【2026最新】霧ヶ峰ZW2226とX2226の違い4つ|上位を選ぶ価値はある?

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三菱電機の霧ヶ峰、6畳用のZシリーズ MSZ-ZW2226-WとXシリーズ MSZ-X2226-W。本体価格はどちらも21万円台で、ほぼ並んでいます。

前の2225世代では「上位のZのほうが本体価格で大きく安い」という逆転現象が話題になりました。2226世代ではその差が消え、価格で選ぶ理由がなくなっています。さらに、以前はZだけの特徴だった再熱除湿とはずせるボディが、2026年モデルではXにも搭載されました。つまり価格でも除湿でもお手入れでも差がつかなくなったのが、この2機種の現在地です。

では何が違うのか。三菱電機の公式スペックと機能比較表で突き合わせると、残った差は4つに絞られます。この記事ではその4点と、どちらを選ぶべきかの判断基準を整理します。

Bell

Bell

去年の記事で「Zのほうが安い」って読んだ気がするんだけど、今見たら値段ほとんど同じだよ?僕の勘違い?

Kura

Kura

勘違いじゃないよ。1つ前の2225世代は本当にそうだった。世代が変わって並んだんだ。エアコンは毎年こういう入れ替えが起きるから、去年の比較記事をそのまま信じると足をすくわれる。

✅ この記事でわかること

  • 2026年モデルで残ったZとXの違い4つ
  • 前世代から変わった点(除湿・お手入れの差が消えた理由)
  • 公式スペックで見る省エネ性能と低温暖房能力の差
  • 本体価格と工事費込みで結論が変わる価格の見方
  • どちらを選ぶべきかの判断基準とFAQ
目次

【結論】おすすめ早見表

結論から書きます。6畳用で迷っているならZシリーズ MSZ-ZW2226-Wです。本体価格がほぼ同じなのに、センサー・暖房・清潔機能で上回るためです。ただしXシリーズにも「ハイブリッド運転」というZにない機能があり、ここに価値を感じる方は選ぶ理由になります。

こんな方に おすすめ機種 価格帯
同じ価格なら機能が多いほうがいい 🏆 霧ヶ峰 Zシリーズ
MSZ-ZW2226-W
本体21万円台
工事費込セットも同水準
寒い地域で暖房を主役に使う 🏆 霧ヶ峰 Zシリーズ
MSZ-ZW2226-W
本体21万円台
工事費込セットも同水準
扇風機を併用して電気代を抑えたい 🥈 霧ヶ峰 Xシリーズ
MSZ-X2226-W
本体21万円台
工事費込は22万円台〜
霧ヶ峰 Zシリーズ MSZ-ZW2226-W

🏆 霧ヶ峰 Zシリーズ MSZ-ZW2226-W(ベストバイ)

※本体価格です(標準工事費別)。価格は変動します。リンク先でご確認ください

霧ヶ峰 Xシリーズ MSZ-X2226-W

🥈 霧ヶ峰 Xシリーズ MSZ-X2226-W

※本体価格です(標準工事費別)。価格は変動します。リンク先でご確認ください

6畳用エアコン選びで押さえる5つのポイント

1. 部屋の広さに対する余力を見る

カタログの「6〜9畳」は、木造和室で6畳、鉄筋コンクリート洋室で9畳という意味です。ZシリーズもXシリーズも6畳用は冷房2.2kW・暖房2.5kWで、この数字自体は同じです。日当たりが強い部屋や天井が高い部屋では、能力の上限(最大出力)に余力がある機種のほうが立ち上がりで有利になります。

2. 省エネ性能は数字で比べる

APF(通年エネルギー消費効率)と期間消費電力量は、長く使うほど効いてきます。2機種のAPFはZが6.9、Xが6.7。期間消費電力量はZが603kWh、Xが621kWhです。1kWhあたり27円で計算すると年間の差はおよそ500円で、劇的な差ではありません。10年使えば5,000円前後の違いになります。

3. 除湿方式は2026年モデルで横並びになった

除湿の快適さを左右するのが再熱除湿の有無です。冷やした空気に温かい空気を混ぜて送り出すため、室温を下げすぎずに湿度だけを落とせます。2225世代まではこれが上位シリーズの特権でしたが、2026年モデルではZ・Xとも「さらっと除湿冷房」として再熱除湿方式を搭載しています。ここで選ぶ理由はなくなりました。

4. センサーは体感の差として出る

霧ヶ峰の看板である「ムーブアイ」には世代差があります。Zシリーズの「ムーブアイmirA.I.+」は個人ごとの温冷感の違いまで検知し、さらに脈拍を読む「エモコアイ」を併載します。Xシリーズは標準の「ムーブアイ」で、室内の温度分布は見ていますが、人ごとの体感差までは追いません。

5. 寒い時期の粘りを確認する

エアコン暖房で見落とされがちなのが霜取り運転です。室外機に霜が付くと暖房を止めて霜を溶かす必要があり、その間は室温が下がります。外気2℃時の低温暖房能力はZが4.1kW、Xが3.9kW。加えてZには霜取り回数そのものを減らす「快適ロング暖房」があります。

総合スコア&ランキング

公式スペックと搭載機能をもとに、5つの評価軸で各機種を10点満点で採点しました。今回の2機種の相対的な位置関係を示すもので、他の記事のスコアと絶対比較する目的のものではありません。

📊 採点基準

  • センサー・自動制御:搭載センサーの種類と、自動運転で人に合わせられる範囲の広さ
  • 省エネ性能:APF・期間消費電力量・2027年度省エネ基準達成率
  • 暖房の粘り強さ:低温暖房能力と、霜取り時に暖房が途切れにくい機能の有無
  • お手入れのしやすさ:自分で外して掃除できる範囲と、カビ・汚れを抑える機能
  • 価格の納得感:実勢価格に対して得られる機能の量

※スペックは三菱電機の公式シリーズ比較表および各機種の納入仕様書を参照。価格は2026年7月時点の楽天市場の新品最安値(本体のみ)です。

霧ヶ峰ZシリーズとXシリーズのスペック比較レーダーチャート
評価項目 🏆 Zシリーズ
MSZ-ZW2226-W
🥈 Xシリーズ
MSZ-X2226-W
センサー・自動制御 9.5 7.0
省エネ性能 9.0 8.5
暖房の粘り強さ 9.0 7.5
お手入れのしやすさ 8.5 8.0
価格の納得感 8.0 7.0
総合評価 8.8 7.6

5項目すべてでZが上回る結果になりました。ただし差が大きいのはセンサーと暖房の2項目で、省エネとお手入れは僅差です。お手入れのしやすさを0.5点差にとどめたのは、はずせるボディもフィルターおそうじメカも両機種が同じように搭載しており、差はカビの発生を抑える「カビガード」の有無だけだからです。ここを大きな差として書くのは実態に合いません。

霧ヶ峰 Zシリーズ MSZ-ZW2226-W 詳細レビュー

霧ヶ峰 Zシリーズ MSZ-ZW2226-W

Bell

Bell

脈拍を測るセンサーが入ってるって聞いたんだけど、エアコンがそこまでする必要ある?ちょっと怖いんだけど。

Kura

Kura

カメラじゃなくて赤外線で温度を見てるだけだから、姿が映るわけじゃない。ただ正直に言うと、この手の機能は効き目を実感しにくい人もいる。過信しないほうがいいとは思うよ。

Zシリーズは霧ヶ峰の中でプレミアムモデルに位置づけられ、6畳用から広い部屋用まで容量を幅広く揃えています。2026年モデルでは不在時の節電制御が強化され、リモコンの受信音を消せる「消音モード」が加わりました。

型番 MSZ-ZW2226-W(室外機 MUZ-ZW2226)
適用畳数 冷房6〜9畳 / 暖房6〜7畳
冷房能力 2.2kW(0.6〜3.4kW)
暖房能力 2.5kW(0.6〜5.2kW)/低温時 4.1kW
センサー ムーブアイmirA.I.+ / エモコアイ
除湿方式 さらっと除湿冷房(再熱除湿方式)
省エネ性能 APF 6.9/期間消費電力量 603kWh/2027年度基準達成率 104%
実勢価格 本体21万円台(標準工事費別)

ムーブアイmirA.I.+は高精度の赤外線センサーで床や壁の温度を読み、そこから人ごとの温冷感の差まで推定します。暑がりの人と寒がりの人が同じ部屋にいる状況で、それぞれに向けた気流をつくり分けるのがこのセンサーの役割です。

エモコアイは非接触で脈拍を捉えるバイタルセンサーです。体が暑さを感じ始める前段階を推定し、設定温度に達する前から風量や気流を調整します。

暖房側で効くのが快適ロング暖房です。室外機の霜取り運転そのものの回数を減らす制御で、寒い日の暖房が途切れる場面を減らせます。この機能はXシリーズにはありません。

✅ メリット

  • mirA.I.+とエモコアイの2つのセンサーで、人に合わせた自動運転の幅が広い
  • 快適ロング暖房で霜取り回数を減らせるため、寒い時期の暖房が途切れにくい
  • 低温暖房能力4.1kWとAPF6.9はXシリーズを上回る
  • カビガード・ランドリーモードなど、Xにはない清潔・生活機能が付く
  • 本体価格がXシリーズとほぼ同じ水準まで下りてきている

⚠️ デメリット

  • 室内機の奥行きが389mmあり、壁掛け位置によっては圧迫感が出る(→ 設置前に上部と左右の余裕を測っておけば避けられます)
  • 機能が多いぶんリモコンの項目数が増え、使いこなすまでに時間がかかります
  • 扇風機と連携して電気代を抑える「ハイブリッド運転」はXシリーズだけの機能で、Zにはありません

Zシリーズの評判と注意点

※MSZ-ZW2226-Wは登場から日が浅く購入者レビューがまだ出そろっていないため、以下は同じ筐体と基本設計を引き継ぐ前世代MSZ-ZW2225の声の傾向と、価格.comの掲示板で2226について交わされている話題を整理したものです。

✅ 評価されているポイント

  • 自動運転に任せたときの温度の落ち着き方を評価する声が多い
  • スマホアプリからの遠隔操作が実用的で、帰宅前の起動に使っているという声
  • フィルター掃除の手間が減ったことを挙げる人が目立つ

⚠️ 購入前に知っておきたい注意点

  • 2226世代では運転の切り替わり時に低い唸り音が出るという指摘が掲示板で複数交わされています
  • 室外機の設置場所によっては、隣家への音の配慮が必要という話題が出ています
  • 本体の奥行きがあるため、配管の取り回しに苦労したという報告があります
霧ヶ峰 Zシリーズ MSZ-ZW2226-W

霧ヶ峰 Zシリーズ MSZ-ZW2226-W

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

霧ヶ峰 Xシリーズ MSZ-X2226-W 詳細レビュー

霧ヶ峰 Xシリーズ MSZ-X2226-W

Bell

Bell

値段が同じで機能が少ないなら、Xって選ぶ意味なくない?

Kura

Kura

6畳用に関してはその見方でほぼ合ってる。ただXにしかない機能もあるし、価格は容量が上がると順位が入れ替わることもあるんだ。だから「Xは常に不利」とまでは言えないよ。

Xシリーズはハイスペックモデルという位置づけで、Zシリーズと同じ筐体(高さ295×幅799×奥行389mm・16kg)を使っています。2026年モデルでは再熱除湿とはずせるボディを搭載し、以前はZだけの装備だった部分がここで並びました。

型番 MSZ-X2226-W(室外機 MUZ-X2226)
適用畳数 冷房6〜9畳 / 暖房6〜7畳
冷房能力 2.2kW(0.7〜3.4kW)
暖房能力 2.5kW(0.7〜5.1kW)/低温時 3.9kW
センサー ムーブアイ(標準)
除湿方式 さらっと除湿冷房(再熱除湿方式)
省エネ性能 APF 6.7/期間消費電力量 621kWh/2027年度基準達成率 101%
実勢価格 本体21万円台(標準工事費別)

Xシリーズを選ぶ理由になるのがハイブリッド運転です。体感温度に応じてエアコンの冷房と送風を自動で切り替え、扇風機を併用するような使い方を機械側が判断して行います。冷やしすぎを避けながら消費電力を抑える狙いの機能で、Zシリーズには搭載されていません。

2か所同時空調は左右のフラップを別々に動かし、離れた2か所へ同時に気流を送る機能です。こちらはZシリーズにも搭載されているため、差にはなりません。

✅ メリット

  • ハイブリッド運転を搭載し、冷やしすぎを避けながら消費電力を抑えられる
  • 再熱除湿を搭載するため、梅雨時の除湿でZシリーズに引けを取らない
  • はずせるボディとフィルターおそうじメカを備え、お手入れの手間はZとほぼ同じ
  • 2027年度省エネ基準を達成率101%でクリアしている

⚠️ デメリット

  • センサーは標準のムーブアイのみで、人ごとの体感差に合わせる制御は行えません
  • 快適ロング暖房が非搭載のため、寒い日は霜取りで暖房が止まる回数がZより多くなります
  • 低温暖房能力3.9kW・APF6.7はいずれもZシリーズを下回ります
  • 本体価格がZとほぼ同水準のため、6畳用では価格面の優位がありません(→ 工事費込みセットは店舗によって条件が変わるので、購入時は両方の総額で比べてください)

Xシリーズの評判と注意点

※MSZ-X2226-Wは2026年2月発売で、購入者レビューはまだ投稿されていません。以下は同じ筐体・同じ基本設計を引き継ぐ前世代MSZ-X2225に寄せられた声の傾向をまとめたものです。

✅ 評価されているポイント

  • 電気代が想定より抑えられたという声が目立ちます
  • リモコンの表示が見やすく、操作項目が絞られている点を評価する人がいます
  • アプリからの遠隔操作は上位機種と同じように使えるという声があります

⚠️ 購入前に知っておきたい注意点

  • 室内機の奥行きがあり、狭い部屋では圧迫感を感じるという指摘があります
  • 除湿運転で設定を詰めないと室温が下がりすぎるという声があります
  • フラップの動作音が気になるという報告が一定数あります
霧ヶ峰 Xシリーズ MSZ-X2226-W

霧ヶ峰 Xシリーズ MSZ-X2226-W

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

スペック比較表

項目 🏆1位
三菱電機 霧ヶ峰
Zシリーズ
MSZ-ZW2226-W
🥈2位
三菱電機 霧ヶ峰
Xシリーズ
MSZ-X2226-W
⚡ 基本性能
冷房能力 2.2kW0.6〜3.4kW可変 2.2kW0.7〜3.4kW可変
暖房能力 2.5kW0.6〜5.2kW可変 2.5kW0.7〜5.1kW可変
低温暖房能力 4.1kW外気2℃時 3.9kW外気2℃時
適用畳数 冷房6〜9畳暖房6〜7畳 冷房6〜9畳暖房6〜7畳
🔋 省エネ性能
APF 6.9通年エネルギー消費効率 6.7通年エネルギー消費効率
期間消費電力量 603kWhJIS C 9612:2013 621kWhJIS C 9612:2013
省エネ基準達成率 104%2027年度基準 101%2027年度基準
🔍 センサー・自動制御
人感センサー ムーブアイmirA.I.+個人の温冷感差まで検知 ムーブアイ体感温度を検知
エモコアイ 搭載脈拍から快・不快を推定 非搭載
ハイブリッド運転 非搭載 搭載扇風機と自動で切替
A.I.換気アシスト 搭載 非搭載
💧 除湿・冷房
除湿方式 さらっと除湿冷房室温が下がらない再熱除湿方式 さらっと除湿冷房室温が下がらない再熱除湿方式
🔥 暖房
快適ロング暖房 搭載霜取り回数を削減 非搭載
10℃キープ暖房 搭載 搭載
急速Wヒート 搭載 搭載
室温キープシステム 搭載霜取り中の室温低下を抑制 搭載霜取り中の室温低下を抑制
🧼 清潔・お手入れ
はずせるボディ 搭載 搭載
フィルターおそうじメカ 搭載はずせるタイプ 搭載はずせるタイプ
カビガード 搭載 非搭載
内部クリーン 搭載 搭載
📱 快適機能・アプリ
みまもり快眠 搭載 搭載
ランドリーモード 搭載部屋干しサポート 非搭載
サーモでみまもり 搭載サーモ画像で室内確認 非搭載
MyMUアプリ 無線LAN内蔵 無線LAN内蔵
📐 本体設計
室内機寸法 295×799×389mm高さ×幅×奥行 295×799×389mm高さ×幅×奥行
室内機質量 16kg 16kg
電源 単相100V15A 単相100V15A
⭐ 総合スコア(10点満点)
センサー・自動制御 9.5 7.0
省エネ性能 9.0 8.5
暖房の粘り強さ 9.0 7.5
お手入れのしやすさ 8.5 8.0
価格の納得感 8.0 7.0
総合評価 8.8 7.6
💳 価格・購入
実勢価格 21万円台本体のみ・工事費別 21万円台本体のみ・工事費別
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2026年モデルで残った違いは4つ

1. センサー——人ごとの体感差まで見るかどうか

Bell

Bell

えっ、じゃあ去年の記事に書いてあった「再熱除湿はZだけ」っていうのは、もう間違いってこと?

Kura

Kura

2226世代については間違いだね。三菱の公式比較表を見ると、ZもXも除湿欄は「さらっと除湿冷房(室温が下がらない再熱除湿方式)」で同じ表記になってる。世代が変わったら前提から確かめ直さないといけないんだ。

ZシリーズのムーブアイmirA.I.+は、赤外線センサーで室内の温度分布を読んだうえで、そこにいる人ごとの温冷感の違いを推定します。さらにエモコアイが脈拍から快・不快の傾向を捉え、本人が暑さを自覚する前の段階で運転を調整します。

Xシリーズは標準のムーブアイで、室温と人のいる位置は把握しますが、人ごとの体感差までは扱いません。1人で使う寝室のように「自分の好みの温度が決まっている」使い方であれば、この差はほとんど問題になりません。逆に、家族で温度の好みが割れる部屋ではZの制御が効いてきます。

2. 暖房——霜取りで止まる回数が変わる

外気温が下がると室外機に霜が付き、エアコンは暖房を中断して霜を溶かします。快適ロング暖房はこの霜取り運転の回数自体を減らす制御で、Zシリーズのみの搭載です。

ただし「霜取り中の室温低下を抑える室温キープシステム」と「立ち上がりを速める急速Wヒート」、そして「10℃キープ暖房」は、2026年モデルではXシリーズにも搭載されています。つまり暖房で完全に差がつくのは快適ロング暖房の1点で、あとは低温暖房能力4.1kW対3.9kWという能力差です。関東以西の平地であれば体感できるほどの差にならない場面も多く、ここは住む地域で評価が割れるところです。

3. 清潔・生活まわり——カビガードとランドリーモード

はずせるボディもフィルターおそうじメカも両機種に載っているため、日常のお手入れの手間はほぼ同じです。差になるのは、内部のカビの発生を抑えるカビガードと、部屋干しを支援するランドリーモード、それにアプリで室内のサーモ画像を確認できるサーモでみまもりの3つで、いずれもZシリーズだけの装備です。

洗濯物を室内に干す機会が多い家庭ではランドリーモードが効きます。一方、これらを使わない生活であれば、この項目は差として意識しなくて構いません。

4. ハイブリッド運転——これはXシリーズだけ

ここまではZが優位な話が続きましたが、ハイブリッド運転はXシリーズだけの機能です。冷房と送風を体感温度に応じて自動で切り替え、扇風機を併用するような運転を機械が判断して行います。冷房で体を冷やしすぎたくない方や、消費電力を抑える運転を自動でやってほしい方には、これがX側の選択理由になります。

価格の見方——本体と工事費込みで結論が変わる

6畳用の本体価格は、2026年7月時点でZ・Xとも21万円台に並んでいます。前の2225世代にあった「上位のZのほうが大幅に安い」という状態は解消されました。

ただし工事費込みのセット価格で比べると景色が変わります。Zシリーズは標準工事費込みのセットが本体のみとほぼ変わらない価格で出ている店があり、その場合は工事費込みの総額でZのほうが安くなります。本体価格だけを見て決めず、工事費込みの総額で比べてください。ここは店舗ごとの設定差が大きく、時期によっても入れ替わります。

どちらを選ぶべきか——状況別ガイド

家族で使うリビングに設置する方 → Zシリーズ

暑がりの人と寒がりの人が同じ部屋にいる状況で差が出ます。mirA.I.+が人ごとの体感差を推定し、エモコアイが暑さを感じ始める前段階を捉えます。価格がXとほぼ同じである以上、この用途でXを選ぶ理由は見つかりません。

霧ヶ峰 Zシリーズ MSZ-ZW2226-W

霧ヶ峰 Zシリーズ MSZ-ZW2226-W

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

寒い地域で暖房を主役に使う方 → Zシリーズ

低温暖房能力が4.1kWとXより高く、快適ロング暖房で霜取りの回数も抑えられます。真冬の朝に暖房が途切れる場面を減らしたいなら、この差は効いてきます。東北・北海道や山間部での使用を想定しているなら迷う必要はありません。

洗濯物を室内で干す機会が多い方 → Zシリーズ

ランドリーモードを搭載しているのはZシリーズです。再熱除湿はXにも載ったので除湿そのものは両方できますが、部屋干し用の運転が用意されている点で扱いやすさに差があります。

冷やしすぎが苦手で、自動で電気代を抑えたい方 → Xシリーズ

ハイブリッド運転は冷房と送風を体感に応じて切り替えるXシリーズだけの機能です。冷房の風が苦手な方や、扇風機を併用する使い方をエアコン側に任せたい方には合います。センサーの世代差より、この運転方式に価値を感じるかどうかで決めてください。

霧ヶ峰 Xシリーズ MSZ-X2226-W

霧ヶ峰 Xシリーズ MSZ-X2226-W

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

よくある質問(FAQ)

Q. ZシリーズとXシリーズの最大の違いは何ですか?

A. センサーです。Zシリーズは「ムーブアイmirA.I.+」と「エモコアイ」を組み合わせ、人ごとの温冷感の差や脈拍まで読んで運転を調整します。Xシリーズは標準の「ムーブアイ」で、室温と人の位置は捉えますが個人差には対応しません。このほか快適ロング暖房・カビガード・ランドリーモード・サーモでみまもりがZだけの装備です。

Q. 再熱除湿があるのはZシリーズだけですか?

A. 2026年モデルは両方に搭載されています。三菱電機の公式シリーズ比較表でも、Z・Xとも除湿欄は「さらっと除湿冷房(室温が下がらない再熱除湿方式)」と同じ表記です。前の2225世代の情報では「Zのみ」と説明されている場合がありますので、世代を確認してください。

Q. 上位のZシリーズのほうが安いと聞きましたが本当ですか?

A. 2225世代の話で、2226世代では当てはまりません。以前はZが量販ルート中心、Xが工事費込みセット中心という販売の違いから本体価格が逆転していました。2226世代は本体価格でどちらも21万円台に並んでいます。ただし工事費込みの総額では店舗によってZのほうが安くなる場合があるため、総額で比べることをおすすめします。

Q. 2027年度の省エネ基準には対応していますか?

A. どちらも達成しています。省エネ基準達成率はZシリーズが104%、Xシリーズが101%で、いずれも2027年度基準に対する数値です。APFはZが6.9、Xが6.7です。

Q. 電気代はどのくらい違いますか?

A. 期間消費電力量はZが603kWh、Xが621kWhです。1kWhあたり27円で計算すると年間の差はおよそ500円になります。エアコンの本体価格差に比べれば小さく、電気代だけで機種を決める根拠にはなりません。

Q. 設置時に注意すべきことはありますか?

A. 両機種とも室内機の外形寸法は高さ295×幅799×奥行389mmで共通です。壁面の上部と左右の余裕、エアコン専用コンセント(100V・15A)の有無と形状、室外機を置く場所を事前に確認してください。配管の許容長は15mです。

Q. スマホ連携は両モデルとも使えますか?

A. どちらも無線LAN内蔵で、MyMUアプリから遠隔操作やタイマー設定が行えます。別売りのアダプターは不要です。ただしアプリで室内のサーモ画像を確認できる「サーモでみまもり」はZシリーズのみの機能です。

まとめ

Bell

Bell

値段が同じならZでいいと思ったけど、ハイブリッド運転はちょっと気になるな…僕、冷房の風が苦手なんだよね。

Kura

Kura

その悩み方は正しいと思う。数の上ではZが勝つけど、風が苦手な人にとってハイブリッド運転は毎日効く機能だからね。機能の数で決めるか、自分が毎日困ってることで決めるか、だよ。

霧ヶ峰 Zシリーズ(MSZ-ZW2226-W)とXシリーズ(MSZ-X2226-W)の比較をまとめます。

  • 本体価格は21万円台で並んだ。2225世代にあった価格の逆転は2226世代では解消されている
  • 再熱除湿とはずせるボディは両方に搭載された。以前Zの強みとされていた部分は差ではなくなった
  • 残った違いは4つ。センサー(mirA.I.+とエモコアイ)、快適ロング暖房、カビガード・ランドリーモード等の生活機能、そしてXだけのハイブリッド運転
  • 省エネはZがやや上。APF 6.9対6.7、2027年度基準達成率104%対101%。年間の電気代差は500円程度
  • 価格は工事費込みの総額で比べる。本体だけを見ると差がなくても、セット価格では順位が入れ替わることがある

機能の数で選ぶならZシリーズ、冷房の風の当たり方で選ぶならXシリーズ。半年後に毎日どちらのボタンを押しているかを想像して決めてください。

霧ヶ峰 Zシリーズ MSZ-ZW2226-W

🏆 ベストバイ:霧ヶ峰 Zシリーズ MSZ-ZW2226-W

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

霧ヶ峰 Xシリーズ MSZ-X2226-W

🥈 霧ヶ峰 Xシリーズ MSZ-X2226-W

※価格は変動します。リンク先でご確認ください

免責事項

本記事の情報は2026年7月時点のものです。スペックは三菱電機の公式サイト・納入仕様書・公式シリーズ比較表を参照しています。価格・仕様・在庫状況は変動する場合があります。最新情報は各販売サイトおよびメーカー公式サイトでご確認ください。本記事にはアフィリエイトリンクが含まれており、リンク経由での購入により当サイトが報酬を受け取る場合があります。これは商品の価格や評価に影響するものではありません。

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この記事を書いた人

スペック表を眺めるのが至福の時間という生粋の家電オタク。
「好き」が高じて大手メーカーの商品企画職へ。その後、米国大学院でデータサイエンスを学び、現在は機械学習エンジニアとして活動中。
メーカーの「裏側」とデータの「事実」を掛け合わせ、あなたにぴったりの一台を提案します。

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