は庫内全体で一括なので、冷凍と冷蔵を同時には使えません。冷凍品が常に一定量あるなら、冷凍専用機と割り切る方がシンプルです。
価格と電気代:10年使うといくら違う?
2026年10月時点の楽天市場の実売価格は、AQF-SFA11A・AQF-SFA14Aともに5万円台です。同じ価格帯でも11Aは前半、14Aは後半に位置し、差は約7千円あります(※価格は変動します。リンク先でご確認ください)。両機ともAmazon.co.jpでの取り扱いは確認できず、購入先は楽天市場・Yahoo!ショッピング・家電量販店が中心です。
電気代は、電気料金の目安単価31円/kWhで計算すると次のようになります。
| 項目 | AQF-SFA14A | AQF-SFA11A |
|---|---|---|
| 年間消費電力量 | 275kWh | 236kWh |
| 年間電気代の目安 | 8千円台半ば | 7千円台 |
| 10年の電気代の目安 | 約8万5千円 | 約7万3千円 |
| 食品収納1Lあたりの年間消費電力量 | 約2.7kWh | 約3.1kWh |
※年間消費電力量は11Aが236kWh、14Aが275kWh(冷凍使用時・AQUA公式)。電気代は31円/kWhで計算した目安です。
10年分の電気代は11Aの方が約1万2千円安く、本体価格の差を足すと総額の差は約1万9千円になります。一方、食品を入れられる量1Lあたりで本体価格と10年分の電気代を割ると、14Aの方が1割半ほど安い計算です。「必要な容量が75Lで足りるか」が分かれ目で、足りるなら11A、足りないなら14Aの方が支払いに対して得られる容量が多くなります。
この価格差は動きやすい点にも注意してください。執筆の数日前には差が2千円未満まで縮んでいた時期もあり、2026年10月時点では約7千円です。量販店の値付けで差は大きく動きます。差が1万円近くまで開いた場合は、冷凍専用で使う人には11Aの方が有力になります。購入直前に両方の価格を確認するのがおすすめです。
総合スコア&ランキング
公式仕様と取扱説明書の記載をもとに、5つの評価軸で2機種を10点満点で独自に採点しました。今回の2機種の相対的な位置関係を示すもので、他の記事のスコアと絶対比較する目的のものではありません。

📊 採点基準
- 収納力:定格内容積ではなく「食品収納スペースの目安」(75L/101L)と庫内構成で評価
- 置きやすさ(スリムさ):放熱スペース込みの必要幅・必要高さ・据付必要奥行で評価。幅と高さが小さいほど高評価
- 省エネ・電気代:年間消費電力量(236kWh/275kWh)を主に、食品収納1Lあたりの効率と省エネ基準達成率を加味
- 使い道の幅:冷蔵・チルドへの温度切替の有無と、冷凍の温度調節段数で評価
- 本体価格の安さ:2026年10月時点の楽天市場の実売価格で評価
- 総合評価:5軸の単純平均ではなく、セカンド冷凍庫の満足度を左右しやすい収納力と使い道の幅を重く見て判定(単純平均でも14Aが上位)
※スペックはAQUA公式(AQF-SFA14A)・AQUA公式(AQF-SFA11A)・2026年6月5日のプレスリリースおよび各機種の取扱説明書を参照。価格は2026年10月時点の楽天市場の実売価格(Amazon.co.jpは取り扱いなし)。
| 評価項目 | 🏆 AQF-SFA14A | 🥈 AQF-SFA11A |
|---|---|---|
| 収納力 | 9.0 | 7.0 |
| 置きやすさ(スリムさ) | 7.0 | 9.0 |
| 省エネ・電気代 | 8.0 | 9.0 |
| 使い道の幅 | 9.0 | 5.5 |
| 本体価格の安さ | 7.0 | 8.0 |
| 総合評価 | 8.4 | 7.6 |
5軸のうち3軸は11Aが上回っています。それでも総合で14Aを1位にしたのは、価格差が約7千円にとどまる今、収納力と使い道の幅の差が価格差を上回ると判断したからです。省エネ・電気代を11A優位にしたのは年間の支払額が少ないためで、容量あたりの効率では14Aが勝っています。どちらの見方を重視するかで評価が入れ替わる軸なので、ここは好みが分かれるところです。
置きやすさは、幅と高さが小さい11Aを高く評価しました。ただし奥行だけは14Aの方が38mm浅いため、奥行に制約がある場所では評価が逆になります。
AQUA AQF-SFA14Aの特徴・評価
Bell
夏だけ冷蔵庫にできるなら、麦茶とビールを全部こっちに逃がせるよね。それ、かなり助かるかも。
Kura
そう、冷凍庫が空きやすい季節に役割を変えられるのが14Aの強みだよ。ただ一括切替だから、冷凍品は先に食べきっておく必要があるんだ。
AQF-SFA14Aは、スリムフリーザー2026年モデルの最大容量機です。幅40cmの本体に140L(食品収納の目安101L)を収め、同時に発表された2026年モデル3機種の中で唯一、冷蔵・チルドへの温度切替を備えています。
| 発売日 | 2026年6月19日 |
|---|---|
| 定格内容積 | 140L(食品収納の目安101L) |
| 外形寸法 | 幅400×奥行597×高さ1,547mm |
| 温度切替 | 冷凍/チルド/冷蔵(庫内全体で切替) |
| 年間消費電力量 | 275kWh/年(冷凍使用時) |
| 省エネ基準達成率 | 167%(2021年度基準) |
| 庫内構成 | ガラス棚1枚+引き出し4杯(大3・小1) |
| 質量 | 36kg |
| 実売価格 | 5万円台 |
出典:AQUA公式/価格は2026年10月時点の楽天市場の実売価格(Amazon.co.jpは取り扱いなし)
容量あたりの価格は11Aより安い
14Aの最大の魅力は、11Aより約7千円の上乗せで食品収納量が26L多いことです。食品を入れられる量1Lあたりの本体価格に直すと、14Aは11Aより約16%安くなります。省エネ基準達成率も167%と高く、大きいから非効率ということもありません。
冷蔵庫としても使える
温度調節つまみは「冷蔵」側に通常・低温・チルドの3段階、「冷凍」側に弱・中・強1・強2の4段階が並んでいます。取扱説明書によると、冷蔵の「通常」は約4℃、「チルド」は0〜1℃です。冷凍から冷蔵へ切り替えると、庫内温度が安定するまで半日〜1日かかる点は覚えておいてください。
奥行が浅く、冷蔵庫の横に並べやすい
据付必要奥行は597mmで、11Aより38mm浅く収まります。冷蔵庫の横に並べる場合、奥行が浅いほど前面が出っ張りにくくなります。そのぶん高さが1,547mmあるので、上に棚がある場所では放熱スペースの10cmを含めて約165cmの高さが必要になります。
2026年10月時点で、14Aの購入者レビューは楽天市場でもまだ見当たりません。発売から4か月ほどで、使用感の傾向をまとめられる段階ではないため、この記事では口コミ傾向による評価は行っていません。
✅ メリット
- 食品収納101Lで、11Aより26L多く入る
- 冷凍・チルド・冷蔵の3通りに切り替えられる
- 冷凍の強さを4段階で調整でき、強2は中より4〜6℃低い
- 据付必要奥行597mmで、冷蔵庫の横に並べても前に出にくい
⚠️ デメリット
- 放熱スペース込みで幅44cmが必要。40cm台前半の隙間には入らない
- 高さ1,547mmあり、上に棚や窓があると置けない場所が出る
- 温度切替は庫内全体で一括。冷凍と冷蔵を同時には使えない
- 年間の電気代は11Aより1千2百円ほど高い
こんな方におすすめ:置き場所に幅44cm・高さ165cmの余裕があり、まとめ買いや作り置きで冷凍品が多い家庭。季節によって冷蔵庫として使い分けたい人にも向いています。
逆に、こんな方は11A:隙間が40〜43cmしかない、または冷凍専用で75Lあれば足りる人は、11Aの方が設置の自由度が高く、電気代も年1千2百円ほど安く済みます。
AQUA AQF-SFA11Aの特徴・評価
Bell
僕の隙間だと14Aは入らないんだよね。11Aって、14Aの小さい版ってだけなの?
Kura
小さい版なのは確かだけど、電気代は11Aの方が安いし、高さも9cm低い。置き場所が限られる人向けにちゃんと作られた機種だよ。
AQF-SFA11Aは、幅36cmのスリムボディにインバーターを載せた冷凍専用機です。同じ105Lの非インバーター機AQF-SF11Aと本体を共有しており、そちらより年間消費電力量が少なく、静音性も高い位置づけです。
| 発売日 | 2026年6月19日 |
|---|---|
| 定格内容積 | 105L(食品収納の目安75L) |
| 外形寸法 | 幅360×奥行635×高さ1,455mm |
| 温度切替 | なし(冷凍専用・弱/中/強の3段階) |
| 年間消費電力量 | 236kWh/年 |
| 省エネ基準達成率 | 155%(2021年度基準) |
| 庫内構成 | ガラス棚1枚+引き出し4杯(大3・小1) |
| 質量 | 34kg |
| 実売価格 | 5万円台 |
出典:AQUA公式/価格は2026年10月時点の楽天市場の実売価格(Amazon.co.jpは取り扱いなし)
幅40cmの隙間に入る
11Aの価値は、何より放熱スペース込みで幅40cmに収まることです。冷蔵庫と壁の間、食器棚の横、洗面所の一角など、40cm前後の隙間は住まいの中に意外と残っています。14Aでは届かないそうした場所に105Lの冷凍庫を置けるのは、11Aにしかできない役割です。
電気代は14Aより年1千2百円ほど安い
年間消費電力量は236kWhで、電気代の目安は年7千円台です。14Aより年1千2百円ほど、10年で約1万2千円安く済みます。インバーター搭載のため、同じ本体サイズの非インバーター機AQF-SF11A(320kWh/年)と比べると、年間消費電力量は約26%少なくなります。
冷凍に専念するなら機能に不足はない
温度調節は弱・中・強の3段階で、通常は「中」で約−19℃です。長期保存したいときやホームフリージングをするときは「強」に合わせると、中より2〜3℃低くなります。冷凍以外の用途がないなら、温度切替がないことは弱点になりません。
11Aの購入者レビューは、2026年10月時点で楽天市場に1件あるだけです。傾向を語れる件数ではないため、この記事では口コミ傾向による評価は行っていません。
✅ メリット
- 放熱スペース込みで幅40cm・高さ約156cmに収まる
- 年間消費電力量236kWhで、電気代は14Aより年1千2百円ほど安い
- 本体価格も14Aより約7千円安い(2026年10月時点)
⚠️ デメリット
- 冷凍専用で、冷蔵・チルドには切り替えられない
- 食品収納は75Lで、まとめ買いが多い家庭では早く埋まる
- 据付必要奥行は635mmで、14Aより38mm深い
- 食品収納1Lあたりの価格は14Aより割高
こんな方におすすめ:置き場所の幅が40〜43cmしかない人、吊り戸棚の下などで高さを抑えたい人、冷凍専用で75Lあれば足りる家庭。
逆に、こんな方は14A:幅44cmの空間を取れて、冷凍品が多い・夏は冷蔵にも使いたいという人は、約7千円の差を払っても14Aを選ぶ方が満足度が高くなります。
AQF-SFA11AとAQF-SFA14Aのスペック比較表
| 項目 | 🏆1位 AQUA AQF-SFA14A 140L・温度切替付き |
🥈2位 AQUA AQF-SFA11A 105L・幅36cm |
|---|---|---|
| ⚡ 基本性能 | ||
| 定格内容積 | 140L食品収納の目安101L | 105L食品収納の目安75L |
| インバーター | あり | あり |
| 年間消費電力量 | 275kWh/年電気代 年8千円台半ば | 236kWh/年電気代 年7千円台 |
| 省エネ基準達成率 | 167%2021年基準 | 155%2021年基準 |
| 電動機の定格消費電力 | 65/65W50/60Hz | 60/60W50/60Hz |
| 🌡️ 温度設定 | ||
| 温度切替 | 冷凍/チルド/冷蔵庫内全体で切替 | なし(冷凍専用) |
| 冷凍の温度調節 | 弱・中・強1・強2強2=中より4〜6℃低め | 弱・中・強強=中より2〜3℃低め |
| 冷凍室の性能 | フォースター−18℃以下 | フォースター−18℃以下 |
| 🧊 庫内と使い勝手 | ||
| 庫内構成 | 引き出し4杯+ガラス棚1枚大3・小1 | 引き出し4杯+ガラス棚1枚大3・小1 |
| 霜取り | 自動(ファン式) | 自動(ファン式) |
| 静音・省エネ(公式比較表) | ◎dB値は非公表 | ◎dB値は非公表 |
| 📐 本体設計 | ||
| 外形寸法 | 幅400×奥行597×高さ1,547mm | 幅360×奥行635×高さ1,455mm |
| 設置に必要な幅 | 440mm左右2cmずつ込み | 400mm左右2cmずつ込み |
| 設置に必要な高さ | 1,647mm上面10cm込み | 1,555mm上面10cm込み |
| 据付必要奥行 | 597mm | 635mm |
| 質量 | 36kg | 34kg |
| カラー | ダークシルバー1色 | ダークシルバー1色 |
| 発売日 | 2026年6月19日 | 2026年6月19日 |
| ⭐ 総合スコア(10点満点) | ||
| 収納力 | 9.0 | 7.0 |
| 置きやすさ(スリムさ) | 7.0 | 9.0 |
| 省エネ・電気代 | 8.0 | 9.0 |
| 使い道の幅 | 9.0 | 5.5 |
| 本体価格の安さ | 7.0 | 8.0 |
| 総合評価 | 8.4 | 7.6 |
| 👤 おすすめ対象 | ||
| こんな方に | 置き場所の幅が44cm以上ある/冷蔵にも使いたい | 隙間が40cmしかない/冷凍だけで十分 |
| 💳 価格情報 | ||
| 実勢価格 | 5万円台▶ 最新価格はリンクで確認 | 5万円台▶ 最新価格はリンクで確認 |
| 🛒 購入リンク | ||
| 販売ストア | 🛒 楽天🛍️ Yahoo! | 🛒 楽天🛍️ Yahoo! |
どっちを選ぶべき?——状況別おすすめガイド
最後に、置き場所と使い方のパターン別に整理します。
冷蔵庫の横・廊下など、幅に余裕がある場所に置く方に
幅44cm・高さ165cmの空間があるならAQF-SFA14Aです。約7千円の上乗せで、26L多い収納量と冷蔵切替が手に入ります。奥行も597mmと浅く、通路側に出っ張りにくい点も廊下設置向きです。
夏は飲み物、年末は食材の置き場として冷蔵にも使いたい方に
冷蔵・チルドに切り替えられるのはAQF-SFA14Aだけです。冷凍品が少ない時期に冷蔵庫として使えば、メインの冷蔵庫の詰め込みを防げます。切替は庫内全体で一括になる点だけ、使い方を決める前に家族で共有しておくとスムーズです。
40cm前後の隙間にどうしても収めたい方に
放熱スペース込みで幅40〜43cmの場所なら、選択肢はAQF-SFA11Aです。14Aは設置条件を満たせません。隙間を測ってみて44cmに届かなかった時点で、迷う必要はありません。
冷凍専用で十分、毎月の電気代を少しでも抑えたい方に
冷凍品の量が75Lに収まる家庭ならAQF-SFA11Aが向いています。電気代は14Aより年1千2百円ほど安く、本体価格も安いため、10年使えば電気代と本体価格を合わせて約1万9千円の差になります。
こういう方は、どちらも買わなくていい
冷凍品の量が「冷凍食品数袋とアイス程度」で、メインの冷蔵庫の冷凍室を整理すれば収まる場合は、105Lのセカンド冷凍庫自体が過剰です。年7千円以上の電気代が毎年かかるので、まずは冷凍室の整理や小型の機種で足りないかを検討してください。
よくある質問(FAQ)
Q. AQF-SFA14Aを冷蔵モードにすると、冷凍と冷蔵を同時に使えますか?
使えません。温度切替は庫内全体での切り替えで、バスケットごとに温度を変えることはできません。冷蔵にするときは、冷凍品をほかの場所へ移してから切り替えてください。取扱説明書によると、切り替え後は庫内温度が安定するまで半日〜1日かかります。
Q. AQF-SFA11AとAQF-SFA14Aで運転音に差はありますか?
公式は2機種とも運転音のdB値を公表していません。どちらもインバーターコンプレッサーを搭載し、プレスリリースの比較表では省エネ・静音がともに「◎」で、リビングや寝室への設置も想定されています。公表値で比べられる差はありません。
Q. 置くのに必要なスペースはどれくらいですか?
取扱説明書は上面10cm以上・左右2cm以上の放熱スペースを求めています。本体寸法に足すと、11Aは幅400mm・高さ1,555mm、14Aは幅440mm・高さ1,647mmが必要です。背面は2機種とも壁にぴったり付けて設置できます。
Q. 引き出しの数は違いますか?
同じです。どちらもガラス棚1枚と引き出し式のバスケット4杯(大3・小1)の構成で、14Aは1杯ずつが大きくなっています。ガラス棚を外して背の高い食材を入れられる点も共通です。
Q. 冷凍食品はどれくらい保存できますか?
2機種とも冷凍室の性能はフォースター(−18℃以下)で、取扱説明書に記載された冷凍食品の貯蔵期間の目安は約3か月です。食品の種類や扉の開閉頻度によって変わるため、あくまで目安として考えてください。
Q. 保証期間はどれくらいですか?
2機種とも本体1年、冷媒回路などの特定部品が5年です。補修用性能部品の保有期間は、製造打ち切り後9年と取扱説明書に記載されています。
Q. 旧モデルのAQF-SFA11R・AQF-SFA14Rを安く買えますか?
2025年モデルのAQF-SFA11RとAQF-SFA14Rは、AQUA公式サイトで生産終了品と表示されており、新品の流通はほとんど残っていません。2026年10月時点では現行モデルの方が安く買えるため、旧モデルを探すメリットは薄い状況です。
Bell
結局、隙間が44cmある人は14Aでいいってこと?
Kura
今の値段ならそうだね。ただ、冷凍品が75Lに収まって冷蔵も使わないなら、11Aの電気代の安さも捨てがたいよ。
Bell
うーん、僕は隙間42cmだから11Aしか選べないけど、ちょっと悔しいな。
Kura
置ける方を選ぶのが一番の正解だよ。無理に大きい方を詰め込むと、放熱不足で電気代も上がっちゃうからね。
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まとめ:AQF-SFA11AとAQF-SFA14Aの選び方
- 違いは容量・本体サイズ・温度切替・電気代の4つ。庫内構成、インバーター、本体色、発売日は同じ
- 放熱スペース込みで、11Aは幅40cm、14Aは幅44cmの空間が必要
- 14Aは食品収納が26L多く、冷蔵・チルドにも切り替えられる。奥行は14Aの方が38mm浅い
- 電気代は11Aが年1千2百円ほど安い。容量あたりの効率は14Aが上
- 2026年10月時点の価格差は約7千円。1万円近くまで開いたときは、冷凍専用で使う人には11Aの方が有力
まずはメジャーで隙間の幅と高さを測ってください。幅44cm・高さ165cmの空間を取れるならAQF-SFA14A、取れないならAQF-SFA11Aです。
免責事項
本記事の価格は2026年10月時点の楽天市場の実売価格をもとにしています。価格・在庫は変動するため、最新情報は各販売ページでご確認ください。2機種ともAmazon.co.jpでの取り扱いは確認できませんでした。
スペックはAQUA公式の製品ページ・プレスリリース(2026年6月5日)・取扱説明書の記載に基づいています。電気代は年間消費電力量に31円/kWhを掛けた目安で、使用環境によって変わります。
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