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キヤノンのPIXUS TS5530とTS5430、実売価格はどちらも1万円台前半で並んでいます。旧モデルが値下がりして安くなっているわけではなく、新旧が並んで同じ値札を付けている状態です。
TS5530は2025年10月23日に発売された新モデル、TS5430は2021年12月発売で、キヤノン公式の製品ページには「在庫僅少」と表示されています。約4年ぶりの世代交代で、キヤノンは印刷を始めるまでの待ち時間を約30%短縮し、Wi-Fiを5GHz帯まで広げました。
ただし、この世代交代は全部が前進ではありません。TS5430にあった背面トレイ(後トレイ)がTS5530では姿を消し、給紙はカセット1段だけになりました。名刺サイズやリーガルサイズも対応表から外れています。つまり「新しいほうが上位互換」という単純な話ではなく、あなたが背面トレイを使うかどうかで結論が変わります。
この記事では、キヤノン公式の仕様表を1項目ずつ突き合わせて違いを9つに整理し、どちらを選ぶべきかを用途別に判断できるようにまとめました。
Bell
家のプリンターが年賀状の時期にいつも詰まるから買い替えたいんだけど、TS5530とTS5430って値段が一緒なの? だったら新しいほうでいいよね?
Kura
そこが今回ややこしいところなんだ。速さとWi-Fiは新型が明確に上。でも新型は背面トレイが無くなってる。年賀状の話が出たなら、そこは結構効くよ。
Bell
え、新しいのに減ってるの!? 背面トレイって、後ろに紙を立てて入れるやつだよね。あれ無いと何が困るの?
Kura
普通紙をカセットに入れっぱなしにして、はがきだけ後ろから流す——っていう使い分けができなくなる。新型ははがきもL判もカセットに入るけど、そのつど中身を入れ替える必要があるんだ。
Bell
なるほど、僕みたいに年に1回まとめて年賀状を刷るだけなら、入れ替えても別にいいのかも。普段は普通紙しか使わないし。
Kura
その判断ができるなら新型でいい。逆に写真用紙を入れっぱなしにしたい人や、名刺を刷る人は旧型を在庫があるうちに押さえたほうがいいよ。順番に見ていこう。
✅ この記事でわかること
- TS5530とTS5430の違い9項目を公式仕様ベースで一覧比較
- 新型で無くなった機能(背面トレイ・対応用紙・カラー展開)の実害
- 印刷開始9.5秒と13.5秒の体感差、Wi-Fi 5GHz対応で変わること
- 2機種それぞれの強み・弱みと購入者の口コミ傾向
- 2026年8月時点の実売価格と、価格差ゼロで選ぶときの判断軸
- 旧モデルの在庫状況と、買うなら急ぐべきかどうか
【結論】TS5530とTS5430、どちらを買うべきか
先に結論をまとめます。実売価格が同じなので、価格を理由に旧モデルを選ぶ根拠はありません。判断軸は「背面トレイと対応用紙の広さが必要かどうか」の一点に絞られます。
迷ったときの目安はシンプルです。この1年で背面トレイを使った記憶がなければTS5530、写真用紙やはがきを入れっぱなしにしている自覚があるならTS5430を選んでください。なお旧モデルは公式に「在庫僅少」と出ているため、TS5430にするなら在庫があるうちに決める必要があります。
発売時期の違いと、TS5シリーズの型番の読み方
TS5530は2025年10月23日、TS5430は2021年12月の発売です。約4年ぶりの世代交代で、キヤノンのニュースリリースはTS5430を「従来機」として名指しし、印刷開始までの時間を比較しています。つまりTS5530はTS5430の正統な後継機です。
4年空いた理由は「印刷を始めるまでの時間」
キヤノンが新モデルで最初に挙げた変更点は、新機能の追加ではなく印刷準備プロセスの改善でした。インクとメンテナンス機構を見直し、ファーストプリント(印刷を指示してから1枚目が出るまで)を約13.5秒から約9.5秒へ、約30%短縮したと公表しています。
家庭用プリンターは1日に何十枚も刷る機械ではありません。使うのは「1枚だけ急いで刷りたい」場面が中心で、そこで待たされる時間がストレスの正体になります。エントリー機の世代交代で連続印刷速度ではなく待機時間に手を入れたのは、この使われ方を踏まえた選択です。
前面に集約された設計と、その代償
TS5530では給紙カセット・排紙トレイ・操作ボタンがすべて本体前面に配置され、操作パネルには傾斜が付きました。本体幅も従来機より縮小しています(403mm→374mm)。
この「前面完結」の設計と引き換えに、背面に紙を立てて入れる後トレイが廃止されました。背面トレイの廃止は、省スペース化のためのトレードオフです。壁にぴったり寄せられるようになった代わりに、給紙口が1つに減ったと理解すると分かりやすくなります。
型番の読み方
- TS:家庭用スタンダード複合機シリーズの記号
- TS5x:エントリー〜スタンダード帯。上に多機能のTS7x、写真重視6色のTS8xがある
- 百の位:世代。TS5330(2019年)→ TS5430(2021年)→ TS5530(2025年)
なお同時発売のTS5630は、TS5530にADF(自動原稿送り装置)を追加した同世代の上位機です。コピーやスキャンで複数枚の原稿を自動送りしたい場合はそちらが選択肢になります。TS5530とTS5630の違いはキヤノンTS5530とTS5630の違い|ADFが要るかで決まりますで詳しく比較しています。
TS5530とTS5430のスペック差分表
キヤノン公式の仕様表を1項目ずつ突き合わせた全項目比較です。値が違う行はハイライトしています。下段には差がなかった項目も並べているので、「ここは気にしなくていい」という確認にも使えます。
| 項目 | 🆕 新モデル キヤノン PIXUS TS5530 2025年10月発売 |
📦 旧モデル キヤノン PIXUS TS5430 2021年12月発売・在庫僅少 |
|---|---|---|
| 📊 スペック比較(全項目) | ||
| ファーストプリント | 約9.5秒約30%短縮 | 約13.5秒 |
| A4カラー印刷速度 | 約9.0ipm+約32% | 約6.8ipm |
| 給紙方式 | カセット1段のみ背面トレイ廃止 | 後トレイ+カセット(2WAY) |
| 対応インク | BC-386/395互換性なし | BC-361/360 |
| Wi-Fi | 2.4GHz+5GHz/WPA3対応5GHz・WPA3追加 | 2.4GHzのみ/WPA2まで |
| 使える用紙サイズ | 名刺・リーガル・スクエア89mm非対応対応幅が縮小 | 名刺・リーガル・スクエア89mm対応 |
| 本体サイズ・質量 | 374×355×168mm/5.3kg幅-29mm・1.0kg軽量 | 403×315×148mm/6.3kg |
| 本体カラー | ホワイトのみ3色→1色 | ブラック/ホワイト/ピンク |
| コピー機能 | 4in1・枠消し・IDカードコピー追加機能追加 | 2in1まで |
| 最高解像度(公称) | 1200×1200dpi公称値は低下 | 4800×1200dpi |
| 総ノズル数 | 計3136ノズル約1.75倍 | 計1792ノズル |
| 稼働音 | 約47dB(A)+3.5dB | 約43.5dB(A) |
| L判写真コスト | 約28.5円-1.7円 | 約30.2円 |
| A4カラー文書コスト | 約21.2円+0.8円 | 約20.4円 |
| 液晶モニター | 1.42型有機EL | 1.44型有機EL |
| スキャナー光学解像度 | 1200×2400dpi | 1200×2400dpi |
| 自動両面プリント | 対応 | 対応 |
| 待機時消費電力 | 約0.9W | 約0.9W |
| 有線LAN | 非対応 | 非対応 |
| 実売価格 | 1万円台前半 | 1万円台前半 |
出典:キヤノン公式 PIXUS TS5530 仕様/キヤノン公式 PIXUS TS5430 仕様/価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
変更点ハイライト——影響が大きい6つ
📊 変更点サマリ
変更幅そのものは大きい世代交代です。ただし9項目のうち3項目は旧モデルのほうが優れています。前進した点と後退した点を分けて見ていきます。
① 1枚目が出るまで約9.5秒——待ち時間が約30%短縮
最も体感しやすい変更点がここです。キヤノン公式は、インクとメンテナンス機構を見直した新機構により、ファーストプリント時間が従来機の約13.5秒から約9.5秒になったと公表しています。
差は約4秒です。数字だけ見ると小さく感じますが、家庭用プリンターで一番多いのは「1枚だけ刷って終わり」という使い方です。学校の提出書類、ネット注文の返品ラベル、コンビニに行く前の地図——こうした用途では待ち時間がそのまま作業時間になります。10回に1回ではなく毎回4秒短くなるので、体感の軽さは想像より効きます。
② A4カラーが約6.8ipm→約9.0ipm
連続印刷の速度も上がっています。公式のISO/IEC 24734基準で、A4カラー文書が約6.8ipmから約9.0ipmへ、約32%の向上です。モノクロは約13.0ipmから約14.0ipmと小幅な改善にとどまります。
プリントヘッドの総ノズル数が1792から3136へ約1.75倍に増えているので、速度向上はハードウェアの裏付けがある変化です。カラー資料をまとめて刷る機会が多いなら、この差は待ち時間としてはっきり出ます。
③ 背面トレイの廃止——給紙がカセット1段だけに
ここが今回の最大の後退点です。TS5430は後トレイとカセットの2WAY給紙で、普通紙を合計200枚(100枚+100枚)まで積めました。TS5530はカセット1段のみで、普通紙は100枚です。
枚数以上に効くのが運用面です。TS5430なら普通紙をカセットに入れっぱなしにしたまま、はがきや写真用紙を後トレイから流せました。TS5530でもはがき(40枚)・L判写真(20枚)・封筒はカセットから給紙できますが、普通紙と入れ替える手間が毎回発生します。年賀状シーズンのように普通紙と写真用紙を行き来する時期は、この差が地味に響きます。
もっとも、背面トレイが無くなったことで本体を壁際に寄せられるようになりました。設置スペースを優先するか、給紙の使い分けを優先するかという選択です。
④ 対応インクが変わり、旧型のカートリッジは使えない
TS5530はBC-386/395(大容量はBC-386XL/395XL)、TS5430はBC-361/360(大容量はBC-361XL/360XL)で、両者に互換性はありません。TS5430から買い替える場合、手元に残ったインクは使えなくなります。予備を何本もストックしている方は、その分を実質的な買い替えコストとして計算に入れてください。
ランニングコスト自体はほぼ同等です。公式値ではA4カラー文書のインクコストがTS5530約21.2円、TS5430約20.4円と旧型がわずかに安く、L判写真のインク・用紙合計コストはTS5530約28.5円、TS5430約30.2円と新型が安くなっています。用途によって有利不利が入れ替わる程度の差で、決め手にはなりません。
⑤ Wi-Fiが5GHz帯に対応し、セキュリティもWPA3へ
TS5430の無線はIEEE802.11b/g/nの2.4GHz帯のみでした。TS5530はIEEE802.11aが加わり、2.4GHz帯と5GHz帯の両対応になっています。
2.4GHz帯は電子レンジやBluetooth機器と干渉しやすく、集合住宅では近隣のルーターとチャンネルが混み合います。印刷が途中で止まる、プリンターが見つからないといったトラブルの一因がここにあります。5GHz帯につなげられれば、その混雑を避けられます。
暗号化方式もWPA3-SAEに対応しました。TS5430はWPA2までで、設定項目に古いWEPが残っています。ルーターをWPA3専用モードで運用していると、TS5430は接続できません。最近ルーターを買い替えた方は必ず確認してください。
⑥ 使える用紙サイズと用紙種類が減った
TS5430の後トレイは、名刺サイズ・リーガルサイズ・スクエア(89mm)・ユーザー定義サイズ(長さ676mmまで)に対応し、アイロンプリントシートやオリジナルマグネットシートといった特殊用紙も使えました。
TS5530のカセットではこれらが対応表から外れています。名刺印刷・リーガルサイズの書類・手作りグッズの用途では、TS5530は選択肢になりません。逆にA4・B5・はがき・L判・2L判・封筒といった一般的な用紙は、どちらの機種でも問題なく使えます。
🤝 逆に、ここは共通です(どちらを選んでも変わらない点)
- スキャナーの光学解像度はどちらも1200×2400dpi・原稿サイズはA4/レター
- 自動両面プリントはどちらも標準対応(対応用紙の範囲だけTS5430がやや広い)
- 待機時消費電力はどちらも約0.9W
- 有線LANはどちらも非対応(接続はWi-FiかUSB)
- 4色インク・顔料ブラック採用という基本構成は同じ
新モデルを選ぶ意味——価格差ゼロで何を得るか
今回は価格差がありません。だからこそ「差額を払う価値があるか」ではなく、同じ金額で何を手に入れ、何を手放すのかという見方になります。TS5530を選んだときに得られるものを4つに整理しました。
⚡ 毎回4秒の短縮が積み上がる
ファーストプリントが約13.5秒から約9.5秒へ。1枚だけ刷る使い方が中心の家庭用途では、この待ち時間がそのまま使い勝手の印象になります。刷る回数が多い家庭ほど効いてきます。
📶 Wi-Fiトラブルの芽を減らせる
5GHz帯が使えるので、2.4GHz帯が混み合う住環境でも安定した経路を選べます。WPA3対応なので、新しいルーターの設定を古い方式に合わせて緩める必要もありません。
🛡 保証とサポートの起算が新しい
現行モデルなので、メーカーの補修用性能部品の保有期間もこれから起算されます。長く使うつもりなら、生産終了が近い機種より安心して構えられます。
📦 在庫を探し回らなくていい
TS5430はキヤノン公式で「在庫僅少」の表示が出ています。TS5530なら量販店の在庫が潤沢で、欲しいときに買えて、壊れたときの入手性も読めます。
逆に、TS5530では手に入らないもの
公平に書きます。同じ1万円台前半を払っても、TS5530では背面トレイ・名刺サイズ・リーガルサイズ・スクエア89mm・アイロンプリントシート・ブラック/ピンクの本体色は手に入りません。これらはTS5430にしか無い要素です。
また動作音は公式値で約47dB(A)と、TS5430の約43.5dB(A)より3.5dB大きくなっています。デスクの真横に置いて深夜に使う想定なら、この差は無視できません。
💰 同じ金額をどちらに払うか
速さと接続の安定を取るならTS5530です。印刷の待ち時間とWi-Fiのつながりやすさは、使うたびに毎回効いてくる要素なので、日常の満足度に直結します。一方で、用紙の使い分けが生活に組み込まれている方——写真用紙を入れっぱなしにしている、名刺を自分で刷っている、年賀状シーズンに何度も紙を入れ替えたくない——にとっては、TS5430の後トレイは4秒の短縮より価値があります。ここは好みではなく用途で決まる分かれ道です。
Bell
値段が同じで機能が減ってるのって、なんか損した気分にならない? メーカーは値上げしたかっただけじゃないの?
Kura
気持ちは分かる。ただノズル数は1792から3136に増えてるから、コストを削っただけとも言い切れないんだ。省いた場所と足した場所がはっきり分かれてる。
Bell
なるほどね。うちのルーター去年買い替えたんだけど、そういえば古い機器が繋がらなくて設定いじった記憶があるや。
Kura
それ、まさに今回の分かれ目。WPA3専用で運転してるならTS5430は繋がらない。設定を戻せば使えるけど、家中のセキュリティを1台のプリンターに合わせるのは本末転倒だよ。
進化幅と価格差の総合判定
🎯 進化幅と価格差の総合判定
結論:実売価格が同額のため、価格を理由に旧モデルを選ぶ根拠はありません。ただし変更点9つのうち給紙方式と対応用紙は旧モデルが上で、そこが要るかどうかで結論が割れます
🆕 PIXUS TS5530(新モデル)を選ぶべき人
- 印刷を指示してから待たされるのが嫌な方(1枚目が約9.5秒)
- 普通紙・はがき・L判をカセット1段で回せれば足りる方
- 5GHz帯のWi-Fiにつなぎたい方・WPA3のルーターを使っている方
- 本体を少しでも軽く・幅を取らずに置きたい方(5.3kg/幅374mm)
📦 PIXUS TS5430(旧モデル)を選ぶべき人
- 背面トレイが必要な方(普通紙と写真用紙を入れ替えずに併用したい)
- 名刺・リーガル・スクエア89mm・アイロンプリントシートを使う方
- ブラックまたはピンクの本体色を選びたい方
- 動作音を優先する方(約43.5dB/新型は約47dB)
5軸スコアの内訳
2機種を5つの軸で10点満点で採点しました。総合はTS5530が7.9点、TS5430が6.9点です。これは今回の対象機種の相対的な位置関係を示しており、他の記事と絶対比較する目的のものではありません。ただしグラフの形を見ると分かるとおり、両者は「どちらが上」ではなく「得意分野が反対」の関係にあります。

📊 採点基準
- 印刷の速さ:公式のファーストプリント時間(9.5秒/13.5秒)とA4カラーipm(9.0/6.8)、L判写真の1枚あたり時間(32秒/36秒)を合わせて評価しました
- 給紙の柔軟性:給紙口の数(カセットのみ/後トレイ+カセット)、最大積載枚数(100枚/200枚)、対応用紙サイズと用紙種類の広さで評価しました
- ネットワーク対応:Wi-Fiの対応周波数帯(2.4/5GHz両対応か2.4GHzのみか)と暗号化方式(WPA3対応の有無)で評価しました
- ランニングコスト:公式のA4カラー文書インクコスト(約21.2円/約20.4円)とL判写真のインク・用紙合計コスト(約28.5円/約30.2円)で評価しました。用途で有利不利が入れ替わるため同点です
- 設置しやすさ:外形寸法(374×355×168mm/403×315×148mm)、質量(5.3kg/6.3kg)、背面スペースの要否で評価しました
※スペックはキヤノン公式サイト(TS5530 仕様・TS5430 仕様)を参照。口コミは楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析。価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)。
編集部の判断——同点にしなかった理由
正直に書くと、この2機種の採点は迷いました。5軸のうちTS5530が上回るのは3軸、TS5430が上回るのは1軸、残り1軸は同点です。数の上では新型優位ですが、TS5430が勝っている「給紙の柔軟性」は1項目で複数の用途を丸ごと支えている軸なので、単純に軸の数で決めると実態を見誤ります。
それでもTS5530を上位に置いたのは、給紙口が減って困る人は限定できるのに対し、印刷の待ち時間とWi-Fiの安定は全員に毎回効くからです。背面トレイを使わない人にとってTS5430を選ぶ理由は残りません。逆に使う人にとっては、この記事の総合スコアは判断材料になりません。自分がどちら側かをはっきりさせてから選んでください。
キヤノン PIXUS TS5530(新モデル)の詳細レビュー
Bell
白くて四角くて、プリンターっぽくないね。前のモデルより小さく見える。
Kura
幅は実際に29mm縮んでる。ただ奥行きは40mm増えてるから、全体が小さくなったわけじゃない。棚に入れるなら幅より奥行きを測ったほうがいいよ。
基本スペック
| 発売日 | 2025年10月23日 |
|---|---|
| 本体カラー | ホワイト(1色) |
| 給紙方式 | カセット(1段)/普通紙100枚・はがき40枚・L判写真20枚 |
| ファーストプリント | 約9.5秒(従来機比 約30%短縮) |
| 印刷速度 | A4カラー 約9.0ipm/A4モノクロ 約14.0ipm |
| 対応インク | BC-386/395(大容量 BC-386XL/395XL) |
| Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz帯/5GHz帯)・WPA3-SAE対応 |
| 自動両面プリント | 対応(普通紙A4・レター) |
| 液晶モニター | 1.42型有機EL(モノクロ) |
| 稼働音 | 約47dB(A) |
| 外形寸法・質量 | 約374×355×168mm(カセット収納時)/約5.3kg |
| 実勢価格 | 1万円台前半 |
出典:キヤノン公式/価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
特徴——「待たせないこと」に振り切ったエントリー機
TS5530の性格は明快です。家庭で一番多い「1〜数枚を刷って終わり」という使い方を速くすることに投資しています。
その理由は、変更点の並びを見れば分かります。ファーストプリントの短縮、ノズル数の増加による連続印刷の高速化、操作ボタンの前面集約、そして5GHz帯への対応。どれも「印刷したいと思ってから紙が出るまで」を短くする方向で揃っています。逆に、背面トレイや特殊用紙対応といった「たまにしか使わないが対応幅を広げる」機能は削られました。
具体例で言えば、学校のプリントを1枚、ネット通販の返品ラベルを1枚、といった用途では毎回4秒短くなります。一方で、写真用紙をセットしっぱなしにして思い立ったときにL判を刷る、といった使い方は想定から外れています。この割り切りに納得できるかが、TS5530を選べるかどうかの分かれ目です。
購入者の口コミ傾向
※以下は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です。TS5530は2025年10月発売で、レビュー件数はまだ多くありません(楽天市場レビュー12件・平均4.67/2026年8月時点)。以下は現時点で確認できた範囲の傾向です。記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 印刷ボタンを押してから紙が出るまでが短く、前モデルからの乗り換えで体感差がはっきり分かるという評価が中心です
- 給紙も排紙も操作も前面で完結するため、本体を壁際に寄せて置けることを評価する声が目立ちます
- 5GHz帯につながる点を、2.4GHz帯が混み合う住環境で助かると受け止める意見があります
- 液晶のQRコードをスマホで読むだけでセットアップが進む手軽さが好評です
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 背面トレイが無くなったため、用紙を差し替えながら使う人には融通が利かなくなったという指摘が繰り返し出ています
- 動作音は静かな部屋だとそれなりに気になるレベルで、夜間の印刷はためらうという声があります
- スキャンで読み取りサイズを自動にすると、原稿の外側まで余分に取り込まれることがあるという指摘があります
- 発売から日が浅く、長期間使ったときの耐久性を判断できる材料がまだ少ない状況です

✅ メリット
- ファーストプリント約9.5秒。1枚刷りの待ち時間が短い
- A4カラー約9.0ipmで、旧モデルより約32%速い
- 2.4GHz帯/5GHz帯の両対応・WPA3-SAE対応
- 約5.3kgと軽く、幅374mmで置き場所を選びにくい
- 背面スペース不要で壁際に設置できる
- 4in1・枠消し・IDカードコピーなどコピー機能が増えた
- はがき→A4などの定型変倍がプリセットで選べる
⚠️ デメリット
- 背面トレイが無く、給紙はカセット1段のみ(普通紙100枚まで)
- 名刺・リーガル・スクエア89mm・アイロンプリントシートが使えない
- 稼働音が約47dB(A)と旧モデルより3.5dB大きい
- 本体カラーはホワイトのみで、黒い家電で揃えたい場合は選べない
- インク型番が変わったため、TS5430からの買い替えでは手持ちのカートリッジが無駄になります(買う前に在庫を確認しておくと出費を読めます)
TS5530はこんな方に
普通紙の印刷が中心で、たまにはがきやL判写真を刷る——という一般的な家庭の使い方であれば、TS5530が素直な選択です。特にルーターを最近買い替えた方、プリンターを壁際や棚に置きたい方には利点がはっきり出ます。
キヤノン PIXUS TS5430(旧モデル)の詳細レビュー
Bell
4年前のモデルなのに、まだ同じ値段で売ってるのって不思議じゃない? 普通は型落ちって安くなるでしょ。
Kura
型落ちが安いのは、新旧が並んで在庫処分が進んでる間だけなんだ。その山を越えると安い出品から売り切れて、高い出品だけが残る。今のTS5430はもうその段階に入ってる。
基本スペック
| 発売日 | 2021年12月 |
|---|---|
| 本体カラー | ブラック/ホワイト/ピンク(3色) |
| 給紙方式 | 後トレイ+カセットの2WAY/普通紙100枚+100枚・はがき40枚(後トレイ) |
| ファーストプリント | 約13.5秒(TS5530発売時の公式リリースに記載の従来機値) |
| 印刷速度 | A4カラー 約6.8ipm/A4モノクロ 約13.0ipm |
| 対応インク | BC-361/360(大容量 BC-361XL/360XL) |
| Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯のみ)・WPA2まで |
| 自動両面プリント | 対応(普通紙A4・A5・B5・レター) |
| 液晶モニター | 1.44型有機EL |
| 稼働音 | 約43.5dB(A) |
| 外形寸法・質量 | 約403×315×148mm(カセット収納時)/約6.3kg |
| 実勢価格 | 1万円台前半(在庫僅少) |
出典:キヤノン公式/価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方を掲載)
特徴——用紙の自由度で選ぶ機種
TS5430の価値は、いま振り返ると「使える紙の幅」に集約されます。後トレイとカセットの2WAY給紙に加え、名刺サイズ・リーガルサイズ・スクエア89mm・アイロンプリントシート・オリジナルマグネットシートまで対応しており、後継機ではここが軒並み外れました。
実例を挙げると、普通紙をカセットに入れっぱなしにしたまま後トレイに写真用紙をセットしておけば、年賀状の宛名面と写真面を紙の入れ替えなしに刷り分けられます。名刺を自分で刷る、手作りのマグネットを作る、といった用途も同じ1台でまかなえます。4年前のエントリー機ですが、対応範囲の広さでは今も後継機の上です。
一方で、印刷を始めるまでの時間・連続印刷速度・Wi-Fiの対応周波数帯は世代なりです。特にWi-Fiが2.4GHz帯のみである点は、ルーターの世代が進むほど不利になっていきます。
購入者の口コミ傾向
※以下は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を分析した結果です(楽天市場レビュー44件・平均4.25/2026年8月時点)。記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。
✅ 購入者が特に評価しているポイント
- 1万円台前半で必要な機能がひととおり揃っている点への満足度が最も高く、余計な機能が無いシンプルさを評価する声が続きます
- 後トレイとカセットを役割分担できるので、普通紙と写真用紙を入れ替えずに使えることを年賀状シーズンの利点として挙げる意見が目立ちます
- セットアップが分かりやすく、機械が苦手でも設置から印刷まで迷わなかったという評価が多く見られます
- ブラック・ホワイト・ピンクから選べるので、部屋の雰囲気に合わせやすいという声があります
⚠️ 購入前に知っておきたい注意点
- 印刷を指示してから1枚目が出るまでの待ち時間が長く、急いでいるときにもたつくという指摘が最も多く挙がります
- 純正インクが高額で、本体価格の安さに対してランニングコストが重いという不満が繰り返し出ています
- 紙詰まりが起きやすいという報告があり、給紙まわりのトラブルを挙げる声があります
- 1年程度の使用で調子が悪くなったという報告があり、耐久性に不安を感じる意見も見られます

✅ メリット
- 後トレイ+カセットの2WAY給紙。普通紙は合計200枚まで積める
- 普通紙と写真用紙を入れ替えずに併用できる
- 名刺・リーガル・スクエア89mm・特殊用紙に対応
- 自動両面プリントがA4だけでなくA5・B5でも使える
- 稼働音が約43.5dB(A)と新モデルより静か
- ブラック・ホワイト・ピンクの3色から選べる
⚠️ デメリット
- ファーストプリントが約13.5秒と、新モデルより約4秒遅い
- A4カラーが約6.8ipmで、新モデルより約32%遅い
- Wi-Fiが2.4GHz帯のみ。WPA3専用のルーターには接続できない
- 約6.3kgと1kg重く、幅も403mmと大きい
- キヤノン公式に「在庫僅少」と表示されており、欲しいカラーが選べないことがあります
在庫状況と入手性
2026年8月時点で、TS5430はキヤノン公式の製品ページに「在庫僅少」と明示されています。生産終了のアナウンスは出ていませんが、後継機が発売済みで公式が在庫僅少を掲げている以上、在庫限りの型落ち期と考えるのが妥当です。
流通側を見ると、楽天市場ではビックカメラ・ケーズデンキ・ヤマダ電機・ムラウチ・NTT-Xといった大手量販店が新品を扱っており、ブラックであれば1万円台前半で入手できます。ただしAmazonでは在庫が細っており、直リンクを張れる状態の新品出品が見当たらないため、この記事では検索結果ページへのリンクにしています。
⚠️ 旧モデル購入時の注意
- TS5430は在庫限りで販売終了予定です。購入は早めをおすすめします
- 楽天市場では大手量販店を中心に新品在庫が確認できますが、ホワイト・ピンクは扱う店舗が減っています
- Amazonでは新品の常時在庫が確認できず、中古やマーケットプレイスの単発出品が混在します。購入前にコンディション表記を必ず確認してください
- 保証期間・修理サポートの考え方は新モデルと同じ扱いです(最新の対応期間はメーカーにご確認ください)
- 在庫が減ると価格は下がらず上がる傾向にあります。「待てば安くなる」は期待しないでください
価格差ゼロをどう読むか
新旧比較記事の多くは「差額◯円を払う価値があるか」という問いで組み立てられます。今回はその問いが成立しません。2026年8月時点で、TS5530もTS5430も実売が1万円台前半で並んでいるからです。
なぜ型落ちが安くなっていないのか
型落ちモデルが安いのは、新旧が併売されて在庫処分が進んでいる期間だけです。その山を越えると安い出品から順に売り切れ、最後に高い出品だけが残るため、生産終了に近づいた機種の新品価格はむしろ上昇に転じます。
TS5430はキヤノン公式が「在庫僅少」と表示している段階で、まさにこの局面に入っています。一方のTS5530は発売から約10か月が経ち、発売直後の価格から実勢がこなれてきました。下がってきた新型と、下げ止まって上がり始めた旧型が、ちょうど同じ価格ですれ違っているのが現在の状態です。
実売価格の内訳(2026年8月時点)
| 項目 | TS5530(新) | TS5430(旧) |
|---|---|---|
| 実勢価格 | 1万円台前半 | 1万円台前半 |
| キヤノン公式ショップ価格の高安 | 1万3千円台前半(安い) | 1万3千円台後半(高い) |
| A4カラー文書のインクコスト | 約21.2円(大容量) | 約20.4円(大容量) |
| L判写真のインク・用紙合計 | 約28.5円(大容量) | 約30.2円(大容量) |
興味深いのはキヤノン公式ショップの価格でも新モデルのほうが安い点です。旧モデルのほうが高い定価のまま残っているため、「旧型を選べば安く済む」という前提はメーカー価格の段階から崩れています。
ランニングコストで元を取る話も成立しない
インクコストは公式値でほぼ拮抗しています。A4カラー文書は旧型が約0.8円安く、L判写真は新型が約1.7円安い。年間に何百枚も刷ったとしても、差は数百円の範囲にとどまります。
仮に月20枚のA4カラー文書を刷るとすると年間240枚を刷っても差額は数百円に届きません。逆にL判写真を年100枚刷れば、今度は新型のほうが数百円ぶん得をします。この程度の差でどちらかを選ぶ理由にはなりません。ランニングコストは判断から外して構いません。
結局、何で決めるか
価格が同じでランニングコストも同じなら、残るのは機能の差だけです。整理すると、判断は次の2ステップで終わります。
- 背面トレイ・名刺・リーガル・特殊用紙・本体色(黒/ピンク)のどれかが必要か? → 必要ならTS5430。在庫があるうちに買ってください
- どれも不要か? → TS5530。同じ金額で速さとWi-Fiの世代が新しくなります
差額を計算する必要はありません。この記事で唯一考える価値があるのは「自分は後トレイを使うか」だけです。
どれを選ぶべき?——状況別おすすめガイド
年に数回、年賀状や写真をまとめて刷る方に
TS5530で問題ありません。TS5530のカセットははがき40枚・L判写真20枚に対応しているので、年賀状シーズンに普通紙と入れ替えて使えば足ります。年に数回のことなら、入れ替えの手間より普段の印刷が毎回4秒速いほうが効きます。
ただし、宛名面と写真面を何度も行き来する刷り方をする方は話が別です。1シーズンに10回以上紙を入れ替えることになりそうなら、TS5430の後トレイを選ぶ価値があります。
写真用紙を入れっぱなしにして、思い立ったときに刷る方に
TS5430一択です。これはTS5530では実現できない使い方です。後トレイに写真用紙、カセットに普通紙を常駐させておけば、どちらもワンタッチで刷り分けられます。この運用に慣れている方がTS5530に乗り換えると、確実に不便を感じます。在庫僅少の表示が出ているので、必要だと分かっているなら早めに確保してください。
ルーターを最近買い替えた方・集合住宅にお住まいの方に
TS5530をおすすめします。TS5430は2.4GHz帯のみでWPA2までの対応です。ルーターをWPA3専用モードで運用している場合、TS5430は接続できません。設定を緩めれば使えますが、プリンター1台のために家全体の無線セキュリティを下げることになります。
集合住宅では2.4GHz帯のチャンネルが近隣と重なり、印刷が途中で止まる原因になります。5GHz帯を選べるTS5530のほうが、こうしたトラブルの芽を減らせます。
名刺や手作りグッズを自分で印刷したい方に
TS5430を選んでください。名刺サイズ、スクエア89mm、アイロンプリントシート、オリジナルマグネットシートはTS5530では対応していません。TS5530の対応用紙表からこれらが外れているため、後から工夫してどうにかなる話ではありません。
なお、これらの用途を今後も続けるつもりなら、TS5430の在庫が尽きた後にどうするかも考えておく必要があります。同世代で対応幅が広いのは上位のTS7x系・TS8x系なので、次の買い替えではそちらが候補になります。
とにかく安く1台そろえたい方に
この記事の2機種は価格が同じなので、この観点では選ぶ基準になりません。どちらでも支出は変わらないため、機能で選んでください。強いて言えば、TS5530のほうが今後の入手性と保証の起算が新しいぶん、長く使う前提では有利です。
よくある質問(FAQ)
Q. 旧モデルのTS5430はいつまで買えますか?
A. 明確な販売終了日は公表されていません。ただしキヤノン公式の製品ページには「在庫僅少」と表示されており、後継のTS5530が2025年10月に発売済みです。流通在庫が尽きた時点で終了と考えるのが妥当です。2026年8月時点では楽天市場の大手量販店で新品が確認できますが、ホワイトとピンクは扱う店舗が減っています。必要だと決まっているなら、早めに確保してください。
Q. TS5430の後継機はTS5530で合っていますか?
A. 合っています。キヤノンのニュースリリースがTS5430を「従来機」として名指しし、印刷開始までの時間を比較しています。世代の並びはTS5330(2019年)→TS5430(2021年)→TS5530(2025年)です。なお同時発売のTS5630は、TS5530にADF(自動原稿送り装置)を追加した同世代の上位機です。
Q. 新モデルと旧モデル、電気代に差はありますか?
A. 実用上の差はほとんどありません。公式値では待機時消費電力がどちらも約0.9Wで同じです。コピー時はTS5530が約21W、TS5430が約19Wと新モデルがやや大きいものの、家庭用プリンターは稼働時間が短いため、電気代の差が家計に表れるレベルにはなりません。電気代は選ぶ基準から外して構いません。
Q. TS5430で使っていたインクはTS5530でも使えますか?
A. 使えません。TS5430はBC-361/360、TS5530はBC-386/395で、互換性がありません。買い替えると手元のカートリッジは無駄になります。予備を複数ストックしている場合は、その分を買い替えコストとして計算に入れてください。
Q. 旧モデルの保証・修理サポートはいつまでですか?
A. 本体保証は購入日から起算されるため、いま新品を買えば新モデルと同じ扱いになります。一方で補修用性能部品の保有期間は製造終了からの起算になるため、旧モデルのほうが先に切れます。長く使う前提であれば、この点は新モデルが有利です。具体的な期間はキヤノンにご確認ください。
Q. 中古のTS5430を買っても大丈夫ですか?
A. 新品購入を強くおすすめします。インクジェットプリンターは使わない期間が続くとヘッドが目詰まりし、クリーニングでインクを消耗します。中古はその履歴が分かりません。加えて廃インク吸収体には交換上限があり、前の所有者の使用量を引き継ぐことになります。TS5430は新品が1万円台前半で買える状況なので、中古を選ぶ価格メリットもありません。
Q. 新モデルの値下がりを待つべきですか?
A. 待つ必要はありません。TS5530は発売から約10か月が経ち、実勢価格はすでにこなれています。旧モデルと同額まで下がっている時点で、発売直後の高値局面は終わっています。むしろ今後は旧モデルのTS5430のほうが、在庫減少にともなって値上がりする可能性があります。
Q. 背面トレイが無いと、はがきや写真は印刷できないのですか?
A. 印刷できます。TS5530のカセットは、はがき40枚・L判写真20枚に対応し、光沢紙・マット紙・封筒も使えます。できなくなるのは「普通紙を入れたまま別の紙を同時にセットしておく」という使い方です。刷るたびに用紙を入れ替える手間を許容できるかどうかが判断ポイントになります。
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まとめ——TS5530とTS5430、選び方の要点
Bell
僕は普通紙しか使わないし、ルーターも新しいから新型でいこうかな。……いや、待って。年賀状は毎年けっこう刷り直すんだよね。
Kura
それなら即決しなくていいと思う。去年の年賀状で何回紙を入れ替えたか思い出してからでも遅くないよ。
Bell
でも旧型は在庫僅少なんでしょ? 考えてるうちに無くなったりしない?
Kura
そこは正直、急いだほうがいい。ただ焦って旧型を買って背面トレイを一度も使わなかったら、それはそれで損だからね。今日は決めきらないまま持ち帰るのもアリだよ。
キヤノンPIXUS TS5530とTS5430の比較を、最後に3点に整理します。
- 価格は同じ。実売はどちらも1万円台前半で、キヤノン公式ショップ価格でも新モデルのほうが安く設定されています。価格を理由に旧モデルを選ぶ根拠はありません
- 新モデルが優れるのは速さと接続。ファーストプリント約9.5秒(旧型は約13.5秒)、A4カラー約9.0ipm(同6.8ipm)、Wi-Fiは5GHz帯とWPA3に対応しました
- 旧モデルが優れるのは用紙の自由度。後トレイ+カセットの2WAY給紙、名刺・リーガル・特殊用紙への対応、3色のカラー展開はTS5530では手に入りません
判断は「後トレイを使うか」の一点です。使わないなら、同じ金額で速さと新しいWi-Fiが手に入るTS5530を選んでください。使うなら、在庫が残っているうちにTS5430を確保してください。半年後、写真用紙を入れ替えている自分を想像できるかどうかで決めるのが確実です。
免責事項
※本記事に掲載している価格は2026年8月時点の楽天市場・Amazonにおける実売価格(安い方)です。価格は常に変動するため、購入前に必ずリンク先の最新価格をご確認ください。
※スペックはキヤノン公式サイトの製品ページおよび仕様ページを参照しています。仕様は予告なく変更される場合があります。最新の情報はメーカー公式サイトでご確認ください。
※口コミの傾向は楽天市場レビュー・価格.comクチコミおよび実機レビュー記事を編集部が読み込み、独自にまとめたものです。レビュー原文の転載・個別の再構成は行っていません。
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