「温め性能にとことんこだわった単機能レンジ」と「オーブンも使えるコンパクトな入門機」——同じ3万円前後の価格帯で、まったく方向性の異なる2台が東芝から登場しています。東芝 ER-S10Aは赤外線センサー搭載で温めの精度を極めた単機能レンジのプレミアムモデル。一方の東芝 ER-20Bはオーブン機能付きで料理の幅を広げられるエントリーモデルです。「温めだけに3万円って高くない?」「安いオーブンレンジで十分なのでは?」——そんな疑問を持つ方に向けて、家電比較のプロが両機種のスペック・口コミ・使い勝手を徹底的に比べました。この記事を読めば、あなたの暮らしにぴったりの1台がきっと見つかります。
Bell
東芝のレンジを買おうと思ってるんだけど、ER-S10AとER-20Bで迷ってて……。値段もほぼ同じだし、どっちがいいの?
Kura
いい質問だね!この2台は「温め特化のプロ仕様」と「オーブンも使える万能タイプ」で方向性がまったく違うんだ。じっくり比較していこう!
この記事でわかること
- ER-S10AとER-20Bの基本スペックの違いを一目で比較
- 赤外線センサーと温度センサーで温め精度はどれくらい変わるのか
- 単機能レンジに3万円を出す価値があるケースとは
- オーブン付きモデルのメリットと注意すべきポイント
- 実際のユーザー口コミから見えるリアルな使用感
- あなたの生活スタイル別おすすめモデルの選び方
【結論】おすすめ早見表
選び方ガイド:東芝レンジを選ぶ3つの視点
1. 温め性能で選ぶ:センサー方式の違いが決め手
電子レンジ選びで最も重要なのが「温め性能」です。ER-S10Aは8つ目赤外線センサーを搭載しており、食品の表面温度を直接測定して加熱をコントロールします。これにより、コンビニ弁当のご飯は熱々、サラダは冷たいままという理想的な温め分けが可能になります。一方、ER-20Bは庫内の空気温度を測る温度センサー方式で、コストを抑えつつも基本的な自動温めには対応しています。ただし、食品そのものの温度を見ていないため、量やラップの有無による温めムラが出やすい傾向があります。
2. 用途の幅で選ぶ:温め専用か、オーブン調理もしたいか
ER-S10Aは「温め」と「解凍」に特化した単機能レンジです。オーブンやグリル機能はありません。日々の食事を温め直すだけなら十分ですが、グラタンやトースト、お菓子作りには対応できません。ER-20Bはコンパクトながら100〜200℃のオーブン機能を備えており、ちょっとしたオーブン調理が楽しめます。「普段は温めがメイン、でもたまにはオーブンも使いたい」という方にはER-20Bの方が使い勝手が良いでしょう。
3. 設置スペースとサイズで選ぶ
一人暮らしや狭いキッチンでは設置スペースが大きな問題です。ER-20Bは幅461×奥行335×高さ293mmと非常にコンパクトで、重量も11kgと軽め。棚への設置や引っ越し時の移動も楽に行えます。ER-S10Aは23Lの広い庫内を持つ分、幅468×奥行386×高さ338mmと一回り大きく、重量も14kgあります。ただし、ER-S10Aは庫内の幅が38.7cmと広く、大きめのお皿やコンビニ弁当もそのまま入るメリットがあります。
総合スコア&ランキング

総合スコアは両機種とも7.5点で並んでいます。ER-S10Aは温め性能・使いやすさ・デザインで高評価を得ており、ER-20Bはコスパと機能の多様性で勝っています。「何を重視するか」で最適な1台が変わる、非常に面白い比較結果となりました。
東芝 ER-S10A 詳細レビュー:赤外線センサーで温めを極めた単機能レンジの最高峰
ER-S10Aは東芝の単機能レンジのフラッグシップモデルです。最大の特長は8つ目赤外線センサーによる精密な温度検知。食品の表面温度を−10℃〜85℃の範囲で細かく検出し、最適な加熱時間を自動で算出します。出力は最大1000W(2分間)で、忙しい朝のお弁当温めもスピーディーです。庫内は23Lのフラット設計で、幅38.7cmの広い開口部から大きなお皿もスムーズに出し入れできます。また、庫内には撥水・撥油コーティングが施されており、汚れがつきにくくお手入れも簡単です。
Bell
赤外線センサーってそんなにすごいの?普通のレンジとどう違うの?
Kura
普通の温度センサーは庫内の空気の温度を測っているだけなんだ。でも赤外線センサーは食品そのものの表面温度を見ている。だから「ここはもう十分、ここはもう少し」という判断が正確にできるんだよ。
ER-S10A 基本スペック
| タイプ | 単機能レンジ |
| 庫内容量 | 23L |
| 最大出力 | 1000W(2分間)/ 連続600W |
| センサー | 8つ目赤外線センサー |
| 庫内タイプ | フラット / 幅38.7cm開口 |
| ドア | 縦開き |
| 本体サイズ | 468×386×338mm |
| 重量 | 14kg |
| 年間消費電力 | 60.1kWh |
| カラー | ブラック / ミルキーホワイト |
✅ メリット
- 赤外線センサーによる高精度な自動温めで、ムラが少なく仕上がりが安定
- 1000W出力で温めスピードが速く、忙しい朝にも頼れる
- 23Lの広々とした庫内で大きめの弁当箱や深皿も余裕で入る
- 撥水・撥油コーティングで庫内の汚れが落としやすい
- −10℃〜85℃の温度指定で温め具合を細かくコントロール可能
⚠️ デメリット
- 単機能レンジとしては3万円超えと高価格
- 解凍にはムラが出やすいという声もあり
- 冷却ファンの動作音がやや大きい
- オーブン・グリル機能がなく、料理の幅は限定的
- 14kgと重く、設置場所の変更が大変
ER-S10A 口コミ分析
好評だったポイント
- 「温め性能が段違い」——赤外線センサーのおかげで、お弁当全体がムラなく温まるという声が多数
- 「操作がシンプルでわかりやすい」——ボタン1つで自動温めが完了する手軽さが好評
- 「庫内が広くて使いやすい」——大きめのお皿もストレスなく出し入れできると評価
不満の声
- 「冷凍食品の解凍が今ひとつ」——端が溶けて中が凍ったままになることがあるとの指摘
- 「冷却ファンの音が気になる」——加熱後のファン動作音が大きめという意見
- 「単機能に3万は高い」——オーブンなしでこの価格は割高と感じるユーザーも
東芝 ER-20B 詳細レビュー:オーブン付きで広がる可能性のエントリーモデル
ER-20Bは東芝のオーブンレンジのエントリーモデルです。レンジ機能に加えて100〜200℃のオーブン機能を搭載し、グラタンやクッキーなどの簡単なオーブン調理にも対応します。8つの自動メニューが用意されており、飲み物の温めやお弁当の温めなど日常的な操作はボタン一つで完了します。16Lとコンパクトな庫内ですが、一人暮らしから二人暮らしには十分なサイズ感です。横開きドアは棚の上に設置した際にも使いやすく、実用性を考えた設計になっています。
Bell
オーブン付きで2万5千円台って安くない?でも16Lってちょっと小さいかも……。
Kura
そうだね、16Lは大皿の温めには少し窮屈かも。でも一人暮らしのキッチンにはぴったりのサイズだし、オーブン機能があるのは大きなアドバンテージだよ。
ER-20B 基本スペック
| タイプ | オーブンレンジ |
| 庫内容量 | 16L |
| 最大出力 | 850W |
| センサー | 温度センサー |
| オーブン温度 | 100〜200℃ |
| 自動メニュー | 8種類 |
| ドア | 横開き |
| 本体サイズ | 461×335×293mm |
| 重量 | 11kg |
| 年間消費電力 | 73.4kWh |
| カラー | ホワイトのみ |
✅ メリット
- レンジ機能に加えてオーブン(100〜200℃)が使え、料理の幅が広がる
- コンパクト・軽量で一人暮らしのキッチンにも設置しやすい
- 横開きドアで棚の上でも出し入れがスムーズ
- 8つの自動メニューで日常の温めが手軽に完了
- フラット庫内でお手入れが簡単
⚠️ デメリット
- 赤外線センサーではないため、温めのムラが出やすい
- 16Lの庫内は大きめの皿や容器には窮屈
- オーブン上限が200℃で、本格的なオーブン料理には力不足
- 冷凍食品の解凍にムラが出るケースがある
- 最大出力が850Wでハイパワーモデルに比べると温め時間が長い
ER-20B 口コミ分析
好評だったポイント
- 「コンパクトで置き場所に困らない」——一人暮らしのキッチンにちょうどいいサイズと好評
- 「オーブン付きでこの価格はお得」——グラタンやトーストもできるのにリーズナブルという声
- 「操作がシンプル」——自動メニューで迷わず使えるという初心者にも安心の設計
不満の声
- 「温めにムラがある」——温度センサーの限界で、食品の一部が冷たいままのことがあるとの声
- 「庫内が狭い」——大きめのお弁当や深い器が入りにくいと感じるユーザーも
- 「オーブンの火力がもう少し欲しい」——200℃上限でパンの焼き色がつきにくいとの指摘
スペック比較表
注目比較ポイント
Bell
スペック表を見比べても正直よくわからなくて……。結局どこが一番大きな違いなの?
Kura
大きく分けると3つ。「センサーの精度」「オーブン機能の有無」「庫内サイズ」だよ。ここを押さえれば選び方が見えてくるから、順番に解説するね!
赤外線センサー vs 温度センサー:温め精度の決定的な差
ER-S10Aの8つ目赤外線センサーは、庫内の食品から発せられる赤外線を8箇所で検知し、表面温度をリアルタイムで把握します。これにより、「お弁当のご飯はアツアツ、付け合わせのポテトサラダはぬるめ」といった理想的な温め分けが実現できます。対するER-20Bの温度センサーは庫内全体の空気温度を測定する方式です。コスト面では有利ですが、食品の温度を直接測れないため、量やラップの有無で仕上がりにばらつきが出やすくなります。毎日の温めで「なんかムラがあるな」とストレスを感じるのが嫌な方は、赤外線センサー搭載のER-S10Aが明確に優位です。
オーブン機能:あるとないとでは料理の幅が段違い
ER-20Bの最大の武器は100〜200℃のオーブン機能です。グラタン、ドリア、クッキー、トーストなど、レンジだけでは作れない料理に挑戦できます。一人暮らしでトースターとレンジを別々に置くスペースがない方にとって、1台で両方の役割を担えるのは大きなメリットです。ただし、上限が200℃のためピザの焦げ目をカリッとつけるような高温調理は苦手です。本格的なオーブン料理を求めるなら上位モデルが必要になりますが、「たまにオーブンを使いたい」レベルなら十分に活躍します。ER-S10Aはオーブン機能が一切ないため、温め以外の調理には別の器具が必要になります。
庫内サイズと使い勝手:23L vs 16L
庫内容量はER-S10Aの23Lに対し、ER-20Bは16Lです。この7Lの差は日常使いで意外と効いてきます。ER-S10Aは幅38.7cmの広い開口部を持ち、コンビニ弁当の大サイズやカレー皿などもストレスなく入ります。ER-20Bは一人前のお皿なら問題ありませんが、ファミリーサイズの容器や深めのボウルでは窮屈に感じることがあります。ドアの開き方もポイントで、ER-S10Aは縦開き(手前に倒す)、ER-20Bは横開きです。棚の高い位置に設置するなら横開きのER-20Bが便利ですし、カウンター置きなら縦開きのER-S10Aも問題ありません。
状況別おすすめガイド
温めの質を最優先したい方
コンビニ弁当やお惣菜の温めがメインで、「とにかくムラなく美味しく温めたい」という方にはER-S10Aがベストです。赤外線センサーの精度は温度センサーとは比較にならず、一度使えば違いを体感できます。オーブンは不要、温めの質だけは妥協しないという方にぴったりの1台です。
一人暮らしで省スペースに設置したい方
ワンルームや1Kのキッチンでスペースが限られている方にはER-20Bが適しています。本体サイズがコンパクトで重量も11kgと軽いため、冷蔵庫の上や小さな棚にも設置可能です。しかもオーブン付きなので、トースターを別に用意する必要がなく、キッチンスペースをさらに節約できます。
休日にちょっとしたオーブン料理を楽しみたい方
「普段はレンジで温めるだけだけど、たまにはグラタンやお菓子を作りたい」——そんな方にはER-20Bがおすすめです。200℃までのオーブン対応なので、簡単なオーブン料理には十分対応できます。初期投資を抑えつつ料理の幅を広げたい方にちょうどいい選択肢です。
家族の弁当や大皿料理を頻繁に温める方
23Lの大きめ庫内と幅38.7cmの広い開口部を持つER-S10Aなら、ファミリー向けの大きなお皿やお弁当箱もそのまま入ります。赤外線センサーによる均一な温めと合わせて、忙しい朝の時間帯でもストレスフリーに使えるのが魅力です。
コスパ重視で万能な1台が欲しい方
「予算は3万円以内、できるだけ多機能なものが欲しい」という方にはER-20Bが向いています。レンジ+オーブンの2役をこなしながら25,830円〜と手頃な価格を実現。温め性能はER-S10Aに譲りますが、日常使いでは十分実用的です。
よくある質問(FAQ)
Q. ER-S10Aは単機能レンジなのに3万円もするのはなぜですか?
A. 8つ目赤外線センサーや1000W高出力、撥水撥油コーティングなど、温め性能に特化した高品質パーツを搭載しているためです。一般的な単機能レンジは温度センサーのみですが、ER-S10Aは上位オーブンレンジと同等のセンサーを搭載しており、温め精度が格段に優れています。
Q. ER-20Bのオーブンでトーストは焼けますか?
A. はい、200℃のオーブン機能でトーストを焼くことは可能です。ただし、専用トースターに比べると予熱時間がかかり、焼き色のムラが出ることがあります。毎朝トーストを焼くヘビーユーザーの場合は、専用のトースターとの併用も検討してみてください。
Q. 冷凍食品の解凍はどちらが上手ですか?
A. 赤外線センサー搭載のER-S10Aの方がやや優れていますが、どちらも解凍に関しては完璧ではありません。解凍ムラは両機種の口コミで共通して指摘されているポイントです。解凍を上手に行うコツは、あらかじめ薄く平らにして冷凍しておくことです。
Q. ER-S10Aの冷却ファンはどの程度うるさいですか?
A. 加熱後に内部を冷却するためのファンが一定時間回ります。口コミでは「換気扇くらいの音」と表現される程度で、調理中はさほど気にならないという方が多いです。ただし、深夜の静かな環境では気になる可能性があります。
Q. どちらが電気代は安いですか?
A. 年間消費電力はER-S10Aが60.1kWh、ER-20Bが73.4kWhです。ER-S10Aの方が約18%省エネです。電気料金単価31円/kWhで計算すると、年間の差額は約410円程度になります。大きな差ではありませんが、長期的にはER-S10Aの方がランニングコストで有利です。
Q. ER-20Bの16Lでコンビニ弁当は入りますか?
A. 通常サイズのコンビニ弁当であれば問題なく入ります。ただし、幕の内弁当のような大型サイズの場合は斜めに入れたり、蓋を外したりする必要が出てくる場合があります。頻繁に大きめの容器を温める方は23LのER-S10Aの方がストレスなく使えます。
Q. ER-S10Aにトースター機能はありますか?
A. いいえ、ER-S10Aは単機能レンジのためオーブン・トースター・グリル機能は一切搭載していません。パンを焼きたい場合は別途トースターが必要です。温め専用と割り切って使う製品です。
まとめ
Bell
なるほど!方向性がまったく違うから、自分の使い方で選べばいいんだね。僕はオーブンも使いたいからER-20Bにしようかな。
Kura
いい選択だと思うよ!大事なのは「自分が何に使うか」をはっきりさせること。温め特化ならER-S10A、万能型ならER-20B。どちらも総合7.5点の実力機だから、後悔しない買い物になるはずだよ!
この記事のまとめ
- ER-S10Aは赤外線センサーと1000W出力で温め性能が圧倒的。温めの質にこだわる方に最適
- ER-20Bはオーブン付きでコスパ良好。省スペースで多機能を求める方におすすめ
- 総合スコアは両機種とも7.5点。優劣ではなく「用途の違い」で選ぶのが正解
- 解凍性能はどちらも課題あり。冷凍食品は薄く平らに保存するのがコツ
- 設置スペースが限られるならコンパクトなER-20B、庫内の広さが欲しいならER-S10A
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