【2026最新】ポータブル電源 防災おすすめ8選|停電何日しのげる?容量別に徹底検証

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同じ1,024Whのポータブル電源でも、Anker Solix C1000 Gen 2とJackery 1000 New V3では実売価格に約3万5千円の開きがあります。容量も出力もほぼ同じクラスなので、防災用に1台備えるならこの差は無視できません。

停電すると止まるのはスマホの充電だけではありません。冷蔵庫の食品、夏の扇風機、冬の電気毛布、在宅ワークのPCやWi-Fiルーターまで一斉に使えなくなります。どこまでを守りたいかで、必要な容量と出力はまったく変わります。

本記事では防災向けの8機種を、容量・出力・充電速度・安全性・携帯性・Wh単価の6軸で採点しました。停電時に冷蔵庫やエアコンを何時間動かせるかの目安も、計算の前提とあわせて載せています。

※2026年10月に掲載機種と価格を更新しました。Dabbsson DBS3500は公式ストア・楽天市場とも本体の在庫がなくなったため同社の3000Lへ、Jackery 1000 Newは2026年7月発売の後継機1000 New V3へ入れ替えています。価格の変動にあわせて順位も見直しました。

Bell

Bell

うちのマンション、去年の台風で半日停電したんだよね。冷凍庫のアイスが全部溶けてショックだった…。ポータブル電源ってどのくらいの容量を買えばいいの?

Kura

Kura

まず「何を守りたいか」を決めるのが先だよ。スマホと照明だけなら400Whクラスで足りるけど、冷蔵庫まで守るなら1,000Whクラスが入口。実は冷凍庫は扉を開けなければ数時間は持つから、停電直後に慌てて開けないのも大事なんだ

📋 この記事でわかること

  • 冷蔵庫あり・なしで変わる必要容量の目安
  • 冷蔵庫・エアコンを1,000Whクラスで何時間動かせるか
  • 防災向けの6つの評価軸で採点した8機種のランキング
  • 一人暮らしから一戸建てまで状況別のおすすめ
  • 販売終了・在庫切れが進む機種の見分け方
目次

防災用ポータブル電源おすすめ8選 比較一覧

今回比較する8機種を順位順に並べました。商品名をタップすると詳細にジャンプします。

商品名 ひとこと 防災適性 価格帯 購入リンク
総合1位
54分の急速充電・UPS 10ms・Sマーク取得。7万円台まで下がり1,000Whクラスで最もバランスが良い
★★★★★ 7万円台 🛒 楽天
📦 Amazon
🛍️ Yahoo!
家の非常用電源
3,072Wh・定格3,000Wで冷蔵庫とエアコンを同時に守れる据置型。重さ25.8kg
★★★★★ 18万円台 🛒 楽天
📦 Amazon
最新世代
2026年7月発売の最新モデル。約6,000回の長寿命と10.6kgの小型ボディ
★★★★☆ 10万円台 🛒 楽天
📦 Amazon
🛍️ Yahoo!
高出力2,000W
定格2,000W+拡張で最大約5kWh。公式ストアでは販売終了で流通在庫のみ
★★★★☆ 9万円台 🛒 楽天
📦 Amazon
🛍️ Yahoo!
ライト一体型
前面LEDライト+取り外せるキャンプライト2個付き。停電中の照明まで1台で済む
★★★★☆ 5万円台 🛒 楽天
📦 Amazon
🛍️ Yahoo!
Wh単価最安
960Whが4万円台でWh単価は8機種中最安。ただし定格出力は500W
★★★☆☆ 4万円台 🛒 楽天
📦 Amazon
🛍️ Yahoo!
静音UPS
切替10ms未満のUPSで常設向き。公式ストアでは販売終了で流通在庫のみ
★★★☆☆ 4万円台 🛒 楽天
📦 Amazon
🛍️ Yahoo!
持ち出し用
5.8kgで避難時に持ち出せる。モバイルバッテリー2個付き
★★★☆☆ 5万円台 🛒 楽天
📦 Amazon
🛍️ Yahoo!

※価格帯は2026年10月2日時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方)です。

防災用ポータブル電源で失敗しない選び方

Bell

Bell

キャンプ用と防災用って、同じポータブル電源じゃないの?

Kura

Kura

本体は同じだけど、見るところが違うんだ。キャンプは軽さ優先、防災は「長く置いても劣化しにくいか」「停電の瞬間に自動で切り替わるか」「ソーラーで充電し直せるか」。あと防災用は買ったら数年しまいっぱなしになりがちだから、置き場所の床の強さも地味に効くよ

容量の目安 — 冷蔵庫なしなら400Wh、冷蔵庫を守るなら1,000Wh以上

防災用で最初に決めるのはバッテリー容量です。停電中に使いたい家電の消費電力量から逆算します。

⚡ 停電1日分の消費電力量の目安

  • スマホ充電×3台: 約60Wh
  • LED照明8時間: 約80Wh
  • Wi-Fiルーター24時間(約10W): 約240Wh
  • 中型冷蔵庫24時間: 約800〜1,000Wh(年間消費電力量300kWh台の機種を想定)
  • 扇風機8時間: 約200Wh

→ 合計: 冷蔵庫ありで約1,400〜1,600Wh/スマホ+照明+Wi-Fiだけなら約380Wh

※ポータブル電源は変換ロスがあるため、実際に使える量は表示容量のおよそ85%で計算しています。

スマホと照明だけに絞るなら、JVC BN-RL410(385Wh)で2日前後もちます。Wi-Fiルーターまで24時間つなぐと1日弱が目安です。冷蔵庫を守るなら1,000Whクラスが入口で、それでも1台では丸1日に届かないため、2日以上の停電に備えるならソーラー充電か3,000Whクラスが必要になります。

出力W数 — 冷蔵庫なら600W以上、エアコンなら1,500W以上

容量が足りていても、定格出力が足りなければ家電は動きません。冷蔵庫やエアコンはモーターの起動時に一瞬大きな電力を使うため、余裕を持った出力が必要です。

  • スマホ・照明・PC中心: 600Wで十分 → JVC BN-RL410、EcoFlow RIVER 3 Max Plus
  • 冷蔵庫を動かす: 600W以上(起動時の電力を考えると1,000W以上が安心)
  • エアコン・電子レンジも使いたい: 1,500W以上 → Anker Solix C1000 Gen 2、Jackery 1000 New V3、Jackery 1000 Plus
  • 複数の大型家電を同時に: 3,000W → Dabbsson 3000L

EcoFlow DELTA 3 1000 Airは容量960Whに対して定格出力が500Wしかありません。容量の割に動かせる家電が限られる点は、選ぶ前に知っておいてください。

停電時の自動切替 — PCやNASを守るなら切替時間を見る

コンセントとポータブル電源をつないでおくと、停電した瞬間にバッテリー給電へ自動で切り替わる機能(UPS/EPS)があります。デスクトップPCやNAS、水槽のポンプを使っている家庭では重要な機能です。

切替時間は機種ごとに10〜20ms前後です。今回の8機種では、Anker Solix C1000 Gen 2が10ms、Jackery 1000 New V3が約10ms、EcoFlow RIVER 3 Max Plusが10ms未満と速い部類です。なお各社とも「0msの本格的なUPSではない」と注記しており、切替に敏感な機器はメーカーの対応表で確認するのが確実です。JVC BN-RL410は自動給電に対応していますが、メーカー自身が「UPS機能ではない」と明記しています。

ソーラー充電 — 長期停電の生命線

停電が1日で終わる保証はありません。2019年の台風15号では千葉県で長いところで2週間前後停電が続きました。ソーラーパネルがあれば、日中に充電して夜に使うサイクルを回せます。

ソーラー入力の上限が大きいほど、晴れている短い時間で多く充電できます。Dabbsson 3000Lは最大1,200W入力で、満充電まで約3.2時間(公称)です。Jackery 1000 Plusは最大800W、Anker Solix C1000 Gen 2は最大600Wに対応します。逆にJVC BN-RL410は100W、RIVER 3 Max Plusは220Wまでなので、ソーラー頼みの長期停電には向きません。

バッテリー寿命 — 防災用は「使わない期間」が長い

防災用は買ってから実際に使うまで何年も待機させることが多いため、電池の寿命と保管のしやすさが重要です。今回の8機種はすべてリン酸鉄リチウムイオン電池(3000Lは半固体タイプ)を採用しています。

サイクル寿命の公称値は機種によって差があり、Jackery 1000 New V3の約6,000回が最長です。Anker・Jackery 1000 Plus・Dabbsson・JVCは約4,000回、Anker C800 PlusとRIVER 3 Max Plusは約3,000回です。DELTA 3 1000 Airは日本の公式ページにサイクル数の記載がありません。いずれの機種も、満充電や空のまま長期間放置せず、数か月に1回は残量を確認して充電し直すのが長持ちのコツです。

防災用ポータブル電源おすすめ8選ランキング

6つの評価軸で各機種を10点満点で採点しました。防災用途に絞った観点なので、キャンプ向けのランキングとは順位が変わります。これは今回の対象機種の相対的な位置関係を示しており、他の記事と絶対比較する目的のものではありません。

📊 採点基準(各10点満点・合計60点)

  1. 容量(停電持続力): バッテリーのWh数
  2. 出力(使える家電の幅): 定格出力のW数
  3. 充電速度(復旧力): AC充電時間とソーラー入力の上限
  4. 安全性・寿命: サイクル寿命・認証・停電時の切替速度・保証とメーカーの販売状況
  5. 携帯性(重量): 避難時の持ち出しを想定した重さ
  6. コスパ(Wh単価): 実売価格÷容量
総合評価ランキング
評価軸別スコア比較

🏆 1位: Anker Solix C1000 Gen 2 — 急速充電と安全性で選ぶ本命

Anker Solix C1000 Gen 2

総合スコア:49.5点/60点

容量 8.0 | 出力 8.5 | 充電速度 9.5 | 安全性 9.0 | 携帯性 7.0 | Wh単価 7.5

6軸のうち充電速度と安全性で最高点を取り、容量・出力も1,000Whクラスの上位に並びます。前回の更新時より実売価格が下がって7万円台になり、コスパでも中位に入ったことで総合1位になりました。

AC充電はアプリで超急速モードにすると54分(通常モードは約60分)で満充電です。台風の進路予報を見てから充電を始めても、上陸前に間に合う速さです。停電時の切替は10msで、Ankerが「業界初」と発表したSマーク認証も取得しています(2026年1月発表)。1,024Whあれば、中型冷蔵庫をおよそ20時間前後動かせる計算です。

容量 1,024Wh
定格出力 1,550W(瞬間2,300W)
AC充電 約54分(超急速モード)/通常約60分
ソーラー入力 最大600W
停電時の切替 10ms
重量 約11.3kg
サイクル寿命 4,000回以上(初期容量の80%)

こんな方におすすめ: 初めて防災用に1台買う方、台風の前に短時間で充電を済ませたい方、在宅ワークのPCやNASを停電から守りたい方

こういう方は別の商品が向いています: 拡張バッテリーには対応していないため、あとから容量を増やしたい方はJackery 1000 Plus(差額約2万5千円高)を、冷蔵庫とエアコンを数日守りたい方はDabbsson 3000L(差額約11万円高)を検討してください。

口コミワードクラウド:Anker Solix C1000 Gen 2

※記事中のワードクラウドは、編集部が読み込んだ口コミの傾向を独自にまとめた要約をもとに言及テーマを集計・可視化したイメージ図で、レビュー原文から自動生成したものではありません。

Anker Solix C1000 Gen 2

Anker Solix C1000 Gen 2

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

▶ Anker Solix C1000とC1000 Gen 2の違い

▶ Anker C800 PlusとC1000 Gen 2の違い

▶ Anker Solix ポータブル電源 全機種の違いと選び方

🥈 2位: Dabbsson 3000L — 家まるごと守る非常用電源

Dabbsson 3000L

総合スコア:48.0点/60点

容量 9.5 | 出力 9.5 | 充電速度 8.0 | 安全性 8.5 | 携帯性 4.0 | Wh単価 8.5

容量3,072Wh・定格出力3,000Wで、容量と出力は8機種中トップです。冷蔵庫とエアコンを同時に動かせる出力があり、冷房の平均消費電力を300〜400Wとすると、エアコン単体なら約6〜8時間動かせる計算です。旧モデルDBS3500(40.7kg)より約15kg軽い25.8kgになりましたが、それでも据え置き前提の重さです。

AC充電は80%まで約1.7時間、満充電は取扱説明書の記載で約2.6時間です。ソーラーは最大1,200W入力に対応し、晴れていれば日中のうちに満充電に戻せます。停電時の切替は15ms以内のEPSです。注意点はDBS3500と違って拡張バッテリーや並列接続に対応しないことで、容量は3,072Whで固定です。公式ストア・楽天市場とも通常価格28万円台からの値引き表示が続いており、時期によって価格が動きやすい機種です。

容量 3,072Wh(拡張不可)
定格出力 3,000W(瞬間6,000W)
AC充電 80%まで約1.7時間/満充電約2.6時間
ソーラー入力 最大1,200W
停電時の切替 EPS 15ms以内
重量 約25.8kg(据え置き型)
サイクル寿命 4,000回(初期容量の80%)

こんな方におすすめ: 一戸建てで冷蔵庫とエアコンを数日単位で守りたい方、ソーラーパネルと組み合わせて長期停電に備えたい方

こういう方は別の商品が向いています: 集合住宅で置き場所が限られる方や、避難時に持ち出したい方は、11kg台のAnker Solix C1000 Gen 2(差額約11万円安)の方が扱いやすいです。

Dabbsson 3000L

Dabbsson 3000L

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

▶ ポータブル電源 車中泊おすすめ7選|1泊〜連泊まで容量別に厳選

▶ ポータブル電源 キャンプおすすめ8選|ソロからファミリーまで容量別ガイド

🥉 3位: Jackery 1000 New V3 — 長く置くなら最新世代

Jackery 1000 New V3

総合スコア:47.5点/60点

容量 8.0 | 出力 8.5 | 充電速度 9.0 | 安全性 9.0 | 携帯性 7.5 | Wh単価 5.5

2026年7月に発売されたJackery 1000 Newの後継機です。旧1000 Newより容量は1,070Whから1,024Whへわずかに減った一方、本体は約19%小さく10.6kgになり、サイクル寿命は約4,000回から約6,000回(初期容量の70%)へ伸びました。6,000回は今回の8機種で最長で、数年単位でしまっておく防災用途と相性の良い進化です。

AC充電は公式仕様表で73分、ACとソーラーを同時につなぐ緊急充電モードなら最短50分です。停電時の切替は約10msで、3口のACコンセントを2系統に分けて個別にオン・オフできる新機能も加わりました。順位が3位に下がった理由は価格です。発売記念の値引きが10月1日で終わり、現在の実売価格は10万円台と1,000Whクラスで最も高く、同じ容量のC1000 Gen 2より約3万5千円高くなっています。値引き期間に買えるなら、順位は入れ替わります。

容量 1,024Wh
定格出力 1,500W(瞬間3,000W)
AC充電 73分/緊急充電モード最短50分(AC+ソーラー併用時)
ソーラー入力 最大400W
停電時の切替 約10ms
重量 約10.6kg
サイクル寿命 約6,000回(初期容量の70%)

こんな方におすすめ: 10年単位で置いておく前提で寿命を最優先したい方、収納スペースが小さく本体サイズを抑えたい方

こういう方は別の商品が向いています: 価格を重視するなら、容量と出力がほぼ同じAnker Solix C1000 Gen 2(差額約3万5千円安)で十分です。なお旧1000 Newも在庫は残っていますが、V3より高い11万円台のため、いま選ぶ理由はありません。

Jackery 1000 New V3

Jackery 1000 New V3

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

▶ Jackery 1000 New vs Anker C1000 Gen 2の違い

▶ Jackery ポータブル電源 全機種の違いと選び方

Bell

Bell

上位3つ、結局どれが正解なの?僕なら一番安いC1000 Gen 2でいい気がするんだけど

Kura

Kura

うちの実家みたいに一戸建てで、夏の停電でエアコンを止めたくないなら3000Lしかないんだよね。逆にワンルームなら25kgの箱は邪魔になるだけ。自分の住まいで一番困る停電の場面を思い浮かべて決めるといいよ

Bell

Bell

じゃあV3は?最新なのに3位って、ちょっとかわいそうじゃない?

Kura

Kura

性能だけなら1位でもおかしくないよ。今は価格で損してるだけ。Jackeryはセールで大きく値引きすることが多いから、そのタイミングに当たれば一気に有力候補になるね

4位: Jackery 1000 Plus — 拡張して長期停電に備える

Jackery 1000 Plus

総合スコア:47.0点/60点

容量 8.5 | 出力 9.0 | 充電速度 8.5 | 安全性 8.0 | 携帯性 6.0 | Wh単価 7.0

定格2,000W(瞬間4,000W)の出力は、1,000Whクラスでは頭ひとつ抜けています。容量1,264Whに加えて専用の拡張バッテリーを最大3台つなげば約5kWhまで増やせるので、「最初は本体だけ、あとから増設」という買い方ができます。ソーラー入力も最大800Wと大きく、AC充電は1.7時間です。

弱点は重さと販売状況です。14.5kgは1,000Whクラスで最も重く、避難時の持ち出しには向きません。また、Jackeryの公式ストアでは販売終了になっており、現在は量販店やAmazonの流通在庫のみです。後継の1000 Plus V2は2026年8月に一部の販路限定で発売されています。拡張する予定がないなら、C1000 Gen 2の方が軽くて安いので、そちらを選ぶ方が満足度は高いです。

容量 1,264Wh(拡張で最大約5kWh)
定格出力 2,000W(瞬間4,000W)
AC充電 約1.7時間
ソーラー入力 最大800W
停電時の切替 20ms以内
重量 約14.5kg
口コミワードクラウド:Jackery 1000 Plus
Jackery 1000 Plus

Jackery 1000 Plus

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

▶ Jackery 1000 Newと1000 Plusの違い

▶ Jackery ポータブル電源 全機種の違いと選び方

5位: Anker Solix C800 Plus — 停電中の明かりまで1台で

Anker Solix C800 Plus

総合スコア:45.0点/60点

容量 6.5 | 出力 7.5 | 充電速度 9.0 | 安全性 7.5 | 携帯性 7.0 | Wh単価 7.5

防災向けとしてのいちばんの個性は照明です。前面に大型LEDライトを内蔵しているうえ、天面のふたの中に取り外せる充電式キャンプライトが2個と伸縮ポールが入っています。停電した夜、別にランタンを用意しなくても部屋とトイレの明かりを確保できます。

AC充電は超急速モードで58分(通常は約90分)と速く、充電速度はC1000 Gen 2に次ぐ評価です。容量768Wh・定格1,200Wなので、冷蔵庫を守るには少し心もとなく、照明・スマホ・小型家電中心の家庭向けです。なお、IP65の防塵防水性能は付属のキャンプライトのもので、本体は防水ではありません。雨の中で使う場合に備えて、専用の防水バッグが別売りで用意されています。

容量 768Wh
定格出力 1,200W(瞬間1,600W)
AC充電 約58分(超急速モード)/通常約90分
ソーラー入力 最大300W
停電時の切替 20ms
重量 約10.9kg
口コミワードクラウド:Anker Solix C800 Plus
Anker Solix C800 Plus

Anker Solix C800 Plus

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

▶ Anker Solix C300とC800 Plusの違い

▶ Jackery 600 Plus vs Anker C800 Plus vs EcoFlow DELTA 3 1000 Air

6位: EcoFlow DELTA 3 1000 Air — とにかく安く容量を確保

EcoFlow DELTA 3 1000 Air

総合スコア:44.5点/60点

容量 7.5 | 出力 6.0 | 充電速度 7.0 | 安全性 7.0 | 携帯性 8.0 | Wh単価 9.0

960Whが4万円台で、Wh単価¥48.8は8機種中最安です。重さも約10kgと1,000Whクラスでは軽く、スマホ・照明・Wi-Fiルーター・ノートPCを中心に「停電の数日をつなぐ電気」を安く確保したい方に向きます。

ただし定格出力は500W(X-Boostで800Wまで)しかありません。電子レンジやドライヤー、電気ケトルは動かせず、冷蔵庫も起動時の電力によっては止まります。保証も2年と、他社の5年前後より短めです。冷蔵庫を確実に動かしたい方は、この機種は候補から外してください。

同点の7位RIVER 3 Max Plusとの順位は迷いました。採点は44.5点で並びましたが、RIVER 3 Max Plusはメーカー公式ストアで販売終了になっており、今後は流通在庫が尽きた時点で買えなくなります。いま買って数年使う前提では入手性も安心材料なので、DELTA 3 1000 Airを上にしました。

容量 960Wh
定格出力 500W(X-Boost 800W)
AC充電 約2.7時間
ソーラー入力 最大500W
停電時の切替 20ms未満
重量 約10kg
保証 2年
口コミワードクラウド:EcoFlow DELTA 3 1000 Air
EcoFlow DELTA 3 1000 Air

EcoFlow DELTA 3 1000 Air

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▶ EcoFlow DELTA 3 1000 AirとDELTA 3の違い

▶ EcoFlow ポータブル電源 全機種の違いと選び方

7位: EcoFlow RIVER 3 Max Plus — 常設UPSとして静かに待機

EcoFlow RIVER 3 Max Plus

総合スコア:44.5点/60点

容量 7.0 | 出力 6.5 | 充電速度 7.5 | 安全性 7.5 | 携帯性 7.5 | Wh単価 8.5

本体のRIVER 3 Plus(286Wh)と専用エクストラバッテリー(572Wh)を組み合わせた858Whのセットです。停電時の切替は10ms未満、本体の動作音は30dB未満と静かで、寝室やデスク下にPC・ルーターのUPSとして常設しておき、停電時はそのまま照明やスマホ充電に回す使い方に向きます。

定格出力は600W(X-Boostで900W)なので、使える家電はDELTA 3 1000 Airと同じく限られます。ソーラー入力も最大220Wと小さめです。楽天市場では4万円台まで下がってWh単価は¥51.0とDELTA 3 1000 Airに迫りますが、メーカー公式ストアでは販売終了です。Amazonは9万円台と販路で価格差が大きいので、購入前に両方を確認してください。

容量 858Wh(本体286Wh+専用バッテリー572Wh)
定格出力 600W(X-Boost 900W)
AC充電 約2.3時間
ソーラー入力 最大220W
停電時の切替 10ms未満
重量 約10.5kg
口コミワードクラウド:EcoFlow RIVER 3 Max Plus
EcoFlow RIVER 3 Max Plus

EcoFlow RIVER 3 Max Plus

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

▶ EcoFlow RIVER 3 MaxとMax Plusの違い

▶ EcoFlow ポータブル電源 全機種の違いと選び方

8位: JVC BN-RL410 — 避難所へ持ち出す1台

JVC BN-RL410

総合スコア:39.5点/60点

容量 5.5 | 出力 6.5 | 充電速度 5.0 | 安全性 8.0 | 携帯性 9.5 | Wh単価 5.0

5.8kgは8機種で最も軽く、避難用リュックと一緒に持ち出せる重さです。モバイルバッテリー(BH-U4)が2個付属しており、避難所では本体を置いたまま、モバイルバッテリーだけ持ち歩いてスマホを充電できます。JVCケンウッドの製品として初めてSマークも取得しています。

一方で、容量は385Whしかなく、付属の45W ACアダプターでは満充電に約10.3時間かかります(シガーソケットの100W充電なら約4.7時間)。停電時の自動給電はありますが、メーカー自身が「UPS機能ではない」と明記しており、防塵・防水仕様でもありません。冷蔵庫を守りたい方は、この機種を買う必要はありません。自宅避難の主電源ではなく、持ち出し用の2台目として考えるのが合っています。

容量 385Wh
定格出力 600W(瞬間1,200W)
AC充電 約10.3時間(付属45Wアダプター)
ソーラー入力 最大100W
停電時の自動給電 あり(UPS機能ではない)
重量 約5.8kg
口コミワードクラウド:JVC BN-RL410
JVC BN-RL410

JVC BN-RL410

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

▶ ポータブル電源 車中泊おすすめ7選|1泊〜連泊まで容量別に厳選

▶ ポータブル電源 キャンプおすすめ8選|ソロからファミリーまで容量別ガイド

価格×容量ポジショニングマップ

ポジショニングマップ:価格×容量

右へ行くほど高く、上へ行くほど大容量です。4〜5万円台に4機種が集まり、3,000WhクラスのDabbsson 3000Lだけが右上に離れています。同じ1,024WhのAnker Solix C1000 Gen 2とJackery 1000 New V3を比べると、C1000 Gen 2の方が約3万5千円左(安い側)にあり、この差が今回の1位と3位を分けました。

スペック比較表

項目 🏆1位
Anker
Solix C1000 Gen 2
🥈2位
Dabbsson
3000L
🥉3位
Jackery
1000 New V3
4位
Jackery
1000 Plus
5位
Anker
Solix C800 Plus
6位
EcoFlow
DELTA 3 1000 Air
7位
EcoFlow
RIVER 3 Max Plus
8位
JVC
BN-RL410
⚡ 基本性能
容量 1,024Wh 3,072Wh 1,024Wh 1,264Wh 768Wh 960Wh 858Wh 385Wh
定格出力 1,550W 3,000W 1,500W 2,000W 1,200W 500W 600W 600W
瞬間最大 2,300W 6,000W 3,000W 4,000W 1,600W —X-Boost 800W 1,200WX-Boost 900W 1,200W
🔋 充電・ソーラー
AC充電 約54分超急速モード 約2.6時間80%まで約1.7時間 73分緊急モード最短50分 約1.7時間 約58分超急速モード 約2.7時間 約2.3時間 約10.3時間付属45W使用時
ソーラー入力 600W 1,200W 400W 800W 300W 500W 220W 100W
📐 本体・安全性
重量 11.3kg 25.8kg 10.6kg 14.5kg 10.9kg 10kg 10.5kg 5.8kg
停電時の切替 10ms EPS 15ms以内 約10ms 20ms以内 20ms 20ms未満 10ms未満 自動給電UPS機能ではない
サイクル寿命 4,000回 4,000回 約6,000回 4,000回 3,000回 非公表 3,000回 約4,000回
拡張バッテリー 非対応 非対応 公式記載なし 最大約5kWh 非対応 非対応 拡張済みセット 公式記載なし
💳 価格情報
実売価格 7万円台 18万円台 10万円台 9万円台 5万円台 4万円台 4万円台 5万円台
Wh単価 ¥73.0 ¥60.0 ¥107.2 ¥79.0 ¥71.3 ¥48.8 ¥51.0 ¥137.1
販売店 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! 🛒 楽天📦 Amazon 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo! 🛒 楽天📦 Amazon🛍️ Yahoo!
⭐ 総合スコア
合計(60点満点) 49.5 48.0 47.5 47.0 45.0 44.5 44.5 39.5

※スペックは各メーカーの公式ページ・取扱説明書・プレスリリースの公称値です。実売価格は2026年10月2日時点の楽天市場・Amazonの安い方の価格帯です。

状況別おすすめガイド

一人暮らし・賃貸で最低限の備え

スマホ・照明・Wi-Fiで停電をしのげれば十分なら、JVC BN-RL410が5.8kgでクローゼットに収まり、避難時にも持ち出せます。普段からPCのUPSとして使いたいならEcoFlow RIVER 3 Max Plusも候補です。

在宅ワーカー・PCとデータを守りたい

停電時の切替が10ms前後のAnker Solix C1000 Gen 2、Jackery 1000 New V3、EcoFlow RIVER 3 Max Plusが候補です。C1000 Gen 2は54分で満充電できるので、台風の接近に気づいてから充電しても間に合います。

家族4人・冷蔵庫の食品を守りたい

1,000Whクラスなら中型冷蔵庫を約20時間前後動かせます。Anker Solix C1000 Gen 2かJackery 1000 New V3に、ソーラーパネル(200W×2枚など)を組み合わせれば、日中に充電して2日目以降も回せます。

一戸建て・エアコンも止めたくない

エアコンを安心して動かすなら出力に余裕のあるJackery 1000 Plus(2,000W)かDabbsson 3000L(3,000W)です。3000Lなら冷房をおよそ6〜8時間動かせるため、夏の停電で熱中症のリスクを下げられます。

停電中の夜の明かりを重視したい

前面ライトと取り外せるキャンプライト2個を備えたAnker Solix C800 Plusが向いています。なお、ポータブル電源は基本的に屋内で使う前提の製品です。雨の当たるベランダなどに出しっぱなしにするのは避けてください。

よくある質問(FAQ)

Q. ポータブル電源で冷蔵庫は何時間動きますか?

1日の消費電力量が約0.8〜1.0kWhの中型冷蔵庫なら、1,000Whクラスのポータブル電源で約20時間前後が目安です。変換ロスを考えて、表示容量の85%程度を使える量として計算しています。冷蔵庫は起動時に一瞬数百Wを使うため、定格出力600W以上の機種を選んでください。

Q. 防災用ポータブル電源は普段使わないと劣化しますか?

リン酸鉄リチウム電池は自己放電が少ないですが、残量ゼロのまま長期間放置すると劣化の原因になります。数か月に1回は残量を確認し、減っていれば充電し直してください。満充電のまま高温の場所に置きっぱなしにするのも避けた方が長持ちします。

Q. ソーラーパネルは本当に必要ですか?

停電が1日で終わるなら不要です。ただし2019年の台風15号では千葉県で長いところで2週間前後停電が続きました。長期停電に備えるなら、ソーラーパネルがあると日中に充電して夜に使うサイクルを繰り返せます。

Q. UPS機能がないとどうなりますか?

停電した瞬間に、つないでいる機器への給電が途切れます。デスクトップPCは強制終了になり、作業中のデータが失われるおそれがあります。PCやNASをつなぐ場合は、停電時の切替時間が公表されている機種を選んでください。

Q. 停電時にエアコンは動かせますか?

定格出力1,500W以上の機種なら、6畳用エアコンを動かせることが多いです。起動時は一時的に消費電力が大きくなるため、余裕のあるJackery 1000 Plus(2,000W)やDabbsson 3000L(3,000W)が確実です。冷房運転の平均消費電力を300〜400Wとすると、1,000Whクラスで約2〜3時間、3,072Whの3000Lで約6〜8時間が目安です。

Q. マンションでも使えますか?置き場所は?

使えます。10kg前後の機種(Anker Solix C1000 Gen 2、Jackery 1000 New V3、EcoFlow DELTA 3 1000 Airなど)なら、クローゼットの下段などに収まります。Dabbsson 3000L(約25.8kg)は一人で動かすのが大変なため、使う場所の近くに置き場所を決めておくのがおすすめです。

迷ったらコレ!ニーズ別イチオシ

Anker Solix C1000 Gen 2

🏆 迷ったらこれ → Anker Solix C1000 Gen 2

1,024Wh・定格1,550W・54分充電で7万円台。停電時の切替10msとSマーク認証まで揃い、初めての防災用に必要な条件をひととおり満たしています。

EcoFlow DELTA 3 1000 Air

💰 予算を抑えたい → EcoFlow DELTA 3 1000 Air

960Whが4万円台でWh単価は8機種中最安。定格500Wなので、スマホ・照明・PC中心の使い方に限れば十分な備えになります。

Jackery 1000 New V3

🔋 長く置いておきたい → Jackery 1000 New V3

約6,000回のサイクル寿命は8機種中最長。10.6kgの小型ボディで、しまい込む防災用途と相性が良い最新モデルです。

Dabbsson 3000L

🏠 家族全員を守る本格備蓄 → Dabbsson 3000L

3,072Wh・定格3,000Wで冷蔵庫とエアコンを同時に動かせます。ソーラー1,200W入力で、長期停電でも日中に電気を取り戻せます。

まとめ

Bell

Bell

C1000 Gen 2かV3か、まだ迷ってるんだよね…。僕の部屋だと冷蔵庫を守れれば十分だし

Kura

Kura

それならいま買うならC1000 Gen 2だね。ただ、JackeryがまたV3を値引きしたら話は別。急がないなら、次のセールまで待つのも立派な選択肢だよ

防災用ポータブル電源選びのポイントをまとめます。

  • 容量の目安: スマホ・照明だけなら400Whクラス、冷蔵庫を守るなら1,000Wh以上、エアコンまで使うなら定格1,500W以上
  • 総合1位: Anker Solix C1000 Gen 2(49.5点)。急速充電・安全性・価格の釣り合いが最も良い
  • 家ごと守るなら: Dabbsson 3000L(3,072Wh・3,000W・ソーラー1,200W)
  • 寿命重視なら: Jackery 1000 New V3(約6,000回)。値引き時は1位と入れ替わる
  • 予算優先なら: EcoFlow DELTA 3 1000 Air(4万円台で960Wh。ただし定格500W)
  • 販売終了の機種: Jackery 1000 PlusとEcoFlow RIVER 3 Max Plusは公式ストアでの販売を終えており、流通在庫のみ

停電の日に何を動かしたいかが決まれば、選ぶべき容量と出力は自然に絞られます。まずは家の冷蔵庫とエアコンを守るかどうかから決めてください。

免責事項: 本記事の価格は2026年10月2日時点の楽天市場・Amazonの実売価格(安い方)をもとにしています。実際の販売価格は各ECサイトでご確認ください。スペック値は各メーカーの公表値に基づいています。停電時の稼働時間は使用環境・気温・接続機器により異なります。本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。

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この記事を書いた人

スペック表を眺めるのが至福の時間という生粋の家電オタク。
「好き」が高じて大手メーカーの商品企画職へ。その後、米国大学院でデータサイエンスを学び、現在は機械学習エンジニアとして活動中。
メーカーの「裏側」とデータの「事実」を掛け合わせ、あなたにぴったりの一台を提案します。

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