【2026最新】ロジクールMX ERGO SとMX ERGOの違い7つ|どちらを買うべき?

ロジクール「MX ERGO S(MXTB2/MXTB2d)」は、7年間ロングセラーだった「MX ERGO(MXTB1s/MXTB1d)」の待望の後継機として2024年9月に登場しました。しかし2026年7月現在、両モデルの実勢価格はどちらも17,000円台に収束しています(新モデルMXTB2dのAmazon buybox・旧モデルMXTB1dのAmazon buyboxとも同水準)。かつては新モデルが9,000円ほど安い逆転現象が起きていましたが、いまは価格差がほぼ消え、機能・保証で有利な新モデルを素直に選べる状態です。この記事では、公式スペック・プレスリリース・レビュー分析をもとに両モデルの違い7項目を洗い出し、どちらを選ぶべきかを整理します。

結論を先にお伝えすると、進化幅は大きく(USB-C・静音・Logi Bolt・DPI大幅アップ)、しかも実勢価格でも新モデルが有利。新旧どちらを買うか迷う場面は限定的で、多くの読者は迷わず新モデル「MX ERGO S」で問題ありません。旧モデルにも残された価値(既存Unifying環境との互換性)はありますが、その適用範囲は明確に絞れます。

Bell

Bell

ねぇKura、MX ERGO Sって旧モデルの後継なんだよね?7年ぶりの新型って本当に買う価値あるの?

Kura

Kura

ちょっと前までは新モデルの方が9,000円くらい安い逆転現象があったんだけど、今は両方とも17,000円台に落ち着いてるんだ。差がほぼないから、機能や保証で選ぶことになる。

Bell

Bell

えっ、新型の方が安いってどういうこと!?ふつう逆じゃないの?

Kura

Kura

旧MX ERGOは発売から9年経って在庫が細ってきてるんだ。プレミア価格が付いて値上がりしてる状態。だから今から買うなら、性能でも価格でも新型が圧倒的に有利ってこと。

✅ この記事でわかること

  • MX ERGO SとMX ERGOのスペック・価格を全16項目で一覧比較
  • 7年ぶりに刷新された変更点の中身と、実使用でどう体感するか
  • USB-C化・静音80%削減・Logi Bolt対応の実用インパクト
  • 価格差がほぼ消えた今、旧モデルを選ぶ意味が残っているのはどんな条件か
  • MXTB2/MXTB2d/MXTB2daの型番の違いと、どれを買うべきかの判定
  • 2026年7月時点の楽天・Amazonの最安値と、旧モデルの入手性リスク
目次

【結論】どちらを買うべきか早見表

先に結論から示します。ほとんどの読者にとって答えは「MX ERGO S(新モデル)」に落ち着きますです。旧モデルを選ぶ意味は、既にUnifyingレシーバーで他のロジクール周辺機器を運用しており、新モデルに乗り換えると再ペアリングが手間になるユーザーに限られます。

こんな方に おすすめモデル 実勢価格帯
静音・USB-C・最新性能を求める(全読者の9割はここ) 🏆 MX ERGO S(新・MXTB2d) 1万7千円台〜
既存のUnifying環境を維持したい・旧MX ERGOが手に馴染んでいる 📦 MX ERGO(旧・MXTB1d) 1万7千円台〜
長期保証(2年)でオフィス備品として稟議通したい 🏢 MX ERGO S 通常版(MXTB2) 1万7千円台〜
MX ERGO S

🏆 ロジクール MX ERGO S(新・MXTB2d)

USB-C充電・80%静音化・Logi Bolt対応・DPI最大2048

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

MX ERGO

📦 ロジクール MX ERGO(旧・MXTB1d)

2017年発売・micro USB充電・Unifying対応・DPI最大440

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

7年ぶりの世代交代——発売時期と型番シリーズの背景

MX ERGOシリーズは、ロジクールが「MX」の名を冠する上位ラインでは唯一のトラックボール機種として、長らく他モデルが並ばない特別枠でした。初代「MX ERGO」は2017年9月22日発売で、2010年発売の名機「M570」以来7年ぶりのフラッグシップトラックボールとして注目を集めます。それから7年後の2024年9月24日、二世代目「MX ERGO S」が投入されました。上位マウス「MX Master」シリーズが2〜3年サイクルで更新されているのに対し、MX ERGOの世代交代は極めて長い間隔だと言えます。

型番の命名にはロジクール独自のルールがあります。基本形は「MXTB{世代番号}{販路サフィックス}」で、世代番号は初代が「1」・二世代目が「2」。販路サフィックスは「s」=通常販売・2年保証「d」=Amazon限定・1年保証「da」=一部特定販路(Bluetooth特化仕様など)という意味づけです。つまり手元にMXTB1sがあれば「2017年発売の初代・通常版」、MXTB2dなら「2024年発売の二世代目・Amazon限定モデル」と一目で判別できます。

世代交代の背景には、業界全体の変化があります。2024年時点でスマホ・PCの充電端子はUSB-Cが事実上の標準になり、Bluetoothレシーバー「Unifying」は2009年設計の旧規格でセキュリティ懸念が指摘されるようになっていました。さらにコロナ以降のリモートワーク普及で、Web会議中のクリック音への配慮が求められ、上位機の「MX Master 3S」が2022年に静音化&USB-C化を先行実装。トラックボール系のMX ERGOが後追いで対応する形となったわけです。プレスリリースでも「MX Master 3Sで実現した静音技術をトラックボールにも展開」と明言されています(出典:ロジクール公式プレスリリース)。

スペック差分表——新旧の違いを一覧で確認

MX ERGO SとMX ERGOのスペックを、変更行と共通行を織り交ぜて一覧化しました。ゴールドでハイライトされている行が世代間で変わった項目です。数値が大きく動いている項目は「delta」欄で差分の大きさが分かります。

項目 🆕 新モデル
ロジクール
MX ERGO S
2024年発売・MXTB2d(Amazon限定モデル)
📦 旧モデル
ロジクール
MX ERGO
2017年発売・MXTB1d(Amazon限定モデル)
📊 スペック比較(全項目)
発売日 2024年9月24日約7年後 2017年9月22日
充電端子 USB Type-C刷新 micro USB
クリック静音 従来比80%削減新機能 非対応
レシーバー Logi Bolt刷新 Unifying
DPI最大値 2048dpi約4.6倍 440dpi
高速充電 1分で24時間3倍 1分で8時間
対応OS Windows/Mac/iPadOS/Chrome/Linux/AndroidLinux・Android追加 Windows/Mac/iPadOS/Chrome
水平スクロール ボタン+ホイール併用追加 ホイール左右倒しのみ
実勢価格 17,800円(Amazon)価格差ほぼなし 17,800円(Amazon)
本体寸法 132.5×99.8×51.4mm 132.5×99.8×51.4mm
本体重量 259g(プレート込) 259g(プレート込)
傾斜角 0度/20度切替 0度/20度切替
ボタン数 8個(6個カスタム可) 8個(6個カスタム可)
センサー方式 Darkfieldレーザー Darkfieldレーザー
バッテリー最大寿命 120日 約120日(4か月)
カラー展開 グラファイト グラファイト

変更点ハイライト——4つの「実用に効く」進化

📊 変更点サマリ

大きな進化
4項目
中程度の改良
3項目
公式アナウンス
プレス済み

1. USB Type-C化——micro USBからの完全刷新

最大の実用インパクトは充電端子の刷新です。旧MX ERGOは2017年設計のためmicro USB端子を採用しており、2026年現在はスマホもタブレットもノートPCも大半がUSB-Cに切り替わったため、この端子だけのために別ケーブルを持ち歩く必要がありました。新MX ERGO SはUSB-C to USB-Cケーブルで充電できるため、手持ちのスマホ用ケーブルをそのまま流用できます。デスク周りのケーブル本数が減るだけでなく、出張・外出時の荷物も1本減るのが地味に大きい効果です。

2. クリック静音化——従来比80%のノイズカット

上位機の「MX Master 3S」で好評だった静音スイッチが、MX ERGOにも展開されました。従来のカチッというクリック音が80%削減され、公式が「図書館並みの静けさ」と表現するレベルにまで抑えられています。Web会議中のマイクにクリック音が乗る問題や、家族が眠る深夜のPC作業でクリック音が気になる問題を、ソフトウェア設定なしで物理的に解決してくれる点は大きな価値です。ただし静音化されているのは左右クリックと中クリックの3ボタンのみで、戻る・進むや親指下のプレシジョンボタンは従来通りの音が鳴る点は仕様として押さえておきましょう。

3. Logi Boltレシーバー化——Unifyingからの移行

ワイヤレスレシーバーが「Unifying」から「Logi Bolt」に切り替わりました。Logi BoltはAES-128暗号化と近距離ペアリングを実装した後継規格で、Unifyingで指摘されていた通信傍受リスクへの対応と、混雑した無線環境での接続安定性向上を狙った設計です。ロジクールの新製品(MX Master 3S以降・MX Keys S以降・M575SP等)はほぼLogi Boltに統一されており、新環境をこれから作るなら統一しやすくなりました。一方で、旧Unifyingで運用しているキーボードやマウスとレシーバーを共有できない点は注意が必要です。

4. DPI最大値の大幅アップ——440dpi→2048dpi

Darkfieldレーザーセンサーの解像度上限が約4.6倍に引き上げられました。旧モデルは320〜440dpiだったのに対し、新モデルは512〜2048dpiまで対応します。数値だけ見ると劇的な違いですが、実用面では「4Kモニターや27インチ2枚環境でカーソル移動が快適になる」という体感差が大きなポイント。旧モデルで「画面の端から端まで移動するのにボールを何度も転がす必要があった」ユーザーは、この改善だけでも乗り換える価値があります。ただし1080pディスプレイ1枚の環境なら、旧モデルのDPIでも実務に困る場面は少ないため、モニター環境次第で恩恵の大きさは変わります。

5. 高速充電性能の向上——1分充電で24時間駆動

フル充電時の稼働日数は旧モデル約4か月(120日)で、新モデルも120日で同水準です。しかし1分間の急速充電で駆動する時間が「約8時間」から「24時間(丸1日)」に3倍化されました。「朝出勤前に電池切れ表示に気付いた」ような場面で、席に着くまでの数分でその日の業務を乗り切れるようになったのは実務上の安心感が大きい変化です。

新モデルだけの4つの価値——差額を払う意味を考える

両モデルとも実勢価格は17,000円台に収束し、価格面での差はほぼ消えました。以前は「新モデルの方が9,000円安い」という逆転現象が続いていましたが、旧モデルの新品在庫が薄くなる一方で、新モデルの実勢はメーカー定価付近で安定してきたため、両者の価格が拮抗する形になっています。この状況では「価格が同じなら機能・保証で有利な新モデルを選ぶ」のが素直な判断です。ここではあえて「旧モデルを積極的に選ぶ動機」を探し、新モデルの相対的なメリットを4つのカードで整理します。

🔌 ケーブル統一による生産性

USB-C 1本でスマホ・iPad・ノートPC・MX ERGO Sを充電できます。旧モデル1台のためにmicro USBケーブルを常備しておく手間から解放される価値は、日々の小さなストレス削減として大きい効果です。

🔇 Web会議中の心理的安心感

80%静音化により、会議中に「クリック音が相手のマイクに乗っていないか」という無意識のストレスがなくなります。プレゼン画面共有中の連打も気を遣わず済み、業務時の集中力に直結する変化です。

🖥 マルチモニタ環境での快適性

DPI最大2048dpiで4Kモニターや2枚並べ環境でも軽い親指操作で端まで届きます。カーソル速度不足で親指を何度もリセットする動作が減り、長時間作業での指の負担が軽くなります。

🛡 セキュリティと将来性

Logi Bolt採用でAES-128暗号化に対応し、企業のセキュリティ要件を満たしやすくなりました。今後発売されるロジクール製品もLogi Bolt統一のため、周辺機器を追加していく上で1つのレシーバーに集約できます。

💰 価格差ほぼなし・機能面で新モデル優位

価格が横並びになった今、判断はシンプルです。同じ支払いで4項目の実用的な進化(USB-C化・80%静音化・Logi Bolt対応・DPI最大2048dpi)が手に入るのが新モデル。旧モデルの価格が発売時の12,880円まで戻ることは在庫希少化の現状ではまず期待できないため、待っても値下がりは見込めません。今日買うなら新型で確定です。

【総合判定】進化幅と価格差を踏まえた結論

ここまでの内容を、進化幅・価格差・買うべき人という3つの観点で機械的に判定した結果を示します。判定ロジックは公式スペックの変更点それぞれに影響度スコアを付け、実勢価格の差と組み合わせて算出しています。

新旧モデル総合スコア比較(5軸レーダー)
新旧モデル総合スコア比較(5軸レーダー)

📊 採点基準

  • 静音性:クリック音が業務環境や在宅で気にならないレベルかを、公式静音比率とレビュー内の会議・深夜作業言及量で採点
  • 充電・接続性:充電端子の汎用性(USB-Cかmicro USBか)と、レシーバー規格の統一性(Logi BoltかUnifyingか)を組み合わせて採点
  • 追従性能:センサー最大DPIとマルチモニタ環境での追従性、レビューでのカーソル速度言及を評価
  • 拡張性:ボタンカスタマイズ・OS対応幅・既存ロジクール環境との共存しやすさで採点
  • コスパ:実勢価格と性能のバランス、発売時定価との乖離幅で採点(旧モデルはプレミア化で減点)

※スペックはロジクール公式プレスリリースを参照。口コミはAmazon.co.jp・価格.comのレビューを分析。価格は2026年7月時点の実勢。

🎯 進化幅と価格差の総合判定

進化幅
大幅進化
スコア 18点
価格差
価格差ほぼなし
同水準
高影響度の変更
4項目
中3 / 低0

結論:新モデルの方が安いため、迷わず新モデルを選ぶのがおすすめです

🆕 MX ERGO S(新モデル)を選ぶべき人

  • 最新機能を活かしたいユーザー
  • 複数年にわたり長く使う予定のユーザー
  • 最新モデルであることに価値を感じるユーザー
  • 価格差がほぼないなら迷わず最新を選びたいユーザー

📦 MX ERGO(旧モデル)を選ぶべき人

  • 在庫がある間に確実に購入したいユーザー(旧モデルは今後入手性が低下)
  • コスパを最優先に考えるユーザー
  • 旧モデルでも十分な性能で妥協できるユーザー

MX ERGO S 詳細レビュー——新モデル単体で見た完成度

Bell

Bell

Kura、新型のMX ERGO Sってさ、旧型ユーザーじゃなくても素直に「今買うトラックボール」として良いモデルなの?

Kura

Kura

うん、単体で見ても2026年時点のトラックボールとして完成度は高いよ。ただ「万人におすすめできる完璧なマウス」じゃなくて、静音・USB-C・親指トラックボールに価値を感じる人にドンピシャなプロダクト、って位置づけだね。

ロジクール MX ERGO S
発売日 2024年9月24日
型番 MXTB2d(Amazon限定・1年保証)/MXTB2(通常・2年保証)
タイプ 親指トラックボール(ワイヤレス)
接続方式 Bluetooth LE + Logi Boltレシーバー
ボタン数 8個(うち6個カスタマイズ可)
DPI 512〜2048dpi(Darkfieldレーザー)
傾斜角 0度/20度切替(着脱式金属プレート)
本体寸法 132.5×99.8×51.4mm
本体重量 259g(金属プレート込)/164g(プレート無)
充電端子 USB Type-C
バッテリー寿命 フル充電で最大120日/1分充電で24時間
クリック静音 従来比80%削減(左右+中クリックのみ)
対応OS Windows 10+/macOS 12+/iPadOS 15+/Chrome OS/Linux/Android 12+
実勢価格 17,800円前後(Amazon)

出典:ロジクール公式/価格は2026年7月時点のAmazon実勢

✅ メリット

  • USB-C充電に対応し、スマホ・ノートPCと同じケーブルで運用できる
  • クリック音が80%削減され、Web会議中や深夜作業でも周囲を気にせず使える
  • Logi Bolt採用でセキュリティが強化され、複数のロジクール機器と1つのレシーバーで共有可能
  • DPI最大2048で4K・マルチモニタ環境でも軽い親指操作でカーソルが端まで届く
  • 1分の急速充電で24時間駆動、朝の電池切れも短時間で復旧できる
  • 親指操作で腕の動きが不要、長時間デスクワークでも手首の負担が少ない

⚠️ デメリット

  • 259gと重く、モバイル用途で持ち運ぶには不向き(→据え置き前提での運用を推奨)
  • 戻る・進む・プレシジョンボタンは静音化されておらず、完全静音を求める人には物足りない
  • スクロールホイールが従来型で、上位機のフリースピンには非対応
  • 右手専用形状で左利き向けモデルは用意されていない
  • トラックボール取り外し穴が小さく、掃除にペンなど細い棒が必要

スペック上位の親指トラックボールを2026年時点で新規に選ぶなら、迷いようがないほど選択肢が絞られる完成度です。上位モデル「MX Master 3S」と比較しても、静音化とUSB-Cが揃った点でトラックボールとしての現代的な要件を満たしています。据え置きデスクワークの主軸マウスとして、まず失敗しないモデルと言えます。

口コミ傾向の分析

口コミワードクラウド:MX ERGO S
口コミワードクラウド:MX ERGO S

※以下はAmazon.co.jpレビュー・価格.comクチコミ等を分析した結果です。

✅ 購入者が特に評価しているポイント

  • 静音クリックへの評価が突出しており、深夜作業・Web会議中の心理的ストレスが激減したとの声が多い
  • USB-C対応で「ようやく他のガジェットと同じケーブルで済む」という長年の不満解消を歓迎する意見が並ぶ
  • 親指操作による手首負担軽減の実感を語るユーザーが多く、腕全体を動かさない疲労軽減効果は旧モデルからの共通評価

⚠️ 購入前に知っておきたい注意点

  • Logi Options+アプリの動作の重さや設定UIの分かりにくさに不満を持つ声が一定数ある
  • スクロールホイールが上位モデルと比べて古い設計のままで、高速スクロールに未対応な点を惜しむ意見あり
  • 本体重量259gに慣れるまで違和感を持つユーザーも、据え置き前提であれば安定感というプラス評価に転じる傾向
MX ERGO S

ロジクール MX ERGO S(MXTB2d)

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

MX ERGO(旧・MXTB1d)詳細レビュー——今から選ぶ意味と在庫リスク

Bell

Bell

Kura、旧型の方が高いのに、それでも旧MX ERGOを選ぶ人ってどんな人なの?

Kura

Kura

正直に言うとかなり限定的でね、既に旧型を持ってて壊れた・買い足したい人が中心。あとは職場でUnifyingレシーバー1個で複数機器運用してて、Logi Boltに切り替えたくない人。それ以外はほぼ選ぶ理由はないよ。

ロジクール MX ERGO(旧)
発売日 2017年9月22日
型番 MXTB1d(Amazon限定・1年保証/現行流通)/MXTB1s(通常版・販売終了)
タイプ 親指トラックボール(ワイヤレス)
接続方式 Bluetooth LE + Unifyingレシーバー
ボタン数 8個(うち6個カスタマイズ可)
DPI 320〜440dpi(Darkfieldレーザー)
傾斜角 0度/20度切替
本体寸法 132.5×99.8×51.4mm
本体重量 259g(金属プレート込)
充電端子 micro USB
バッテリー寿命 フル充電で最大4か月/1分充電で約8時間
クリック静音 非対応(通常スイッチ)
対応OS Windows/macOS/iPadOS/Chrome OS
実勢価格 17,800円前後(Amazon)

出典:ロジクール公式プレス/価格は2026年7月時点の楽天市場最安値

✅ メリット

  • Unifyingレシーバー1つで既存のロジクール製キーボード・マウスと接続を共有できる
  • 7年間販売され続けたロングセラー機で、レビュー数が豊富で判断材料が多い
  • 親指トラックボールの基本設計が完成しており、手首負担軽減の恩恵は新モデルと同等に得られる
  • 操作性・耐久性ともに実績があり、業務利用でも安心感がある

⚠️ デメリット

  • 実勢価格は新モデルとほぼ同水準(17,800円前後)まで下がった一方、新モデルにあるUSB-C・静音化・Logi Bolt対応が受けられない
  • 充電端子がmicro USBで、他のガジェットと別ケーブルを用意する必要がある
  • クリック音が通常マウス並みで、静かな会議室や深夜作業では気になる場面がある
  • DPI最大440dpiで4Kモニターや広い画面ではカーソル移動に何度も親指を戻す必要がある
  • Logi Bolt非対応、新しいロジクール製品とレシーバー共用ができない
  • 2017年発売の設計で、ラバー表面の経年劣化(べたつき)を懸念する声が多い

口コミ傾向の分析

口コミワードクラウド:MX ERGO
口コミワードクラウド:MX ERGO

※以下はAmazon.co.jpレビュー・価格.comクチコミ等を分析した結果です。

✅ 購入者が特に評価しているポイント

  • 親指トラックボールの元祖として設計の完成度は高く、手首・肩の負担軽減を語るユーザーが多い
  • Unifying/Bluetooth両対応で、業務PCと私物PCを切り替える運用のしやすさが評価されている
  • 金属プレート付きの重量感が「操作時にズレない安定感」として好評、長時間使用でも姿勢が崩れにくい

⚠️ 購入前に知っておきたい注意点

  • micro USB端子への不満が最頻出、他のガジェットとケーブルが分かれる不便さを指摘する声が多い
  • ラバー素材の経年劣化(べたつき・ざらつき)を長期使用者が報告しており、年数が経つほど気になる部分
  • クリック音が通常マウス並みで静音性への言及がなく、Web会議・深夜作業では気になる場面が生じる

⚠️ 旧モデル購入時の在庫リスク

  • 旧MX ERGOは通常販売版のMXTB1sが既に主要ECサイトで販売終了、現在流通しているのはMXTB1d(Amazon限定・1年保証)のみ
  • 楽天市場での新品在庫は5ショップ以下と限定的で、価格も上昇傾向。今後さらに希少化・値上がりする可能性が高い
  • 保証期間はMXTB1dで1年、購入時期によっては通常版より短くなる点に注意
  • メーカー修理サポートは継続中だが、部品保有期間が過ぎると受付終了となるため長期使用は新モデルの方が安心
MX ERGO

ロジクール MX ERGO(MXTB1d)

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

価格帯の背景——旧型プレミアム時代からの収束

本記事の判断で重要な事実は「両モデルとも実勢は17,000円台に収束」という点です。かつては新モデルが9,000円ほど安い逆転現象が続いていましたが、新型のセール実勢が定価付近に戻る一方、旧型の新品在庫縮小で下限が下がりにくくなり、価格差はほぼ消えました。ここでは価格帯の背景を整理し、購入判断に必要な情報を提示します。

なぜ旧モデルの方が高くなっているのか

旧MX ERGO(MXTB1s/MXTB1d)は2017年発売から9年経過し、生産が縮小されています。通常版のMXTB1sは主要ECサイトで既に販売終了で、Amazon限定のMXTB1dだけが細々と流通する状態です。発売時の希望小売価格は12,880円(税抜)でしたが、後継モデル登場後も熱心なユーザーの需要が残っているため、在庫希少化が進むと価格が上昇する典型的なプレミア化現象が起きています。楽天・Amazonともに新品出品数は限られており、実勢は17,000円台後半〜18,000円台前後で推移しています(発売時定価12,880円と比べれば約1.4倍のプレミア水準)。

一方の新MX ERGO Sは、ロジクール公式のオンライン価格が2年保証のMXTB2で19,580円、Amazon限定・1年保証のMXTB2dで17,800円が定価水準。過去のタイムセール時期には14,000円台まで下がる場面もありましたが、2026年7月時点のAmazon buyboxは定価付近の17,800円で安定しており、旧モデルとの価格差はほぼ解消しました。

価格が同水準なら「機能差ぶん」で選ぶのが自然

両モデルが実勢17,000円台で拮抗する今、判断軸は価格ではなく機能面に移ります。同じ支払いでUSB-C化・80%静音化・Logi Bolt対応・DPI最大2048dpiという4つの進化を得られるのが新モデル。参考までに、新モデルを選んで生まれる「機会価値」を金額換算するとイメージしやすくなります。

  • ロジクール上位キーボード「MX Keys Mini」の中古美品購入(新モデルとLogi Boltレシーバーを共有できる)
  • デスクマット・アームレスト・USB-Cハブなど周辺環境の一括整備
  • Amazon プライム年会費(7,900円)にリソースを回す判断材料になる
  • 2ヶ月分のサブスクサービス代金(Netflix + Spotify + YouTube Premium等)

「マウス1台に高機能を投じる」より「マウス予算を最適化し、周辺環境全体を整える」方が、日々の作業体験の総和は大きくなります。新モデルを選ぶことで得られる差額分は、そのままデスク全体の生産性投資に回せると考えると納得感が高いはずです。

今後の価格動向予想

旧モデルは在庫希少化が続くため、今後価格が下がる可能性は低いと見るのが妥当です。むしろ在庫が枯渇して入手困難になる方向。新モデルは発売から1年半経過し、Amazon buyboxは17,800円前後で安定しています。過去にはタイムセールで14,000円台まで下がる場面もありましたが、直近の実勢は定価水準に近く、「大きな値下がりを待つ」より必要なタイミングで買う方が現実的です——現在の価格帯が新モデルの実勢底値と考えて問題ありません。

状況別診断——あなたに合うのはどっち?

ここまでの内容を踏まえ、代表的な購入シーンごとに最適解を示します。ほとんどの状況で答えは新モデルですが、旧モデルを選ぶ意味が残るケースもゼロではありません。自分の状況に近いものを見てください。

これから初めてトラックボールを試したい方へ

迷わずMX ERGO Sをおすすめします。初めての方にとって、静音クリック・USB-C・最大DPIといった要素は「使いやすさの底上げ」に直結します。旧モデルより安く買えて機能も新しい今、あえて古い設計を選ぶ理由はありません。慣れるまで2週間ほどのラーニングコストは新旧共通なので、そこは差別化要因になりません。

旧MX ERGO愛用中で買い替えを検討中の方へ

こちらもMX ERGO Sへの乗り換えを推奨。操作感(親指の使い方・角度・重量感)は基本的に同じなので、慣れ直す必要はほぼありません。旧型で不満だった充電端子・スクロールの汎用性・DPI不足がすべて解消されます。もし現行の旧型がまだ動作しているなら「壊れるまで使い切る」選択もアリですが、新品を購入する場合は迷わず新モデルです。

既にロジクール製品でUnifying統一運用している方へ

ここが唯一「旧モデルを選ぶ意味が残るケース」です。既存のUnifying対応キーボードやマウスをすべて1つのレシーバーで運用しており、そのレシーバーが差さっているPCで作業する時間が長い場合、新MX ERGO SのLogi BoltレシーバーはUSBポートを追加で1つ塞ぐ形になります。ノートPCでUSBポートが2つしかない環境では地味なマイナスです。ただしBluetooth接続を主軸にすればLogi Boltレシーバーを差さずに運用も可能なので、絶対的な障害ではありません。

Web会議・オンライン授業で音を気にする環境の方へ

MX ERGO S一択です。80%静音化されたクリック音は、集音マイクの近くで操作しても相手側に響きにくく、参加者への配慮として大きなプラス。旧モデルの通常クリック音は、指向性マイクや外付けマイクでは特に拾いやすいため、リモートワーク環境では新モデルの静音性が実務に効いてきます。

会社の備品として稟議を通したい方へ

MX ERGO S 通常版(MXTB2・2年保証)を選ぶのが良い選択です。オフィス備品は保証期間の長さが導入判断に効くため、Amazon限定の1年保証版より通常版のほうが総務・情シスの承認を得やすくなります。定価19,580円と少し高くなりますが、法人稟議書に「2年メーカー保証付き」と書けるメリットは大きい価値です。

MX ERGO S

迷ったらこれ:ロジクール MX ERGO S(MXTB2d)

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

よくある質問(FAQ)

Q. 旧MX ERGOはいつまで買えますか?

A. 通常版のMXTB1sは主要ECサイトで既に販売終了、現在流通しているのはAmazon限定版のMXTB1dだけです。楽天市場での在庫は5ショップ以下と限定的で、価格は発売時定価の約1.8倍まで上昇しています。今後さらに在庫が細って入手困難になる可能性が高いため、どうしても旧モデルが必要な事情があるなら早めの購入をおすすめします。

Q. 新モデルと旧モデル、電気代に差はありますか?

A. どちらも内蔵充電式リチウムポリマー電池(500mAh)を採用しており、充電1回あたりの消費電力はほぼ同じです。フル充電まで約2〜3時間で、月に1〜2回充電する程度の使用頻度なら電気代の差は年間で数円レベル。電気代を理由に選ぶモデルではありません。

Q. 旧モデルの保証・修理サポートはいつまでですか?

A. 現行流通中のMXTB1dの保証期間は購入日から1年間です。メーカー修理サポートは製造終了後も一定期間継続しますが、家電製品全般の目安として製造終了後6〜8年程度で部品保有期間が終了することが多いです。旧MX ERGOは初代発売が2017年ですので、2026年時点では部品保有期間の後半に差し掛かっている可能性があります。長期使用を想定するなら新モデルの方が安心です。

Q. 中古の旧MX ERGOを買っても大丈夫ですか?

A. 新品購入を強く推奨します。トラックボールマウスはボール周辺のセンサーとラバー部分が経年劣化しやすい部品で、中古品では表面のべたつき・ラバー剥離・センサー反応低下といったトラブル報告が多く見られます。特にMX ERGO旧モデルはラバー加水分解の懸念があり、中古品の状態を外見で判断するのは困難です。新モデルなら17,800円前後で新品が買えるため、中古の旧モデルを選ぶメリットはほぼありません。

Q. MX ERGO Sの値下がりを待つべきですか?

A. 待つ必要はありません。MX ERGO Sは発売から約1年半経過し、Amazon buyboxは17,800円前後で安定しています。過去にはタイムセールで14,000円台まで下がる場面もありましたが、直近は定価水準に近く、今後劇的な値下がりは期待しにくい状況です。買いたい時期に必要な支払い額と感じるなら即決して構いません。

Q. MXTB2・MXTB2d・MXTB2daの違いは何ですか?

A. すべて同じMX ERGO S本体で、性能は全く同じです。違いは保証期間と販売チャネル。MXTB2は通常版・2年保証(実勢17,000〜19,580円)MXTB2dはAmazon限定・1年保証(実勢14,000〜17,800円)MXTB2daは楽天のロジクール公式ストア等で扱われる1年保証モデルです。個人利用ならAmazon限定のMXTB2dがコスパ最良、法人稟議やギフト用途なら2年保証のMXTB2が選択肢になります。

Q. トラックボールに慣れるまでどれくらいかかりますか?

A. 個人差はありますが、2〜3日で基本操作に慣れ、2週間程度で通常マウスと同等の速度で作業できるようになるユーザーが多いです。慣れないうちはカーソル速度を下げる(DPI設定を最低値付近に)と精度が上がりやすく、慣れてきたら段階的に上げていくのがコツ。新旧どちらのモデルでも学習期間は変わらないため、この点は新旧選択の判断材料にはなりません。

Q. 左利きでも使えますか?

A. 残念ながらMX ERGOシリーズは新旧ともに右手専用形状で、左利き用モデルは用意されていません。左利きで親指トラックボールを使いたい場合は、他社の対称形状モデルやエレコムの左右対応トラックボールを検討する必要があります。この点は新旧比較以前の設計思想の話です。

まとめ——迷わず新モデルで問題ない、ただし1つだけ確認を

Bell

Bell

整理すると、価格でも機能でも新型が圧勝ってことだよね。じゃあ僕もMX ERGO Sにしようかな。

Kura

Kura

うん、Bellの用途なら新型でまず後悔しないよ。1つだけ確認するとしたら、机の周りにUnifyingレシーバーで動いてるロジクール機器が既にたくさんあるかどうか、かな。それがなければMXTB2dで即決OK。

Bell

Bell

なるほど、僕はキーボードくらいしかBluetooth接続だから問題ないや。決めた、MX ERGO Sいく!

本記事の要点を最後に整理します。MX ERGO Sは7年ぶりの正統進化モデルで、USB-C化・80%静音化・Logi Bolt対応・DPI最大2048dpiという4つの大きな進化を実現しました。実勢価格は約17,800円で、旧MX ERGOも同水準まで収束しています。同じ支払いなら機能・保証で有利な新モデルを選ぶのが素直で、多くの読者にとって答えは「迷わず新モデル」で問題ありません。

旧モデルを選ぶ意味が残るのは、既にUnifyingレシーバーで複数のロジクール製品を統一運用しており、Logi Boltへの移行を避けたい場合に限られます。それ以外のシチュエーションでは、機能・価格ともに新モデルが有利です。今日買っても半年待っても、旧モデルが安くなる可能性は低く、むしろ在庫希少化で入手困難になる方向。「トラックボールを始めよう」「乗り換えよう」と思ったその日が、MX ERGO Sを手に入れるベストタイミングです

MX ERGO S

🏆 迷ったら新型:ロジクール MX ERGO S(MXTB2d)

USB-C・80%静音化・Logi Bolt対応・DPI最大2048

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

MX ERGO

📦 旧型が必要な方:ロジクール MX ERGO(MXTB1d)

Unifying互換・従来ユーザー向け・在庫希少

※価格は変動します。リンク先でご確認ください


※本記事の情報は2026年7月時点の内容です。価格・在庫・仕様は変更される可能性があるため、最新情報は各販売店ページでご確認ください。当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等のアフィリエイトリンク(広告)を含むアフィリエイトプログラムに参加しており、リンクを経由した購入で報酬を得る場合がありますが、記事内容の判断はメーカー公式スペック・プレスリリース・ユーザーレビュー分析に基づき中立に行っています。

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この記事を書いた人

スペック表を眺めるのが至福の時間という生粋の家電オタク。
「好き」が高じて大手メーカーの商品企画職へ。その後、米国大学院でデータサイエンスを学び、現在は機械学習エンジニアとして活動中。
メーカーの「裏側」とデータの「事実」を掛け合わせ、あなたにぴったりの一台を提案します。

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