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ティファールの電気圧力鍋は、1万円台前半から4万円台まで6モデルが並んでいます。同じブランド・同じ3Lサイズでも、価格が倍近く違うモデルが混在しているのが現在のラインナップです。
この価格差を生んでいるのが、ティファールが電気圧力鍋を2つの設計思想で展開していることです。本体画面のレシピナビに従って作る「クックフォーミー」と、レシピナビを省いて調理モードを充実させた「ラクラ・クッカー」。この2系統を混ぜて価格順に並べても、自分に合う1台は見えてきません。
この記事では、2026年7月時点で新品が流通しているティファール電気圧力鍋全6モデルを系統別・予算帯別に整理し、公式スペックと実売価格をもとに違いを解説します。
Bell
前に調べたときティファールの電気圧力鍋って3種類くらいだった気がするんだけど、今見たらすごく増えてない?
Kura
世代が入れ替わったんだ。前の主力だったラクラ・クッカー プラスもクックフォーミー3Lの旧型も、今は公式のラインナップから外れてる。だから今ある6台で考え直したほうがいいよ。
✅ この記事でわかること
- クックフォーミーとラクラ・クッカーの設計思想の違い
- 現行6モデルのスペック・価格帯を一覧で比較
- 同じ3Lでも価格が倍近く違う理由
- 家族人数・調理スタイル別のおすすめ機種
- 買わなくていい人の条件も含めた各機種の評価
- 旧モデル(CY353AJP・CY8748JP)を今から買うべきかの判断
【結論】迷ったらコレ!タイプ別おすすめ3選
先に結論をお伝えします。ティファールの電気圧力鍋は「レシピナビに頼りたいか」と「何人分を作るか」で最適解が変わります。以下の早見表で、あなたに合った1台をチェックしてください。
| こんな方に | おすすめ機種 | 実勢価格帯 | 販売ストア |
|---|---|---|---|
| 機能の多さと価格のバランス重視 |
🏆 ラクラ・クッカー CY380AJ0 |
1万円台後半 |
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| 大家族・作り置き・レシピナビ重視 |
🥈 クックフォーミー 6L CY8751JP |
3万円台 |
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| 1〜2人暮らし・置き場所を最優先 |
🥉 ラクラ・クッカー ミニ CY3401JP |
1万円台前半 |
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※価格は変動します。リンク先で最新価格をご確認ください。
ティファール電気圧力鍋の特徴と選び方のポイント
ブランドの強みと特徴
ティファールはフランス発の調理器具メーカーで、グループセブ傘下のグローバルブランドです。電気圧力鍋の分野では本体内蔵のレシピナビ機能を他社に先駆けて搭載し、「料理に自信がなくても画面の指示どおりに進めれば完成する」という独自のポジションを築いてきました。
ただし現在のラインナップは、そのレシピナビを積んだ製品ばかりではありません。ティファールは電気圧力鍋を2つの設計思想で並行展開しています。
| クックフォーミー CY9221JP / CY8751JP / CY8768JP |
レシピナビ型。本体の画面に材料と手順が表示され、指示どおりに進めるだけで料理が仕上がります。250〜270種類のレシピが内蔵されているため、献立を考える工程ごと任せられます。900〜1200Wと消費電力が大きく、予熱の待ち時間が短いのも特徴です。 |
|---|---|
| ラクラ・クッカー CY3811J0 / CY380AJ0 / CY3401JP |
マニュアル型。レシピナビは搭載せず、そのぶん調理モードの数と本体価格で勝負するシリーズです。付属のレシピブックを見ながらモードを選んで使います。600〜800Wと消費電力は控えめで、本体も一回り小さく作られています。 |
選ぶときの3つのチェックポイント
① 画面のレシピナビが必要か
レパートリーを増やしたい方、献立を考えるのが負担な方には、クックフォーミーの画面ナビゲーションが効きます。逆に「作るものは決まっていて、火加減だけ任せたい」という方にはラクラ・クッカーで十分です。この判断だけで候補が半分に絞れます。
② 何人分を作るか
目安は2.3Lが1〜2人分、3Lが2〜4人分、6Lが最大6人分です。6Lモデルは最大10合の炊飯にも対応するため、週末にまとめて作り置きする方はここが基準になります。ただし6Lは本体の奥行きが365mmあり、通常の3Lモデル(314〜326mm)より場所を取ります。置き場所を先に測っておくことをおすすめします。
③ 圧力調理以外に何をしたいか
現行モデルは付加機能の内訳がはっきり分かれています。以下のいずれかに心当たりがあるなら、その機能を持つモデルを選んでください。
- 低温でじっくり煮込みたい(75℃・85℃のスロークッキング/最大12時間) → クックフォーミー3機種すべて
- 混ぜながら煮たい・カレーや肉じゃがを鍋任せにしたい(自動かきまぜパドル) → CY3811J0
- 甘酒・ヨーグルトなどの発酵、パンやケーキのベイク → CY380AJ0
- 温度を指定した加熱をしたい(温度調理) → CY3401JP
ここは以前のラインナップから最も変わった部分です。かつては「低温調理をしたいならラクラ・クッカー一択」という整理が成り立ちましたが、現行世代ではクックフォーミー側がスロークッキングを標準搭載し、ラクラ・クッカー側は発酵・かきまぜ・温度調理がモデルごとに分散しています。シリーズ名ではなく型番単位で機能を確認してください。
型番の読み方
ティファールの型番は、頭の数字でシリーズと世代が判別できます。
- CY92xxJP → クックフォーミー タッチ(タッチパネル搭載の最上位)
- CY87xxJP → クックフォーミー(レシピナビ型の標準機)
- CY38xxJ0 → ラクラ・クッカー(3Lの現行世代)
- CY34xxJP → ラクラ・クッカー ミニ(2.3L)
- CY35xxJP → ラクラ・クッカー プラス/コンパクト(旧世代。公式ラインナップからは外れています)
全モデル比較一覧表
現行6モデルを価格帯別にまとめました。系統(クックフォーミー/ラクラ・クッカー)と価格の関係は、下のポジショニングマップで俯瞰できます。

※縦軸の「調理おまかせ度」は、内蔵レシピナビの有無・自動調理モードの数・予約や自動かきまぜなど手離れに関わる機能を編集部が5段階で整理したものです。青がクックフォーミー系、緑がラクラ・クッカー系です。
※スペックはティファール公式サイトの製品情報にもとづきます。価格帯は楽天市場・Amazon.co.jpの実売価格(安い方)を2026年7月時点で確認したものです。
【系統・予算別】各モデルの詳細解説
クックフォーミー系 ── 画面の指示どおりに作る3機種
クックフォーミーは、本体画面に表示される材料と手順に従って調理するティファール独自のスタイルです。250〜270種類のレシピが本体に内蔵されており、材料を用意すれば手順を考える必要がありません。3機種はいずれも75℃・85℃のスロークッキング(最大12時間)に対応しています。
クックフォーミー タッチ 3L CY9221JP
現行ラインナップの最上位機です。4.3型のカラータッチパネルを搭載し、レシピの検索や手順送りを画面のスクロールで操作できます。内蔵レシピは270種類で、Wi-Fi経由でアプリから新しいレシピを本体へ送ることもできます。圧力は100kPa・70kPa・40kPaの3段階を使い分けます。容量3L・消費電力900Wという基本性能はCY8768JPと同じで、価格差はほぼ操作系と通信機能に対する対価です。
👉 レシピを増やし続けたい方に。ただし内蔵レシピを一通り使えれば十分という方には、この差額は回収しにくいです。その場合は同じ3LのCY8768JPで足ります
※Amazonでは付属品違いのAmazon限定仕様(カッティングボード付き)が販売されています。
クックフォーミー 6L CY8751JP
容量6Lで最大6人分に対応する大容量モデルです。1200Wと現行6機種で最も消費電力が大きく、そのぶん予熱にかかる時間が短く済みます。内蔵レシピは250種類(うち無水調理40種類)。最大10合の炊飯に対応するのは6機種でこのモデルだけで、白米を炊く鍋を別に用意しなくてよくなります。予約は最大15時間、自動保温は5時間です。
👉 5人以上の家庭と、週末にまとめて作り置きする方に。逆に2〜3人分しか作らないなら、本体の奥行き365mmは持て余します
クックフォーミー 3L CY8768JP
クックフォーミーの3Lモデルです。内蔵レシピ250種類・消費電力900W・質量4.8kgで、6Lモデルより1.7kg軽く、幅も1cm以上小さくなっています。旧型のCY8748JPからの変更点はスロークッキングへの対応で、以前は「3Lを選ぶとスロークッキングを諦めることになる」という弱点がありましたが、現行モデルでは解消されています。中古で旧型を検討している方は、この差を確認してから決めてください。
👉 レシピナビは欲しいが6Lは置けない、という2〜4人家庭の標準解
※Amazonは出品状況が変動しているため、商品ページではなく検索結果へのリンクにしています。新品の出品を確認してからご購入ください。
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ラクラ・クッカー系 ── モードを自分で選ぶ3機種
ラクラ・クッカーはレシピナビを省いた分、調理モードの数と本体価格で勝負するシリーズです。付属のレシピブックを見ながらモードを選ぶ使い方になるため、作りたいものが決まっている方に向きます。3機種は容量も価格帯も機能も明確に分かれており、迷う余地は少ないはずです。
ラクラ・クッカー プロ 3L CY3811J0
シリーズ唯一の自動かきまぜ機能を持つモデルです。ステンレス製のパドルが鍋底から食材を混ぜるため、カレーや肉じゃがのように「途中で混ぜないと焦げる・味がまわらない」料理を鍋任せにできます。調理モードは13種類(圧力7+通常6)で、予約は加圧調理のみ最大12時間まで設定できます。内なべはセラミックコーティングで食洗機に対応します。
👉 混ぜる工程まで手放したい方に。ただし作るのが煮物・蒸し料理中心なら、かきまぜ機能の出番は多くありません
🏆 ラクラ・クッカー 3L CY380AJ0
現行6機種のなかで、機能の広さと価格のバランスが最も良いモデルです。1台12役(圧力調理・蒸す・無水調理・ごはん・玄米・スープ/炒め・煮る・ゆでる・発酵・ベイク・煮つめ仕上げ)で、甘酒やヨーグルトの発酵、パンやケーキのベイクまで守備範囲に入ります。スチーム洗浄機能を備えており、においが残りやすい料理の後始末が楽になります。予約は最大12時間。容量3Lで2〜4人分に対応し、質量4.8kgはクックフォーミー6Lより1.7kg軽い計算です。
👉 迷ったらこれ。1万円台後半で発酵・ベイクまで賄えます。逆にレシピを画面で見ながら作りたい方は、この機種では物足りません
ラクラ・クッカー ミニ 2.3L CY3401JP
容量2.3L(調理容量1.6L)の1〜2人向けモデルです。本体幅241mm・質量3.3kgと、6機種で唯一「片手で持ち上げて棚にしまえる」サイズに収まっています。1台10役で、3つのレシピモード(鍋・スープ・ワンプレート)と7つの調理モード(圧力・煮る・炒め・蒸す・炊飯・温度調理・無水調理)を備えます。温度調理を持つのは現行6機種でこの機種だけです。
👉 一人暮らし・二人暮らしで、置き場所から逆算して選ぶならこれ以外の選択肢は薄いです
🖊 どちらを上位に置くか迷った話
おすすめの筆頭をCY3811J0(プロ)にするかCY380AJ0にするかは、最後まで判断が割れました。かきまぜ機能は他社を含めても採用例が少なく、機能単体としては魅力があります。決め手にしたのは価格帯の位置です。CY3811J0は2万円台後半で、あと少し足すとレシピナビ付きのクックフォーミー3Lが視野に入ります。「レシピナビは要らない」と決めた方が、その価格帯まで上がる理由はかきまぜ機能ひとつになります。ここは好みが分かれるところで、カレーや煮込みを週に何度も作る方ならCY3811J0が上位でも構いません。
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Bell
僕、甘酒を作りたいからCY380AJ0がいいかも。でも一人暮らしだからミニのほうがサイズは合ってるんだよね…
Kura
そこは正直に言うと、電気圧力鍋を1台目に買う人がやりがちな失敗があってね。「あれもできる」で大きいほうを選んで、結局出しっぱなしにできなくて棚の奥に入る。奥に入った家電は二度と使わないよ。
Bell
…痛いところ突かれた。うちのホームベーカリーがまさにそれだ。ミニなら3.3kgだし出しっぱなしでもいけるかな。甘酒はもう少し考えるよ。
Kura
それでいいと思う。ただ甘酒を毎週作るくらいハマる自信があるなら、置き場所を作ってでもCY380AJ0を選ぶ価値はあるよ。そこは僕が決めることじゃない。
よくある質問(FAQ)
Q. クックフォーミーとラクラ・クッカーの一番の違いは何ですか?
A. 本体画面のレシピナビの有無です。クックフォーミー(CY9221JP・CY8751JP・CY8768JP)は250〜270種類のレシピを内蔵し、画面に表示される材料と手順に従うだけで調理できます。ラクラ・クッカー(CY3811J0・CY380AJ0・CY3401JP)はレシピナビを搭載しない代わりに、本体価格が抑えられており、発酵・かきまぜ・温度調理といった付加機能が機種ごとに用意されています。
Q. 旧モデルのCY353AJP・CY8748JPは今から買っても大丈夫ですか?
A. どちらもティファール公式の現行ラインナップからは外れています。市場在庫はまだ流通していますが、生産終了後は在庫が減るほど価格が上がる傾向があり、実際にCY353AJPは発売当初の価格帯から上振れしています。同じ予算なら現行モデルのほうが選択肢として合理的です。特にCY8748JPは、後継のCY8768JPでスロークッキングに対応した経緯があるため、価格が同等なら現行機を選ぶことをおすすめします。
Q. 3Lと6L、何人家族ならどちらがおすすめですか?
A. 4人家族までなら3L(調理容量2L)で日常の食事作りに足ります。5人以上、または作り置きをする方は6LのCY8751JPです。6Lは最大10合の炊飯にも対応します。ただし6Lは奥行き365mmと大きいため、購入前に設置場所の寸法を測っておいてください。
Q. クックフォーミー タッチ(CY9221JP)と3L(CY8768JP)の違いは何ですか?
A. 容量3L・消費電力900Wという基本性能は共通です。違いは操作系と通信機能で、CY9221JPは4.3型カラータッチパネルとWi-Fi接続に対応し、アプリからレシピを追加できます。内蔵レシピ数も270種類と20種類多くなっています。逆に言えば差はそこだけなので、内蔵レシピで足りる方はCY8768JPで問題ありません。
Q. ティファールの電気圧力鍋で低温調理はできますか?
A. モデルによって呼び名と対応範囲が異なります。クックフォーミー3機種はスロークッキング(75℃・85℃/最大12時間)に対応します。ラクラ・クッカー側では、CY3401JPが温度を指定する温度調理モードを、CY380AJ0が発酵モードを備えます。ローストビーフのように厳密な温度管理を求める調理は、専用の低温調理器と同じ精度で扱えるわけではないため、公式のレシピブックに記載された範囲で使うことをおすすめします。
Q. お手入れは大変ですか?
A. 現行モデルはいずれも内なべがセラミックコーティングで、食洗機に対応しています。CY380AJ0はスチーム洗浄機能を搭載しており、においが残りやすい料理の後でも本体側のケアが楽になります。クックフォーミーは内ぶた周りの部品点数がやや多いぶん、洗う手間は増えます。
Q. ティファールと他メーカー(アイリスオーヤマ・シロカ等)の違いは?
A. ティファールの強みは本体内蔵のレシピナビと、900〜1200Wという消費電力の大きさによる予熱の速さです。アイリスオーヤマは1万円前後の価格帯が主戦場、シロカは高い圧力値を売りにしています。詳しくは以下の比較記事をご覧ください。
📖 他メーカーとの比較記事
まとめ
ティファールの電気圧力鍋は、画面のレシピナビに従うクックフォーミーと、モードを自分で選ぶラクラ・クッカーの2系統6モデルに整理できます。最後に、判断の分かれ目だけ並べておきます。
- 献立を考える工程ごと任せたい → クックフォーミー(3〜4万円台)
- 作るものは決まっている・火加減だけ任せたい → ラクラ・クッカー(1〜2万円台)
- 5人以上または作り置き → CY8751JP(6L・最大10合炊飯)
- 1〜2人・置き場所優先 → CY3401JP(2.3L・3.3kg)
- 発酵やベイクまで使いたい → CY380AJ0(1台12役)
今回のラインナップ更新で、以前は「安いほうを選ぶとスロークッキングを諦める」「低温系はラクラ・クッカーだけ」といった単純な線引きが成り立っていた部分が崩れました。シリーズ名で決めず、型番単位で機能表を確認してください。半年後の自分がどの機能を毎週使っているかを想像して、そこに一番近い1台を選ぶのが確実です。
※本記事の価格帯は2026年7月時点の楽天市場・Amazon.co.jpでの実売価格(安い方)にもとづきます。価格は変動しますので、購入時はリンク先で最新価格をご確認ください。※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。リンク経由でのご購入により、当サイトに報酬が発生する場合がありますが、記事内容や評価には影響しません。※スペック情報はティファール公式サイトの製品ページを参照しています。
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